JPS6382282A - プログラム制御式糸条巻取装置の巻取方法 - Google Patents

プログラム制御式糸条巻取装置の巻取方法

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JPS6382282A
JPS6382282A JP22722086A JP22722086A JPS6382282A JP S6382282 A JPS6382282 A JP S6382282A JP 22722086 A JP22722086 A JP 22722086A JP 22722086 A JP22722086 A JP 22722086A JP S6382282 A JPS6382282 A JP S6382282A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、糸条の巻取装置の制御方法、特にI員傷をき
らう中空糸、異形断面糸および高付加価値糸をプログラ
ム制御によって巻取る巻取装置の制御方法に関する。
(従来の技術) 近時、巻取装置が巻取る糸条によって巻取条件が異なる
為に多様化する傾向がある。また1つの巻取装置で種々
の条件の巻取が行なえる様なフレキシビリイティを持っ
た巻取装置のニーズが高まる傾向がある。従来の糸条の
巻取はフリクションローラ駆動型巻取装置やスピンドル
駆動型巻取装置等を用いて、糸条に接触して糸条の巻取
速度を検知し、この巻取速度に基づいて糸条の巻取りを
制御する方法、あるいは糸条に接触して糸条の張力を検
知し、この張力に基づいて制御する方法によって行われ
ている。また、糸条の種類や糸質等の様々な情報に基き
プログラムを作成して巻取を行う、いわゆるプログラム
制御式巻取方法も既に実用化されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の糸条巻取装置の巻取方
法は、検知器が糸条に接触してセンサ情報を取り出す態
様であり、また紡糸装置と巻取装置の間、あるいは装置
内の種々のローラと糸条が接触する態様であったため、
中空糸や異形断面糸等の形状の複雑なものあるいは毛羽
を嫌う高付加価値糸条には接触の際の損傷を防ぐ観点か
ら使用することができないという問題点がある。また、
従来公知のプログラム制御式巻取方法をこれらの糸条に
適用した場合には糸条の種類、糸質、糸条の太さ、糸条
の巻取長さ等の条件が変わる度にプログラムを新たに作
成する必要が生し、これらの新しいプログラムの作成に
多大な労力と時間を要することがあり、実用性に大きな
問題があった。
このように、糸条に接触して巻取速度や糸条の張力等を
検知する方法あるいは巻取条件が変わる度にプログラム
を作成するような従来の巻取方法では、手間、コスト面
で問題があるばかりか巻取装置自体が複雑化し、特に損
傷をきらう中空糸、異形断面糸および高付加価値糸条を
使用した際にその不具合が顕著なものとなる。このよう
な理由から、いかなる糸条であっても最適巻取条件で正
確に低コストで巻取りできる方法の実現が望まれており
、特に、今日のように少量多種生産される場合や銘柄の
変更が頻繁に行われる場合等に適切に対応して、巻取機
のFMS化を容易に実施することができる方法が要望さ
れている。
(発明の目的) そこで本発明は、糸条が最適な条件で巻取られるように
予め基礎巻取パターンを設定しておき、巻取条件に変更
があると特定要素のみを入力して、前記基礎巻取パター
ンを修正することにより、糸条の種類、糸条の太さおよ
び巻取長さ等の異なるいかなる糸条であっても新たなプ
ログラムの作成作業をなくして、巻取の際の作業性、生
産性の向上および低コスト化を図ることを目的としてい
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明によるプログラム制御式糸条巻取装置の巻取方法
は上記目的達成のため、糸条の張力または巻取速度を検
出する検出器等を用いないで糸条を巻取るプログラム式
糸条巻取方法であって、糸条が巻取る際の様々な要素に
より、糸条を最適な条件で巻取られるように、予め基礎
巻取パターンを作成しておき、糸条の太さ、巻取長等が
変った場合に、該基礎巻取パターンを特定要素のみを入
力することにより修正し、この修正されたパターンによ
って糸条の巻取をプログラム制?111するようにして
いる。
(作用) 本発明では、糸条が最適な条件で巻取られるように予め
基礎巻取パターンが設定されるとともに、巻取条件に変
更があると特定要素のみを入力して前記基礎巻取パター
ンが修正される。したがって、糸条の種In、糸条の太
さおよび巻取長さ等の条件が変わっても新たなプログラ
ム作成作業をなくして巻取の際の作業性、生産性の向上
および低コスト化が図られる。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1〜130は本発明に係るプログラム制fffJ式巻
取方法を適用した巻取装置の第1実施例を示す図である
まず、構成を説明する。第1図は巻取装置の正面図、第
2図は巻取装置の側面図である。第1図において、1は
巻取装置であり、巻取装置1の前方には巻取ボビン7を
保持したスピンドル2が配置されている。スピンドル2
は巻取装置内部の所定の駆動源(後述の同期モータ5)
により駆動され、図中上方のガイド3から葬かれる糸条
りを巻取りパンケージを形成する。このとき、糸条の巻
取に際して糸条りがパッケージ上その軸方向に沿ってト
ラバース装置6によりトラバースされる。
ここで、本実施例のポイントは糸条の巻取方法にあるか
らその方法をソフトにより実現するためのarlJ御盤
の構成を第3図に示す。第3図において、4は制御盤で
あり、制御盤4は巻取装置1の近傍に配設され、CP 
Ull、P −ROM12、EE−PROM13、RA
M14、D/A変換器15、カウンタ16、インバータ
17、パラレルI10 (入出力回路)19およびシリ
アル■10(通信回路)18により構成される。パラレ
ルl1019にはモータ起動スイッチ(起動指令)20
、巻取開始スイッチ(起動指令)21、ランプ(糸掛可
能表示、巻取表示等)22等が接続され、巻取装置の前
面に配置される。CPUIIはP−ROM12およびE
E−PROM13に書き込まれているプログラムに従っ
て必要とする外部データを取り込んだり、またRAM1
4との間でデータの授受を行ったりしなから糸条の巻取
制御に必要な処理値を演算処理し、必要に応じて処理し
たデータをD/A変換器15を介してインバータ17に
出力する。カウンタ16はスピンドル2の回転数を検出
するピックアップ装置23からの出力が入力される。カ
ウンタ16はピックアップ装置23からの回転数をカウ
ントし、そのカウント結果をCP Ullに出力する。
P−ROM12はプログラムをシーケンシャルに記憶し
ており、これはプログラムの実行ステップに相当する。
一方、EE−PROM13は巻取時における糸条の基礎
巻取パターン等を記憶しており、RAM14は外部情報
や演算に使用するデータの一次記憶等を行う。パラレル
l1019はモータ起動スイッチ20、巻取開始スイッ
チ21およびランプ22等に接続され、CPU11との
間に介在して、これらの起動指令やランプの点滅等につ
いてのインターフェースを行う。また、シリアルl10
18はコンソール24からの情報をCPUIIにインタ
ーフェースするもので、コンソール24は糸条の巻取に
おける各種設定データの入力や巻取制御に必要な表示、
あるいは設定データにおける変更等を行う。時間的な制
御は発進器25からのクロックパルスを計数することに
より行なう。前記インバータ17はCP Ullによっ
て演算され、D/A変換器15を介してD/A変換され
た処理値に基づいて巻取制御に必要な周波数の交流を発
生させて巻取装置工内部に配設された同期モータ5に所
定周波数の交流電力を供給する。同期モータ5はスピン
ドル2を駆動しており、スピンドル2をインバータ17
の周波数に応じた回転数で制御している。なお、このピ
ンクアップはあくまでも巻取ポビン7の回転数を算出し
て表示するものであり、これは糸条を巻取るための周速
制御等に供するものではない。
次に、作用を説明する。
第4図は制御盤4により実行される巻取制御のプログラ
ム(、jos−nを示すフローチャートである。本プロ
グラムは巻取装置を起動する制御盤4に設けられた押ボ
タンの操作により電源が投入されてスタートする(ステ
ップp+)。電源が投入されると、P2で今回の運転の
際に糸条の巻取の条件の変更があるか否かを判別し、変
更があるときはP3でコンソール24により基礎巻取パ
ターンの選択および特定要素の設定値変更を行う。
上記基礎巻取パターンの選択、特定要素の設定値変更に
は例えばつぎのようなものがある。下記の5が基礎巻取
パターンの選択、1〜4が特定要素の設定値変更の1例
である(第5図参照)。
1、巻始めのスピンドル回転BNo ’  (rpm)
2、巻終わりのスピンドル回転数Nn’(rpm)3、
巻取時間Tzc分〕 4、起動時間(定速時間T1、ランプアップ時間T2)
〔分〕 5、基礎巻取パターンBP、、BP2.  ・・・・・
・BPn (パターンの種類n個)選択 次いで、P4で上記各データに基づいて糸条の巻取の運
転パターン(速度曲線)を演算する。なお、運転パター
ンのうち実際の巻取時間に相当する基礎巻取パターンの
設定については後述する第6図で詳述する。一方、P2
で巻取条件の変更がない止きは前回の運転パターンと同
一でよいと判断し、そのままP5にジャンプする。P、
ではモ−夕起動スイッチ20がONか否かを判別し、O
NのときはP、でスピンドル2の回転数が第5図に示し
たような起動特性(定速時間′r1、ランプアップ時間
T2)になるようにインバータ17の出力周波数を操作
する。一方、P、でモータ起動スイッチ20がOFFの
ときは再びPSに戻り、モータ起動スイッチ20がON
されるまで待機する。次いで、P7で巻取開始スイッチ
21がONか否かを判別し、ONのときはP7以降のス
テップに進み、OFFのときは再びP7に戻り、巻取開
始スイッチ21がONされるまで待機する。P8では同
期モータ5の回転数が同図に示すような巻取パターン(
T1間のスピンドル回転数に相当するいわゆる巻太り)
になるようにインバータ17の出力周波数を操作し、同
様にP、で同図に示すランプダウンの速度になるように
、インバータ17の出力周波数を操作する。さらに、P
l。で一連の運転が終了したか否かを判定し、終了して
いないときはP2に戻って再び処理を維持し、終了した
ときはpHで電源を遮断して処理を終える。
第6図は巻取パターンの設定のプログラム(JOB−2
)を示すフローチャートである。まず、PH1で基礎巻
取パターンBPI 、BP2 、・・・・・・BPnを
そのときの糸条の種類(例えば、糸条の太さ、巻取長等
)に合わせて選択(抽出)する。なお、基礎巻取パター
ン自体の算出については後述の第10図で述べる。ここ
で、基礎巻取パターンNo −N nは第7図に示すよ
うに巻取時間T3をn分割した点(O−n)のスピンド
ル回転数を示しており、各ポイントのスピンドル回転数
の値は所定の関数に基く演算値あるいは実験データの何
れでも、また演算値を試験巻取によって修正した値でも
よい。また、各ポイント間のスピンドル回転数の値は速
度側?i11時にポイントとポイントを結ぶ直線補間に
より演算しても良い。次いで、P22で第8図に示すよ
うに基礎巻取パターンNO〜Nnと特定要素の新たな設
定値No’、Nn’とにより基礎巻取パターンを修正す
るための伸縮率を演算し、Pl3でこの伸縮率に基づき
基礎巻取パターンNo−wNn (第9.図0印)を修
正して実際に運転に用いる際の運転パターンNo′〜N
n’(同図・印)を演算する。さらに、P24で各ポイ
ント間の時間dを次式■に従って演算し、P2Sで各ポ
イント間のスピンドル回転数の勾配g。を次式〇に従っ
て演算して今回の処理を終了する。
g、=□  ・・・・・・■ 以上のようなステップを実行することにより減速時(糸
条の巻取時)の運転データが得られ、第1表で示される
第1表 ところで、実際の制?IIではポイントn−1のスピン
ドル回転数N n −1を出力し、巻取装置のスピンド
ル回転数を勾配g、、で減速させて運転しこのような処
理を0回繰返すことにより巻取時の制’<′IIJを行
っている。
第10図は基礎巻取パターンの演算のプログラム(JO
B−3)を示すフローチャートである。本プログラムは
糸条をQ通な条件で巻取るように予め基礎巻取パターン
を演算するもので、その演算結果は巻取の際の基本設定
要素としてEE−PROM13に記憶され、必要に応じ
て(JO[3−2)で述べた基礎巻取パターンの修正が
行われる。まず、P3Iで各種条件(変数)をインプツ
1−する。
このiThには例えば次のようなものがある。
1、巻取速度      VCm/m1n)2、y!:
取、]        W  Ckg〕3、紡糸吐出E
I      P ICcc/ Hr )4、ポリマー
の比重   P z  Cg / cnl ]5、ボビ
ンの外径    Do  (龍〕6、トラバース長  
  L  (龍〕7、嵩比重       P 3[g
 / cnl 〕8、中空率       Q 〔%〕 9、フィラメント>’Z    F   (Fit)1
0、ワインド数     WR 11,減速比       1/R 12、ステップタイム   T  (min)13、巻
取時間の分割数  ■ 次いで、P3□で次式■に従って各巻取経過時分毎のス
ピンドルの回転数N (1)を演算し、P33でこの回
転数N (1)を基礎巻取パターンを示すものとしてE
E−PROM13に格納して処理を終了する。
N (1)= 100xVxcos  (Ql  (I
)×π/ 180) / (π/D (I) )・・・
・・・■ 但し、D  (1)=  4xW (1)/ (πXL
/10XP3 ) + (Do /10)” Ql  (1) =Q (1) X 180/πQ (
1)=tan−’ (2XL/ (πx[1N)X10
xWR)) W (1) =P + /60xP 2 XTX 1な
お、D (1)は刻々変化する巻取径を表わす。
このように、本実施例では糸条が最適な条件で巻取られ
るように予め基礎巻取パターンが適切に設定され(JO
I3−3) 、巻取条件の変更があると特定要素のみを
入力して、その糸条に対する巻取パターンが適切に補正
される(JOB−2)。
したがって、糸条の種類、糸条の太さおよび巻取長さ等
の条件が変わっても新たなプログラム作成作業をなくす
ことができ、巻取の際の作業性、生産性を高めることが
できる。その結果、今日のように少量多種生産される場
合や銘柄の変更が歩頁繁に行われる場合等にも速やかに
対応できるプログラム制御式糸条巻取機を低コストで実
現することができる。
例えば、糸条に対する巻取パターン補正の具体的態様は
次の第11〜13図のように示される。
イ)同一巻取速度(すなわち、N o 、 N nは一
定)で糸条の大きさく糸条の太さ)に変更がある場合(
第11図参照)。この場合は基準の経過時間(同図鎖線
部)Tに対して糸条が大きいときはTを小さく、糸条が
小さいときはTを太き(する。
口)糸条の大きさは変わらず巻取速度に変更がある場合
(第12図参照)。この場合は巻取速度が変化する分だ
け基準の巻取時間(同図鎖線部)Tから巻取時間を変化
させる。すなわち、巻取速度が速いときにはTを小さく
、巻取速度が遅いときにはTを大きくする。
ハ)巻取る糸長に変更がある場合(第13図参照)。
巻取の時間が変化する分だけ巻終わりの速度を低く、か
つ時間長に、糸長が短いときには巻終わりの速度を裔<
、かつ時間短にする。
また、本実施例では糸条に接触する検知器や種々のロー
ラ(例えばタッチローラ等)等が不必要であることから
、中空糸や異形断面糸あるいは高付加価値糸条にも適用
することができる他に、従来のプログラム制御式糸条巻
取機にも本発明の方法がそのまま適用できるので、装置
のハード面に手を加える必要がない。すなわら、ソフト
の対応のみで装置の提供を可能にするから、装置の複雑
化やコストアンプを避けて行うことができる。
なお、本実施例ではモータを同期モータ5として、周波
数制御しているが、勿論これには限定されず同期モータ
5の代わりに誘専モータを使用し、スピンドル2の回転
数を検出して、CPUヘフィードバノクし、D/A変換
器15からインバータ17へ信号を発し周波数制御して
もよい。
以上の第1実施例は基準となる基tjBデータが1種I
■のものについて説明したが、基準データを時間的に数
ブロックに分けたものを使用してもよく、次にこの態様
を第2実施例で示す。
第14図は本発明に係るプログラム制御式巻取方法を適
用した巻取機の第2実施例を説明するための図であり、
本実施例はハード的構成は第1実施例と同様であるので
詳しい説明は省略して、ソフト面についても異なる点の
みを説明する。
第14図において、巻取り部の巻取パターンを最内層、
中層、最外層の3つのブロックに分け、それぞれに数個
ずつ、基礎巻取パターンを設定する。
なお、実際に運転する場合は各ブロックから1個ずつ計
3つの基礎巻取パターンを選択、連結して1つの基礎巻
取パターンを作成し、この基礎巻取パターンを特定の要
素のみで修正している。ここで、最内層、最外層の部分
は一定時間の場合が多いので時間を要素としての修正は
しなくてもよい。
また、起動時や停止時も1つのブロックとして数個の基
礎パターンを設定し、i!訳して上記パターンに連結し
修正するようにしてもよい。
このように、本実施例では巻取パターンを時間的に数ブ
ロックに分けたものを各々数個ずつ設定しておき、実際
の運転時点ではそれらのブロック毎に基礎巻取パターン
を選択し、組合わせて1つの基礎巻取パターンを作り修
正しているので、第1実施例の効果をより一層高めるこ
とができる。
(効果) 本発明によれば、糸条が最適な条件で巻取られるように
予め基礎巻取パターンを設定しておき、巻取条件に変更
があると特定要素のみを入力して、前記基礎巻取パター
ンを修正しているので、糸条の種類、糸条の太さおよび
巻取長さ等の条件が変わっても新たなプログラム作成作
業をなくすことができ、巻取の際の作業性、生産性の向
上および低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜13図は本発明に係るプログラム制御式巻取方法
を適用した巻取装置の第1実施例を示す図であり、第1
図はその巻取装置の正面図、第2図はその巻取装置の側
面図、第3図はその制御盤の回路構成図、第4図はその
巻取制御のプログラムを示すフローチャート、第5図は
その作用を説明するための特性図、第6図はその基礎巻
取パターンの設定のプログラムを示すフローチャート、
第7図はその基礎巻取パターンNO〜Nnを説明するた
めの図、第8図はその修正の為の伸縮率による1桑作を
説明するための図、第9図はその作用を説明するための
特性図、第10図はその基礎巻取パターンの演算のプロ
グラムを示すフローチャート、第11〜13図はその巻
取パターンの補正の具体的態様を説明するための各パタ
ーン図、第14図は本発明に係るプログラム制御式巻取
方法を適用した巻取装置の第2実施例を示すその作用を
説明するための特性図である。 l・・・・・・巻取装置、 4・・・・・・制御盤、 24・・・・・・コンソール。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)糸条の張力または巻取速度を検出する検出器等を
    用いないで糸条を巻取るプログラム式糸条巻取方法であ
    って、糸条を巻取る際の様々な要素により、糸条が最適
    な条件で巻取られるように、予め基礎巻取パターンを作
    成しておき、糸条の太さ、巻取長等が変った場合に、該
    基礎巻取パターンを特定要素のみを入力することにより
    修正し、この修正されたパターンによって糸条の巻取を
    プログラム制御するようにしたことを特徴とするプログ
    ラム制御式糸条巻取装置の巻取方法。
  2. (2)前記基礎巻取パターンが予め数種類作成され、こ
    の内から任意の一つのパターンを選択し、その選択され
    た最適巻取パターンを特定の要素のみを入力して修正す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプログ
    ラム制御式糸条巻取装置の巻取方法。
  3. (3)前記基礎巻取パターンが巻取の経過時間を要素と
    して分割したブロック毎に数種類作成され、この内から
    各ブロックの基礎巻取パターンを選択し組合わせて1つ
    の基礎巻取パターンとし、該パターンを特定の要素のみ
    入力して修正することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のプログラム制御式糸条巻取装置の巻取方法。
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