JPS6382267A - 原稿搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、複写機、ファクシＥ　ＩＪ装置、レーザービ
ームプリンタ等の画像形成装置に配備される原稿搬送装
置に関する。

（ロ）従来の技術 従来、原稿搬送装置の一例として、複写機Ｍに配置され
る原稿搬送装置がある。該原稿搬送装置１は、第６図に
示すように、原稿トレイ２を有し、駆動ローラ３及び従
動ローラ５に張設された搬送ベルト６を備え、更に給紙
ローラ７等を備えて、原稿トレイ２にセットした原稿を
給紙ローラ７及び搬送ベルト６にて複写機Ｍの画像読取
部９におけるプラテン１０上の所定位置１０　ａに搬送
・載置し、ついで該原稿をプラテン１０上から上方に設
けられた排紙トレイ１１上へと搬送・排出するようにな
っている。

＆→　発明が解決しようとする問題点 ところで、原稿がプラテン１０上の所定位置１０ａに力
送・載置される際に、給紙ローラ７と搬送ベルト６の原
稿受けわたし時の徹少な速度差、またプラテン１０上の
原ｖＪ搬送中における搬送ベルト６と原稿の滑り等によ
って、原稿の横ズレや斜行（不正搬送状態）が発生し、
複写ミスを生じる・という欠点がある。特に近年原稿搬
送装置を用いた場合でも高い精度が要求されており、従
来の装置では不十分である。

また、横ズレ、或いは斜行による複写ミスを事前に防止
するために、原稿セットの不具合を検知した際に装置を
停止させろというものも提案されているが、不具合発生
時に装置を停止すると生産性が悪くなり実用的でない （ロ）問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的とし、原稿
処理部に搬送する原稿の不正搬送状態を検知する検知手
段と、該検知手段の検知に基づいて原稿の不正を補正す
る補正手段とを設けたことを特徴とするものである。

匝）　作用 上述構成に基づき、原稿載置部にセットした原稿を画像
形成装置の画像処理部に搬送する際に、検知手段によっ
て原稿の不正搬送状態が検知されると、補正手段によっ
て該不正が補正され、不正を補正された原稿が画像処理
部に搬送・載置される。

（へ）実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明する
。

原稿送り装置２０は、第１図に示すように、複写機Ｍの
画像読取部２１のプラテン２２上方に配置されている。

そして、該原稿送り装置２０は一側方に原稿載置台２３
を、また他側方に補正トレイ２５を有すると共に、中央
部には駆動プーリ２６及び従動プーリ２７間に張設され
た搬送ベルト２９を備えている。そして、上記原稿載置
台２３には、第２図に詳示するように、原稿を載置する
際の基準となるサイドガイド３０が設けられており、ま
た給紙ローラ３１が配設されていて、載置された原稿が
該給紙ローラ３１によって上記プラテン２２に向って給
送されろ。また、該給紙ローラ３１上流近傍には原稿セ
ット検知センサＳ１が配置されて、更に下流近傍には第
１及び第２の給紙センサＳ２ａ、Ｓ２ｂがそれぞれ隔間
して原稿Ｐの後端を検知し得ろように配置されている。

そして、上記搬送ベルト２９の上方には排紙トレイ３２
が配置されており、該排紙トレイ３２の一側方から搬送
ベルト２９の下流にかけて１対の湾曲ガイド３３が設け
られていて、搬送ベルト２９の下流から上記補正トレイ
２５に向かう補正パス３５と分岐する排紙パス３６が構
成される。また、該湾曲ガイド３３の下流端には排紙ロ
ーラ３７が配置され、上記排紙パス３６を搬送されてき
た原稿Ｐを排紙）・レイ３２に排出する。更に、該湾曲
ガイド３３の上流の補正パス３５及び排紙パス３６の分
岐部に臨んでフラッパ３９が配置されていて、該フラッ
パ３９は補正パス３５、或いは排紙パス３６側に切換え
られる。

一方、上記補正トレイ２５には、補正手段を構成する補
正部２４があって、該補正部２４には、第１図及び第３
図に示すように、補正ガイド４０が設けられていると共
に、ストッパ４１が配設されている。そして、該ストッ
パ４１は、第４図に詳示するように、その後端４１ｂに
プランジャ４２が連結され、またストッパばね４３が張
設されていて、プランジャ４２がＯＦＦの際にはその先
Ｑ４１ａが補正パス３５に突出し、プランジャ４２がＯ
Ｎすると補正パス３５から退避する。更に、該補正部２
４には上記ストッパ４１及び補正ガイド４０に臨んで斜
送ローラ４５が配置されており、また補正部センサＳ３
が配設されていて、斜行を検知されて補正トレイ２５上
に宍出された原′ｆｉ４Ｐはその後端を補正部センサＳ
３に検知されると、斜送ローラ４５によって補正ガイド
４０及びストッパ４１に突き当てられて斜行を補正され
る。

上述構成の原稿送り装置２０は、原稿載置台２３に原稿
Ｐが原稿面を下向きにセットされ、原稿セラ！・検知セ
ンサＳ、によって原稿セットが検知されると、給紙ロー
ラ３１が回転し、更に搬送ベルト２９が回転して、原稿
載置台２３上にセットされた原ｉＰがプラテン２２上を
搬送される。そして、給紙センサＳ２ａ、Ｓ２ｂによっ
て原稿Ｐの先端、後に後端が検知され、原稿Ｐはその先
端がプラテン２２上の所定の位置２２ａにくるように停
止され該プラテン２２にセットされる。なお、停止位置
の制御は搬送ベルト２９と直結したクロック円板のパル
ス等、公知の手段によって行われる。

そして、原ｉＰの斜行が検知されなかった場合、プラテ
ン２２上にセットされた原稿Ｐは、画像読取部２１にて
読取られ、再び回転を開始した搬送ベルト２９によって
搬送され、排紙パス３６側に切換えられたフラッパ３９
に誘導されて、排紙パス３６を通って排紙ローラ３７に
て排紙トレイ３２上に排出される。

また、原稿Ｐが原稿載置台２３からプラテン２２に搬送
される際に、該原稿Ｐの斜行が検知されている場合ζこ
は、該原稿Ｐはプラテン２２上を読取り処理されること
なく通過する。そして、フラッパ３９が補正パス３５側
に切換えられ、更にストッパ４１がその先端４１ａを補
正パス３５から退避するとプラテン２２上を通過した原
稿Ｐは補正パス３５を補正トレイ２５上に搬送される。

そこで、該原稿Ｐがその後端を補正部センサＳ３に検知
されると、ストッパ４１の先端４１ａが突出し、それと
同時に斜送ローラ４５が原稿をストッパ４１に向けて堵
送するように回転し、更に搬送ベルト２９が逆転する。

そして、原稿Ｐは斜送ローラ４５によってストッパ４１
及び補正ガイド４０に突き当てられて斜行を補正される
。ついで、所定時Ｍ経過後ストッパ４１の先端４１ａが
補正パス３５から退避し、原ｆｉ’％　Ｐがプラテン２
２上に搬送され、補正部センサＳ３に該原稿Ｐの後端が
検知されて所定時間経過後、また所定のクロックパルス
経過後に搬送ベルト２９が停止されて、該原稿Ｐはプラ
テン２２上にセットされる。そして、該層１％Ｐは画像
読取部２１にて読取られ、排紙パス３６側に切換えられ
たフラッパ３９に誘導されて、排紙パス３６を経て排紙
トレイ３２上に排出される。

次に、原１％Ｐの斜行の検知について説明する。

原稿Ｐの斜行の検知は、原稿Ｐが第１及び第２の給紙セ
ンサＳ２ａ、Ｓ２ｂを通過する際に、原稿Ｐの後端の通
過が各給紙センサＳ２ａ　、　Ｓ２ｂによって検知され
る時間の差によって判断される。そして、第５図（、）
に示すように、第１及び第２の給紙センサＳ２ａ、Ｓ２
ｂの原稿Ｐの後端の通過検知の時間差がない場合には斜
行の発生はないとする。また、第５図（ｂ）に示すよう
に、第１及び第２の給紙センサが所定の時間差Ｘをもっ
て原稿Ｐの後端の通過を検知した場合には斜行の発生が
あると判断する。そして、この時間差Ｘの閾値は要求の
程度によって任意に設定する。

この時間差Ｘの閾値は精度の要求の程度によって任意に
設定する。

なお、上述実施例においては斜行の補正として説明した
が、これを公知の横ズレ補正手段としてもよい。

また、上述実施例においては１枚づつ原稿を送る原稿送
り装置について説明したが、本発明はこれに限らず、１
束の原稿から１枚づつ自動的に分離し搬送する装置（Ａ
ＤＦ）、または処理後の原稿を再び同一のトレイに戻す
ような装置（ＲＤＦ）にも適用し得ろ。

更に、補正部の配置位置は、上述実施例のようにプラテ
ン下流側に限らず、上流側に配置して、原稿をスイッチ
バックさせてもよい。

また更に、上述実施例においては所定の閾値について斜
行補正手段の経由を選択したが、次のようにしてもよい
。

まず斜行補正手段の経由の選択を行う第１の閾値ｔ、と
装置の停止を選択する第２の閾値ｔ２を設定する。

第１と第２の給紙センサの時間差Ｘが第１の閾値以下の
とき（Ｘ≦１．）にはそのまま処理を行っても問題ない
許容範囲と判断し斜行補正手段を経由せずに処理を行う
。

第１と第２の給紙センサの時間差Ｘが第１の閾値より大
きく第２の閾値以下のとき（ｔ　、　（ｘ≦ｔ２）に１
よ、そのまま処理を行うと斜行が大きいために斜行補正
手段を経由する。また、ｔ２以下であるため斜行補正手
段の補正許容範囲内で補正可能である。

第１と第２の給紙センサの時間差Ｘが大きく第２の閾値
をも越えた場合（Ｘ＞ｔ２）、このときは斜行補正手段
の補正許容範囲をこえているため、また大きく斜行した
まま甫送するとジャムする可能性があるため装置を停止
させる。

以上、まとめると下記の第１表のようになる。

第１表 このように第１及び第２の閾値を設定し補正手段の経由
の選択、装置の停止の選択をすることで斜行補正可能な
ものには補正を行い、限度をこえるような大きな斜行に
対しては装置を停止して、原稿に対するいたみを最少に
することができる。

（ト）発明の詳細 な説明したように、本発明によると、原稿処理部に搬送
する原稿の不正搬送状態を検知する検知手段と、該検知
手段の検知に基づいて原稿の不正を補正する補正手段と
を設けて、原稿載置部にセットシた原稿を画像形成装置
の画像処理部に搬送する際に、検知手段によって原稿の
不正搬送状態が検知されろと、補正手段によって不正が
補正され、不正の補正された原稿を画像処理部に搬送・
載置するようにしたので、原稿の斜行及び横ズレ等不正
搬送の発生が極めて少ない高精度かつ生産性の高い原ｍ
ｍ送装置の提供が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る原稿送り装置の側面図、
第２図はその原稿載置台近傍の平面図、第３図はその補
正トレイ近傍の平面図、第４図はそのストッパの駆動メ
カニズムを示す側面図、第５図は斜行検知のタイムチャ
ートで、（ａ）は斜行の発生がない場合、（ｂ）は斜行
の発生を検知する場合を示す。第６図は従来の原稿搬送
装置の側面図である。 Ｐ・・・原稿　、　Ｓ２８．Ｓ２ｂ・・検知手段（第１
及び第２の給紙センサ）　、　２０・・・原稿搬送装置
（原稿送り装置）　、　２１・・・画像処理部（画像読
取部）　、　２４・・補正手段（補正部）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿載置部にセットした原稿を画像形成装置の原
   稿処理部の所定位置に搬送・載置し、かつ該載置した原
   稿を該画像処理部にて画像形成処理してなる原稿搬送装
   置において、 前記原稿処理部に搬送する原稿の不正搬送状態を検知す
   る検知手段と、該検知手段の検知に基づいて原稿の不正
   を補正する補正手段とを設けたことを特徴とする原稿搬
   送装置。