JPS638224Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638224Y2 JPS638224Y2 JP16834381U JP16834381U JPS638224Y2 JP S638224 Y2 JPS638224 Y2 JP S638224Y2 JP 16834381 U JP16834381 U JP 16834381U JP 16834381 U JP16834381 U JP 16834381U JP S638224 Y2 JPS638224 Y2 JP S638224Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- front axle
- machine
- machine body
- lower link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 2
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Agricultural Machines (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、トラクタ等の作業車輌における前装
作業機の取付構造に関する。
作業機の取付構造に関する。
従来、この種前装作業機１は、第１図に示すよ
うに、機体２の前部に配設されたトラクタフロン
トアクスルブラケツト３に取付けられた昇降装置
４により装着されていた。即ち、フロントアクス
ルブラケツト３に取付フレーム５を固着し、該フ
レーム５の下部両側にロワーリンク６，６を軸支
すると共に、その立上りブラケツトに設けられた
スリーブ部５ａにトツプリンク７を連結し、かつ
該スリーブ部５ａに支持されている軸に左右リフ
トアーム９，９を枢着し、更にこれらアームにそ
れぞれ油圧シリンダ１０，１０及びロワーリンク
６，６に連結するリフトロツド１１，１１を枢支
していた。このため、第３図に示すように、後輪
１２部分が水平Ａであり、前輪１３部分が傾斜Ｂ
しているような地面の場合、作業機１はその位置
する地面Ｂが傾斜しているにも拘らず機体２と一
体に水平状態に保持されるので、左右において地
面に対する高さが異なり、一方では草等の刈残し
を生じると共に、他方では刃で土を堀りおこす等
の支障を来たすことがある。更に、機体２前方に
取付フレーム５、リフトアーム９，９及び油圧シ
リンダ１０，１０等が配置されているため、ヘツ
ドランプ１４が隠れてしまい、新たな作業灯１５
を必要とし、また取付フレーム５は充分な強度を
持たせる必要があり、複雑で大形な部品となつて
しまい、大変高価になつていた。
うに、機体２の前部に配設されたトラクタフロン
トアクスルブラケツト３に取付けられた昇降装置
４により装着されていた。即ち、フロントアクス
ルブラケツト３に取付フレーム５を固着し、該フ
レーム５の下部両側にロワーリンク６，６を軸支
すると共に、その立上りブラケツトに設けられた
スリーブ部５ａにトツプリンク７を連結し、かつ
該スリーブ部５ａに支持されている軸に左右リフ
トアーム９，９を枢着し、更にこれらアームにそ
れぞれ油圧シリンダ１０，１０及びロワーリンク
６，６に連結するリフトロツド１１，１１を枢支
していた。このため、第３図に示すように、後輪
１２部分が水平Ａであり、前輪１３部分が傾斜Ｂ
しているような地面の場合、作業機１はその位置
する地面Ｂが傾斜しているにも拘らず機体２と一
体に水平状態に保持されるので、左右において地
面に対する高さが異なり、一方では草等の刈残し
を生じると共に、他方では刃で土を堀りおこす等
の支障を来たすことがある。更に、機体２前方に
取付フレーム５、リフトアーム９，９及び油圧シ
リンダ１０，１０等が配置されているため、ヘツ
ドランプ１４が隠れてしまい、新たな作業灯１５
を必要とし、また取付フレーム５は充分な強度を
持たせる必要があり、複雑で大形な部品となつて
しまい、大変高価になつていた。
そこで、本考案は、機体に揺動自在に、該機体
の前後方向に延びるセンターピンを中心に懸架さ
れているフロントアクスルに作業機昇降装置のロ
ワーリンク及び油圧シリンダを連結・支持して構
成し、もつて上述欠点を解消した前装作業機の取
付構造を提供することを目的とするものである。
の前後方向に延びるセンターピンを中心に懸架さ
れているフロントアクスルに作業機昇降装置のロ
ワーリンク及び油圧シリンダを連結・支持して構
成し、もつて上述欠点を解消した前装作業機の取
付構造を提供することを目的とするものである。
以下、第２図及び第４図に基づき、本考案によ
る実施例について説明する。
る実施例について説明する。
トラクタの機体２前部は、第２図に示すよう
に、フロントアクスルブラケツト３に、機体前後
方向に延びるセンターピン１６によりフロントア
クスル１７が揺動自在に懸架されており、該フロ
ントアクスル１７には前輪１３が支持されてい
る。そして、該フロントアクスル１７の左右前輪
１３と機体２の間にはそれぞれ耳部１９，２０が
形成されており、耳部１９には作業機昇降装置４
を構成するロワーリンク６が軸支されていると共
に、他の耳部２０には油圧シリンダ１０が軸支さ
れ、かつシリンダ１０の他端はロワーリンク６の
中間部に連結されている。また、ロワーリンク６
は中間部で屈曲して前方に延びており、その先端
にて軸２３により作業機１が連結されている。更
に、フロントアクスルブラケツト３の前部には小
形な部品よりなるトツプリンク取付ブラケツト２
１が固着されており、該ブラケツト２１にはトツ
プリンク７が軸支され、更に該トツプリンク７は
支持リンク２２，２２を介して作業機１の軸２３
に連結している。
に、フロントアクスルブラケツト３に、機体前後
方向に延びるセンターピン１６によりフロントア
クスル１７が揺動自在に懸架されており、該フロ
ントアクスル１７には前輪１３が支持されてい
る。そして、該フロントアクスル１７の左右前輪
１３と機体２の間にはそれぞれ耳部１９，２０が
形成されており、耳部１９には作業機昇降装置４
を構成するロワーリンク６が軸支されていると共
に、他の耳部２０には油圧シリンダ１０が軸支さ
れ、かつシリンダ１０の他端はロワーリンク６の
中間部に連結されている。また、ロワーリンク６
は中間部で屈曲して前方に延びており、その先端
にて軸２３により作業機１が連結されている。更
に、フロントアクスルブラケツト３の前部には小
形な部品よりなるトツプリンク取付ブラケツト２
１が固着されており、該ブラケツト２１にはトツ
プリンク７が軸支され、更に該トツプリンク７は
支持リンク２２，２２を介して作業機１の軸２３
に連結している。
本実施例は以上のような構成を有するので、油
圧シリンダ１０を伸長させると、ロワーリンク６
はフロントアクスル１７の耳部１９を支点として
回動し、作業機１を上昇する。同様に、油圧シリ
ンダ１０を収縮すると、ロワーリンク６は作業機
１を下降するように回動する。この際、夜間作業
においても、機体２前部には小形のトツプリンク
ブラケツト２１がヘツドランプ１４の照射に邪魔
にならない位置にあるだけなので、該ヘツドラン
プ１４により前方を照らしながら作業を行うこと
ができる。
圧シリンダ１０を伸長させると、ロワーリンク６
はフロントアクスル１７の耳部１９を支点として
回動し、作業機１を上昇する。同様に、油圧シリ
ンダ１０を収縮すると、ロワーリンク６は作業機
１を下降するように回動する。この際、夜間作業
においても、機体２前部には小形のトツプリンク
ブラケツト２１がヘツドランプ１４の照射に邪魔
にならない位置にあるだけなので、該ヘツドラン
プ１４により前方を照らしながら作業を行うこと
ができる。
そして、第４図に示すように、後輪１２部分が
水平Ａであり、前輪１３部分が傾斜Ｂしているよ
うな地面の場合、機体２は水平状態に保持される
が、フロントアクスル１７はセンターピン１６に
より地面Ｂに対応して傾斜し、従つて該フロント
アクスル１７に連結・支持されている作業機１も
傾斜地面Ｂに平行に傾斜した状態で作業を行な
う。
水平Ａであり、前輪１３部分が傾斜Ｂしているよ
うな地面の場合、機体２は水平状態に保持される
が、フロントアクスル１７はセンターピン１６に
より地面Ｂに対応して傾斜し、従つて該フロント
アクスル１７に連結・支持されている作業機１も
傾斜地面Ｂに平行に傾斜した状態で作業を行な
う。
以上説明したように、本考案によれば、フロン
トアクスル１７に作業機昇降装置４のロワーリン
ク６及び油圧シリンダ１０を連結・支持したの
で、前輪１３、後輪１２の走行地面に角度差が生
じても、前輪走行地面に沿つた作業機１の姿勢を
得ることができ、刈残し及び土の堀りおこし等の
支障をきたすことなく、作業精度を向上すること
ができる。また、強度を必要とするロワーリンク
６及び油圧シリンダ１０等の取付フレーム５を必
要とせず、部品構成も単純となり安価に製造する
ことができると共に、機体２前部にフレーム５等
のヘツドランプ１４を遮る部材をなくすことがで
き、ヘツドランプ１４を作業灯としてそのまま用
いることができる。
トアクスル１７に作業機昇降装置４のロワーリン
ク６及び油圧シリンダ１０を連結・支持したの
で、前輪１３、後輪１２の走行地面に角度差が生
じても、前輪走行地面に沿つた作業機１の姿勢を
得ることができ、刈残し及び土の堀りおこし等の
支障をきたすことなく、作業精度を向上すること
ができる。また、強度を必要とするロワーリンク
６及び油圧シリンダ１０等の取付フレーム５を必
要とせず、部品構成も単純となり安価に製造する
ことができると共に、機体２前部にフレーム５等
のヘツドランプ１４を遮る部材をなくすことがで
き、ヘツドランプ１４を作業灯としてそのまま用
いることができる。
第１図は従来例による前装作業機の取付構造を
示す斜視図、第２図は本考案の実施例による取付
構造を示す斜視図、第３図は従来例の作動を示す
正面図、第４図は本考案の作動を示す正面図であ
る。 １……（前装）作業機、２……機体、４……作
業機昇降装置、６……ロワーリンク、１０……油
圧シリンダ、１６……センターピン、１７……フ
ロントアクスル。
示す斜視図、第２図は本考案の実施例による取付
構造を示す斜視図、第３図は従来例の作動を示す
正面図、第４図は本考案の作動を示す正面図であ
る。 １……（前装）作業機、２……機体、４……作
業機昇降装置、６……ロワーリンク、１０……油
圧シリンダ、１６……センターピン、１７……フ
ロントアクスル。
Claims (1)
- 機体に、該機体前後方向に延びるセンターピン
を中心にして揺動自在にフロントアクスルを懸架
し、かつ機体前方に作業機昇降装置を配設し得る
作業車輌において、前記フロントアクスルに作業
機昇降装置のロワーリンク及び油圧シリンダを連
結・支持して構成した前装作業機の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16834381U JPS5873405U (ja) | 1981-11-13 | 1981-11-13 | 前装作業機の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16834381U JPS5873405U (ja) | 1981-11-13 | 1981-11-13 | 前装作業機の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5873405U JPS5873405U (ja) | 1983-05-18 |
| JPS638224Y2 true JPS638224Y2 (ja) | 1988-03-11 |
Family
ID=29960395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16834381U Granted JPS5873405U (ja) | 1981-11-13 | 1981-11-13 | 前装作業機の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5873405U (ja) |
-
1981
- 1981-11-13 JP JP16834381U patent/JPS5873405U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5873405U (ja) | 1983-05-18 |
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