JPS638202Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS638202Y2
JPS638202Y2 JP7830384U JP7830384U JPS638202Y2 JP S638202 Y2 JPS638202 Y2 JP S638202Y2 JP 7830384 U JP7830384 U JP 7830384U JP 7830384 U JP7830384 U JP 7830384U JP S638202 Y2 JPS638202 Y2 JP S638202Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
diaphragm
vacuum
vacuum source
pilot valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7830384U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60191165U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7830384U priority Critical patent/JPS60191165U/ja
Publication of JPS60191165U publication Critical patent/JPS60191165U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS638202Y2 publication Critical patent/JPS638202Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、真空源の真空度を一定に保つための
真空調整器の改良に関する。
例えば乳牛用の真空搾乳機において、真空圧を
一定に保つことは、搾乳上極めて重要であり、真
空圧が不安定であると、乳房炎をはじめ、乳房や
牛の生理に様々な悪影響を与え易い。本考案は、
このような微妙な真空圧の調整の目的に用いられ
る真空調整器に関するものである。以下、一実施
例について図面を参照しながら、従来技術と比較
して説明する。
本考案は、本出願人が特願58−117903として、
開示した真空調整器の改良に関するものであつ
て、本考案と上記特許出願に開示された発明との
相違は、主として、パイロツト弁の取付構造の差
にある。第1図は、本考案の一実施例を示すもの
であつて、金属、プラスチツクなどで形成された
ハウジング16,17,18によつて規定される
2つの室を、ゴムなどの弾性素材から成るダイヤ
フラム3,7によつて、夫々仕切ることにより第
一室4とこれに隣接する第二室5、第三室13及
びこれに隣接する第四室12を有して成り、第一
室4は、大気に連通する開口部15と、一定に保
持されるべき真空源1に連通し、これに大気を導
入して調圧するための調圧孔2aを有し、第一室
4と第二室5とを仕切るダイヤフラム3の中央部
付近に一端が固着された弁体2が、大気側から真
空源1を塞ぐように、調圧孔2aに臨んでいる。
ダイヤフラム3を介して隣接する第二室5は、所
定の口径を有する小孔11を介して真空源1に連
通すると共に、第三室13に連通する空気導入孔
6aを有し、該導入孔6aと第三室13の大気側
への開口部14を通じて、第二室5は大気につな
がつている。空気導入孔6aには、第二室側から
該導入孔6aを閉鎖する方向にパイロツト弁6が
臨ましめてあり、該弁6の支持棒19の一端が第
三室と第四室とを仕切るダイヤフラム7の中央部
付近にとりつけられている。第三室13にダイヤ
フラム7を介して隣接する第四室12は、真空源
1に連通する連通孔19と、第四室の壁面に螺合
するバネ調整ねじ9のバネ支承部9aとダイヤフ
ラム7とに介装した圧縮バネ8とを有している。
14aはエアフイルタである。今、真空源1の真
空圧が上昇すると、真空源1に連通する第四室1
2の真空圧も上昇し、ダイヤフラム7に作用する
真空圧によりバネ8が圧縮されて、パイロツト弁
6が空気導入孔6aを閉鎖する方向に移動する。
その際第二室5は、小孔11を介して真空源に連
通しているため真空が作用するが、真空源1がバ
ネ8によつて決まる設定真空圧に到達するまで
は、パイロツト弁6と空気導入孔6aとの間隙か
ら流入する空気量の方が小孔11によつて制限さ
れる真空源1への流出空気量より多いため、弁体
2は作動せず自重若しくはダイヤフラム3の取付
け構造などにより、調圧孔2aを閉塞せしめた状
態を保つている。真空源1の真空圧が更に上昇す
ると、パイロツト弁は更に空気導入孔の開度を減
少し、真空源1が設定真空圧に達すると第二室5
も所定の真空圧に達し、このとき弁体2が調圧孔
2aの開度を大きくなるように作動し、前記小孔
11と調圧孔2aとから流入する空気量と、真空
源1に接続された真空発生装置(図示せず)の排
出空気量とが一致し、真空源1の設定真空圧が維
持されるように意図されている。次に、外的要因
で、真空源1の真空が消費されて設定真空圧より
下降した場合、ダイヤフラム7は空気導入孔6a
の開度を増す方向にパイロツト弁6を変位させて
第二室5の真空度を減少させ、これに応じてダイ
ヤフラム3が変位して弁体2が調圧孔2aを閉
じ、真空源1の真空圧は設定圧に戻る。すると再
び、弁体2は、調圧孔2aを開き、設定真空圧が
維持されることになる。尚このとき、外的要因か
らの流入空気量と弁体2及び小孔11からの流入
空気量の総和は、真空発生装置の排出空気量と一
致している。そして搾乳作業等の外的要因からの
真空消費量がなくなると、真空源1は、設定真空
圧より上昇するが、同時にダイヤフラム7が変位
してパイロツト弁6が空気導入孔6aの開度を絞
ることにより第二室の真空圧が上昇し、これに伴
いダイヤフラム3が変位して、弁体2が調圧孔2
aを開くように作動して真空源1に空気を流入さ
せ設定圧を維持するように意図されている。以上
述べた構造は、前記特願58−117903において開示
した先行技術と何ら変りはない。本考案の特徴
は、パイロツト弁6をダイヤフラム7に取り付け
る取り付け構造にある。上記先行技術において
は、該部分の取付け構造は、第2図に示すよう
に、ダイヤフラム27の中央部にパイロツト弁2
6の支持棒29の一端を、ねじ嵌めなどによつて
固着した構造を有していた。この種の真空調整器
は、前述の動作説明から明白なようにパイロツト
弁26の微少な開閉動作により、真空源1へ流入
する大部分の空気量を調整する弁体2が制御され
るため、パイロツト弁を付勢するバネ28が倒れ
込んで変形位置にあつたり、表裏両面の真空圧の
差に応じて変位するダイヤフラム27が偏心して
いたり或は、肉厚が一様でないためその変形が不
均一であつたりした場合、パイロツト弁26は、
空気導入孔26aの中心軸方向に動作することが
できないため、空気導入孔26aの周縁部と接触
して、大きな摩擦抵抗がはたらき、圧変動に対す
る弁体の正確な制御が期待できないと共に、チヤ
タリングの原因となつていた。又、バネ28や、
ダイヤフラムの精度を向上させてこれらの問題を
解決することは、製作上困難であつたり、製造費
用が高くつく恐れがあり、又、パイロツト弁の摩
擦抵抗を減少させるため、パイロツト弁の支持棒
29を、微少な抵抗に対しても曲がることのでき
る弾性棒とするためには、その長さを可成り長く
することを要し、装置が大型化する欠点があつ
た。本考案は、このような先行技術の欠点を解消
するものであつて、その要旨は、パイロツト弁6
を第三室と第四室とを仕切るダイヤフラム7の中
心部付近に磁石の吸引力によつて固定し、パイロ
ツト弁に加わる摩擦力を解消する方向に任意に変
位し得るように取り付けた点にある。即ち、第1
図でパイロツト弁6の支持棒19は、鉄などの強
磁性体から成り、これが、ダイヤフラム7の第三
室側の中央部に固着された磁石20に、その吸引
力によつて吸着固定されて成るものである。この
様な構造によつて、パイロツト弁6のテーパ面
が、空気導入孔6aの周縁に当接して、抵抗を受
けた場合にも支持棒19の端部が、磁石20上
を、その水平分力の方向に摺動して、抵抗力を軽
減することにより、パイロツト弁6は、第四室の
真空圧の微少な変化にも確実に追随でき、真空源
の安定した真空圧制御を行うことができるもので
ある。パイロツト弁が吸着面に平行に移動できる
ことは、又逆に、ダイヤフラム7やバネ8に不当
な力が及ばないことを保証するものであつて、こ
れによつて、バネの倒れ込み変形やダイヤフラム
の偏心や不均一な変形を来す要因がなくなり、し
たがつてこれら部品の製作を容易に且つ安価に提
供することができる。又、パイロツト弁の脱着が
容易であるため組立上及び保守管理上の利点も見
過し得ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す断面図、第
2図は、従来例の要部を示す部分断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互に独立する空間からなる2室の夫々を、弾性
    素材から成るダイヤフラムで仕切ることによつて
    第一室とこれに隣接する第二室、第三室とこれに
    隣接する第四室とから構成されており、第一室は
    大気に連通する開口部と調圧すべき真空源に連通
    する調圧孔と、第一室と第二室とを仕切るダイヤ
    フラムの変位によつて調圧孔の開度を調節する弁
    体とを備え、第二室は、前記真空源に連通する小
    孔と、第三室に連通する空気導入孔とを有し、第
    三室は、第三室と第四室とを仕切るダイヤフラム
    の変位によつて前記空気導入孔の空気流量を調節
    するパイロツト弁と、大気に連通する開口部とを
    有し、第四室は、前記真空源に連通する連通孔と
    第三室との境界をなすダイヤフラムを弾発力によ
    つて支持する手段を備えて成る真空調整器におい
    て、パイロツト弁が、第三室と第四室を仕切るダ
    イヤフラムの中央部付近に、磁石の吸引力によつ
    て、摺動可能にとりつけられていることを特徴と
    する真空調整器。
JP7830384U 1984-05-28 1984-05-28 真空調整器 Granted JPS60191165U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7830384U JPS60191165U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 真空調整器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7830384U JPS60191165U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 真空調整器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60191165U JPS60191165U (ja) 1985-12-18
JPS638202Y2 true JPS638202Y2 (ja) 1988-03-11

Family

ID=30622160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7830384U Granted JPS60191165U (ja) 1984-05-28 1984-05-28 真空調整器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60191165U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6470806A (en) * 1987-09-11 1989-03-16 Konan Electric Co Pilot type pressure reducing valve

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60191165U (ja) 1985-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090320932A1 (en) Self compensated, adjustable fluid emitter, particularly in irrigation systems.
US4944249A (en) Vacuum-pressure supply device
JP2001249722A (ja) 圧力調整器
JPS638202Y2 (ja)
JPH0725500Y2 (ja) 圧力調整弁
JP2539970Y2 (ja) 圧力調整弁
JPH0214876U (ja)
US5010844A (en) Vacuum-pressure supply device
JPS6327569Y2 (ja)
JP4679797B2 (ja) ほぼ一定の真空を真空系内に維持する真空調圧器
JP4201516B2 (ja) 整圧器
JPH0755355Y2 (ja) ポンプの吐出特性制御装置
JPH0141986Y2 (ja)
CA2021370A1 (en) Ultra precision pressure regulator
JP2004157591A (ja) 真空圧力調整装置
JP2507819Y2 (ja) 定流量弁
RU1797100C (ru) Регул тор расхода газа
JP2562497Y2 (ja) 空気マイクロメータの空気制御弁
JPS6332943Y2 (ja)
JPS6339765Y2 (ja)
JPS5868558A (ja) 蒸発圧力制御弁
JP2566134Y2 (ja) 流量微調整機構
JPS647369Y2 (ja)
JPH037648Y2 (ja)
JPS6135000Y2 (ja)