JPS6135000Y2 - - Google Patents

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JPS6135000Y2
JPS6135000Y2 JP15118482U JP15118482U JPS6135000Y2 JP S6135000 Y2 JPS6135000 Y2 JP S6135000Y2 JP 15118482 U JP15118482 U JP 15118482U JP 15118482 U JP15118482 U JP 15118482U JP S6135000 Y2 JPS6135000 Y2 JP S6135000Y2
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JP
Japan
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pressure
vacuum
milk
vacuum pressure
chamber
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JP15118482U
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JPS5955466U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、真空配管式搾乳装置による搾乳にお
いてテイートカツプおよびテイートカツプ脈動室
に安定した真空圧および脈動圧を供給することに
より乳牛への悪影響を防止するための装置に関す
るものである。
一般に、搾乳中の乳頭にかかる真空圧は搾乳中
と搾乳前後の圧力差及び間欠的に搾出される牛乳
に生因する真空圧変動が無く、さらにテイートカ
ツプライナーを開閉させるテイートカツプ脈動室
の脈動真空圧は安定していることが望ましい。そ
こで従来はミルククローとミルク配管の途中に真
空圧調整弁を設けかつパルセーターの真空源を前
記真空圧調整弁を駆動する真空源から分岐した装
置(特公昭49−29508)が発明された。該装置で
は、空気流入等により真空配管内の圧力が変化し
た時に、脈動真空圧とテイートカツプライナー内
部の真空圧が相伴なつて変動するためテイートカ
ツプライナーの過度な膨張又は膨張不足はなくな
るが、真空配管の圧力変動に応じた圧力変動が乳
頭に働くという問題点は依然として残されてい
る。さらにパルセーターの脈動に喚起されてダイ
ヤフラムが振動するためミルククロー内の圧力が
パルセーターの脈動として並行して変動すると共
に、装置がミルククローと真空圧調整弁に分割さ
れており操作性が悪いという欠点を有している。
そこで、本考案は、斯る従来のパイプラインミ
ルカーの欠点に鑑み搾乳真空圧、脈動真空圧を
各々別途に調圧して常に安定した真空圧を供給す
ると共にミルククローと真空調整弁を一体化して
装置の操作性を向上しようとするものである。
以下添付した図面に従つて本考案を詳細に説明
する。第1図において1は真空ポンプ3と連通さ
れ400mmHg(負圧)に調圧された真空パイプであ
り、2は該真空パイプ1にサニタリートラツプ4
及びリレーサー5を介して連通された400mmHg
(負圧)に調圧されたミルクパイプである。該真
空パイプ1には2個の各々独立した真空圧調整装
置6a,6bを有する真空圧調整装置6を接続
し、一方の240mmHgに調整した真空圧調整装置6
a上にはパルセーター7が接続されパルスチユー
ブ8を介してテイートカツプ脈動室9に連通さ
れ、他方の250mmHgに調整された真空圧調整装置
6bは、エアーチユーブ10を介して第2図に示
されるようなダイヤフラム11を介して低真空圧
室12及びミルク流入口13を有するミルク溜室
14とに隔離され、該ミルク溜室14と中央に調
圧孔15を有するプレート16によつて区画さ
れ、ミルク流出口17を開閉する弁18を備えた
高真空圧室19とからなり、前記ダイヤフラム1
1に調圧孔15をミルク溜室14内と低真空圧室
12の圧力差によつて開閉する調圧棒20を装着
し、かつミルク溜室14の側面に外気に通ずる小
孔21を有する搾乳真空圧面に外気に通ずる小孔
21を有する搾乳真空圧を一定に保つためのミル
ククロー5の低真空圧室12に連通されている。
またミルク流出口17はミルクチユーブ22を介
して400mmHg(負圧)に保持されているミルクパ
イプ2に接続されている。
以上のように構成される装置は、テイートカツ
プ脈動室9へは真空圧調整装置6aによつて調圧
された真空がパルセーター7を介して240mm
Hg(負圧)と大気圧とを交互に発生する常に安
定した脈動真空として働く。一方ミルククロー5
において搾乳前の場合には、ミルクチユーブ22
までは高真空400mmHg(負圧)になつているが、
開閉弁18が下降しているため高真空圧室19及
びミルク溜室14は大気圧の状態が保持されてお
り、低真空圧室12を介して真空パイプ2と連通
されているため低真空250mmHg(負圧)の状態に
ある。そして搾乳を開始するときには、開閉弁1
8を上方に押し上げると、高真空圧室19及びミ
ルク溜室14が調圧孔15と小孔21との減圧お
よび調圧作用により一定真空圧、望ましくは270
mmHg(負圧)の高真空状態になり、圧力差によ
り開閉弁18は上方に保持されるのでミルク流入
口13及びミルクチユーブ23を経てテイートカ
ツプライナー内24も高真空270mmHg(負圧)の
状態となる。従つて乳頭からミルクが流出し、該
ミルクはミルクチユーブ23、ミルク流入口1
3、ミルク溜室14、高真空圧室19、ミルク流
出口17、ミルクチユーブ22を経てミルクパイ
プ2に至る。そして搾乳中にミルクが間けつ的に
流れるとミルク溜室14内の圧力が大きく変動し
ようとするが、ミルク溜室14内の真空圧が低真
空圧室12内の真空圧より所定レベル以上高くな
つた場合には、ダイヤフラム11に接続された調
圧弁20が下降して調圧孔15を塞ぎミルク溜室
14内の圧力が高真空にあるのを防ぐ、そして調
圧弁20が調圧孔15を塞いでいる間ミルク溜室
14に小孔21から微量の空気が流入し、該室1
4内の真空圧が下がり低真空圧室12内の真空圧
との圧力差が所定レベル以下となると、調圧弁2
0が上昇し高真空圧室19と連通するようになる
為にミルク溜室14内の真空圧は、ミルクの流量
に関係なく一定(270mmHg(負圧))に保たれか
つ変動も小さく抑えることができる。さらにパル
セーター7が脈動真空を発生する時に消費する真
空によつて生じる真空配管1内の真空圧変動も真
空圧調整装置6によつて調圧されるためテイート
カツプライナー内24へは影響を及ぼさない。ま
た搾乳終了時には、開閉弁18を下方に引下げる
と高真空圧室19への真空が遮断され、かつ小孔
21から大気が流入するため乳頭から容易に装置
を外すことができる。第4図はミルククローの他
の実施例である。
次に本考案に使用される真空圧調整装置6の実
施例を図3に図示する。装置は1体内に2個の真
空圧調整装置6a,6bを備えている。25a,
25bはスプリング26a,26bにより弁座2
7a,27bに押接されている球状の弁であり、
真空パイプ1に圧変動を生じた場合弁25a,2
5bが開閉を行う事によりパルセーター7、エア
ーチユーブ10に各々一定の真空圧を供給するも
のである。また前記説明では、パルセーター7に
240mmHg(負圧)、エアチユーブ10に250mmHg
(負圧)の真空圧を供給すると記述したが、これ
らはもちろん限定されるものではなく、搾乳装
置、乳牛の都合によつて変更できるものであり調
整ねじ28a,28bにより適宜に調整可能であ
る。
以上説明したように本考案の真空配管式搾乳装
置によれば、従来のものに比較して極めて簡単な
構造でありながら、真空配管の圧変動に係りなく
一定した真空圧をテイートカツプライナー内とテ
イートカツプ脈動室に供給できる。
従つて搾乳時には乳頭に常に一定した真空圧と
脈動が作用して乳頭傷害の発生を防ぐことができ
る。また装置が一体化されているため取扱い操作
も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の搾乳装置の概略図、第2図
及び第4図は、本考案に係わるミルククローの断
面図、第3図は、本考案に係わる真空圧調整装置
の断面図である。 1……真空パイプ、2……ミルクパイプ、5…
…ミルククロー、6……真空圧調整装置、7……
パルセーター、9……テイートカツプ脈動室、1
1……ダイヤフラム、12……低真空圧室、14
……ミルク溜室、15……調圧孔、16……プレ
ート、17……ミルク流出口、開閉弁、19……
高真空圧室、20……調圧弁、24……テイート
カツプライナー内。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真空パイプに各々独立して真空圧を調整する2
    個の真空圧調整装置を接続し、一方の真空圧調整
    装置とテイートカツプ脈動室をパルセーターを介
    して連通し、かつ他方の真空圧調整装置をダイヤ
    フラムを介して低真空圧室とミルク溜室に隔離さ
    れたミルククローの低真空圧室に接続すると共
    に、該ミルククローのダイヤフラムにミルク溜室
    内と低真空圧室内との差圧が一定レベル以上のと
    きに調圧孔を塞ぐ調圧弁を有することを特徴とす
    る真空配管式搾乳装置。
JP15118482U 1982-10-06 1982-10-06 真空配管式搾乳装置 Granted JPS5955466U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15118482U JPS5955466U (ja) 1982-10-06 1982-10-06 真空配管式搾乳装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15118482U JPS5955466U (ja) 1982-10-06 1982-10-06 真空配管式搾乳装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5955466U JPS5955466U (ja) 1984-04-11
JPS6135000Y2 true JPS6135000Y2 (ja) 1986-10-11

Family

ID=30335095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15118482U Granted JPS5955466U (ja) 1982-10-06 1982-10-06 真空配管式搾乳装置

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JPS5955466U (ja) 1984-04-11

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