JPS6339765Y2 - - Google Patents

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JPS6339765Y2
JPS6339765Y2 JP3986581U JP3986581U JPS6339765Y2 JP S6339765 Y2 JPS6339765 Y2 JP S6339765Y2 JP 3986581 U JP3986581 U JP 3986581U JP 3986581 U JP3986581 U JP 3986581U JP S6339765 Y2 JPS6339765 Y2 JP S6339765Y2
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JP
Japan
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valve
diaphragm
pressure
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JP3986581U
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JPS57151618U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス調圧ガバナに関し、調圧特性の改
善を目的とする。
従来のガス調圧ガバナは第5図に示すように、
一次圧P1を所定の設定圧P2に調圧するための弁
15は、その重さを極限まで軽くするといつた配
慮はあまりされておらなかつた。例えば、弁動作
に重要な部分は弁座16と弁15の間隙17であ
り、他は弁15の運動とダイアフラム18の変位
を結合している役目のみであるにも拘わらず弁1
5の首部19に相当の長さを割り当てこれだけで
も不要質量の増加を来たしていた。この様に弁1
5の質量が大きいために弁15およびダイアフラ
ム18とバネ20で構成される振動系の固有振動
数が低くなりガス圧P1,P2の急激な変化に対す
る応答特性が悪くなる欠点を有していた。
本考案は弁の質量を極限まで軽くする構造を提
示し前記振動系の固有振動数を増加させることに
より前記従来の欠点を解消するものである。以下
本考案の一実施例について第1図〜第4図に基づ
いて説明する。
第1図〜第4図において、一次圧P1と二次圧
P2の差圧(P1−P2)を生じさせる弁座1および
弁2の内、弾性体であるバネ11により、前記弁
座1に対し弁2が開く方に附勢されたダイアフラ
ム8に取付けられた弁2は、薄板を一体成型した
碗型形状のものでその頭部3はダイアフラム8の
底部4と密着が確実に行える様な平担形状または
案内孔5付平担形状とし、その中心はダイアフラ
ム8との固定のための孔6を有している。またガ
スの流れを規制する弁座1に対向した弁2の裾部
7は従来の弁側面に用いられている2次曲線で構
成されているものとする。一方ダイアフラム8の
底部4には、前記弁2の頭部3と対をなす様案内
突起9および固定突起10を有し、弁2との密着
性を高める構造とする。また前記突起10は第3
図に示す様に別のはさみ板14で弁2頭部3とダ
イアフラム8底部4を固定するか、又は第4図に
示す様に突起9および10の先端をそれぞれの孔
5および6の直径より大きくし、ダイアフラム8
のゴムの弾性を利用して固定する。又これら弁2
頭部3およびダイアフラム8底部4の平担部直径
はバネ11の受け座12(第2図)が入るだけ大
きさが必要である。ダイアフラム8の他の部分の
形状は一次室13に於いてガスの流れがスムーズ
になる様配慮が必要で例えば第1図に示す様曲線
で構造する例もある。
上記構成において、弁2とダイアフラム8はそ
れぞれ頭部3、底部4で密着固定されているため
弁2の運動とダイアフラム8の運動は完全一体運
動をする。また固定部と弁裾部7が非常に短い距
離にあるため弁2の横振れも抑制される。また弁
2は薄板一体成型が可能なためその質量を軽くす
ることが出来、弁2が運動する時の慣性力が小さ
くなる。
したがつて弁2、ダイアフラム8およびバネ1
1で構成される固有振動数は増加され、ガス圧
P1,P2の変化に対する応答特性が改善される。
また、弁2の横振れも従来の構造よりも小さくな
るため、横振れと上下方向振動の連成振動も抑制
され弁2の動作の一層の安定が実現出来る。
以上の説明から明らかなように、本考案のガス
調圧弁は調圧応答特性が改善される効果はもとよ
り、他の多くの効果が実現出来る。
調圧応答性改善 弁の横振れ防止による安定動作の確保 薄板一体成型による生産性の向上 構造が簡単化し小型化の実現
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の流体調圧弁の一実施例を示す
立面断面図、第2図は上記流体調圧弁のダイアフ
ラムおよび弁の接合部の詳細断面図、第3図およ
び第4図は上記接合部の接合方法を示した詳細断
面図、第5図は従来例の立面断面図を示す。 2……弁、3……弁の頭部、4……ダイアフラ
ム底部、5……案内孔、8……ダイアフラム、9
……突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 弾性体に附勢されたダイアフラム、このダイ
    アフラムに取付けられ、流体路の弁座の開口度
    を調節する弁からなり、一次圧を所定の二次圧
    に調圧するものにおいて、前記弁を、薄板で碗
    型に一体成型し、その頭部をダイヤフラムに固
    定した流体調圧弁。 (2) 碗型形状の頭部を平担にしかつ数個の位置決
    め案内孔をダイアフラムの突起に対応させてあ
    けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の流体調圧弁。 (3) 弁部の頭部平担部の案内孔に対応したダイア
    フラム底部の突起の先端を前記案内孔の直径よ
    りも大きくしたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の流体調圧弁。
JP3986581U 1981-03-19 1981-03-19 Expired JPS6339765Y2 (ja)

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JP3986581U JPS6339765Y2 (ja) 1981-03-19 1981-03-19

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JP3986581U JPS6339765Y2 (ja) 1981-03-19 1981-03-19

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JPS57151618U JPS57151618U (ja) 1982-09-22
JPS6339765Y2 true JPS6339765Y2 (ja) 1988-10-19

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JP5597898B2 (ja) * 2012-03-26 2014-10-01 株式会社サンテック ガスホルダ、およびこれに用いられるダイヤフラム

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JPS57151618U (ja) 1982-09-22

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