JPS6332943Y2 - - Google Patents

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JPS6332943Y2
JPS6332943Y2 JP12085484U JP12085484U JPS6332943Y2 JP S6332943 Y2 JPS6332943 Y2 JP S6332943Y2 JP 12085484 U JP12085484 U JP 12085484U JP 12085484 U JP12085484 U JP 12085484U JP S6332943 Y2 JPS6332943 Y2 JP S6332943Y2
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JP
Japan
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air
air chamber
shaft
opening
spring
Prior art date
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JP12085484U
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English (en)
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JPS6136193U (ja
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  • Compressor (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、送風機の吹出口、真空ポンプの排気
口等に接続して、空気の流れや流量を調整するこ
とにより送風機の送風圧を一定に保ち、又真空ポ
ンプの排気音などを低減するために用いられる風
流調整器に関するものである。
従来技術 従来、送風機の圧力調整器として、送風機の吹
出口に接続すべき空気入口1aと空気出口として
の開口部1bとを有する空気室2中に、支持腕2
aによつて一端が支持され且つ前記空気室の開口
部1bを通つて空気室外に伸張しているシヤフト
8の他端付近に雄ねじ部8aが刻設され、この雄
ねじ部8aには、後記する第1スプリング6の調
節用ナツト7が螺合しており、該ナツト7には、
シヤフト8に回動可能にとりつけられた回転ノブ
4が外嵌し、ノブを回転すると、該ノブ内部に設
けられたナツト摺動筒4a中をシヤフト8に沿つ
て移動し、スプリング圧を調節するように構成さ
れている。シヤフト8には空気室2の開口部1b
を閉塞可能な蓋体3がシヤフト8に摺動自在に設
けられており、この蓋体3がシヤフト8に捲回装
着された第1スプリング6及び第2スプリング5
によつて挟持されることにより、蓋体周縁のリン
グ状平面3aが空気室の開口部周縁のリング状平
面2bに圧接して、該開口部1bを閉塞して成る
もの或はこれに類似する構造のものが本出願人に
よつて開発され使用されている。
解決すべき問題点 上記の装置は、これを送風機の吐出口側に装着
して用いた場合、風圧の脈動に応じて蓋体がスプ
リングの支持力に抗して微少変位し、蓋体及び空
気室のリング状平面3a,2b間の隙間から流出
する空気量、流出速度などを調節して、圧力を一
定に保つと共に送風機等の送風音をも消音する効
果を有するものであるが、従来のものは空気圧が
約0.3Kg/cm2G以下の場合に用いると蓋体が送風
機の風流の脈動に感応して振動し、振動数の高い
振動音が発生すると共に調整圧力が不安定になる
欠点があつた。
解決手段 本考案者は、上記の如き低圧において、蓋体が
送風機に共鳴して振動する原因を探求して様々な
試行錯誤を繰り返した末、その原因が蓋体を両側
から弾発的に支持している第1スプリング及び第
2スプリングのバネ定数の比にあることを突きと
め、本考案を完成したものである。即ち、本考案
の核心は、前記従来技術と同様な構成の調整装置
において、第1スプリングと第2スプリングのバ
ネ定数の比を1:0.8〜1.2の範囲で構成すること
にある。以下、図に基づいて説明する。本願風流
調整装置は、図示しない送風機の吹出口、真空ポ
ンプの排気口等に接続可能な空気入口1aと、こ
の空気入口1aから導入された空気の出口として
の開口部1bとを備えた空気室2を有し、この空
気室2の内壁に突設した支持腕2aにシヤフト8
の一端が支持されている。このシヤフト8は、空
気室2の開口部1bの中央付近を通つて空気室外
に突出しており、その端部付近には雄ねじ部8a
が刻設されこれにスプリング圧を調節するための
雌ねじ部材としての調節用ナツト7が設けられて
いる。このナツト7にはシヤフト8に回動可能に
とりつけられた回転ノブ4が外嵌しており、ノブ
4を回転するとノブ内部に設けられたナツト摺動
筒4aは、ナツト7のシヤフトを円周方向の回転
を許さず軸方向の移動のみを許容するように構成
されている。これは例えば、ナツト7及び摺動筒
4aの断面形状を六角形に形成することにより行
なわれる。又、シヤフト8の中間部には空気室の
開口部1bを閉塞可能な蓋体3が、シヤフト8に
摺動自在に嵌装されており、この蓋体3と前記ナ
ツト7との間及びシヤフト8の支持腕2aと蓋体
との間に、夫々第1スプリング6、第2スプリン
グ5がシヤフト8に捲回された状態で装着され、
蓋体を弾発的に挟持することにより、蓋体の周縁
のリング状平面3aが空気室2の開口部周縁のリ
ング状平面2bに当接し、開口部1bを閉塞して
成るものである。9は止めナツト、10はバネ座
金である。このような構成は従来のものと何ら変
りはない。本願風流調整装置の特徴は、第1スプ
リング及び第2スプリングのバネ定数の比がほぼ
1:0.8〜1.2の範囲で構成されていることであつ
て、これによつて0〜0.3Kg/cm2Gの低圧におい
て蓋体が共鳴振動を起こすことなく送風圧の変動
に応じて微少変位してリング状平面2b,3a間
から風流を調整排出し、送風圧を一定に保つこと
ができる。又、特に真空ポンプの排気口に接続す
れば、ポンプの排気音を著しく低減させることが
できるものである。
効 果 従来の装置では、第1スプリングと第2スプリ
ングとのバネ定数の比が1:2程度以上の場合が
殆んどで、調圧機能としては0.3〜1Kg/cm2Gの
範囲では正常に作動するがそれ以下では調圧不可
能であつた。本願はこの原因が蓋体のスプリング
圧による支持均衡に原因があることを突きとめ、
0〜1Kg/cm2Gという通常の送風機の送風圧の全
域にわたつて調整可能にしたものであり、又真空
ポンプの消音器としても優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す断面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 送風機の吹出口、真空ポンプの排気口等に接
    続可能な空気入口と、該空気入口から導入され
    た空気の出口用開口部とを備えた空気室を有
    し、該空気室の内壁に突設した支持腕に一端が
    支持され且つ前記空気室の開口部を通つて空気
    室外に伸張しているシヤフトの他端付近には、
    雄ねじ部が刻設され、該雄ねじ部には調節用雌
    ねじ部材が螺合し、シヤフトに摺動自在に嵌装
    されている蓋体が、該蓋体と雌ねじ部材との間
    及び該蓋体とシヤフト支持腕又はその近傍との
    間のシヤフトに夫々捲回装着された第1及び第
    2スプリングによつて前記空気室の開口部を閉
    塞状態で挟持されており、これら第1及び第2
    スプリングのバネ定数の比が1:0.8〜1.2であ
    るように設けられていることを特徴とする調圧
    及び消音機能を有する風流調整器。 (2) 空気室開口部周縁と蓋体周縁とが共にリング
    状平面をなして互に当接している請求の範囲第
    1項記載の風流調整器。 (3) 送風機の吹出側に接続可能な空気入口を有す
    る請求の範囲第1項又は第2項記載の風流調整
    器。 (4) 真空ポンプの排気口に接続可能な空気入口を
    有する請求の範囲第1項又は第2項記載の風流
    調整器。
JP12085484U 1984-08-06 1984-08-06 調圧、消音機能を有する風流調整器 Granted JPS6136193U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12085484U JPS6136193U (ja) 1984-08-06 1984-08-06 調圧、消音機能を有する風流調整器

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JP12085484U JPS6136193U (ja) 1984-08-06 1984-08-06 調圧、消音機能を有する風流調整器

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Publication Number Publication Date
JPS6136193U JPS6136193U (ja) 1986-03-06
JPS6332943Y2 true JPS6332943Y2 (ja) 1988-09-02

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ID=30679661

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JP12085484U Granted JPS6136193U (ja) 1984-08-06 1984-08-06 調圧、消音機能を有する風流調整器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5010188B2 (ja) * 2006-06-16 2012-08-29 Necディスプレイソリューションズ株式会社 気体噴射冷却システムと投写型表示装置
JP5010753B2 (ja) * 2011-11-07 2012-08-29 Necディスプレイソリューションズ株式会社 投写型表示装置

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Publication number Publication date
JPS6136193U (ja) 1986-03-06

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