JPS5817927Y2 - 負圧アクチユエ−タ - Google Patents
負圧アクチユエ−タInfo
- Publication number
- JPS5817927Y2 JPS5817927Y2 JP1976119557U JP11955776U JPS5817927Y2 JP S5817927 Y2 JPS5817927 Y2 JP S5817927Y2 JP 1976119557 U JP1976119557 U JP 1976119557U JP 11955776 U JP11955776 U JP 11955776U JP S5817927 Y2 JPS5817927 Y2 JP S5817927Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- negative pressure
- pressure chamber
- stopper
- retainer
- pressure actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は負圧を動力源とする負圧アクチュエータに係り
、極めて簡単な操作により該負圧アクチュエータの作動
軸の作動ストロークを調整可能としたものである。
、極めて簡単な操作により該負圧アクチュエータの作動
軸の作動ストロークを調整可能としたものである。
従来、特に空気調和装置を装着した車両においてエンジ
ンのアイドリンク回転数を増速させる増速機構として負
圧アクチュエータが用いられているが、アイドリンク回
転数を所定数に設定するためには作動ストロークを微妙
に調整する必要があり、作動ス)ローフを調整する機能
のない負圧アクチュエータは取付はブラケットを厳密に
設計し、更に負圧アクチュエータ自体の取付位置を調整
する必要があった。
ンのアイドリンク回転数を増速させる増速機構として負
圧アクチュエータが用いられているが、アイドリンク回
転数を所定数に設定するためには作動ストロークを微妙
に調整する必要があり、作動ス)ローフを調整する機能
のない負圧アクチュエータは取付はブラケットを厳密に
設計し、更に負圧アクチュエータ自体の取付位置を調整
する必要があった。
また負圧アクチュエータの作動軸に螺合接続部を設け、
該接合部を調整して作動ストローク位置を調整するもの
もあるが、増速機構に用いられる負圧アクチュエータは
他の機器が多数配置されたエンジンの気化器近辺に取付
けられる為、該接合部の調整作業は非常に困難であった
。
該接合部を調整して作動ストローク位置を調整するもの
もあるが、増速機構に用いられる負圧アクチュエータは
他の機器が多数配置されたエンジンの気化器近辺に取付
けられる為、該接合部の調整作業は非常に困難であった
。
本考案は上述の欠点に鑑みなされたもので、作動ストロ
ーク調整用の部材を回動することにより極めて容易に作
動ストロークを調整することができるようにしたもので
ある。
ーク調整用の部材を回動することにより極めて容易に作
動ストロークを調整することができるようにしたもので
ある。
即ち、本考案はリテーナに挾持されたベローフラムによ
り負圧室と大気室を画成し、前記負圧室に負圧を導入し
て前記ベローフラムに連接した作動軸を変位する負圧ア
クチュエータにかいて、負圧室側のリテーナと螺合し少
くとも一辺が直線で形成された断面を有する通孔を設け
たストッパーと前記ストッパーを回動して螺合位置を変
位させるとともに、その軸方向には摺動可能に嵌合し、
その端部は負圧室を貫通して外方へ延出する調整軸とを
形成したことを特徴とするものである。
り負圧室と大気室を画成し、前記負圧室に負圧を導入し
て前記ベローフラムに連接した作動軸を変位する負圧ア
クチュエータにかいて、負圧室側のリテーナと螺合し少
くとも一辺が直線で形成された断面を有する通孔を設け
たストッパーと前記ストッパーを回動して螺合位置を変
位させるとともに、その軸方向には摺動可能に嵌合し、
その端部は負圧室を貫通して外方へ延出する調整軸とを
形成したことを特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図に伴い詳述する。
図において、負圧アクチュエータの筒体は負圧室ケース
1と大気室ケース2の間に挾持されたベローフラム3に
より負圧室4と大気室5に区画され負圧室ケース1には
負圧室4に連通する負圧ポート6が設けられている。
1と大気室ケース2の間に挾持されたベローフラム3に
より負圧室4と大気室5に区画され負圧室ケース1には
負圧室4に連通する負圧ポート6が設けられている。
ベローフラム3はリテーナ7.8に挾持され該ベローフ
ラム3、リテーナ1,8に固着された作動軸9が大気室
5を介して外方へ延出している。
ラム3、リテーナ1,8に固着された作動軸9が大気室
5を介して外方へ延出している。
負圧室4側のりテーナ7の中心部近辺はストッパー10
と螺合するねじ部γaが設けられ、またリテーナ7と負
圧室ケース1の間にばばね11が付勢されている。
と螺合するねじ部γaが設けられ、またリテーナ7と負
圧室ケース1の間にばばね11が付勢されている。
ストッパー10には少なくトモー辺が直線で形成された
断面を有する通孔10aが設けられ、調整軸12を回転
するとストッパー10のリテーナTとの螺合位置が変位
し、かつストッパー10は調整軸12を支柱として軸方
向へ摺動可能とされている。
断面を有する通孔10aが設けられ、調整軸12を回転
するとストッパー10のリテーナTとの螺合位置が変位
し、かつストッパー10は調整軸12を支柱として軸方
向へ摺動可能とされている。
該通孔10aには断面が通孔10aと同一とされ通孔1
0aを摺動可能とした軸部を有する調整軸12が嵌合さ
れ、該調整軸12は負圧室ケース1にOリング13を介
して気密を保って回動自在に保持され、端部は負圧室ケ
ース1の外方に延出してノブ14に接合されている。
0aを摺動可能とした軸部を有する調整軸12が嵌合さ
れ、該調整軸12は負圧室ケース1にOリング13を介
して気密を保って回動自在に保持され、端部は負圧室ケ
ース1の外方に延出してノブ14に接合されている。
上記構成の負圧アクチュエータの作動と調整を説明する
と、図示しないブラケットにより車両のエンジンルーム
に保持された負圧アクチュエータは作動軸9を図示しな
い気化器のスロットル弁もしくはスロットル弁を回動す
るアクセルリンクに係合し、空気調和装置を稼動してい
る間は負圧ポート6より負圧室4内に負圧を導入してス
トッパー10が負圧室ケース1の底部に当接する位置1
でばね11に抗してストッパー10と螺合するリテーナ
7、および該リテーナ7に固着されたベローフラム3、
リテーナ8作動軸9を図の左方向に変位させ、スロット
ル弁開度を増してエンジンのアイドリンク回転数を増速
させる。
と、図示しないブラケットにより車両のエンジンルーム
に保持された負圧アクチュエータは作動軸9を図示しな
い気化器のスロットル弁もしくはスロットル弁を回動す
るアクセルリンクに係合し、空気調和装置を稼動してい
る間は負圧ポート6より負圧室4内に負圧を導入してス
トッパー10が負圧室ケース1の底部に当接する位置1
でばね11に抗してストッパー10と螺合するリテーナ
7、および該リテーナ7に固着されたベローフラム3、
リテーナ8作動軸9を図の左方向に変位させ、スロット
ル弁開度を増してエンジンのアイドリンク回転数を増速
させる。
この負圧アクチュエータの作動ストロークは負圧室4に
負圧を導入しないときのストッパー10の位置から負圧
室4に負圧を導入してストッパー10を負圧室ケース1
の底部に当接させた位置1での距離りであるが、この調
整はノブ14を回動することにより調整軸12を回転し
て該調整軸12に摺動可能に嵌合したストッパー10を
回動させ、該ストッパー10に螺合するリテーナ7と該
ストッパー10の螺合位置を変位させることにより、負
圧室4に負圧を導入しないときのストッパー10の位置
を変位させて行なわれる。
負圧を導入しないときのストッパー10の位置から負圧
室4に負圧を導入してストッパー10を負圧室ケース1
の底部に当接させた位置1での距離りであるが、この調
整はノブ14を回動することにより調整軸12を回転し
て該調整軸12に摺動可能に嵌合したストッパー10を
回動させ、該ストッパー10に螺合するリテーナ7と該
ストッパー10の螺合位置を変位させることにより、負
圧室4に負圧を導入しないときのストッパー10の位置
を変位させて行なわれる。
以上のように本考案になる負圧アクチュエータは少なく
とも一辺が直線で形成された断面を有する通孔を設けた
ストッパーとそのストッパーを回動して螺合位置を変位
させるとともに、その軸方向には摺動可能に嵌合し、そ
の端部は負圧室を貫通して外方へ延出する調整軸を形成
したので本願の調整軸は単に回転可能であるだけで螺合
部分を持たない為、ストッパーの位置を調整してもその
外方への突出長さは不変であり、負圧アクチュエータを
その負圧室ケース側を他の機器に近接して配設する必要
が生じた場合等において、調整軸の突出長さが不変であ
る為、取付げに要する空間の設定が容易であり、又調整
作業においてもその調節ねじの位置が不変である為その
作業が簡便に出来るという優れた利点を有する。
とも一辺が直線で形成された断面を有する通孔を設けた
ストッパーとそのストッパーを回動して螺合位置を変位
させるとともに、その軸方向には摺動可能に嵌合し、そ
の端部は負圧室を貫通して外方へ延出する調整軸を形成
したので本願の調整軸は単に回転可能であるだけで螺合
部分を持たない為、ストッパーの位置を調整してもその
外方への突出長さは不変であり、負圧アクチュエータを
その負圧室ケース側を他の機器に近接して配設する必要
が生じた場合等において、調整軸の突出長さが不変であ
る為、取付げに要する空間の設定が容易であり、又調整
作業においてもその調節ねじの位置が不変である為その
作業が簡便に出来るという優れた利点を有する。
又、本願構成によればリテーナが負圧差により移動して
も調整軸は位置が移動しないので、負圧室に負圧が作用
し、リテーナが稼動中にむいても尚一定位置に在る調整
軸を回動することにより、作動ストロークを任意に設定
できるという優れた効果を有する。
も調整軸は位置が移動しないので、負圧室に負圧が作用
し、リテーナが稼動中にむいても尚一定位置に在る調整
軸を回動することにより、作動ストロークを任意に設定
できるという優れた効果を有する。
尚本実施例中のベローフラムはダイヤフラムにおきかえ
ても全く同様の効果を得ることができる。
ても全く同様の効果を得ることができる。
図は本考案の負圧アクチュエータの断面図である。
1・・・負圧室ケース、3・−・ベローフラム(ダイヤ
フラム)、4・・・負圧室、7,8・・・リテーナ、9
・・・作動軸、10・・・ストッパ 12・・・調整軸
。
フラム)、4・・・負圧室、7,8・・・リテーナ、9
・・・作動軸、10・・・ストッパ 12・・・調整軸
。
Claims (1)
- リテーナ7.8に挾持されたベローフラム3により、負
圧室4と大気室5を画成し、該負圧室4に負圧を導入し
て該ベローフラム3に連接した作動軸9を変位する負圧
アクチュエータにおいて、負圧室4側のりテーナTと螺
合し、少なくとも一辺が直線で形成された断面を有する
通孔10aを設けたストッパー10と、該ストッパー1
0を回動して螺合位置を変位させるとともにその軸方向
には摺動可能に嵌合し、その端部は負圧室4を貫通して
外方へ延出する調整軸12とを形成したことを特徴とす
る負圧アクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976119557U JPS5817927Y2 (ja) | 1976-09-06 | 1976-09-06 | 負圧アクチユエ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976119557U JPS5817927Y2 (ja) | 1976-09-06 | 1976-09-06 | 負圧アクチユエ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5336695U JPS5336695U (ja) | 1978-03-31 |
JPS5817927Y2 true JPS5817927Y2 (ja) | 1983-04-12 |
Family
ID=28729075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976119557U Expired JPS5817927Y2 (ja) | 1976-09-06 | 1976-09-06 | 負圧アクチユエ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5817927Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57195831A (en) * | 1981-05-28 | 1982-12-01 | Hitachi Ltd | Idle speed controller |
JPS58119601U (ja) * | 1982-02-08 | 1983-08-15 | 三菱電機株式会社 | ダイアフラム装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3282169A (en) * | 1962-07-24 | 1966-11-01 | Rockwell Standard Co | Pneumatic service brake actuator and spring-powered parking-emergency brake actuator with tandem diaphragms |
JPS50102731A (ja) * | 1974-01-24 | 1975-08-14 |
-
1976
- 1976-09-06 JP JP1976119557U patent/JPS5817927Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3282169A (en) * | 1962-07-24 | 1966-11-01 | Rockwell Standard Co | Pneumatic service brake actuator and spring-powered parking-emergency brake actuator with tandem diaphragms |
JPS50102731A (ja) * | 1974-01-24 | 1975-08-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5336695U (ja) | 1978-03-31 |
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