JPS5912410Y2 - アクチユエ−タのストロ−ク調整装置 - Google Patents

アクチユエ−タのストロ−ク調整装置

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JPS5912410Y2
JPS5912410Y2 JP13901878U JP13901878U JPS5912410Y2 JP S5912410 Y2 JPS5912410 Y2 JP S5912410Y2 JP 13901878 U JP13901878 U JP 13901878U JP 13901878 U JP13901878 U JP 13901878U JP S5912410 Y2 JPS5912410 Y2 JP S5912410Y2
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JP
Japan
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hexagonal
cover
flange
drive shaft
nut
Prior art date
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Expired
Application number
JP13901878U
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English (en)
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JPS5555606U (ja
Inventor
昇宜 柴田
Original Assignee
アイシン精機株式会社
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Publication date
Application filed by アイシン精機株式会社 filed Critical アイシン精機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アクチュエータに於ける駆動軸のストローク
調整装置に関するもので、特に自動車クーラのアイドル
アップアクチュエータに適する駆動軸のストローク調整
装置に関するものである。
従来、アクチュエー夕に於ける駆動軸のストローク調整
には、ダブルナットを用いる方法、或いはスプリングと
六角カバーとを用いて行う方法等が一般に採用されてい
る。
しかしながら、ダブルナットの場合には、ストローク調
整するのにスパナを2個必要とし且つ大きなスペースが
必要となり作業性が悪く、またスプリングと六角カバー
との場合には、コスト高を招くという不利益があった。
本考案は、上記従来の有する不利益を解消するためのも
ので、駆動軸のストローク調整を簡単な操作で確実に達
威しえると共にコスト高を伴うことがない、アクチュエ
ータのストローク調整装置を提供することを目的とする
ものである。
上記目的を達或するために本考案に於ては、アクチュエ
ータの駆動軸にネジ結合される六角ナットと一体に固定
される六角フランジとに、夫々係合可能な六角面の内周
面形状を有する六角カバーを備え、且つ該六角カバーが
、その一端側のストツパ部で前記ナットの側端面に当接
し、その他端側スナップフィット部で前記フランジに係
合するようにすると共に、前記カバーの前記プランジに
近接する部分にスリットを設け前記カバーと前記フラン
ジとを着脱可能とする構或を特徴とする。
以下、本考案に従った一実施例について、添付図面に基
づいて説明する。
第1図に示されるアクチュエー夕は自動車用クーラーの
アイドルアップアクチュエータ10を示している。
周知の様に、クーラーを搭載した自動車に於ては、クー
ラーの作動時にエンジンの出力低下或いは運転性の悪化
等を招き、特にエンジンのアイドル時には顕著に生じる
ので、アイドル時にエンジン回転数を増加させるために
、スロットルバルプを所定開度開けるように作動するア
イドルアップアクチュエータがエンジンに装着されてい
る。
アイドルアップアクチュエータ10は、負圧ポート11
を有する第1ボデイ12と、大気ポート13を有する第
2ボデイ14と、駆動軸15を案内するガイド部材16
を有する第3ボデイ17とを、一体的に且つ気密的に結
合することによりその外形を威している。
負圧ポート11はエンジンの図示しないインテークマ二
ホールドに連通し、一方大気ポート13は大気源に連通
している。
ダイアフラム18は、その外周部が第2ボデイ14と第
3ボデイ17との間に気密的に挾着され、その内周部に
はリテーナ19とプレート20を介して前記駆動軸15
が固定されている。
ダイアフラム18により、第1ボデイ12及び第2ボデ
イ14内に信号室21が形或されている。
ダイアフラム18はスプリング22により常時図示下方
に付勢され、またダイアフラム18と一体にガイド部材
16内を摺動する駆動軸15は図示しないリンクを介し
てスロットルバルブの図示しないレバーに作用的に連結
されるものである。
信号室21内には磁性体から或る鉄心23が配設され、
該鉄心23上には非磁性体から或るボビン24が挿入固
定され、更に該ボビン24にはソレノイドコイル25が
巻かれている。
該コイル25は図示しないクーラースイッチに電気的に
接続されている。
固定支持体26に一端が固定された可動部材27は、そ
の他端が鉄心23の上方を軸方向に変位可能になってい
る。
可動部材27の変位可能な端に固定されたゴムから戒る
切換バルブ28は、第1ボデイ12に形威された第1バ
ルプシ一ト29及び第2ボデイ14に形威された第2バ
ルブシ一ト30に当接可能となっている。
先ず、クーラースイッチがOFFの時はソレノイドコイ
ル25に通電されないので、切換バルブ28は図示の様
に第1バルブシ一ト29に当接する。
その結果、大気ポート13がフィルタ31を介して信号
室21に連通ずるので、大気が該信号室21に供給され
る。
次に、クーラースイッチがONの時はソレノイドコイル
25の励磁作用により可動部材27が鉄心23に吸引さ
れ、切換バルブ28が第2バルブシ一ト30に当接する
その結果、負圧ポート11が信号室21に連通ずるので
、負圧が該信号室21に供給される。
この様に、切換バルブ28はクーラースイッチの作動に
応じて、信号室21に負圧または大気を切換供給するも
のである。
さて、ここで、本考案のストローク調整装置について述
べると、前記駆動軸15の小径部15 aにはネジ15
bが形或され、該小径部15 aに六角ナット32が
ネジ結合されている。
同様に、駆動軸15の大径部15C上端に当接するよう
に、六角フランジ33が小径部15aに固定されている
該六角フランジ33は小径部15aにネジ結合されるこ
とにより構威されるが、駆動軸に一体形威される構或で
もよい。
六角ナット32と六角フランジ33とに係合可能な六角
面の内周面形状を有する六角力バー34は、その上端に
ストツパ部35を、その下端にスナップフィット部36
を一体に備えている。
ストツパ部35は六角ナット32の上端面に当接し、ス
ナップフィット部36は六角フランジ33に係合してい
る。
尚、上記六角カバー34はその六角面の内形により、六
角ナット32と一体に回転可能であり、また図示の様に
スナップフィット部36が六角フランジ33との係今時
に、該フランジ33はカバー34の回転を阻止するもの
である。
また、六角カバーyには対向する位置にスリット37が
形威され、該スリット37によりスナップフィット部3
6の着脱が容易となる。
上記構戊に於て、次にその作用について説明する。
先ず、信号室21に負圧が供給されると、ダイアフラム
18と一体になった駆動軸15が図示の状態から上方に
移動し、カバー34の上端ストッパ部35がガイド部材
16の下端ストッパ面16 aに当接する。
この時の駆動軸15のストローク量は図中Sで示される
さて、駆動軸15が上記の様に図示上方に移動すると、
リンク作用によりキャブレタのスロットルバルブを全閉
位置から所定開度開いた位置に保持され、該開度量は駆
動軸15のストローク量Sにより決定される。
次に、信号室21に大気が供給されると、ダイアフラム
18はスプリング22の付勢力により元の位置に保持さ
れ、駆動軸15が図示位置に戻るので、スロットルバル
ブは全閉位置迄完全に戻ることになる。
駆動軸15のストローク量Sの調整について述べると、
先ず、六角カバー34のスナップフィット部36側にス
リット37が設けられているので、六角カバー34のス
ナップフィット部36を第2図の二点鎖線に示す様に、
手動により半径方向に拡開し、スナップフィット部36
をフランジ33との保合から外して自由状態にする。
次に、カバー34を回すことにより該カバーと一体にナ
ット32が上下方向に移動し、該ナット32の側端面に
ストッパーが当接状態に保持されることによりストロー
クSの調整が可能となる。
該ストロークSの調整範囲はナット32の移動範囲によ
り定まるものであり、該ナット3の移動範囲は第1図に
示される位置から、下方向に移動しフランジ33に当接
する位置まである。
尚、六角カバー34が六角7ランジに係合している時は
、カバー34の回転が阻止されることになるので、六角
ナット32は振動とか衝撃等に対して移動することなく
、所定位置に保持される。
以上詳述した様に、本考案に従った駆動軸のストローク
調整装置に於では、駆動軸15にネジ結合される六角ナ
ット32と一体に固定される六角フランジ33とに、夫
々係合可能な六角面の内形を有する六角カバー34を備
え、該カバー脚が、その一端側のストツパ部35で前記
ナット32の上端面に当接し、その他端側のスナップフ
ィット部36で前記フランジ33に係合すると共に、前
記カバー34の前記フランジ33に近接する部分にスリ
ット37を設け前記カバーのと前記7ランジ33とを着
脱可能とする構或になっている。
従って、駆動軸15のストローク調整を簡単な操作で確
実に行なうことが出来ると共に、簡単な構或でコスト高
を伴うことがなく、その実用上の価値は極めて大である
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図に於ける要部拡大図、第3図は第2図に於けるA−A
断面図、第4図は第1図に於ける六角カバーの単体図で
ある。 10:アクチュエー夕、15:駆動軸、32:六角ナッ
ト、33:六角フランジ、34:六角カバー、35:ス
トツパ部、36:スナップフィット部、37:スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクチュエータの駆動軸にネジ結合される調整用六角ナ
    ットと、前記駆動軸に固定される六角フランジと、前記
    六角ナットと該六角フランジとに保合可能な六角面の内
    周面形状を有する六角力バーとを備え、該六角カバーが
    、一端側に前記ナットの側端面に当接するストツパ部を
    、他端側に前記フランジに係合するスナップフィット部
    を夫々有すると共に、前記六角カバーの前記フランジに
    近接する部分にスリットを設け前記カバーと前記フラン
    ジとを着脱可能とすることを特徴とするアクチュエー夕
    のストローク調整装置。
JP13901878U 1978-10-09 1978-10-09 アクチユエ−タのストロ−ク調整装置 Expired JPS5912410Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13901878U JPS5912410Y2 (ja) 1978-10-09 1978-10-09 アクチユエ−タのストロ−ク調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13901878U JPS5912410Y2 (ja) 1978-10-09 1978-10-09 アクチユエ−タのストロ−ク調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5555606U JPS5555606U (ja) 1980-04-15
JPS5912410Y2 true JPS5912410Y2 (ja) 1984-04-14

Family

ID=29112718

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JP13901878U Expired JPS5912410Y2 (ja) 1978-10-09 1978-10-09 アクチユエ−タのストロ−ク調整装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6575107B2 (ja) * 2015-03-31 2019-09-18 株式会社Ihi ダイヤフラム式アクチュエータ
JPWO2021235026A1 (ja) * 2020-05-19 2021-11-25

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JPS5555606U (ja) 1980-04-15

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