JPS63212727A - 自動車用デイ−ゼル機関の吸気制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用のディーゼル機関において、そのア
イドリング運転域での静粛性を図った吸気制御装置に関
するものである。

〔従来の技術〕

ディーゼル機関における吸気通路中に、アイドリング時
において閉じ、それ以外において大き（開くように絞り
弁を設けることにより、ディーゼル機関のアイドリング
運転域における静粛性を向上することは良く知られらて
いる。

そして、従来におけるこの種の吸気制御装置は、例えば
特公昭６１−４８６１９号公報等に記載されているよう
に、燃料噴射ポンプにおける燃料噴射量調節用のコント
ロールレバーに対して、当該コントロールレバーがアイ
ドル位置になったとき接触するスイッチを設け、該スイ
ッチへのコントロールレバーの接触をもってアイドリン
グ運転と判断して、吸気通路中における絞り弁を閉じる
ように構成していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、燃焼噴射ポンプにおけるコントロールレバーに
は、アイドリング時における燃料噴射量を微調節するた
めのアイドル調節手段が設けられているため、前記従来
のようにコントロールレバーのスイッチへの接触によっ
てアイドリングと判断することは、コントロールレバー
におけるアイドル位置を前記アイドル調節手段によって
調節した場合に、この調節に応じて、前記スイッチの取
付は位置を変更員節するようにしなければならず、これ
に多大の手数を必要とするのであり、しかも、このコン
トロールレバーに、カーターラ等に対するアイドルアッ
プ機構を設けた場合には、アイドリング時において吸気
通路中における絞り弁を閉作動することができなくなる
と言った不具合があったＯ 本発明は、この不具合を解消することを目的とするもの
である。

〔問題点を解決するための手段〕

このため本発明は、自動車に搭載したディーゼル機関に
おいて、その吸気通路中に、当該吸気通路を開閉するた
めの絞り弁を設け、該絞り弁を、自動車におけるフット
ブレーキ又はサイドブレーキに、当該フットブレーキを
踏み込み操作するかサイドブレーキを引き操作したとき
絞り弁を閉じ作動するように関連した構成にしたもので
ある。

〔発明の作用・効果〕

自動車に搭載したディーゼル機関におけるアイドリング
運転は、自動車を停車又は駐車しているときにおいて行
なわれ、自動車を停゛車又は駐車しているときには、自
動車におけるフットブレーキを踏み込み操作するか、或
いはサイドブレーキを引き操作しているものであるから
、このフットブレーキ又はサイドブレーキに関連して、
当該フットブレーキを踏み込み操作するか、或いはサイ
ドブレーキを引き操作したとき、吸気通路中の絞り弁を
閉じ作動するように構成したことにより、ディーゼル機
関のアイドリング運転時において、当該ディーゼル機関
への吸気を絞り制御することができる。

このように本発明によるとディーゼル機関におけるアイ
ドリング運転時の吸気絞り制御は、燃料噴射ポンプにお
けるコントロールレバーとは無関係に行うものであるか
ら、当該にコントロールレバーに対してアイドルアップ
機構が設けられている場合であっても、このアイドルア
ンプとは全く無関係に、アイドリング運転時における吸
気の絞り制御を確実に行うことができる一方、前記コン
トロールレバーに対するアイドル調節に応じての調節を
必要としない効果を奏する。

しかも、自動車におけるソフトブレーキには、当該フッ
トブレーキを踏み込み操作したとき自動車の後部におけ
るストップランプを点灯するためのストップランプ用ス
イッチが、また、自動車におけるサイドブレーキには、
当該サイドブレーキを引き操作したとき自動車の操作パ
ネルにおける駐車灯を点灯するための駐車灯用スイッチ
が各々設けられていることにより、これらストップラン
プ用スイッチ又は駐車灯用スイッチを、前記アイドリン
グ運転時における吸気絞り制御にそのま＼利用すること
ができるから、前記従来の吸気絞り制御のように、燃料
噴射ポンプにおけるコントロールレバーに対して設けら
れていた吸気絞り用のスイッチを廃止して構造の簡単化
及びコストの低減を図ることも可能である効果を有する
。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面について説明するに、符号１
は自動車に搭載したディーゼル機関、符号２は該ディー
ゼル機関工への吸気通路を各々示し、前記吸気通路２中
には、弁軸３の回動によって当該吸気通路２を開閉する
ようにしたバタフライ式％式％ 前記絞り弁４における弁軸３に固着したレバー５の先端
を、ロッド６を介してダイヤフラム式アクチェータ７に
おけるダイヤフラム８に連結し、このダイヤフラム８に
て構成された圧力室９内のばね１０により、前記絞り弁
４を全開状態に押圧付勢する一方、この圧力室９を、前
記ディーゼル機関１によって駆動される真空ポンプ１１
等の真空源に真空伝達通路１２を介して接続する。

符号１３は、自動車におけるソフトブレーキ（図示せず
）を踏み込み操作したときこれに連動してＯＮになって
自動車の後部におけるストップランプ１４を点灯するた
めのストップランプ用スイッチ、符号１５は、自動車に
おけるサイドブレーキ（図示せず）を引き操作したとき
これに連動してＯＮになって自動車の操作パネルにおけ
る駐車灯１６を点灯するための駐車灯用スイッチを各々
示す。

そして、前記真空伝達通路１２中には、前記ダイヤフラ
ム式アクチェータ７における圧力室９を、真空ポンプ１
１に連通したり、大気通路１７に連通したりするように
切換えるための三方式の電磁切換弁１８を設け、この電
磁切換弁１８を、前記ストップランプ用スイッチ１３及
び駐車灯用スイッチ１５に、ストップランプ用スイッチ
１３又は駐車灯用スイッチ１５のいずれか一方がＯＮに
なったとき、当該電磁切換弁１８が圧力室９と真空ポン
プ１１とを連通ずる状態に切換わるように接続する。

この構成において、フットブレーキ及びサイドブレーキ
を操作していないとき、電磁切換弁１８は、ダイヤフラ
ム式アクチェータ７における圧力室９を大気通路１７に
連通した状態にあるから、吸気通路２中の絞り弁４は、
圧力室９内におけるばね１０にて第２図に実線で示すよ
うに全開の状態に保持される。

そして、フットブレーキを踏み込み操作するか、或いは
サイドブレーキを引き操作したときには、その一方のス
イッチ１３又は１５がＯＮになることにより、前記電磁
切換弁１８が、圧力室９と真空ポンプ１１とを連通ずる
状態に切換わり、圧力室９に真空が作用するから、吸気
通路２中の絞り弁４は、圧力室９に作用する真空により
ばね１０に抗して第２図に二点鎖線で示すように閉じ作
動して吸気絞りを行うのである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図はディーゼル機関
の平面図、第２図は第１図の要部拡大断面図である。 １・・・・ディーゼル機関、２・・・・吸気通路、３・
・・・弁軸、４・・・・絞り弁、７・・・・アクチェー
タ、８・・・・ダイヤフラム、９・・・・圧力室、１０
・・・・ばね、１１・・・・真空ポンプ、１２・・・・
真空伝達通路、１３・・・・ストップランプ用スイッチ
、１４・・・・ストップランプ、１５・・・・駐車灯用
スイッチ、１６・・・・駐車灯、１７・・・・大気通路
、１８・・・・電磁切換弁。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、自動車に搭載したディーゼル機関において、そ
   の吸気通路中に、当該吸気通路を開閉するための絞り弁
   を設け、該絞り弁を、自動車におけるフットブレーキ又
   はサイドブレーキに、当該フットブレーキを踏み込み操
   作するかサイドブレーキを引き操作したとき絞り弁を閉
   じ作動するように関連したことを特徴とする自動車用デ
   ィーゼル機関の吸気制御装置。