JPS6021476Y2 - 排気ブレ−キ装置 - Google Patents

排気ブレ−キ装置

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JPS6021476Y2
JPS6021476Y2 JP14611979U JP14611979U JPS6021476Y2 JP S6021476 Y2 JPS6021476 Y2 JP S6021476Y2 JP 14611979 U JP14611979 U JP 14611979U JP 14611979 U JP14611979 U JP 14611979U JP S6021476 Y2 JPS6021476 Y2 JP S6021476Y2
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JP
Japan
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exhaust
exhaust brake
brake
brake valve
bypass passage
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Expired
Application number
JP14611979U
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English (en)
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JPS5663828U (ja
Inventor
肇 服部
Original Assignee
いすゞ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブレーキ操作に関連してブレーキ力が段階的に
加減されるようにした車両の排気ブレーキ装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来の排気ブレーキ装置では、排気ブレーキを操作した
場合に急激に過大なブレーキ力が発生し、特に空車時な
ど車両がスリップするなどの危険があるので、運転条件
に応じて排気ブレーキ力が加減されることが要求がある
この要求に応えるものとして、従来実開昭54−292
咥公報に開示される技術がある。
この従来技術は機関に対して複数個の排気管を取付け、
これらにそれぞれ排気ブレーキ弁を設け、これらの排気
ブレーキ弁を選択的に1個または全部を同時に作動させ
るものである。
しかし、この排気ブレーキ弁の動作は運転者の切換スイ
ッチの選択に委ねられており、運転状況の変化に対応し
て切換スイッチを操作し、迅速かつ適正な排気ブレーキ
を作動させることは、運転者にとって不可能に近く、車
両のスリップを防止する手段として完全なものとはいえ
ない。
また、上記従来の技術では機関のいくつかの気筒ごとに
排気管を別個に取付けなければならず、この点でも大幅
な変更が必要であり、機関の搭載スペースにも影響する
したがって、本考案の目的は、複数個の排気通路にそれ
ぞれ設けられた排気ブレーキ弁がブレーキ操作に関連し
て順次自動的に作動されて、排気ブレーキ力が段階的に
増大されるようにした排気ブレーキ装置を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の構成は機関の排気
管の途中にこの排気通路を開閉する第1の排気ブレーキ
弁を設けるとともに、前記第1の排気ブレーキ弁に対し
て絞りを有するバイパス通路を設け、該バイパス通路の
前記絞りよりも下流側に該バイパス通路を開閉する第2
の排気ブレーキ弁を設け、前記第1の排気ブレーキ弁を
ブレーキペダルの操作開始と同時に作動させ、前記第2
の排気ブレーキ弁をブレーキペダルの踏込み操作力が所
定の値を越えた時作動させるものである。
本考案の構成を実施例に基づいて説明すると、第1図に
示すようにディーゼル機関1はこの一側方に吸気マニホ
ールド2を、他側方に排気マニホールド3を備えており
、これに接続する排気管4に排気ブレーキ弁17が設け
られ、流体圧アクチユエータ20によって開閉されるよ
うになっている。
このような構成は従来の一般的な排気ブレーキ弁とほぼ
同様である。
前記排気管4には排気ブレーキ弁17に対するバイパス
通路6が設けられ、この始端部に絞り5が備えられる。
そして、絞り5よりも下流側にバイパス通路6を開閉す
る排気ブレーキ弁7が設けられ、流体圧アクチュエータ
10によって開閉されるようになっている。
前記流体圧アクチュエータ20はダイアフラムによって
箱体の内部を大気室と圧力室とに仕切り、前記ダイアフ
ラムに結合したロッド19を大気室から外部へ突出し、
リンク機構を介して前記排気ブレーキ弁17の支軸と連
結されている。
そして、流体圧アクチュエータ20は通常大気室に収容
した戻しばねの力によってロッド19が内方へ引戻され
ているが、圧力室に図示してない流体圧力源(一般には
圧縮空気)から配管21を経て圧縮空気が供給されると
、前記ロッド19が突出されるようになっている。
前記圧力室を大気にまたは流体圧力源に切換連通させる
ために、電磁弁22が配管21の途中に設けられる。
流体圧アクチュエータ10についても同様の構成となっ
ており、ロッド9がリンク機構8を介し排気ブレーキ弁
7の支軸と連結される一方、圧力室は電磁弁12を備え
る配管11を経て流体圧力源または大気へ連通されるよ
うになっている。
電磁弁12.22を順次作動させるために、第2図に示
す制御回路が構成される。
すなわち、電源25に連なる正導線27と負導線28と
の間に、それぞれリレー31.34及び電磁弁22゜1
2が接続される。
リレー31はブレーキペダルの操作と同時に閉じられる
スイッチ29または手で操作されるスイッチ30によに
通電されるようになっている。
リレー34はブレーキ操作の第2段階で、例えはブレー
キペダルを強く踏み込んでマスクシリンダ装置の出力液
圧が一定の値を超た時にこの液圧に応答して閉じるスイ
ッチ32または手で操作されるスイッチ33により通電
されるようになっている。
電磁弁22はリレー31が励磁される時閉じるスイッチ
31aによって駆動され、この時流体圧アクチュエータ
20の圧力室を配管21を経て流体圧力源に連通させる
電磁弁12はリレー34が励磁される時閉じるスイッチ
34aによって駆動され、流体圧アクチュエータ10の
圧力室を配管11を経て流体圧力源に連通させるように
なっている。
電源25と正導線27との間のスイッチ26は通常は回
路を閉じていて、クラッチペダルを踏み込んだ時開くよ
うになっている。
次に、本考案による排気ブレーキ装置の作動について説
明する。
今、ブレーキペダルを踏み込むと、同時にスイッチ29
が閉じ、リレー31が励磁され、スイッチ31aが閉じ
、電磁弁22が励磁される。
従って、流体圧力源から配管21を経て流体圧アクチュ
エータ20の圧力室へ圧力が供給され、ロッド19が左
方へ突出されて排気ブレーキ弁17を閉じる。
排気マニホールドから排気機4へ入った排気ガスはバイ
パス通路6を通り外部へ排出される。
このバイパス通路6には絞す5が備えられているので、
機関1の背圧が高くなり、排気ブレーキ力が生じる。
次いで、ブレーキペダルを強く踏み込むと、スイッチ3
2が閉じ、リレー34が励磁され、スイッチ34aが閉
じ、電磁弁12が流体圧アクチュエータ10の圧力室を
配管11を経て流体圧力源に連通させる。
従って、ロッド9が左方へ突出し、排気ブレーキ弁7が
バイパス通路6を閉鎖する。
これによって完全に排気マニホールド3が密閉され、強
力な排気ブレーキ力が生じる。
このように、ブレーキペダル(フートブレーキ)の操作
段階に応じて、排気ブレーキ弁17,7が順次閉じられ
ることになるので、段階的に排気ブレーキ力が増大し、
従来の排気ブレーキの場合のようにブレーキ操作と同時
に過大なブレーキ力が働いて車両がスリップを生じると
いうような事故を防止することができる。
ブレーキペダルに対する操作力を解除すれば、順次スイ
ッチ32.29が開き、排気ブレーキ弁7.17が全開
位置に戻り、排気ブレーキ力が解除される。
以上はブレーキペダルによるブレーキ操作の場合である
が、例えば長い下り坂路を車両が走行するような場合に
は、その坂路の勾配及び変速装置の変速位置に応じてス
イッチ30を、またはスイッチ30及び33をともに閉
じれば適正な排気ブレーキ力が得られ、ブレーキペダル
を操作しなくても安全に走行することができる。
そして、車両の変速操作のためにクラッチペダルを踏み
込んだ場合は、スイッチ26が開いて、手動操作スイッ
チ30.33が閉じていても、排気ブレーキが解除され
、変速操作の妨げとならない。
このスイッチ26はクラッチ操作と連動する構成とする
代りに、アクセルペダルを離した時に閉じかつ踏み込ん
だ時に開くように構成してもよく、また変速操作レバー
が変速位置にある時閉じていて中立位置の時に開くよう
に構成してもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は機関の排気管に対して第
1の排気ブレーキ弁を設けるとともに、第1の排気ブレ
ーキ弁に対するバイパス通路を前記排気管に接続し、該
バイパス通路に絞りと、この絞りよりも下流側に第2の
排気ブレーキ弁を設け、これらの第1、第2の排気ブレ
ーキ弁を順次ブレーキ操作の段階に応じて閉鎖すること
によって、ブレーキ力を段階的に増大することができる
従って、従来のように排気ブレーキ操作に伴って急激に
過大なブレーキ力が発生し、車両がスリップするなどの
危険を防止することができる。
そして、本考案装置は従来の排気ブレーキ装置に付加部
品(バイパス通路6を構成する配管、第2の排気ブレー
キ弁7およびこの作動装置など)を取付けるものである
から、従来の排気ブレーキ装置に大幅な変更をもたらす
ことなく、僅かな費用の負担で容易に取付けることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る排気ブレーキ装置の構成図、第2
図は同装置の作動制御回路図である。 1:機関、4:排気管、5:絞り、6:バイパス通路、
7:排気ブレーキ弁、10:流体圧アクチュエータ、1
1:配管、12:電磁弁、17:排気ブレーキ弁、20
:流体圧アクチュエータ、21:配管、22:電磁弁、
25:電源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関の排気管の途中にこの排気通路を開閉する第1の排
    気ブレーキ弁を設けるとともに、前記第1の排気ブレー
    キ弁に対して絞りを有するバイパス通路を設け、該バイ
    パス通路の前記絞りよりも下流側に該バイパス通路を開
    閉する第2の排気ブレーキ弁を設け、前記第1の排気ブ
    レーキ弁をブレーキペダルの操作開始と同時に作動させ
    、前記第2の排気ブレーキ弁をブレ、−キペダルの踏込
    み操作力が所定の値を越えた時作動させるようにした排
    気ブレーキ装置。
JP14611979U 1979-10-22 1979-10-22 排気ブレ−キ装置 Expired JPS6021476Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14611979U JPS6021476Y2 (ja) 1979-10-22 1979-10-22 排気ブレ−キ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14611979U JPS6021476Y2 (ja) 1979-10-22 1979-10-22 排気ブレ−キ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5663828U JPS5663828U (ja) 1981-05-29
JPS6021476Y2 true JPS6021476Y2 (ja) 1985-06-26

Family

ID=29377284

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14611979U Expired JPS6021476Y2 (ja) 1979-10-22 1979-10-22 排気ブレ−キ装置

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