JPS5914616B2 - 自動車用ク−ラ−のアイドルアツプ装置 - Google Patents

自動車用ク−ラ−のアイドルアツプ装置

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Publication number
JPS5914616B2
JPS5914616B2 JP5854178A JP5854178A JPS5914616B2 JP S5914616 B2 JPS5914616 B2 JP S5914616B2 JP 5854178 A JP5854178 A JP 5854178A JP 5854178 A JP5854178 A JP 5854178A JP S5914616 B2 JPS5914616 B2 JP S5914616B2
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JP
Japan
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valve
actuator
negative pressure
signal
signal chamber
Prior art date
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Expired
Application number
JP5854178A
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English (en)
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JPS54150522A (en
Inventor
康浩 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Expired legal-status Critical Current

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エンジンのアイドル時にエンジン回転数を増
加させる、自動車用クーラーのアイドルアップ装置に関
するものである。
一般に、クーラーを塔載した自動車に於ては、クーラー
の作動時にエンジンの出力低下或いは運転性の悪化等を
招き、特にエンジンのアイドル時には顕著に生じるので
、アイドル時にエンジン回転数を増加させるために、ス
ロットルバルブを所定開度開けるように作動するアイド
ルアップ装置がエンジンに装着されている。
しかしながら、この様な従来のアイドルアップ装置に於
ては、負圧信号を感知してスロットルバルブを所定開度
開けるよう作動するアクチュエータと、クーラーの作動
に応じてこのアクチュエータへ負圧または大気を切換供
給するソレノイドバルブとから成り、クーラースイッチ
がONの時ソレノイドバルブがアクチュエータへ負圧を
供給して作動させる構成になっている。
その為、エンジンの減速時にスロットルバルブが全閉位
置迄完全に戻らないので、エンジンブレーキの効きが悪
くなり、諸トラブル発生の原因になっている。
従って、本発明は、エンジン減速時にスロットルバルブ
を全閉位置迄完全に戻るようにし、エンジンブレーキの
効きを向上させた自動車用クーラーのアイドルアップ装
置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために本発明は、エンジンのイン
テークマニホールドの負圧変化を検出して作動する制御
バルブを配設して、エンジン減速時にアクチュエータの
信号室へ大気を供給してアクチュエータの作動を停止さ
せ、スロットルバルブを全閉位置迄完全に戻すようにす
ることを基本的構成とし、更に上記制御バルブは、イン
テークマニホールドからの負圧信号を受ける信号室と、
該信号室内の負圧に応答して作動変位するダイアプラム
と、該ダイヤフラムに固定されダイヤプラムと一体に変
位するリフターにより駆動されアクチュエータの信号室
への大気供給を制御するバルブと、該バルブの閉位置方
向に前記リフターを付勢するスプリングとを備える構成
を有している。
この様に本発明に従う装置に於いては、エンジンの減速
時にアクチュエータの作動を停止させアイドルアップを
解除する機構が機械的手段になっている点に特徴がある
さて、エンジンの減速時にアクチュエータの作動を停止
させる機構としてこの機械的手段の代わりに電気的手段
によることが技術的に可能である。
しかし、この電気的手段に依ると、エンジンの減速状態
を感知するためにエンジン回転数を検出するセンサ或い
はインテークマニホールド負圧を検出するセンサが必要
であり、該センサからの電気信号を受けてソレノイドバ
ルブに供給するコンピュータと電気回路を更に必要とす
ることから、機構が複雑で製造のコスト高を招くという
実用に際しての問題点がある。
しかしながら、本発明に依ると前述した機械的手段を採
用するので、上記電気手段に比して機構が簡単で制御方
法もシンプルであり且つ製造コスト上も極めて有利であ
る。
以下、本発明に従った一実施例について、添付図面に基
づいて説明する。
図面に示される自動車用クーラーのアイドルアップ装置
に於て、キャブレタ10は、スロットルバルブ11の上
流側がエアクリーナ12に、下流側がエンジンのインテ
ークマニホールド13に夫々連通している。
アイドルアップアクチュエータ20に於て、信号ポート
21を有する第1ボデイ22と、大気ポート23を有す
る第2ボデイ24とが一体に結合されている。
両ボディ22,24内はダイアフラムピストン25によ
り、信号ポート21に連通ずる信号室26と、大気ポー
ト23に連通ずる大気室27とに分割されている。
ダイアプラムピストン25はスプリング28により常時
図示下方に付勢され、またそのロッド29はリンク30
を介して前記スロットルバルブ11のレバー14に作用
的に連結されている。
先ず、信号室26に負圧が供給されると、ダイアフラム
ピストン25が図示上方に変位し、その結果リンク30
の作用によりスロットルバルブ11は、破線で示される
全閉位置から所定開度θ0開いた位置に保持される。
次に、信号室26に大気が供給されると、ダイヤフラム
ピストン25はスプリング28の付勢力により元の位置
に保持されるので、スロットルバルブ11は全閉位置迄
完全に戻ることになる。
ソレノイドバルブ40は、アクチュエータ20の信号室
26に負圧または大気を供給するためのもので、第1人
力ポート41と出力ポート42を有する第1ボデイ43
と、第2人力ポート44を有する第2ボデイ45とを、
0−リング46を介して気密的に且つ一体的に結合する
ことによりその外形を成している。
第1人力ポート41はオリフィス15を介してインテー
クマニホールド13に連通し、第2人力ポート44は大
気源に連通し、また出力ポート42はアクチュエータ2
0の信号ポート21を介して信号室26に連通している
第2ボデイ45内に磁性体から成る鉄心47が配設され
、該鉄心47の内部中空部に大気通路48が形成されて
いる。
鉄心47上には非磁性体から成るボビン49が挿入固定
され、該ボビン49上にソレノイドコイル50が巻かれ
ている。
ソレノイドコイル50はターミナル端子51を介して、
クーラースイッチ(図示せず)に続接されている。
第1ボデイ43内には可動部材52が軸方向に変位可能
に配設され、該可動部材52はボビン49の上面に一端
が係止されたスプリング53の他端により常時図示上方
に付勢されている。
可動部材52に固定されたゴムから成る切換バルブ54
は、第1ボデイ43に形成された第1バルブシート55
及び鉄心47の上端に形成されたフランジ状第2バルブ
シート56に当接可能となっている。
先ず、クーラースイッチがOFFの時はソレノイドコイ
ル50に通電されないので、切換バルブ54は図示の様
に第1バルブシート55に当接する。
その結果、第2人力ポート44と出力ポート42間が連
通ずるので、大気が出力ポート42よリアクチュエータ
20の信号室26に供給される。
次に、クーラースイッチがONの時はソレノイドコイル
50に通電されるので、ソレノイドコイル50の励磁作
用により可動部材52がスプリング53の付勢力に抗し
て鉄心4Tに吸引され、切換バルブ54が第2バルブシ
ート56に当接する。
その結果、第1人力ポート41と出力ポート42間が連
通ずるので、負圧が出力ポート42を介してアクチュエ
ータ20の信号室26に供給される。
この様に、ソレノイドバルブ40はクーラースイッチの
作動に応じて、アクチュエータ20に負圧または大気を
切換供給するものである。
制御バルブ60はエンジンの減速時にアクチュエータ2
0へ大気を供給するもので、信号ポート61を有する第
1ボデイ62と、出力ポートロ3を有する第2ボデイ6
4とを一体的に且つ気密的に結合することにより、今の
外形を成している。
ダイヤフラム65は、その外周部が両ボディ62゜64
間に気密的に挾着され、その内周部がダイアフラムラテ
ーナ66と該リテーナ66に固着されたバルブリフター
67との間に気密的に挾着されている。
ダイアフラム65を境にして、第1ボデイ62内に信号
室68が、また第2ボデイ64内に大気室69が夫々形
成される。
信号室68は信号ポート61を介してインテークマニホ
ールド13に連通し、大気室69は第2ボデイ64に形
成された通路70、二重エアフィルタ?1,72、及び
第2ボデイ64と該ボディ64に嵌合したキャップ73
間に形成される通路74を介して大気源に連通している
キャップ73はフィルタ71゜72を保時するためのも
ので、またフィルタ71゜72は第2ボデイ64に形成
された複数のリブ75によりその盲動が防止される。
また、大気室69は後述の制御バルブを介して、出力ポ
ートロ3からアクチュエータ20の信号室26に連通し
ている。
信号室68内にはりテーナ76に一端が係止されたスプ
リング77が配設され、該スプリング77の他端により
リテーナ66及びリフター67が常時図示上方に付勢さ
れている。
リテーナ66の内部には比較的荷重の弱いスプリング7
8に支持された制御バルブ79が配置され、該制御バル
ブ79は第2ボデイ64から大気室69に突出形成され
たバルブシート80に当接可能となっている。
先ず、信号室68に導入される負圧がスプリング77の
荷重により定まる所定値より小さい時には、図示の様に
スプリング77の付勢力によりバルブリフター67が第
2ボデイ64のストッパ81に当接し、制御バルブ79
がバルブシート80に当接するので、大気室69と出力
ポートロ3間の連通が遮断される。
次に、信号室68の負圧が増大し所定値に達すると、ス
プリング77の付勢力に抗してバルブリフター67が図
示下方に変位し、制御バルブ79を押し上げるので、大
気室69と出力ポートロ3間が連通し、大気がアクチュ
エータ20の信号室26に供給される。
尚、スプリング77の荷重はスクリュ82により調整可
能となっている。
この様に制御バルブ60は、インテークマニホールド1
3の負圧を検出してアクチュエータ20に大気の供給を
行うものである。
上記構成のアイドルアップ装置に於て、次にその作用に
ついて説明する。
クーラースイッチがONになると、ソレノイドバルブ4
0は負圧をアクチュエータ20に供給し、その結果スロ
ットルバルブ11は全閉位置より所定開度(θ0 )開
いたアイドル開度の位置に保持される。
さて、エンジンの減速時には、スロットルバルブ11が
閉じられており、またエンジンの回転数が高いのでイン
テークマニホールドに高負圧が発生する。
従って、制御バルブ60は減速時に高負圧のマニホール
ド負圧を検知し、アクチュエータ20に大気を供給スる
ので、スロットルバルブ11は全閉位置迄完全に戻るこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の自動車用クーラーのアイドルアップ装置
の一実施例を示すシステム図である。 11:スロットルバルブ、13:インテークマニホール
ド、20:アクチュエータ、25:ダイアプラムピスト
ン、26:信号室、40:ソレノイドバルブ、60:制
御バルブ、65:ダイアフラム、67:バルブリフター
、68:信号室、77:スプリング、79:制御バルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 信号室を備え該信号室に供給される負圧信号を感知
    して作動変位するダイヤフラムピストンによりスロット
    ルバルブのアイドル開度を所定値に保持するよう作動す
    るアクチュエータと、クーラーの作動に応じて該アクチ
    ュエータの前記信号室へ負圧または大気を切換供給する
    ソレノイドバルブとを有する自動車用クーラーのアイド
    ルアップ装置に於いて、エンジンのインテークマニホー
    ルドの負圧変化を検出しエンジン減速時に前記アクチュ
    エータの前記信号室へ大気を供給して前記アクチュエー
    タの作動を停止させる制御バルブを配設し、該制御バル
    ブが、前記インテークマニホールドからの負圧信号を受
    ける信号室と、該信号室内の負圧に応答して作動変位す
    るダイヤフラムと、該ダイヤフラムに固定されダイヤプ
    ラムと一体に変位するリフターにより駆動され前記アク
    チュエータの前記信号室への大気供給を制御するバルブ
    と、該バルブの閉位置方向に前記リフターを付勢するス
    プリングとを備えることを特徴とする自動車用クーラー
    のアイドルアップ装置。
JP5854178A 1978-05-17 1978-05-17 自動車用ク−ラ−のアイドルアツプ装置 Expired JPS5914616B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5854178A JPS5914616B2 (ja) 1978-05-17 1978-05-17 自動車用ク−ラ−のアイドルアツプ装置

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JP5854178A JPS5914616B2 (ja) 1978-05-17 1978-05-17 自動車用ク−ラ−のアイドルアツプ装置

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Publication Number Publication Date
JPS54150522A JPS54150522A (en) 1979-11-26
JPS5914616B2 true JPS5914616B2 (ja) 1984-04-05

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ID=13087295

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JP5854178A Expired JPS5914616B2 (ja) 1978-05-17 1978-05-17 自動車用ク−ラ−のアイドルアツプ装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910356Y2 (ja) * 1979-05-02 1984-04-02 日産自動車株式会社 自動車用空気調和装置のアイドル回転補正装置
US4289107A (en) * 1979-12-28 1981-09-15 Ford Motor Company Engine carburetor throttle blade positioning control

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54150522A (en) 1979-11-26

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