JPS6381038A - 積層有孔フイルム - Google Patents

積層有孔フイルム

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JPS6381038A
JPS6381038A JP61227626A JP22762686A JPS6381038A JP S6381038 A JPS6381038 A JP S6381038A JP 61227626 A JP61227626 A JP 61227626A JP 22762686 A JP22762686 A JP 22762686A JP S6381038 A JPS6381038 A JP S6381038A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野コ 本発明は、遮光性、断熱性にすぐれた積層有孔フィルム
に関するものである。さらに詳しくは、近赤外光を反射
する反射フィルム層と、この反射フィルム層からの光の
透過を実質的に吸収する黒色フィルム層からなる積層フ
ィルムを、黒色フィルム層の面が互いに接するように重
ね合わされた状態で溶融穿孔して孔および空気層を設け
た貼合フィルムに関し、夏場での大根やホウレン草など
の時期をずらした栽培に際し、地面の温度上昇を防ぎ、
かつ雑草繁茂を防止するマルチングフィルムあるいはハ
ウス、トンネルなどに被覆する遮光性フィルムとして有
用なものである。
[従来技術〕 一般にマルチングフィルムは、土中水分の保持、地温上
昇、肥料成分の流失防止等を目的として行なわれている
が、夏場におけるマルチングは土中水分の保持や肥料成
分の流失防止に効果があるものの、地温が上がりすぎて
作物栽培に不適な状態となったり、一方では、雑草の繁
茂が著しいなどの問題点がある。
従来のマルチングフィルムとして最も一般的な透明ポリ
エチレンフィルムは夏場に使用した時は、太陽光線の透
過により、地温の上昇や雑草の繁茂が著しいため、作物
栽培に不適当である。また、黒色のマルチングフィルム
は、雑草繁茂を防止する効果があるものの、太陽光線を
吸収して昇温するため地温降下を目的とした夏場使用に
は不適当なものである。
上記の欠点を改良するため、夏場用マルチングフィルム
として、酸化チタンを含有させた白色マルチングフィル
ムやアルミニウム粉末を含有させたシルバーポリエチレ
ンフィルムなどが提供されているが、それぞれ、地温降
下が不充分であったり、雑草防止効果が不充分であるな
ど、末だその両者を満足するマルチング材は得られてい
ない。
また、ポリエチレンフィルムなどにアルミニウムを蒸着
したフィルムやアルミ箔を貼合したフィルムも一部の作
物栽培に使用されているが、使用時に蒸着膜やアルミ箔
が剥離したり、酸化してボロボロになりやすい欠点と、
さらに高価であるなどの点から広く普及されていない。
また、これまでに白黒積層タイプのマルチングフィルム
も提供されているが(実公昭55−88869号)、雑
草繁茂の防止に効果があるものの夏場の地温降下に対す
る効果は未だ不充分なものである。
一方遮光資材としては、ビニロンの寒冷紗やアルミ蒸着
フィルムをひも状にして細んだネットなどが知られるが
、これらはある程度の遮光には有効であるが、種子の発
芽や稚苗の育苗用に要求される高い遮光性資材には適さ
ないものである。
本発明は、夏場の作物栽培に適したマルチングフィルム
を提供するため地温上昇抑制機能と雑草繁茂の防止性を
備えたフィルム提供を目的として、さらには高い遮光性
と断熱性を有するフィルム提供を目的として、種々の検
討を行なった結果、達成したものである。
E問題を解決するための手段〕 本発明は波長0.7μ以上2μ以下の範囲の光線の平均
反射率が10%以上である熱可塑性初詣層(反射層)の
内面にカーボンブラックなどを配合した黒色の熱可塑性
樹脂層(黒色層)を積層してなるフィルムを、黒色層の
面が互いに接するように重ね合わされた状態で溶融穿孔
することによって形成された透孔を有する貼合フィルム
であって、貼合されたフィルムが溶融穿孔された孔(孔
径0.3〜10咽0、開孔率0.1〜10%)の周辺部
で溶着されているが、他の部分は空気層を有し、完全に
密着されていないことを特徴とする新規な積層有孔フィ
ルムである。
図1は本発明の積層有孔フィルムの一例を示す斜視図で
あり、図2はその断面図である。図において、反射層■
と黒色層■が積層されたフィルムが黒色層の面が互いに
接するように重ね合わされ、溶融穿孔による透孔■が形
成されている。透孔■の周辺は溶着され、ヒートシール
部■を形成しており、他の部分は二枚のフィルム間に空
気層■が形成されている。
本発明の波長0.7μ以上2μ以下の範囲の光線の平均
反射率が10%以上である熱可塑性樹脂層(反射層)は
、金属粉末や波長0.7μ以上2μ以下の近赤外線の領
域で反射率の高い無機化合物を熱可塑性樹脂に所定量配
合することによって得られる。本発明に使用される金属
粉末はアルミニウム、銅、ニッケルなどが通常好ましく
、アルミニウムが酸化安定性や価格の点で、より好t、
 Iyい。
金属粉末は、粉状体であっても、フレーク状であっても
良く、予め低分量ポリマーや可塑剤などでマスターバッ
チ化したものや、ペースト状にしたものが使用上好適で
ある。
本発明に使用される無機化合物は、波長0.7μ以上2
μ以下の近赤外線の領域で反射率の高いものであれば特
に限定されないが、例えば、温度25°C1相対湿度6
5%の条件下でD(Na)線を用いて測定した屈折率が
1.8以上の無機化合物が好ましく、例示すれば、酸化
チタン、チタン酸カリウム、チタン酸カルシウム、チタ
ン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム、硅酸ジルコニ
ウム、酸化ジルコニウムなどをあげることができる。
次に本発明の黒色の熱可塑性樹脂層(黒色層)は、上記
、反射層からの光の透過を実質的に吸収することが必要
であり、熱可塑性樹脂にカーボンブラック、フェライト
などの黒色顔料を所定量配合することによって得られ、
なかでもカーボンブラックは少量配合で高い光吸収性が
得られ好適である。
本発明に使用される熱可塑性樹脂としては、特に限定は
ないが例示すれば低密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、エチレン−ブテン−1共重合体、エチレン−4−
メチル−ペンテン−1共重合体、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−
メチルメタアクリレート共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル−メチルメタアクリレート共重合体など、エチレンの
単独重合体および共重合体、ポリプロピレン、塩化ビニ
ル樹脂等が使用可能であり、これらは単独で、あるいは
混合して使用することが可能であり、また反射層と黒色
層に用いられる樹脂は同一であっても異なっていても差
しつかえはない。
本発明の反射層に用いる金属粉末や無機化合物の配合量
は波長0.7μ以上2μ以下の範囲の近赤外線の平均反
射率が少なくとも10%以上になるように、反射層の厚
みによって決められるが、通常、金属粉末の場合、熱可
塑性樹脂に対して5〜80重量%、無機化合物の場合、
10〜80重意%が好ましい範囲である。また、黒色層
に用いるカーボンブラックなどの黒色顔料の配合量は可
視光線ならびに近赤外線の透過を実質的に吸収するよう
に黒色層の厚みによって決められるが、通常、カーボン
ブラックの場合、熱可塑性樹脂に対して0.5〜10重
量%が好ましい範囲である。
本発明の貼合フィルムは次のような工程で製造すること
ができる。
金属粉末あるいは無機化合物粉末さらにカーボンブラッ
クを含有させた熱可塑性樹脂組成物は、通常のバンバリ
ー主キサ−や二本ロール混線機あるいは押出混線機を用
いて、樹脂を溶融しながら該粉末を混合混練して得られ
る。
得られた樹脂組成物は、金属粉末あるいは無機化合物粉
末含有の樹脂組成物とカーボンブラック含有の樹脂組成
物とを別々に、二層ダイス(あるいは場合によっては三
層ダイス)を備えた三台の押出機(あるいは王台の押出
機)から、各々の樹脂組成物を押出してフィルム加工す
る共押出フイルム加工法によって2層フィルムが成形さ
れる。二層フィルム成形はTダイ法、インフレーション
加工法が通常用いられるが、二層(あるいは三層)イン
フレーション法がチューブ状フィルムとなり、重ね合せ
の工程が省ける点で最適である。
次に、金属粉末または無機化合物粉末含有の反射層とカ
ーボンブラックなどを含有した黒色層の2層フィルムを
黒色層の面が互いに接触するように重ね合せた後、溶融
穿孔機を用いて、所定の径および開孔率の孔あけを行な
うと同時に孔周辺部を溶着して、二種のフィルムが貼合
される。
各層のフィルム厚みは、コスト面と取扱い作業面から5
〜40μが適切であり、貼合された後の全体のフィルム
厚みは10〜75μが好ましい。
溶融穿孔機による穿孔は、地温上昇抑制作用と雑草繁茂
防止を両立させるために、孔径0.3〜10wΩ開孔率
0.1〜10%の範囲が好ましく、孔径が0.5〜8M
Ωの範囲がさらに好ましい。設ける孔の径、開口率が上
記範囲を満さない場合は地温上昇抑制作用が不充分であ
り、他方、上記範囲を超える場合、地温上昇抑制作用は
すぐれる反面、雑草繁茂を抑制する効果が低下し好まし
くない。
以上のようにして得られた接層有孔フィルムは、金属粉
末または無機化合物粉末含有の反射フィルム層によって
、太陽光線、なかでも波長0.7〜2μの近赤外線を反
射させ、さらにカーボンブラック含有フィルム層で太陽
光線を吸収するとともに、二層のフィルム間に設けられ
た空気層による断熱と、有孔によるフィルム内外面の空
気の流通が促進される結果、夏場の地面にマルチングフ
ィルムとして使用した時、地温の上昇を抑制する作用が
増幅されるとともに、雑草の繁茂を防止することが可能
である。したがって、本発明の積層有孔フィルムは、通
常夏期には涼しい高冷地で栽培される高原レタスなどの
平地栽培や、夏秋キュウリ、抑制トマト、はうれん草な
どの栽培に最適である。咳だ、本発明フィルムをトンネ
ルやハウスの被覆に用いた場合、高い遮光性と断熱性が
得られ、種子の発芽や育苗用に好適な環境を与える。
次に実施例をあげて本発明を説明するが、これら実施例
は単に例示的なものであって、これらに限定されるもの
ではない。
実施例および比較例に示したマルチングフィルムとして
使用した例の地温測定や雑草繁茂の状態観察のテストは
次の方法で行なった。
幅1ms長さ2m、高さ20譚の畝に各フィルムをマル
チングし、地温測定は地表より5百の深さに固定して行
なった。
また、雑草繁茂の状態観察は夏場の80日間マルチング
後、フィルムをとり去った時の畝上の状態を調べた。
また、本発明フィルムを遮光性被覆フィルムとしてハウ
スに使用した場合の実施例も示したが、その遮光性の測
定は日射計を用いて、被覆ハウス内の日射量と裸地の日
射量の比を調べた。
実施例1 エチレン−ブテン−1共重合体(密度0.921 。
MI=2f/10分)100重量部と酸化チタン(ルチ
ル型)粉末25重量部と分散剤としてグリセリンモノス
テアレート0.8重量部とを51バンバリーミキサ−で
樹脂温度150〜160℃で10分間混線後、押出機に
より造粒ペレットを製造した。以下、上記混合物をA混
合樹脂と呼ぶことにする。
また、上記と同じエチレン−ブテン共重合体100重量
部とカーボンブラック5重量部と分散剤としてグリセリ
ンモノステアレート0.1重量部とを上記と同様にして
混線、造粒してペレットを製造した。以下、この混合物
をB混合樹脂と呼ぶことにする。
次に、2台の押出機と二層ダイスを備えた二層インフレ
ーシロンフィルム加工機を用いて、上記A混合樹脂とB
混合樹脂を別々の押出機に投入し、溶融ゾーン220’
C,ダイス温度200℃の条件で、外層がA混合樹脂層
(8ミクロン厚)、内層がB混合樹脂層(7ミクロン厚
)となる厚み15ミクロンの二層チューブ状フィルムを
成形した。
得られたフィルムは、ニップロールで重ねあわされた状
態で、溶融穿孔機にて、1■e孔を開口率5%となるよ
うに穿孔するとともにその孔部周辺をヒートシールして
、有孔貼合フィルムを得た。得られたフィルムは孔の周
辺部でヒートシールされ、他の部分は重なりあった状態
で、厳密には空気層を有しているものである。
地温上昇抑制効果および雑草の繁茂状態のテストを行な
い、その結果を表1に示した。
また、フィルムの光線反射スペクトルを図2に示した。
実施例2 低密度ポリエチレン(密度0.928 、 MI=1.
5 )100重量部と酸化チタンをコーティングしたマ
イカ粉末(パール顔料)80wt%と分散剤としてグリ
セリンモノステアレート0.8重量部とを、実施例1と
同様の方法で混練、造粒して、A混合樹脂ペレットを製
造したほかは、実施例1と同様にB混合樹脂を製造し、
二層インフレーシロンフィルム加工し、さらに溶融穿孔
機にて積層有孔フィルムを得た。
得られたフィルムの性能を表1および図2に示した。
実施例8 実施例1のA混合樹脂に用いた酸化チタンをアルミニウ
ム粉末15重量部にかえたほかは実施例1と同手法にて
積層有孔フィルムを得た。得られたフィルムの性能を表
1および図2に示した。
実施例4 実施例1のA混合樹脂に用いた酸化チタンをチタン酸カ
リウィスカー15重量部にかえたほかは、実施例1と同
手法にて積層有孔フィルムを得た。得られたフィルムの
性能を表1および図2に示した。
比較例1 実施例1のA混合樹脂のみを通常のインフレーシロンフ
ィルム加工機でフィルム加工し、厚さ80ミクロンの単
層フィルムを得た。
得られたフィルムの性能を表1および図2に示した。
比較例2 実施例1で用いた、A混合樹脂とB混合樹脂とを2台の
押出機と二層ダイスを備えた二層インフレーシランフィ
ルム加工機を用いて、A/B積層フィルムを得た。
得られたフィルムはA混合樹脂層(15ミクロン厚)と
B混合樹脂層(15ミクロン厚)が完全に融着積層され
たものであった。このフィルムを切り開いて実施例1と
同手法で性能を調べ表1および図2に示した。
比較例8 比較例2で得られたA/B m aフィルムについて溶
融穿孔機にて1. Otm Q孔を北口率5%となるよ
うに穿孔することにより有孔フィルムを得た。
比較例4 実施例8で用いたA混合樹脂とB混合樹脂とを2台の押
出機と二層ダイスを備えた二層インフレーションフィル
ム加工機を用いてA/B積層フィルムを得た。得られた
フィルムはA混合樹脂層 (15Eクロン厚)とB混合
樹脂層(15ミクロン厚)が完全に融着積層されたもの
であった。このフィルムを実施例1と同手法で性能を調
べ表1に示した。
比較例5 エチレンーブ戸ンー1共重合K (密度0.921MI
=4”/10分)を通常の−rンフレーシジン加工機を
用いて、厚さ80jクロンの透明フィルムを得た。
得られたフィルムの性能を表1および図2に示した。
実施例5 実施例1のA混合樹脂とB混合樹脂を用いて外層がA混
合樹脂層(25ミクロン厚〕、内層がB混合樹脂層(2
5ミクロン厚)となる厚み50ミクロンの二層チューブ
状フィルムを成形した。
得られたフィルムはニップロールで重ねあわされた状態
で溶融穿孔機にて2−〇孔を開口率7%となるように穿
孔するとともに、その孔部周辺をヒートシールして、積
層有孔フィルムを得た。
得られたフィルムは孔の周辺部でヒートシールされ、他
の部分は重なりあった状態で、厳密には空気層を有して
いるものである。
得られたフィルムを用いて、間口8.5m、奥行20 
mのパイプハウスに被覆し、ホウレン草の育苗テストを
行なった結果を表2に示しく18) た。
実施例6 実施例8のA混合樹脂(アルミニウム粉末含有)を用い
たほかは、実施例5と同様にして、積層有孔フィルムを
得た。
得られたフィルムを用いて、間口8.5m1奥行20m
のパイプハウスに被覆し、ホウレン草の育苗テストを行
なった結果を表2に示した。
比較例6 市販の黒色寒冷紗(クレモナ#600)を用いて実施例
6と同方法にて、ホウレン草の育苗テストを行なった結
果を表2に示した。
表1から明らかなように本発明は従来のマルチングフィ
ルムに比べてすぐれた地温上昇抑制効果を有することが
明らかであり、かつ雑草の繁茂防止にも効果がみられた
表  2
【図面の簡単な説明】
図1−aは本発明マルチングフィルムの一例を示す斜視
図、図i−bはその断面図である。 ■ 反射層 ■ 黒色層 ■ 溶断穿孔による透孔 ■ ヒートシール部 ■ 空気層 図2−a及び図2−bは本発明の実施例及び比較例のフ
ィルムの光線反射スペクトルを表わす。 (22完) ゛ 図1−a 波長(ミクロン) 図2−a 波長(ミクロン)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)波長0.7μ以上2μ以下の範囲の光線の平均反
    射率が10%以上である熱可塑性樹脂層(反射層)の内
    面にカーボンブラックなどを配合した黒色の熱可塑性樹
    脂層(黒色層)を積層してなるフィルムを、黒色層の面
    が互いに接するように重ね合わされた状態で溶融穿孔す
    ることによって形成された孔径0.3〜10mmφ、開
    孔率0.1〜10%の透孔を有する貼合フィルムであっ
    て、該貼合フィルムは透孔の周辺で溶着され、他の部分
    は空気層を有することを特徴とする積層有孔フィルム。
  2. (2)上記反射層が金属粉末を含有した熱可塑性樹脂組
    成物からなる特許請求の範囲第1項記載の積層有孔フィ
    ルム。
  3. (3)上記反射層が無機化合物粉末を含有した熱可塑性
    樹脂組成物からなる特許請求の範囲第1項記載の積層有
    孔フィルム。
  4. (4)上記無機化合物が屈折率1.8以上である特許請
    求の範囲第3項記載の積層有孔フィルム。
  5. (5)上記金属粉末がアルミニウムである特許請求の範
    囲第2項記載の積層有孔フィルム。
  6. (6)上記無機化合物が酸化チタンである特許請求の範
    囲第8項記載の積層有孔フィルム。
  7. (7)上記無機化合物がチタン酸塩化合物である特許請
    求の範囲第8項記載の積層有孔フィルム。
  8. (8)上記無機化合物がジルコニウム化合物である特許
    請求の範囲第8項記載の積層有孔フィルム。
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