JPS6379624A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、電気掃除機に係り、特に、塵埃中に含まれる
ダニなどの有害微生物の殺傷を可能とした構造に関する
。

（従来の技術） 家庭の床、畳、じゅうたんなどには、イエダニ、ハダニ
、ツメダニ等のダニ類が生息しており、これらのダニ類
は、電気掃除機を用いて掃除を行なう際、塵埃とともに
掃除機本体の集塵室内に集められる。

（発明が解決しようとする問題点） 従来の電気掃除機においては、このようにして集１１室
内に集められたダニ類は、集塵室内に貯溜した塵埃を捨
てずに長期間放置しておいたような場合、集ａ室内で繁
殖しながら掃除機本体外へ脱出するため、非常に不衛生
であった。

そこで、従来、特開昭５９−２０７１２４号公報に示さ
れているように、集塵室内に着脱自在に￥Ａ着され内部
に塵埃が貯溜される紙袋フィルターに殺虫剤を浸透させ
ておくことによって、ダニ類を殺傷するようにした構造
が採られている。しかしながら、この従来の構造では、
上述のように殺虫剤を必要とする問題がある。また、紙
袋フイルターを用いずに、掃除機本体内に形成された集
塵室内に直接塵埃を貯溜する構造とした電気掃除機にお
いては、上記特開昭５９−２０７１２４号公報に示され
ているような構造でダニ類を殺傷することはもとより不
可能である。

本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、吸塵用の電動送風機からの加熱された排気風を集塵室
へ繰り返し還流させて、この集０室内の温度を上昇させ
ることにより、集０室内に貯溜された塵埃中のダニなど
のｈ害微生物を殺傷することができ、しかも、その際過
度の温度上昇による電動送風機の焼損や掃除機本体の変
形等を防止できる電気掃除機を得ることを目的とするも
のである。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明の電気掃除機は、電動送風機を内蔵しこの電動送
Ｊ［の吸込側に連通ずる集寒室を内部に設けかつこの集
塵室に連通ずる吸込口を設けるとともに前記電動送風機
の排気側に連通ずる接続口を設けた掃除機本体と、吸込
口接続部を一端に右し接続口接続部を他端に右する可換
ホースとを備え、この可撓ホースの吸込口接続部を前記
掃除機本体の吸込口に接続し、また接続口接続部を前記
接続口に着脱自在に接続可能とし、さらに、所定時間後
に前記電動送ｆｆ１機を停止させる遅延タイマースイッ
チを備えたものである。

（作用） 本発明の電気掃除機は、可撓ホースの吸込口接続部と接
続口接続部とを、掃除機本体の吸込口と接続口とにそれ
ぞれ接続した状態で、電動送風機を駆動することにより
、この電動送風機から接続口、ホース、吸込口およびａ
ａ室を順次介して再び電動送風機に至る循環気流を生じ
させ、この循環気流が繰り返し電動送風機を通過して加
熱されることによって、集塵室の温度を上昇させて、こ
の集塵室内に貯溜された塵埃中のダニ類を殺（ｎする。

その際、遅延タイマースイッチの作動により、循環気流
の発生開始などから所定時間後に電動送風機を停止させ
ることによって、前記循環気流の発生している時間をｖ
１限し、この循環気流の過度の加熱を防止して、Ｔｉ電
動送風機焼損や掃除機本体の変形などを防止するもので
ある。

（実施例） 本発明の電気掃除機の一実施例の構成を第１図ないし第
４図について説明する。

１は掃除機本体で、前面に通風口２を間口した本体ケー
ス３と、この本体ケース３の前側に着脱自在に取着され
る後面を開口した集塵ケース４とで構成されている。

前記ｇＪｎケース４の前面側には、円筒形状の吸込口５
が設けられ、集塵ケース４の内部は、この吸込口５と前
記通風口２とに連通ずる集ｇｌ室６に形成されている。

また、この集塵室６の後端部には、その後面の開口を介
して挿脱されるフィルター７が着脱自在に装着されてい
る。さらに、この集塵ケース４には、その上面後端部に
クランプ８が回動自在に設けられているとともに、この
クランプ８の下方に位置して把手部９が形成されており
、下面後端部に係止部１０が突出形成されている。

一方、前記本体ケース３の前面には、その上端部と下端
部とに係合受部１１．１２がそれぞれ形成され、これら
係合受部１１．１２に前記集昨ケース４のクランプ８と
係止部１０とがそれぞれ係合されることによって、この
集叩ケース４が本体ケース３に着脱自在に取着されるよ
うになっている。

前記本体ケース３の内部には、その通風口２に吸気側を
連通して電動送風機１３が配設され、この電動送風機１
３はその前側と後側で、本体ケース３内に立設された保
持壁１４．１５により保持された環状のバッキング１６
と、同じく本体ケース３内に立設された保持壁１７によ
り保持された支持体１８とにより支持されている。そし
て、本体ケース３内で、電動送風機１３の吸気側と排気
側とは前記バッキング１６により気密に仕切られている
。

また、前記本体ケース３の若干傾斜した後面には、前記
電動送風機１３の＋ｎ気側に連通する複数の溝状の排気
口１９が開口形成されているとともに、この排気口１９
の上方に位置して同じく電動送風機１３の排気側に連通
ずる後面半円形でかつ筒状の接続口２０が突出形成され
ており、この接続口２０内には上下方向に延びる整流板
部２１が形成されている。

そして、これら排気口１９および接続口２０の前面側を
覆ってスポンジ状の排気フィルター２２が設けられてい
る。

また、前記本体ケース３内には、眞記電動送凪礪１３に
電源を供給するための電源コード２３を巻取って収納す
るコードリール装置２４が設けられている。また、前記
本体ケース３の上面には、前記電動送風機１３を起動な
いし停止するための操作スイッチ２５が設けられている
とともに、この操作スイッチ２５を操作するための第１
の押しボタン２６と、前記コードリール装置２４を起動
して電源コード２３を巻取るための第２の押しボタン２
７とがそれぞれ設けられている。

さらに、前記本体ケース３の内部には、第４図に示すよ
うに前記操作スイッチ２５と電気的に並列に接続され、
このスイッチ２５を切ってから所定時間後に前記電動送
風ｖｓ１３を停止するための遅延タイマースイッチ２８
が設けられている。

第２図において、３１は可撓ホースで、蛇腹状で屈曲自
在のホース本体３２と、このホース本体３２の−・端に
設けられた円筒形状の図示しない吸込口接続部と、前記
ホース本体３２の他端に設けられた屈曲した円筒形状の
接続口接続部３４とからなっている。そして、前記吸込
口接続部が、前記掃除機本体１の吸込口５の内周側に１
［自在に嵌合接続され、前記接続口接続部３４が、前記
掃除機本体１の接続口２０の外周側に着脱自在に嵌合接
続されるようになっている。

つぎに、この実施例の作用について説明する。

昂除時には、ホース３１の接続口接続部３４に延長管お
よび吸込口体を着脱自在に順次接続する。

そうして、電動法Ｊｌｌ１１３の駆動により、吸込口体
から塵埃が吸込まれ、延長管およびホース３１を介して
掃除機本体１の集塵室６内に導かれ、フィルター７によ
りこの集１１！Ｊ’Ｊ６内に貯溜される。また、電動送
風機１３からの排気風は、排気口１９および接続口２０
を介して掃除機本体１外へ排出される。

そして、掃除後などに、集塵ｖ６内に貯溜した塵埃中の
ダニ類を殺傷してその消毒を行なうには、延長管をホー
ス３１の接続口接続部３４から脱して、この接続口接続
部３４を第２図に示すように掃除機本体１の接続口２０
に接続する。このとき、ホース３１の吸込口接続部は掃
除機本体１の吸込口５に接続したままにしておく。この
状態で、電動送風機１３を駆動すると、電動送風機１３
からの損気風の一部が接続口２０からホース３１を介し
て集塵室６へ還流され、電動送風機１３から接続口２０
、ボース３１、吸込口５および集塵室６を介して再び電
動送風機１３に至る循環気流が生ずる。

ところで、電動送風機１３の駆ｅ時の温度上昇は２０〜
２５℃であるから、通常の掃除時における排気風の温度
は４０〜５０℃どなる。一方、上述のように循環気流を
生じさせた場合には、この循環気流が繰り返し電動送風
機１３を通過することによって加熱され、その温度は５
０℃以上に達し、集塵室６内の温度も５０℃以上に達ザ
る。また、ダニは５０℃以上の温度では２〜３分で死滅
するから、上述のように循環気流を生じさせることによ
り、集卵室６内のダニを殺傷することができる。

なお、このとき、ホース３１の接続口接続部３４が接続
される接続口２０は後面半円形状としであるので、ホー
ス３１の接続口接続部３４からは外気も取入れられて、
循環気流の急激な温度上界が防止され、したがって急激
な温度上昇による電動送風機１３の焼損などを防止でき
る。

このような集塵室６の熱消毒は、電動送風機１３を起動
ないし停止させるための操作スイッチ２５をオンにした
状態でも行なうことができるが、オフにした状態でも行
なうことができる。すなわら、操作スイッチ２５をオフ
にしてから、電動送風機１３は遅延タイマースイッチ２
８の作動により所定時間例えば３分間以上継続的に運転
した復に停止するので、例えば、節除終了直後にホース
３１の接続口接続部３４を掃除機本体１の接続口２０に
接続し、ついで操作スイッチ２５をオフにして、集ｐ室
６の熱消毒を行なうことができる。

このようにすれば、電動送風機１３を停止し忘れるおそ
れはない。そして、前述のようにダニを死滅させるには
３分間以上循環気流を発生させれば十分であるが、電動
送風１ｊ１１３は遅延タイマースイッヂ２８により３分
間以上運転した後自助的に停止するから、実際に集塵室
６の消毒を十分に行なえるとともに、循環気流および電
動送８ａ機１３の過度の温度上昇を防止でき、したがっ
て掃除機本体１の熱による変形や電動送風機１３の寿命
低下などを防止でき、安全である。

なお、遅延タイマースイッチ２８としては、所定温度に
達した時点でオフになるパイメタルスイツヂなどを用い
てもよい。

また、第２図に示すように、掃除機本体１の上面に、例
えば電動送風！！！１３の駆動時にホース３１の接続口
接続部３４が接続口２０に接続された際に点灯する表示
部４１を設けてもよい。このような表示部４１を設けれ
ば、ＩＪｐ室６の消毒中であることがはっきりと表示さ
れるので、使用者にとって便利である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、電動送風機の吸込側と活気側とにそれ
ぞれ連通ずる掃除機本体の吸込口と接続口とに、可撓ホ
ースの吸込口接続部と接続口接続部とをそれぞれ接続し
たので、電動送風機から接続口、ホース、吸込口および
集ＭＰ室を順次介して再びＴ１電動送風に至るｖ４環気
流を生じさせて、集塵室の温度を上昇させることにより
、そこに貯溜された塵埃中のダニなどの有害微生物を殺
傷することができ、衛生的である。また、圧定時間後に
電動送風機を停止させる遅延タイマースイッチを設けた
ので、循環気流の発生に際して、その過度の温度上昇を
防止でき、したがって掃除機本体の熱による変形や′Ｉ
ｉｅ送Ｊ［の焼損などを防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電気掃除機の一実施例を示す一部を切
り欠いた側面図、第２図は同上斜視図第３図は同上背面
図、第４図は同上配線図である１・・掃除機本体、５・
・吸込口、６・・集＊ｉ、１３−Ｊ動送８１ｖ１．２０
・・接続口、２８・・遅延タイマースイッチ、３１−・
ホース、３４拳小接続口接続部。 昭和６２年８月２７日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電動送風機を内蔵しこの電動送風機の吸込側に連
   通する集塵室を内部に設けかつこの集塵室に連通する吸
   込口を設けるとともに前記電動送風機の排気側に連通す
   る接続口を設けた掃除機本体と、 前記吸込口に接続される吸込口接続部を一端に有し前記
   接続口に着脱自在に接続される接続口接続部を他端に有
   する可撓ホースと、 所定時間後に前記電動送風機を停止させる遅延タイマー
   スイッチと を備えたことを特徴とする電気掃除機。