JPS6378158A - 像保持体の駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、発明め目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真装置・静電記録装置等の画像形成装置
に使用される、回転或は回動駆動されるドラム型やベル
ト型の像保持体の駆動装置に関するものである。

〔従来の技術〕

カールソン法等の電子写真法により潜像形成する場合は
１表面に電子写真感光層を設けた像保持体を用いる。ま
た、静電記録法により潜像形成をする場合は、表面に絶
縁誘電体の薄層を設けた像保持体を用いる。いずれの場
合も像保持体は、潜像形成層の劣化や傷等のため容易に
交換できることが必要であり、画像形成装置に着脱自在
に構成されている。

一方、近年、上記像保持体を帯電器やクリーナ等ととも
にキットに一体的に組付け、このキット（プロセスカー
トリッジ）を画像形成装置に着脱自在に構成し、サービ
ス性および＠ｉｆＷ性を向上することが行われている。

第２図は画像形成装置に着脱自在に取付けた回転ドラム
型の像保持体ｌ（以下ドラムと記す）の駆動装置の従来
例を示す図であり、第２図において、ドラム１はその両
端板１ａ・１ｂの中心に軸受け２ａ・２ｂを有し、その
一方の端板ｌｂには保合穴１１が設けられている。

２１は画像形成装置本体（以下、装置本体と略称する）
側の枠体、２２は枠体２１に支持された軸で、この軸２
２に軸受け２ａ會２ｂを介して上記ドラム１を支持する
、３１は軸受け２ｃを介して軸２２に支持されたドラム
ギアで、このドラムギア３１には上記保合穴１１と係合
するピン３ｚが設けられている。４は軸受け２ｄを介し
て枠体２１に支持された軸、４１は軸４に固定され上記
ドラムギア３１と噛合する駆動ギアである。

不図示のモータによって軸４を矢示方向に回転させるこ
とにより、駆動ギア４１−ドラムギア３１−ピン３２−
係合穴１１を介してドラムｌが回転する。

第３図はドラム１の駆動装置の他の従来例を示すもので
、ドラムｌの両端板１ａ・ｌｂにはそれぞれ軸１２−１
３が突設されており、軸１２は軸受け２ｅを介してキッ
トの枠体５１に支持され、軸１３は装置本体の枠体２１
に設けられた軸支え２３の凹部２３ａに挿入支持されて
いる。

上記軸支え２３には軸受け２ｃを介してドラムギア３１
が支持され、このドラムギア３１に設けられたピン３２
と係合しやすいように、ドラム１の一方の端板１ｂには
広い溝１４と細い突起１５とが形成されている。

従って、前記第３図と同様に、不図示のモータで駆動さ
れる軸、この軸に設けた駆動ギアおよびドラムギア３１
・ピン３２１１溝１４を介してドラム１に動力が伝達さ
れる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

第４図は照明器５で原稿Ｏを照明し、その原稿０からの
反射光をミラー６台レンズ７・ミラー８を介してドラム
面に露光し、２次元の広がりを持つ露光により像を形成
する画像形ｒ＆装置の概要を示すもので、この画像形成
装置におけるドラムｌの駆動装置として、前記第２図・
第３図の駆動装置を適用してもそれほど問題はない。

ところが、第５図に示すように、トθレンズ２４とポリ
ゴンミラー２５によって、レーザビームをドラム１の表
面軸線方向に１ラインづつ正確に走査し、ドラムｌに情
報を書き込むレーザビームプリンタでは、例えば４００
ｄｐｉ（ｄｏｔ　ｐｅｒ　１ｎｃｈ）で書き込めば、ラ
イン間隔は６３．５１Ｌとなり、１〜３ＪＬ以内の精度
で古き込まないと、ピッチむらが生じて画質を低下させ
る。

従って、このレーザビームプリンタにおけるドラムｌの
駆動装置として、前記第２図１１第３図の駆動装置を適
用すると、ドラム１とドラムギア３１の結合にガタがあ
ったり、ドラムギア３１と駆動ギア４１との噛合いにガ
タ（バックラー、シュ）があると、ピッチむらが生じて
画像の走査方向に線状のむらとなって現われる。また、
上記ガタはドラムｌを精度よく円滑に駆動することを困
難にする等の問題点があった。

第６図はカラープリント装置の構成を示す概要図であり
、各ステーションエφＩＩ−［・■に於いて、各ドラム
ＩＹ−ＩＭ−１ｃ＠ＩＫ上には各帯電器６２Ｙ−６２Ｍ
・６２Ｃ・６２Ｋによって帯電され、レーザ光ＩＹ−Ｉ
Ｍ−ＩＣ拳ＩＫによって光走査され、各々静電潜像が形
成された後、各現像器の６３Ｙ−６３Ｍ・６３Ｃ・６３
にのイエロー−マゼンタ・シアン−ブラックの現像剤に
よって現像されて可視像が作られる。そして、これらの
可視像は、吸着帯電器ペア６５によってベルト６１に静
電的に吸着された転写紙Ｐ上に順次転写帯電器６４Ｙ・
６４Ｍ・６４Ｃ・６４Ｋによって重ね転写を行う。

このような、複数ドラムＩＹ−ＩＭ・ＩＣ・ｌＫを用い
たカラープリント装置においては、レジストレーション
良く重ね転写を行うもっとも有効な方法として、各ドラ
ムを定角速度で回転し、転写ベルト６１をドラム間隔の
周長を持つ駆動ローラ６６で駆動し、転写紙Ｐを転写ベ
ル）６１に吸着して搬送することである。

この方法においては、ドラムＩＹ−ＩＭ−ＩＣ・ＩＫお
よび駆動ローラ６６の径精度、真円度、偏心をきびしく
おさえることなく、良いレジストレーションが可能であ
る。

しかしながら、正確に角速度一定に回転する必要があり
、各ドラムの駆動に前記第２図・第３図の駆動装置を適
用したのでは正確な角速度一定の回転は困難であった。

その原因の１つとして、ドラムギア３１と駆動ギア４１
のギアピッチ及び偏心を押えるには、非常に精密なギア
が必要で高価であること、第２の原因として、駆動ギア
５１の軸とドラム１の軸に若干の傾きがおっても、ドラ
ム１に１回転周期の角速度むらが発生することが明らか
になった。

前者の問題に対しては、第７図に示すようにドラム駆動
軸３４に直接エンコーダ７１を設け、前記第３図のドラ
ムギア３１の代りにゴムローラ７２を、モータ７４に直
結したスピンドル７３によって接触駆動、或は、第８図
に示すように、エンドレスの平ベルト７５によって駆動
、或はダイレクトにモータを接続してダイレクトドライ
ブすることが有効であだ。

ところが、第７図のように、ドラム駆動ピン３２を有す
る駆動軸３４に直結されたエンコーダ７１と、このエン
コーダ７１の出力によって制御されるモータ７４によっ
て、ゴムローラ７２を駆動し、駆動軸３４を精密に一定
角速度で回転させる。そして、ピン３２を介して駆動し
た場合のドラムの１の回転を、そのドラムｌに適宜なジ
ヨイント８２を介してエンコーダ８１に直結して測定を
した結果、第９図の点線に示すように、ドラム１の回転
はドラム表面の理想的動きに対し、変位量は０〜２００
鉢であった。このとき、駆動を制御しているエンコーダ
７１の出力による変位量は０〜２０ＩＬであり、駆動軸
３４とドラムｌの回転が一体となって回転しているので
はなく、若干ずれが生じることがわかった。

この主な原因としては、駆動軸３４とドラム１の軸の若
干の傾き等によって、ピン３２がドラム１の突起１４を
押す位置が回転の位置によってずれ、その結果、ドラム
ｌと駆動軸３で若干のずれが生ずるものと考えられる。

以上のような問題は像保持体がドラム型でなく回動ベル
ト型である場合にも共通の問題である。

本発明は上記に鑑み提案されたもので、駆動軸と像保持
体との間に回転或は回動ずれを生ずることなく円滑に一
体回転成は回動し、かつ、像保持体を画像形成装置に対
し容易に着脱することのできる像保持体の駆動装置を得
ることを目的とする。

口、発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、表面に像保持層を有する像保持体を画像形成
装置に設けた駆動源で回転或は回動駆動する像保持体の
駆動装置において、前記像保持体と前記駆動源との当接
面に相対的に圧接する摩擦動力伝達部材を設けたことを
特徴とする像保持体の駆動装置である。

〔作　用〕

本発明における像保持体は、装置本体に装着したとき駆
動部材に当接し、その当接面に相対的に設けられた摩擦
動力伝達部材を介して駆動されることにより、駆動部材
に対し回転或は回動ずれを生ずることなく一体回転成は
回動するとともに装置本体に対する着脱も容易である。

〔実施例〕

以下１本発明の実施例を前記第７図と同一部分に同一符
号を付した第１図について説明する。第１図において、
駆動軸３４には軸線と直交するバネ板３５が取付けられ
ており、このバネ板３５のドラム対向面には摩擦動力伝
達部材（以下、摩擦板と略称する）３３が設けられてい
る。この摩擦板３３の表面ｌよ金属温材等によって針状
面３３ａが形成されている。

一方、像保持体たる回転ドラムｌの上記摩擦板３３に対
する当接面には、金属粉あるいは無機物をレジンで固め
た摩擦動力伝達部材（以下、摩擦板と略称する）ｌｃが
形成されている。

上記バネ板３５は摩擦板１ｃ拳３３が全面に圧接するよ
うにするものであるが、回転方向に対しては変形せず十
分剛体として作用する板厚を有する。又、駆動軸３４の
先端３４ａはドラム１の端板中心に設けられた穴１ｄに
挿入して、装着されたドラム１を支持するとともにその
中心位置を出すように作用する。

上記の実施例において、ドラムｌを装置本体に装着した
ときには、摩擦板１ｃ争３３が全面で圧接され、駆動軸
３４からドラム１へ駆動力が滑らずに十分伝達される。

第９図の実線は上記実施例によって得られたドラム表面
の理想的な動きに対してのずれ量（変位？）を示すもの
で、ドラム軸と駆動軸が若干傾いても十分に精度よく円
滑に回転することを示している。

なお、上記摩擦板１ｃ・３３の圧接面は無数の凹凸面に
してもよく、また、単に摩擦係数の高い面にして圧接力
を高くしてもよい、バネ板３５はドラム側に設けてもよ
く、また、バネ板３５とともにドラム１を安定して駆動
部に押しつける抑圧手段を設け、一定の押圧力を得るよ
うにすることも可能である。

像保持体ｌが回動ベルト型である場合にも同様の構成で
同様の効果が得られる。

ハ１発明の効果 以上のように、本発明によれば、簡単な構造で像保持体
を容易に装置本体に着脱することができる。また、像保
持体を精度よく円滑にフラッフなく回転或は回動駆動す
ることができ、レーザプリンタ・カラープリンタ等にお
いても像保持体の回転或は回動駆動むらに起因する画質
低下を防止し、良質画像を得ることができる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例による像保持体としての回転ド
ラムの駆動装置を示す構成図、第２図・第３図は従来の
ドラムの駆動装置を示す構成図、第４図は画像形成装置
の像露光の説明図、第５図はレーザプリンタ装置のレー
ザスキャンの説明図、第６図はカラープリンタ装置の構
成を示す概要図、第７図は従来のドラムの駆動装置の他
の例を示す構成図、第８図はその駆動装置の動力伝達系
の他の例を示す構成図、第９図はドラムの回転変位量の
測定結果を示すグラフ図である。 １・・・像保持体としての回転ドラム、１０＠３３・・
・摩擦動力伝達部材、３４・・・駆動部材（駆動軸）、
３５・・・バネ板。 第１図 第３図 第４図 第８図 第９図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）表面に像保持層を有する像保持体を画像形成装置
   に設けた駆動源で回転或は回動駆動する像保持体の駆動
   装置において、前記像保持体と前記駆動源との当接面に
   相対的に圧接する摩擦動力伝達部材を設けたことを特徴
   とする像保持体の駆動装置。
2. （２）相対的に圧接する摩擦動力伝達部材の一方の圧接
   面には針状突起を設け他方の圧接面には該針状突起が食
   込む部材を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第（
   １）項記載の像保持体の駆動装置。
3. （３）相対的に圧接する摩擦動力伝達部材の圧接面に無
   数の凹凸が形成されていることを特徴とする特許請求の
   範囲第（１）項記載の像保持体の駆動装置。
4. （４）相対的に圧接する摩擦動力伝達部材の少なくとも
   一方は、圧接方向に可撓なバネ板を有することを特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項記載の像保持体の駆動装
   置。