JPS637696Y2 - - Google Patents

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JPS637696Y2
JPS637696Y2 JP19043084U JP19043084U JPS637696Y2 JP S637696 Y2 JPS637696 Y2 JP S637696Y2 JP 19043084 U JP19043084 U JP 19043084U JP 19043084 U JP19043084 U JP 19043084U JP S637696 Y2 JPS637696 Y2 JP S637696Y2
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JP
Japan
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panel
positioning
pin
block
pin body
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JP19043084U
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JPS61104813U (ja
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、パネルを位置決めして固定するよう
にした固定ピンの構造に関する。
(従来の技術) 例えば、プレス成形された自動車用パネル製品
の寸法・形状の精度のチエツキングフイクチヤで
測定する際は、第3図に示すように、チエツキン
グフイクチヤ4の位置決めブロツク5のピン孔6
に基準ピン18を嵌合させ、パネル11の位置決
めを行つたうえで、該パネル11の位置決め部を
昇降クランプ19により固定し、その後、位置決
めブロツク5の近くに設けられた姿見(ブロツ
ク)20の基準面20a,20bからパネル11
までの距離l1,l2を測定して実施している。この
ように従来の技術においてパネル11を位置決め
固定するには、位置決めブロツク5のピン孔6に
対応する上方位置に、パネル11を固定するため
の昇降クランプ19を配設することが必要になつ
ている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、パネル11自体の形状および寸
法による制約から、例えば第3図におけるA部の
ように、パネル11の位置決め孔12の上方に姿
見20が位置する場合、あるいは、第4図に示す
ように、位置決め孔12を有するフランジ面11
aが昇降クランプ19に比しスペース的に狭小で
ある場合、昇降クランプ19が下降するとき昇降
クランプ19が姿見20あるいはパネル11の上
面角部と干渉するため、昇降クランプ19による
パネル11の固定が不可能になる。なお、第4図
のWはフランジ面11aの幅寸法を示す。
また、従来技術においては、基準ピン18が位
置決めブロツク5のピン孔6に単なる嵌め合い方
式で挿入される構成であるため、挿入後に、不測
の外力によりパネル11とともに基準ピン18が
動いて前記ピン孔6より離脱する虞がある。
本考案は、上述の問題点を解決するもので、狭
小な箇所でもパネルの位置決め固定を確実に行う
ことができる、パネル位置決め兼用固定ピンを提
供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本考案の技術的な
手段は、位置決めブロツクに螺合されるネジ部を
先端部に有するピン本体の中間部に、パネルを固
定するためのネジブロツクが螺合されるネジ部を
刻設し、パネルに当接する位置決め当接部を前記
両ネジ部間に設けたことを特徴とする。
(作用) このような構成からなるパネル位置決め兼用固
定ピンを用いて、位置決めブロツクに載せられた
パネルを位置決めするには、ピン本体の先端部に
設けたネジ部を位置決めブロツクに螺合すること
により、位置決め当接部にてパネルの位置決めを
行う。次に、この位置決めされたパネルを固定す
るには、ピン本体の中間部に設けたネジ部にネジ
ブロツクを螺合させ、該ネジブロツクの端面でパ
ネルを押さえることにより、該パネルの固定を行
う。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を図について説明する
と、第1図において、1は先端部に雄ネジ部2が
刻設されたパネル位置決め兼用固定ピン3のピン
本体で、この雄ネジ部2は、チエツキングフイク
スチヤ4の位置決めブロツク5に設けたピン孔6
の雌ネジ部7に螺合されるものである。ピン本体
1の中間大径部には、パネル固定用の円筒状補助
ブロツク(ネジブロツク)8の雌ネジ部9が螺合
される雄ネジ部10が形成されてなり、該雄ネジ
部10の長さは、ここでは補助ブロツク8の雌ネ
ジ部9の長さの半分よりも若干短くなるよう設定
されている。また、補助ブロツク8の外径寸法
は、パネル11のフランジ面11aの幅寸法より
も小に設定されている。ピン本体1の前記両雄ネ
ジ部2と10との間の部分には、パネル11の位
置決め孔12内面と当接する位置決めテーパ部1
3が形成され、さらに、ピン本体1の先端側雄ネ
ジ部2と位置決めテーパ部13との間の部分に
は、上記ピン孔6のピン位置決め部14に嵌合す
る被位置決め円柱部15が設けられている。な
お、8aは補助ブロツク8の外面に刻んだローレ
ツト面、16は補助ブロツク8の下端側内面に形
成したネジなし拡径部を示す。
このパネル位置決め兼用固定ピン3を使用し
て、チエツキングフイクスチヤ4上の所定位置に
プレス製パネル11を位置決め固定する場合は、
次の手順により行うことができる。すなわち、パ
ネル11を、その位置決め孔12が位置決めブロ
ツク5のピン孔6と同軸状になるように、チエツ
キングフイクスチヤ4の位置決めブロツク5に載
せたうえで、先ず、ピン本体1を位置決めブロツ
ク5のピン孔6に挿入して、ピン位置決め部14
と被位置決め円柱部15との嵌合によりピン本体
1の位置を決め、該ピン本体1の先端側の雄ネジ
部2をピン孔6の雌ネジ部7に螺合固定する。ピ
ン本体1が位置決めブロツク5のピン孔6に固定
されると、ピン本体1の位置決めテーパ部13に
パネル11の位置決め孔12内面が当接すること
により、パネル11の位置決めが行われる。
パネル11の位置決めを終えたら、次に、ピン
本体1に補助ブロツク8をセツトし、ピン本体1
の中間部の雄ネジ部2に補助ブロツク8の雌ネジ
部9を螺合させて締め付け、補助ブロツク8と位
置決めブロツク5とでパネル11を挾持すること
により、パネル11の位置決め兼固定が可能とな
る。
なお、ピン本体1でパネル11を位置決めする
際、パネル11の位置決め孔12の孔径が、これ
と対応する高さの位置決めテーパ部13のテーパ
径よりも大きいときは、位置決め孔12と位置決
めテーパ部13との間に遊びが生じ、パネル11
の確実な位置決めが困難になるが、この場合は、
第2図に示すように、パネル11と位置決めブロ
ツク5との間に適当な板厚のプレート17を介装
させて、パネル11の位置を高くすればよい。パ
ネル11の位置を高くすると、これと対応する高
さの位置決めテーパ部13のテーパ径が大きくな
るため、位置決め孔12と位置決めテーパ13と
の間に遊びが生ぜず、パネル11の確実な位置決
めが可能となる。
実施例では、パネルの位置決め部が位置決め孔
である場合について説明したが、該位置決め部が
パネルの周端部に形成された切欠部また凹部であ
る場合にも、勿論本考案のパネル位置決め兼用固
定ピンを使用することができる。さらに、本考案
において位置決め当接部はテーパ形状に限らず、
パネルの位置決め部と対応する形状であれば、例
えば円柱形、球形、角柱形なども考えられる。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案のパネル位置決め兼
用固定ピンを用いれば、パネルの位置決めと同時
に該パネルの固定を行うことができるので、従来
必要であつた昇降クランプが不要になり、構造が
簡単で、従来のものに比べ使用スペースが縮小
し、とりわけパネルの位置決め部が狭小スペース
の箇所に存する場合に使用して好適なものとな
る。また、ピン本体は位置決めブロツクにネジ込
む固定方式なので、従来のように不測の外力によ
りピン本体が離脱する虞はなく、パネルの位置決
めを確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部断面図、
第2図は第1図のものにおいてパネルと位置決め
ブロツクとの間にプレートを介装して使用する状
態を示す一部断面図、第3図は従来の基準ピンを
用いてパネルの形状寸法測定を行うときの状態を
示す要部構成図、第4図は従来の基準ピンとピン
孔との嵌合方式を説明するための一部断面図であ
る。 1……ピン本体、2,10……雄ネジ部、3…
…パネル位置決め兼用固定ピン、4……チエツキ
ングフイクスチヤ、5……位置決めブロツク、8
……補助ブロツク(ネジブロツク)、11……パ
ネル、13……位置決めテーパ部(位置決め当接
部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピン本体の先端部に、位置決めブロツクに螺合
    されるネジ部を有するとともに、前記ピン本体の
    中間部に、パネル固定用のネジブロツクが螺合さ
    れるネジ部を有し、前記ピン本体の前記両ネジ部
    の間の部分に、パネルの位置決め部と当接する位
    置決め当接部を設けたことを特徴とするパネル位
    置決め兼用固定ピン。
JP19043084U 1984-12-15 1984-12-15 Expired JPS637696Y2 (ja)

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JP19043084U JPS637696Y2 (ja) 1984-12-15 1984-12-15

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JP19043084U JPS637696Y2 (ja) 1984-12-15 1984-12-15

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JPS61104813U JPS61104813U (ja) 1986-07-03
JPS637696Y2 true JPS637696Y2 (ja) 1988-03-07

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ID=30747882

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WO2015146765A1 (ja) * 2014-03-26 2015-10-01 株式会社Ihi インペラ締結構造及びターボ圧縮機

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JPS61104813U (ja) 1986-07-03

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