JPH028589Y2 - - Google Patents

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JPH028589Y2
JPH028589Y2 JP12552883U JP12552883U JPH028589Y2 JP H028589 Y2 JPH028589 Y2 JP H028589Y2 JP 12552883 U JP12552883 U JP 12552883U JP 12552883 U JP12552883 U JP 12552883U JP H028589 Y2 JPH028589 Y2 JP H028589Y2
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JP
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sleeve
mold
reference pin
hole
push
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JP12552883U
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JPS6034349U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はモールドをテーブル上の所定の位置に
固定するための芯出し装置に関する。
従来のこの種芯出し装置の1例が第1図に示さ
れ、第1図において、01はテーブルで振動装置
に連結されていて鋳造中は一定周期で上下に振動
せしめられる。02は連続鋳造用のモールド、0
3はガイドローラ、04は鋳片、05はテーブル
01に立設された据付基準ピン、06はモールド
02に取り付けられたスリーブ、07はクランプ
を示す。
スリーブ06を据付基準ピン05に嵌合させな
がらモールド02をテーブル01上に載置した後
クランプ07で固定する。
上記従来装置においては、モールド02の芯出
し精度はスリーブ06と基準ピン05との嵌合精
度によつて左右されるので、基準ピン05の外径
に対しスリーブ06の穴の内径を+0.1〜0.2mm程
度の公差に設定している。従つて、モールド02
をテーブル01上に載置する際、注意深く作業を
しないと基準ピン05にスリーブ06の穴が整合
せず、基準ピン05にスリーブ06を嵌合させる
のに手数および時間が掛るという不具合があつ
た。
本考案は上記に鑑み提案されたものであつて、
その目的とするところは、モールドをかなり荒つ
ぽく扱つてモールドをテーブル上に載置すること
ができ、かつ、簡単な操作で自動的に位置が決ま
り、所定の精度でモールドをテーブルに固定しう
る芯出し装置を提供しようとするものである。
本考案の要旨とするところは、振動テーブルに
少とも1本の基準ピンを立設し、前記振動テーブ
ル上に装着されるモールドにスリーブを設け、前
記基準ピンにスリーブの穴を嵌合させて、前記モ
ールドの芯出しを行う装置において、前記スリー
ブの穴を基準ピンの外径より大径の下端孔と同下
端孔の上方に拡開するテーパ面とにより形成し、
外周に前記スリーブのテーパ面と係合するテーパ
面を有し内部に前記基準ピンの外面と係合する穴
を有する円錐キヤツプと、前記円錐キヤツプの中
央に設けた孔を貫通し前記基準ピンの頂部に設け
た雌ねじ部と螺合する押込ボルトと、弾性的に下
方に押圧され下端面が前記モールドの下面より僅
に突出した押し上げピンとを具え、前記円錐キヤ
ツプをスリーブ内に挿入し押込ボルトをねじ込む
ことにより前記基準ピンとスリーブとを整合させ
ることを特徴とするモールドの芯出し装置にあ
り、本考案においては、スリーブの穴の内径を基
準ピンの外径に対し十分大径としてあるのでモー
ルドをテーブル上に載置するに際し、モールドを
かなり手荒く扱つても基準ピンをスリーブの穴に
極めて容易かつ迅速に嵌入することができる。ま
た、基準ピンの先端から押込ボルトを螺入するこ
とによつて下方に先細のテーパ面をスリーブに設
けた上方に拡開するテーパ面に係合させるように
したので、押込ボルトを螺入するという簡単な操
作でモールドはテーブル上の所定の基準位置に移
動し、従つて芯出し作業は極めて容易で、芯出し
精度も向上する。
以下、本考案を第2図および第3図に示す1実
施例を参照しながら具体的に説明する。
第2図および第3図において、1は振動テーブ
ル、2はモールド、3は基準ピンでテーブル1上
に突設せしめられる。4はモールド2に固定され
たスリーブで、その下端孔4aの内径d1は基準ピ
ン3の外径d2よりも例えば10mm以上の大径とさ
れ、この下端孔4aの上方に拡開するテーパ面4
bを具えている。5は押込ボルトで、その先端の
雄ねじ部5aは基準ピン3の中心にその頂面から
鉛直にねじ切りされた雌ねじ部3aと螺合するよ
うになつている。6は円錐キヤツプで、その中央
に押込ボルト5が貫通する孔6aと、その下部に
基準ピン3の外面と係合する穴6bを具え、その
外面にはスリーブ4のテーパ部4bと係合する下
方に先細のテーパ面6cを具えており、孔6aを
貫通した押込ボルト5の鍔5bとその頂部に固定
されたボルト頭5cとによつて挾持されている。
7は押し上げピンで、モールド2に穿孔された段
付孔2a内に収納され、その鍔部7aの下面が孔
2aの段に当接したとき、その下部大径部7bが
段付孔2aを貫通してモールド2の下面から下方
に距離aだけ突出するようになつている。8はキ
ヤツプナツトでその外面に設けた雄ねじ8aが段
付孔2aの上部の雌ねじ2bに螺合したときその
中央内面に形成された凹所8bに押し上げピン7
の小径部7cが嵌合するようになつている。9は
皿ばねで段付孔2a内において押し上げピン7の
小径部7cの周囲に配設され、キヤツプナツト8
の下面と押し上げピン7の鍔7aの上面との間に
挾持されて圧縮状態とされ、押し上げピン7を下
方に向つて押進するよう賦勢している。10はス
ラストワツシヤで、押し上げピン7の下面に取り
付けられ、潤滑性のある金属例えばテフロンに鉛
と青銅を含浸させたもの等からなる。11はクラ
ンプである。
しかして、モールド2をテーブル1上に載置す
る際、押込ボルト5を基準ピン3より螺戻して、
円錐キヤツプ6と共に取外した状態とし、スリー
ブ4の下端孔4a内に基準ピン3が嵌入するよう
にモールド2をテーブル1上に仮置きする。皿ば
ね9の反力をモールド2の自重より若干大きくな
るようキヤツプナツト8を螺入しておくと、押し
上げピン7の下端のスラストワツシヤ10がモー
ルド2の下面より下方に距離aだけ突出し、モー
ルド2はその下面がテーブル1の上面より距離a
だけ浮上つた状態でスラストワツシヤ10により
支持される。しかる後、押込ボルト5の雄ねじ部
5aを基準ピン3の雌ねじ部3aに螺入すると、
円錐キヤツプ6のテーパ面6cがスリーブ4のテ
ーパ面4bと係合し、円錐キヤツプ6の穴6bが
基準ピン3の外面と係合してモールド2は所定の
基準位置に自動的に移動して固定される。そこで
クランプ11を締めてモールド2をテーブル1に
固定すると、皿ばね9が縮んで、押し上げピン7
は引込む。
かくして、上記装置においては、基準ピン3の
外径に対し、これに嵌入するスリーブ4の下端孔
4aの内径を十分に大きくしてあるので基準ピン
3をスリーブ4の下端孔4aに嵌入するのが極め
て容易となり、モールド2をテーブル1上に容易
かつ迅速に仮置くことが可能となる。そして単に
押込ボルトを螺入するという簡単な操作によつて
モールド1はテーブル1上の所定の基準位置に移
動するので、芯出し作業が極めて容易になりか
つ、芯出し精度も向上する。更に、モールド2が
テーブル1上を移動する際、モールド2の下面は
テーブル1の表面より浮上り、スラストワツシヤ
10がテーブル1の上面に接して摺動するので、
摺動抵抗も少い。そして芯出し後クランプ11
を、締結することにより押し上げピン7は皿ばね
9が縮むので自動的にモールド2内に引込み、モ
ールド2の下面はテーブル1の上面に密着して固
定される。
なお、上記実施例においては、押込みボルト5
に円錐キヤツプ6を支持しているがこれを1体と
して形成することができ、また、スリーブ4をモ
ールド2と1体に形成することもできる。更に基
準ピン3は2本用いているが少くとも1本あれば
足りる。
以上本考案を実施例について説明したが、勿論
本考案はこのような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本考案の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のモールドの芯出し装置を1部を
破断して示す正面図、第2図および第3図は本考
案の1実施例を示し、第2図は平面図、第3図は
第2図の−線に沿う断面図である。 振動テーブル……1、モールド……2、基準ピ
ン……3、スリーブ……4、穴……4a、押込ボ
ルト……5、下方に先細のテーパ面……6c、上
方に拡開するテーパ面……4b。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振動テーブルに少とも1本の基準ピンを立設
    し、前記振動テーブル上に装着されるモールドに
    スリーブを設け、前記基準ピンにスリーブの穴を
    嵌合させて、前記モールドの芯出しを行う装置に
    おいて、前記スリーブの穴を基準ピンの外径より
    大径の下端孔と同下端孔の上方に拡開するテーパ
    面とにより形成し、外周に前記スリーブのテーパ
    面と係合するテーパ面を有し内部に前記基準ピン
    の外面と係合する穴を有する円錐キヤツプと、前
    記円錐キヤツプの中央に設けた孔を貫通し前記基
    準ピンの頂部に設けた雌ねじ部と螺合する押込ボ
    ルトと、弾性的に下方に押圧され下端面が前記モ
    ールドの下面より僅に突出した押し上げピンとを
    具え、前記円錐キヤツプをスリーブ内に挿入し押
    込ボルトをねじ込むことにより前記基準ピンとス
    リーブとを整合させることを特徴とするモールド
    の芯出し装置。
JP12552883U 1983-08-15 1983-08-15 モ−ルドの芯出し装置 Granted JPS6034349U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12552883U JPS6034349U (ja) 1983-08-15 1983-08-15 モ−ルドの芯出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12552883U JPS6034349U (ja) 1983-08-15 1983-08-15 モ−ルドの芯出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6034349U JPS6034349U (ja) 1985-03-08
JPH028589Y2 true JPH028589Y2 (ja) 1990-03-01

Family

ID=30285754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12552883U Granted JPS6034349U (ja) 1983-08-15 1983-08-15 モ−ルドの芯出し装置

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JP (1) JPS6034349U (ja)

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JPS6034349U (ja) 1985-03-08

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