JPS6373501A - 抵抗器 - Google Patents

抵抗器

Info

Publication number
JPS6373501A
JPS6373501A JP61218517A JP21851786A JPS6373501A JP S6373501 A JPS6373501 A JP S6373501A JP 61218517 A JP61218517 A JP 61218517A JP 21851786 A JP21851786 A JP 21851786A JP S6373501 A JPS6373501 A JP S6373501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
glass
trimming
substrate
trimming groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61218517A
Other languages
English (en)
Inventor
尊文 勝野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP61218517A priority Critical patent/JPS6373501A/ja
Publication of JPS6373501A publication Critical patent/JPS6373501A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
  • Non-Adjustable Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、抵抗値の調整がレーザトリミングにより行わ
れる抵抗器に関する。
〈従来の技術〉 従来から、この種の抵抗器、例えばチップ抵抗器として
、特開昭60−27104号公報に記載の方法で製造さ
れるものが知られている。なお、同方法によって形成さ
れたチップ抵抗器30を、第2図に示している。
この方法によれば、チップ抵抗器30は次のような手順
にしたがって製造される。まず、高融点絶縁性材料から
なる基板31の表面に、抵抗体32を直接形成する。つ
ぎに、抵抗体32の表面を第1ガラス1133で覆った
のち、第1ガラス1li33上からレーザトリミングを
実施する。このレーザトリミングにより抵抗体材料およ
びガラス材料の一部を蒸発、除去することによってトリ
ミング溝34を形成し、抵抗体32の抵抗値が所要値と
なるように調整する。
その後、第1ガラス層33の表面を、保護コートとして
の第2ガラス層35で覆う。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、前記のチップ抵抗器30においては、基板3
1材料が高融点材料であることがらレーザトリミングの
際、基板31に深い溝を形成することができなかった。
すなわち、トリミング溝34がi+反31の内部にまで
到達せずに基板310表面で途切れた断面形状となり、
トリミング溝34の底部34aに抵抗体32の切り残し
が残存することがある。また、トリミング溝34が基板
31表面に遮られて底部34aの深さが浅くなるので、
レーザトリミング時に蒸発した抵抗体材料成分などが底
部34aに再蒸着することによりトリミング溝34を挟
んで離間すべき抵抗体32が電気的に接続されてしまう
これに対して、切り残しをなくしてトリミング溝34を
深く形成するためにレーザ出力を大きくすると、抵抗体
32および第1ガラスl1i33のトリミング溝34に
沿う部分に熱ストレスがかかるという不都合が生じてし
まう。
このようなことから、前記の製造方法で製造されたチッ
プ抵抗器30の抵抗値を所要の一定値とすることは大変
難しく、かつ良品生産率、いわゆる歩留まりが悪くなる
という問題点があった。また、このチップ抵抗器30に
対して実施される過負荷による耐電圧特性試験において
は、トリミング溝34による抵抗体32の離間が不充分
なために耐電圧不良などの不都合が発生するという問題
点もあった。
本発明はかかる従来の問題点に鑑み、基体にトリミング
溝を深く、かつ確実に形成することによって、歩留まり
や耐電圧の向上を図ることがてきる抵抗器の提供を目的
とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明ではこのような問題点を解決するために、絶縁性
基体の表面側に抵抗体を形成し、この抵抗体にレーザト
リミングを施した抵抗器において、前記基体と抵抗体と
の間に、基体材料より低融点の材料からなる絶縁層を形
成した構成に特徴を有するものである。
〈実施例〉 以下、本発明を第1図に示す実施例に基づき、詳細に説
明する。
第1図は本発明の一実施例である抵抗器の断面図であっ
て、この図における符号10はチップ抵抗器である。
チップ抵抗器10はアルミナなどからなる絶縁性基体と
しての基板11を備え、その一方の表面全面には基板1
1材料よりも低融点の絶縁性材料、例えばホウケイ酸鉛
ガラスからなる絶縁層12が印刷、焼成により形成され
る。なお、絶縁層12の材料をホウケイ酸鉛ガラスとし
たが、これに限定されるものではなく、基板11の材料
よりも低融点の絶縁性材料であれば他の材料であっても
よい。
この絶縁層12表面の両短辺部それぞれには内部電極1
3.13が形成され、これらの内部電極13.13の内
端部に両端部が被る所定幅の抵抗体14が絶縁層12の
表面中央部に印刷、焼成により形成される。
なお・このような抵抗体14の材料としては、通常、酸
化ルテニウムを主体とするものが使用されるが、他のも
のであってもよい、このようにして、内部電極13.1
3と抵抗体14の両端部とが電気的に接続される。
さらに、抵抗体14の表面には、後述する第2ガラス1
115の焼成時に抵抗体14の熱遮蔽層となる第1ガラ
スN16が印刷、焼成により形成される。なお、この第
1ガラスl1li16はホウケイ酸鉛ガラスからなるも
のであって、レーザ吸収を良好にするために半透明緑色
などに着色されている。
このようにして構成された第1ガラス層16の上からレ
ーザトリミングが実施され、抵抗体14の抵抗値が所要
値となるように調整される。すなわち、レーザトリミン
グされる部分の抵抗体材料およびガラス材料が蒸発、除
去されることにより、抵抗体14および第1ガラス層1
6にはトリミング溝17が  ′形成される。そして、
このトリミング溝17により抵抗体14の所定部分が離
間させられ、抵抗体14の連続部分の幅が狭くなること
により抵抗値が低減する方向へ調整される。このとき、
トリミング溝17の底部17aが形成される絶縁層12
は基板11よりも低融点材料からなっているのでレーザ
トリミングによって容易に蒸発し、従来例よりも深いト
リミング溝17が形成される。
つぎに、トリミング溝17が形成された第1ガラス層1
6の表面には、外気中の湿気などから内部を保護する保
護コートとしての第2ガラス118が印刷、焼成により
形成され、トリミング溝17もこの第2ガラス層18に
より埋められる。なお、第2ガラス層18は第1ガラス
Jii16よりも高温で焼成されるホウケイ酸鉛ガラス
からなるものであって、黒色などに着色されている。
また、基板11の両側面部それぞれには、内部電極13
.13と接続されて取出端子となる外部電極19゜19
が形成されている。
なお、以上の説明においては、本発明をチップ抵抗器に
適用して述べたが、本発明はこれに限られるものではな
く、円筒形、もしくは、円柱形絶縁性基体の周面にレー
ザトリミングすべき抵抗体を形成した抵抗器にも実施し
得る。
〈発明の効果〉 以上のように本発明によれば、基体と抵抗体との間に低
融点材料からなる絶縁層を介在させたからレーザトリミ
ングによって絶縁層を深く切削することができ、抵抗体
における抵抗値調整のためのトリミング溝を深く形成す
ることにより抵抗体を確実に離間させることができる。
そのため、トリミング溝の底部に切り残しが残存したり
、再蒸着による導通が発生したりすることがなく、抵抗
器の抵抗値を所要の一定値にすることが容易となるので
歩留まりおよび耐電圧の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示し、抵抗器としてのチップ
抵抗器の縦断面図である。また、第2図は従来例を示し
、チップ抵抗器の縦断面図である。 10・・・チップ抵抗器(抵抗器)、 11・・・基板(絶縁性基体)、 12・・・絶縁層、 14・・・抵抗体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁性基体の表面側に抵抗体を形成し、この抵抗
    体にレーザトリミングを施した抵抗器において、 前記基体と抵抗体との間に、基体材料より低融点の材料
    からなる絶縁層を形成したことを特徴とする抵抗器。
JP61218517A 1986-09-16 1986-09-16 抵抗器 Pending JPS6373501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61218517A JPS6373501A (ja) 1986-09-16 1986-09-16 抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61218517A JPS6373501A (ja) 1986-09-16 1986-09-16 抵抗器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6373501A true JPS6373501A (ja) 1988-04-04

Family

ID=16721168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61218517A Pending JPS6373501A (ja) 1986-09-16 1986-09-16 抵抗器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6373501A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01225301A (ja) * 1988-03-04 1989-09-08 Tdk Corp 厚膜印刷抵抗回路装置及びその製造方法
JPH03283593A (ja) * 1990-03-30 1991-12-13 Ngk Insulators Ltd 厚膜多層基板

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01225301A (ja) * 1988-03-04 1989-09-08 Tdk Corp 厚膜印刷抵抗回路装置及びその製造方法
JPH03283593A (ja) * 1990-03-30 1991-12-13 Ngk Insulators Ltd 厚膜多層基板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6373501A (ja) 抵抗器
JP2810467B2 (ja) 主として温度測定用に意図されたサーミスターおよびサーミスターの製造方法
JPS644325B2 (ja)
JP4668433B2 (ja) チップ型ヒューズ抵抗器及びその製造方法
JP2780408B2 (ja) 角板型チップ抵抗器
JP2021086837A (ja) チップ抵抗器
JPH11168003A (ja) チップ部品及びその製造方法
JPH04214601A (ja) 機能修正用角形チップ抵抗器およびその製造方法
JP2739453B2 (ja) ヒューズ機能付コンデンサ、及びその製造方法
JPH0897018A (ja) チップ型抵抗器の製造方法
JP4059967B2 (ja) チップ型複合機能部品
JPH02191304A (ja) チップ抵抗器の製造方法
JPH10190160A (ja) 厚膜回路基板
JPS61110045A (ja) 厚膜型センサ
JPS58218104A (ja) 厚膜バリスタの製造法
JPS6395651A (ja) セラミツクicパツケ−ジ基板の製造法
JPS6076103A (ja) サ−ミスタの製造方法
JPH01270301A (ja) 小型感温低抗器およびその製造方法
JPS6074652A (ja) 半導体装置
JPH09115706A (ja) チップ型抵抗器の製造方法
JPH05259524A (ja) 積層型圧電素子
JPH06251994A (ja) チップ型半導体磁器複合部品
JPH08236004A (ja) チップヒューズ及びその製造方法
JPS61164248A (ja) 混成集積回路の抵抗調節方法
JPS6038859B2 (ja) 可変コンデンサ