JPS637324Y2 - - Google Patents

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JPS637324Y2
JPS637324Y2 JP19804983U JP19804983U JPS637324Y2 JP S637324 Y2 JPS637324 Y2 JP S637324Y2 JP 19804983 U JP19804983 U JP 19804983U JP 19804983 U JP19804983 U JP 19804983U JP S637324 Y2 JPS637324 Y2 JP S637324Y2
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JP
Japan
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paint
roll
upper edge
coating
notches
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JP19804983U
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JPS60104273U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は建築用板の塗装装置に関し、詳しく
は無機質建築用板の塗装装置に関する。
従来、繊維補強セメント板など無機質建築用板
は材質が吸水性を有すること、材質自身の色彩が
灰色〜白色などの無彩色であり意匠性に乏しいと
いつたことにより表面に耐水性を有する各種有彩
色塗装が一般に施される。
ところで、これら塗装に用いられる装置とし
て、一定速度で移送する板材表面に塗料を膜状に
落下させるように構成したフローコータ、あるい
は前記板材表面にロールを接触させて回転自在に
軸支し、このロールに塗料を供給し、塗料を塗布
するロールコータなどが知られている。
しかしながら前者のフローコータの場合、塗料
の粘度、落下距離に相関して塗膜が垂直線を境に
分離してしまういわゆる膜切れが生じやすく、こ
れを防止するための調整が困難であるといつた欠
点を有し、又、第1図に示すように、建築用板A
に下塗りP1を行い、次いで斜線で示すように上
塗りP2をいわゆるツートンカラーとして部分的
に塗装する場合、塗膜の落下中における振動又は
揺れに原因して仮想線で示す境界線Qが明瞭とな
らず、仕上げが見苦しくなるといつた欠点を有し
ていた。
又、後者のロールコータにあつては、フローコ
ータのような欠点がない反面、塗料塗布ローラへ
の塗料の供給を塗料槽に一部を浸漬した塗料供給
ローラにより行つているため、塗料の表面張力の
相関より塗布速度を一定以上にすることはむずか
しく処理速度の向上に限界があり、又、塗布ロー
ラへの塗料供給を少量であるため均一塗装が行い
難いといつた欠点もあつた。
この考案は、上記欠点に鑑み、塗料の供給が均
一に、かつ、大量に行え、しかも多色塗り分け塗
装も美麗に行える建築用板の塗装装置を提供する
ことを目的としたものであつて、上方に開口する
塗料供給槽の一側面上縁が水平とされ、該上縁に
同一深さのVノツチが一定ピツチで多数形成さ
れ、該Vノツチを経て越流落下する塗料の落下位
置にロールが水平配置され、かつ、該ロールは建
築用板表面に接触して回転可能に軸支されて成る
ことを特徴とするものである。
以下、この考案を実施例により説明する。
第2図はこの考案の実施例の斜視図、第3図は
実施例の要部拡大正面図、第4図は実施例により
塗装された建築用板の平面図である。
この考案の建築用板の塗装装置1は、常時一定
量の塗料Cが供給される、上方に開口する塗料供
給槽10の一側面上縁11が水平とされ、この上
縁11に第3図に示すように同一深さのVノツチ
12…12が一定ピツチTで多数形成され、該V
ノツチ12…12を経て越流落下する塗料C1
落下位置にロール13が水平配置され、かつ、該
ロール13は、ベルトコンベヤ2によに順次移送
される建築用板3表面に接触して回転可能に軸支
されて構成されている。なお、図中10Aは仕切
板、10Bは塗料供給管である。
上記実施例において、ロール13は、移送され
る建築用板3との接触摩擦により従動回転するよ
うにするほか、駆動モータ(図示せず)により建
築用板の移動速度と同期した周速度を有して駆動
回転されるよう構成しても良い。
次に、この考案の実施例の作用について説明す
る。
まず、塗料供給管10Bより塗料Cを供給し、
塗料供給槽10内を満たす。塗料Cは水平とされ
た上縁11のVノツチ12…12より越流し、膜
状となつてロール13へと落下する。
ロール13は順次移送される建築用板3と接触
しつつ回転しているため、ロール13上に落下し
た塗料は、ロール13を介して建築用板3表面へ
と塗布されていく。
このとき、塗料は一たんロール13上に付着し
た建築用板3表面に転位付着されていくから、塗
料供給槽10より落下する塗料C1に膜切れが生
じても、ロール13表面で展延するため塗り残し
が生じるのが防止され、又、ロール13を介して
塗布するにもかかわらず、塗料の供給は大量に行
えるから厚い塗膜であつても均一な塗装が可能と
なるのである。
又、落下する塗膜は一たんロール13を介して
建築用板13の表面に塗布されていくから、塗膜
の落下中における振動、揺れによる影響が無く、
塗装面の巾をロール13の長さによつて規制でき
るので、二色塗り分けも美麗に行える。
例えば、建築用板として屋根材に塗装を行う場
合、第4図に示すように、一たん屋根材3A表面
に全面塗装3Cを施した後、屋根材の葺き上げ時
に暴露される表面(斜線で示す)のみに再度塗装
3C′を施し、暴露面の耐水性及び美感を向上させ
るような場合、塗り分け境界線3Dを非常に明瞭
にして塗装することが可能となる。
この考案は以上説明したように、均一な塗装が
迅速に行え、かつ、二色塗り分けも容易にかつ美
麗に行えるといつた効果を有し、又、構造も簡単
であるので実施も容易であるなど種々の実用的効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は塗装状態の説明図、第2図はこの考案
の実施例の斜視図、第3図は実施例の要部拡大正
面図、第4図は実施例により塗装した建築用板
(屋根材)の平面図である。 1……建築用板の塗装装置、2……ベルトコン
ベヤ、3……建築用板、10……塗料供給槽、1
1……上縁、12……Vノツチ、13……ロー
ル、C……塗料、C1……落下塗膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方に開口する塗料供給槽の一側面上縁が水平
    とされ、該上縁に同一深さのVノツチが一定ピツ
    チで多数形成され、該Vノツチを経て越流落下す
    る塗料の落下位置にロールが水平配置され、か
    つ、該ロールは建築用板表面に接触して回転可能
    に軸支されて成ることを特徴とする建築用板の塗
    装装置。
JP19804983U 1983-12-22 1983-12-22 建築用板の塗装装置 Granted JPS60104273U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19804983U JPS60104273U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 建築用板の塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19804983U JPS60104273U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 建築用板の塗装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60104273U JPS60104273U (ja) 1985-07-16
JPS637324Y2 true JPS637324Y2 (ja) 1988-03-02

Family

ID=30423586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19804983U Granted JPS60104273U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 建築用板の塗装装置

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JP (1) JPS60104273U (ja)

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JPS60104273U (ja) 1985-07-16

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