JPH09141189A - 建築材の塗装方法 - Google Patents

建築材の塗装方法

Info

Publication number
JPH09141189A
JPH09141189A JP30461895A JP30461895A JPH09141189A JP H09141189 A JPH09141189 A JP H09141189A JP 30461895 A JP30461895 A JP 30461895A JP 30461895 A JP30461895 A JP 30461895A JP H09141189 A JPH09141189 A JP H09141189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
coating
boundary
groove
building material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30461895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3263298B2 (ja
Inventor
Mamoru Murase
守 村瀬
Yoshihiro Shibata
佳寛 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichiha Corp
Original Assignee
Nichiha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichiha Corp filed Critical Nichiha Corp
Priority to JP30461895A priority Critical patent/JP3263298B2/ja
Publication of JPH09141189A publication Critical patent/JPH09141189A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3263298B2 publication Critical patent/JP3263298B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築材を部分塗装する際の塗装境界部分の塗
装バラツキを無くすと共に、塗装境界位置を簡単に調整
できるようにする。 【解決手段】 塗料ホッパー14の塗料流出口から流れ
落ちる塗料カーテン膜17の横幅を屋根材12の塗装部
分の幅に応じて調整する一対の塗料ガイド15,16を
塗料ホッパー14の下面に垂下状に取り付ける。この塗
料カーテン膜17の右隣に出来る不用塗料カーテン膜1
8は、塗料ホッパー14の下面に取り付けられた一対の
不用塗料ガイド19,20によって不用塗料回収樋21
内に導き入れられる。予め、塗装境界側の塗料ガイド1
6の下端の位置を塗装境界位置調整機構26によって調
整することで塗装境界位置を調整する。塗装する屋根材
12には、塗装境界線に沿って連続して延びる溝28を
形成し、塗装時には、この溝28を塗料溜りとして利用
し、施工後は水切り溝として利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーテンフローコ
ーターによって建築材を部分的に塗装する建築材の塗装
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅の屋根材として、セメント系
無機質板の表面に耐候性の良い塗装を施して外観と防水
性を向上させるようにしたものがある。しかし、この屋
根材の塗装に使用する耐候性の良い塗料は高価であるた
め、屋根材のうち重ねて施工される部分(つまり他の屋
根材で覆い隠される部分)については塗装を施さず、露
出する部分のみ塗装する、部分塗装を施すことで、塗料
使用量を節減してコストダウンを図ることが多い。一般
に、屋根材の塗装は塗膜品質・塗装能率の優れたカーテ
ンフローコーターによって行われており、カーテンフロ
ーコーターで部分塗装する場合には、特開平4−190
875号公報(図7参照)に示すように、カーテンフロ
ーコーター1の塗料流出口の下方に、屋根材2の非塗装
部分3に対応する範囲の不用塗料カーテン膜4を受ける
不用塗料回収樋5を設置し、不用塗料回収樋5の外側を
流れ落ちる塗料カーテン膜6で屋根材2を部分塗装する
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の塗
装方法では、屋根材2の非塗装部分3と塗装部分7との
境界位置(以下「塗装境界位置」という)を決める手段
が不用塗料回収樋5であるため、屋根材2の種類等に応
じて塗装境界位置を調整する場合、不用塗料回収樋5を
横幅の異なるものに取り替える必要があり、甚だ面倒で
ある。しかも、不用塗料回収樋5の側壁による塗料カー
テン膜6の膜切れが悪く、塗装境界位置の塗装状態にバ
ラツキが生じるばかりか、不用塗料回収樋5の側壁外面
に付いた塗料が不用塗料回収樋5の底壁下面を伝って屋
根材2の非塗装部分3に垂れ落ちる。この傾向は、不用
塗料回収樋5の位置が高くなると益々顕著になり、総じ
て、塗装品質が悪くなる欠点がある。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、建築材を部分塗装す
る際の塗装境界部分の塗装バラツキを無くすことができ
ると共に、塗装境界位置を簡単に調整でき、品質の優れ
た部分塗装を施すことができる建築材の塗装方法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の建築材の塗装方法は、コンベア
で搬送されてくる建築材をカーテンフローコーターのス
リット状の塗料流出口からカーテン状に流れ落ちる塗料
によって部分的に塗装する方法であって、前記カーテン
フローコーターの塗料流出口の所定位置に垂下状に取り
付けた塗料ガイドによって前記建築材の塗装部分と非塗
装部分との境界位置(塗装境界位置)を設定すると共
に、前記塗料ガイドに連結した塗装境界位置調整機構に
よって該塗料ガイドの下端の位置を前記建築材の搬送方
向とほぼ直角方向に移動させて塗装境界位置を調整する
ものである。
【0006】この塗装方法では、カーテンフローコータ
ーの塗料流出口から流れ落ちる塗料カーテン膜の塗装境
界側端部の位置が塗料ガイドによって正確に決まり、建
築材の塗装境界位置が塗料ガイドによって一定位置に保
たれる。しかも、塗料ガイドの下端の位置を塗装境界位
置調整機構によって建築材の搬送方向とほぼ直角方向に
移動させることで、塗料ガイドの下端から建築材表面に
流れ落ちる塗料カーテン膜の塗装境界側端部の位置(ひ
いては塗装境界位置)を簡単に調整することができる。
【0007】更に、請求項2では、塗装境界位置調整機
構に、前記カーテンフローコーターの塗料流出口から前
記非塗装部分側に流れ落ちる不用塗料を前記建築材の上
方で回収する不用塗料回収樋を取り付け、前記塗料ガイ
ドを位置調整することで前記不用塗料回収樋も同時に位
置調整できるようにする。これにより、塗料ガイドの位
置調整に合わせて不用塗料回収樋を位置調整する手間が
省け、位置調整作業が容易となる。
【0008】また、請求項3では、建築材に、塗装部分
と非塗装部分との境界線に沿って連続して延びる溝を形
成し、塗装時には、この溝を塗料溜りとして利用するこ
とによって、塗料カーテン膜の塗装境界側端部の余分な
塗料を溝内に受け溜めることができ、塗装境界付近の塗
膜が厚くなり過ぎることを防いで、塗料乾燥時間が長引
くことを防ぐ(従来は塗装境界付近の塗膜が厚くなっ
て、それが塗料乾燥時間を長引かせたり発泡の原因とな
っていた)。また、施工時には、建築材の非塗装部分と
溝の上に他の建築材を重ねて取り付けることで、建築材
の溝を雨水の侵入を防ぐ水切り溝として利用することが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図1乃至図4に基づいて説明する。まず、図1に基づい
てカーテンフローコーター11の構成を説明する。建築
材であるセメント系の屋根材12を塗装位置へ搬送する
ベルトコンベア13上に横長の塗料ホッパー14が設置
されている。この塗料ホッパー14の下面にはスリット
状の塗料流出口(図示せず)が形成され、この塗料流出
口が屋根材12の搬送方向に対して直角方向に延びてい
る。また、塗料ホッパー14の塗料流出口から流れ落ち
る塗料カーテン膜17の横幅を屋根材12の塗装部分の
幅に応じて調整する一対の塗料ガイド15,16が塗料
ホッパー14の下面にボルト等で垂下状に取り付けら
れ、各塗料ガイド15,16の下端が屋根材12の表面
近傍にまで延びている。更に、塗装境界側(右側)の塗
料ガイド16の取付位置は、屋根材12の塗装部分の幅
に応じてボルト等で付け替え可能となっている。
【0010】上記カーテンフローコーター11はある程
度大きな被塗装物も塗装できるように汎用のものを使用
するため、屋根材12の塗装に用いる塗料カーテン膜1
7の横幅(つまり両塗料ガイド15,16の間隔)は塗
料ホッパー14の塗料流出口の横幅よりも小さくなって
おり、そのために、塗装に用いる塗料カーテン膜17の
右隣に不用塗料カーテン膜18が出来る。この不用塗料
カーテン膜18は、塗料ホッパー14の下面にボルト等
で取り付けられた一対の不用塗料ガイド19,20によ
って不用塗料回収樋21内に導き入れられる。
【0011】次に、塗装境界側の塗料ガイド16の下端
の位置を調整する塗装境界位置調整機構26の構成を説
明する。塗装境界側の塗料ガイド16の中間部と不用塗
料回収樋21の左側面とが連結部22を介して連結され
ている。不用塗料回収樋21は、フレーム23上を左右
方向(屋根材12の搬送方向に対して直角方向)にスラ
イドできるように支持され、該不用塗料回収樋21の右
側面に右向きに固定された位置調整ボルト24がフレー
ム23上に設けられたネジ部25に螺合されている。そ
して、ネジ部25を手動で回動して位置調整ボルト24
を左右方向に移動させることで、これと一体に不用塗料
回収樋21と連結部22を左右方向にスライドさせ、そ
れによって図2に示すように塗装境界側の塗料ガイド1
6の下端の位置を左右方向に調整できるようになってい
る。
【0012】尚、図1(b)に示すように、塗料ホッパ
ー14の下方には、屋根材12に塗られなかった塗料を
回収する塗料回収樋27がベルトコンベア13,13間
の隙間を利用して設置されている。この塗料回収樋27
と前記不用塗料回収樋21で回収された塗料は、塗料タ
ンク(図示せず)に集められ、この塗料タンク内の塗料
がポンプ(図示せず)で塗料ホッパー14内に送られ
る。
【0013】一方、図2及び図3に示すように、屋根材
12には、塗装部分と非塗装部分との境界線に沿って連
続して延びる溝28が形成され、塗装時には、この溝2
8が塗料溜りとして利用される。施工時には、屋根材1
2の非塗装部分と溝28を含む部分(図3の斜線部分)
の上から他の屋根材12が重ね合わされ、釘等で屋根に
取り付けられる。従って、施工後は、図4に示すように
屋根材12の塗装部分(溝28より下側の部分)のみが
外部に露出され、各屋根材12の溝28は、その上に重
ねられた屋根材12で覆い隠された状態で水平に一直線
に並び、雨水の侵入を防ぐ水切り溝として利用される。
【0014】このような形状の屋根材12を部分塗装す
る場合には、予め屋根材12の表面全面に下地塗装とし
てシーラーを通常の塗装装置で塗装する。シーラーとし
ては、浸透性が良くてアルカリ劣化がなく、二回目に塗
装する塗料との相溶性に優れた塗料を用いる。その後、
必要に応じて下地塗装を繰り返し、最終の塗装工程で、
図1及び図2のカーテンフローコーター11を用いて次
のようにして屋根材12を部分塗装する。まず、屋根材
12の塗装部分を左側に向けて溝28を搬送方向に向け
た状態で位置決めを行い、屋根材12をベルトコンベア
13上に乗せ、塗装位置へ搬送する。塗装位置では、図
2に示すように、予め、塗装境界位置調整機構26のネ
ジ部25を回動することによって塗装境界側(右側)の
塗料ガイド16の下端の位置を左右方向に調整し、該塗
料ガイド16から流れ落ちる塗料カーテン膜17の塗装
境界側端部の塗料が溝28内に受け溜められるようにセ
ットしておく。これにより、屋根材12のうち溝28よ
り左側部分のみが塗装され、溝28より右側部分は塗装
されない。
【0015】この際、塗料ガイド15,16の下端から
流れ落ちる塗料カーテン膜17は、塗料の表面張力によ
って中央側に引き込まれ、塗料カーテン膜17の横幅が
狭くなる。このため、塗料ガイド15,16の下端から
流れ落ちる塗料カーテン膜17の両端部付近の塗料量が
他の部分に比べて多くなるが、図2に示すように、塗料
カーテン膜17の左端部を屋根材12の外側に位置させ
て、塗料カーテン膜17の左端部の塗料を屋根材12に
付けずに塗料回収樋27内に回収すると共に、塗料カー
テン膜17の右端部(塗装境界側端部)の余分な塗料を
溝28内に受け溜める。これにより、塗料カーテン膜1
7の両端部を除いた均一膜厚のカーテン膜で屋根材12
を塗装することができて、屋根材12表面に塗る塗膜を
均一にすることができる。
【0016】従来は、塗装境界付近の塗膜が厚くなっ
て、それが塗料乾燥時間を長引かせたり発泡の原因とな
っていたが、上記実施形態では、塗料カーテン膜17の
塗装境界側端部の余分な塗料を溝28内に受け溜めるこ
とで、塗装境界付近の塗膜が厚くならずに済み、塗料乾
燥時間を従来よりも短くすることができる。塗料乾燥時
間を短くすると、溝28内の塗料の乾燥が不足するかも
しれないが、乾燥工程終了後に屋根材12を積み重ねて
放置しても、溝28内の塗料がその上に積み重ねられた
屋根材12に付着することはなく、溝28内の未乾燥塗
料で屋根材12どうしが接着した状態にならずに済む。
しかも、屋根材12を積み重ねた状態でも、溝28内の
塗料の乾燥が進行し、やがて溝28内の塗料も完全に硬
化した状態となるので、全く問題はない。
【0017】また、上記実施形態では、塗装境界位置調
整機構26に不用塗料回収樋21を取り付けているの
で、塗料ガイド16を位置調整することで不用塗料回収
樋21も同時に位置調整することができ、不用塗料回収
樋21を位置調整する手間が省けて、位置調整作業を容
易に行うことができる。
【0018】上記実施形態では、塗料ホッパー14の塗
料流出口から流れ落ちる塗料カーテン膜を、塗装に使用
する塗料カーテン膜17と塗装に使用しない不用塗料カ
ーテン膜18とに2分割し、不用塗料カーテン膜18の
塗料を塗装境界位置調整機構26に取り付けた不用塗料
回収樋21で回収するようにしたが、図5に示す本発明
の第2の実施形態では、塗料ホッパー14の塗料流出口
のうち、不用塗料領域(塗装境界側の塗料ガイド16よ
り右側の領域)をシール材29でシールし、不用塗料カ
ーテン膜が出来ないようにすると共に、シール材29か
ら漏れた不用塗料を、塗料ホッパー14の下面に取り付
けた不用塗料回収樋30で受けて下部の塗料回収樋27
内に流し込むようになっている。この第2の実施形態で
は、塗装境界位置調整機構31の位置調整ボルト32を
左方向に延長して塗装境界側の塗料ガイド16の中間部
に連結し、この位置調整ボルト32を螺合したネジ部2
5を回動して位置調整ボルト32を左右方向に移動させ
ることで、塗装境界側の塗料ガイド16の下端の位置を
左右方向に調整できるようになっている。
【0019】また、図6に示す本発明の第3の実施形態
では、塗料ホッパー14の塗料流出口のうち、不用塗料
が流れ出る部分(塗装境界側の塗料ガイド16より右側
の部分)に複数本の棒状又は板状の傾斜塗料ガイド33
を取り付け、各傾斜塗料ガイド33で不用塗料を右側斜
め下方に案内して下部の塗料回収樋27内に流し込むよ
うになっている。尚、位置調整ボルト32の中間部に
は、傾斜塗料ガイド33を避けるための四角枠部32a
が設けられ、この四角枠部32a内に傾斜塗料ガイド3
3が当たらないように配置されている。
【0020】以上説明した各実施形態では、塗装境界位
置調整機構26,31のネジ部25を手動で回動して塗
料ガイド16の下端の位置を調整するようにしたが、ネ
ジ部25を駆動するモータを設け、そのモータの動作を
制御することによって塗料ガイド16の下端の位置を調
整するようにしても良い。
【0021】その他、本発明は、被塗装材として屋根材
12以外の外装材、内装材等、他の建築材を部分塗装す
るようにしても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々
変更して実施することができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1の建築材の塗装方法によれば、カーテンフロ
ーコーターの塗料流出口の所定位置に垂下状に取り付け
た塗料ガイドによって建築材の塗装境界位置を設定する
と共に、塗装境界位置調整機構によって塗料ガイドの下
端の位置を任意に調整できるようになっているので、建
築材を部分塗装する際の塗装境界部分の塗装バラツキを
塗料ガイドによって無くすことができると共に、塗装境
界位置を簡単に調整でき、品質の優れた部分塗装を施す
ことができる。
【0023】更に、請求項2では、塗装境界位置調整機
構に、不用塗料を回収する不用塗料回収樋を取り付けた
ので、塗料ガイドを位置調整することで前記不用塗料回
収樋も同時に位置調整できて、不用塗料回収樋を位置調
整する手間が省け、位置調整作業が容易である。
【0024】また、請求項3では、建築材に、塗装境界
線に沿って連続して延びる溝を形成し、塗装時には、こ
の溝を、塗料カーテン膜の塗装境界側端部の余分な塗料
を受け溜める塗料溜りとして利用することによって、塗
装境界付近の塗膜が厚くなり過ぎることを防止できて、
塗膜厚の均一化ひいては塗料乾燥時間の短縮化を実現で
き、また、施工時には、建築材の溝を雨水の侵入を防ぐ
水切り溝として利用することによって、防水性を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すもので、(a)
はカーテンフローコーターの正面図、(b)は同側面図
【図2】塗装境界位置調整機構の動作を説明する主要部
の正面図
【図3】屋根材の平面図
【図4】屋根材の施工平面図
【図5】本発明の第2の実施形態を示すもので、(a)
はカーテンフローコーターの正面図、(b)は同側面図
【図6】本発明の第3の実施形態を示すもので、(a)
はカーテンフローコーターの正面図、(b)は同側面図
【図7】従来のカーテンフローコーターを示す斜視図
【符号の説明】 11…カーテンフローコーター、12…屋根材(建築
材)、13…ベルトコンベア、14…塗料ホッパー、1
5,16…塗料ガイド、17…塗料カーテン膜、18…
不用塗料カーテン膜、19,20…不用塗料ガイド、2
1…不用塗料回収樋、24…位置調整ボルト、26…塗
装境界位置調整機構、27…塗料回収樋、28…溝、2
9…シール材、30…不用塗料回収樋、31…塗装境界
位置調整機構、32…位置調整ボルト、33…傾斜塗料
ガイド。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアで搬送されてくる建築材をカー
    テンフローコーターのスリット状の塗料流出口からカー
    テン状に流れ落ちる塗料によって部分的に塗装する方法
    であって、 前記カーテンフローコーターの塗料流出口の所定位置に
    垂下状に取り付けた塗料ガイドによって前記建築材の塗
    装部分と非塗装部分との境界位置を設定すると共に、前
    記塗料ガイドに連結した塗装境界位置調整機構によって
    該塗料ガイドの下端の位置を前記建築材の搬送方向とほ
    ぼ直角方向に移動させて前記塗装部分と非塗装部分との
    境界位置を調整することを特徴とする建築材の塗装方
    法。
  2. 【請求項2】 前記塗装境界位置調整機構に、前記カー
    テンフローコーターの塗料流出口から前記非塗装部分側
    に流れ落ちる不用塗料を前記建築材の上方で回収する不
    用塗料回収樋を取り付け、前記塗料ガイドを位置調整す
    ることで前記不用塗料回収樋も同時に位置調整すること
    を特徴とする請求項1に記載の建築材の塗装方法。
  3. 【請求項3】 前記建築材には、塗装部分と非塗装部分
    との境界線に沿って連続して延びる溝を形成し、塗装時
    には、この溝を塗料溜りとして利用し、施工後は水切り
    溝として利用することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の建築材の塗装方法。
JP30461895A 1995-11-22 1995-11-22 建築材の塗装方法 Expired - Fee Related JP3263298B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30461895A JP3263298B2 (ja) 1995-11-22 1995-11-22 建築材の塗装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30461895A JP3263298B2 (ja) 1995-11-22 1995-11-22 建築材の塗装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09141189A true JPH09141189A (ja) 1997-06-03
JP3263298B2 JP3263298B2 (ja) 2002-03-04

Family

ID=17935195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30461895A Expired - Fee Related JP3263298B2 (ja) 1995-11-22 1995-11-22 建築材の塗装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3263298B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002282759A (ja) * 2001-03-27 2002-10-02 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd カーテンコータヘッドの塗工液吐出流量計測装置及び該計測装置を用いた塗工液吐出流量調整装置
JP2007514530A (ja) * 2003-12-17 2007-06-07 ボイス ペ−パ− パテント ゲ−エムベ−ハ− 塗布装置
JP2009018285A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Voith Patent Gmbh 塗工機の塗工幅調整装置
WO2010091986A1 (de) * 2009-02-12 2010-08-19 Voith Patent Gmbh Vorhang-auftragswerk
US8084098B2 (en) 2007-09-10 2011-12-27 Nichiha Corporation Coating method of building board

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002282759A (ja) * 2001-03-27 2002-10-02 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd カーテンコータヘッドの塗工液吐出流量計測装置及び該計測装置を用いた塗工液吐出流量調整装置
JP4560975B2 (ja) * 2001-03-27 2010-10-13 株式会社Ihi カーテンコータヘッドの塗工液吐出流量計測装置及び該計測装置を用いた塗工液吐出流量調整装置
JP2007514530A (ja) * 2003-12-17 2007-06-07 ボイス ペ−パ− パテント ゲ−エムベ−ハ− 塗布装置
JP2009018285A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Voith Patent Gmbh 塗工機の塗工幅調整装置
US8084098B2 (en) 2007-09-10 2011-12-27 Nichiha Corporation Coating method of building board
WO2010091986A1 (de) * 2009-02-12 2010-08-19 Voith Patent Gmbh Vorhang-auftragswerk

Also Published As

Publication number Publication date
JP3263298B2 (ja) 2002-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7851386B2 (en) Method and apparatus for coating a decorative workpiece
CA2028035A1 (en) System for coating strips of backing and for manufacturing strip without backing
CN109013228B (zh) 一种铝塑板的生产工艺
JPH09141189A (ja) 建築材の塗装方法
GB2031304A (en) Spraying articles
RU2372997C1 (ru) Способ нанесения покрытия на стеновую панель
US6641685B2 (en) Apparatus for applying an improved adhesive to sheet insulation having drainage channels
FI97778C (fi) Laite ja menetelmä maalin tai lakan levittämiseksi
US5908668A (en) Curtain coating apparatus having a planar deflector surface and method for using the same
FI68699C (fi) Foerfarande och system foer intaeckning av konstruktioner
JPH06157167A (ja) タイルの施釉方法及びその施釉装置
NO163968B (no) Fleksibelt tetningsmembran, saerlig til taktekke.
US4417939A (en) System for producing a bitumen laminate
CN213377502U (zh) 一种冷热双用包覆机的冷上胶机构
KR970033923A (ko) 벽지 자동 풀칠장치
KR100588181B1 (ko) 건축용 단열판재 제조장치
JP3101906B2 (ja) タイルパネル
CN217774488U (zh) 一种环保细木工板生产用无醛板材施胶设备
JP3323744B2 (ja) 建築板の塗装方法及び塗装装置
CN218251174U (zh) 一种可调整涂层厚度的涂布设备
KR100389622B1 (ko) 벽지용 풀 및 물 도포장치
JP2003126759A (ja) 無機質建築板端部のシーリングにおける仕上げ方法
KR19980015061U (ko) 골판지 코팅장치
JPH09290188A (ja) 建築材の塗装方法
US2229831A (en) Knife-coating apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees