JP3323744B2 - 建築板の塗装方法及び塗装装置 - Google Patents
建築板の塗装方法及び塗装装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築板をカーテン
フローコータで塗装する建築板の塗装方法及び塗装装置
に関するものである。
フローコータで塗装する建築板の塗装方法及び塗装装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の窯業系の建築板は、タイル調、レ
ンガ調、自然石調等、意匠性の高い凹凸柄模様の施され
たものが多用されている。このような凹凸柄のある建築
板は、凹凸柄をプレス成形等で成形し、その表面を塗装
して仕上げられている。従来より、凹凸柄のある建築板
を全面塗装する場合には、塗料の歩留りが高く、高速塗
装が可能なカーテンフローコータを用いる場合が多い。
このカーテンフローコータは、建築板を搬送するコンベ
アの上方に設置した塗装ヘッドの塗料流出スリットから
塗料をカーテン状に流して塗料カーテン膜を作り、この
塗料カーテン膜を建築板を通過させることで、建築板の
表面全体を塗装するようになっている。
ンガ調、自然石調等、意匠性の高い凹凸柄模様の施され
たものが多用されている。このような凹凸柄のある建築
板は、凹凸柄をプレス成形等で成形し、その表面を塗装
して仕上げられている。従来より、凹凸柄のある建築板
を全面塗装する場合には、塗料の歩留りが高く、高速塗
装が可能なカーテンフローコータを用いる場合が多い。
このカーテンフローコータは、建築板を搬送するコンベ
アの上方に設置した塗装ヘッドの塗料流出スリットから
塗料をカーテン状に流して塗料カーテン膜を作り、この
塗料カーテン膜を建築板を通過させることで、建築板の
表面全体を塗装するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、カー
テンフローコータを用いる1つの利点は、高速塗装が可
能(常用コンベアスピード60〜100m/分)である
ことである。しかし、彫りの深い凹凸柄のある建築板で
は、高速であることが却って、図5に示すように建築板
11の凹部12の内側面と塗膜13との間に空気14を
巻き込んで塗膜13の内側に空洞14を作る原因とな
る。この塗膜13内側の空洞14は、塗膜13の乾燥過
程で破裂して、塗膜13に空洞14の破裂跡がクレータ
状に出来てしまったり、或は微小な空洞14は破裂せず
に残って塗膜13に凹凸を作り、塗装品質を著しく損ね
てしまう。
テンフローコータを用いる1つの利点は、高速塗装が可
能(常用コンベアスピード60〜100m/分)である
ことである。しかし、彫りの深い凹凸柄のある建築板で
は、高速であることが却って、図5に示すように建築板
11の凹部12の内側面と塗膜13との間に空気14を
巻き込んで塗膜13の内側に空洞14を作る原因とな
る。この塗膜13内側の空洞14は、塗膜13の乾燥過
程で破裂して、塗膜13に空洞14の破裂跡がクレータ
状に出来てしまったり、或は微小な空洞14は破裂せず
に残って塗膜13に凹凸を作り、塗装品質を著しく損ね
てしまう。
【0004】尚、カーテンフローコータにおいて、塗膜
の内側に空気が巻き込まれることを防止するため、特開
平6−262129号公報に示すように、被塗装材の表
面に弾性ブレードを傾斜させて接触させ、この弾性ブレ
ードで塗装ヘッドから流れ落ちる塗料を受けて、該弾性
ブレードから被塗装材へ塗料を流下させて塗装するよう
にしたものがある。しかし、この塗装方法は、被塗装材
の表面に弾性ブレードを接触させて塗装するため、被塗
装材の表面全体が平坦面である場合には、被塗装材の表
面全体に弾性ブレードが均一に接触し、ある程度の効果
を期待できるかもしれないが、凹凸柄のある建築板を塗
装する場合には、弾性ブレードが凹凸柄の凸部のみに接
触し、凹部には接触しないため、弾性ブレードによる効
果が不均一になって却って塗装むらを助長する結果とな
ってしまう。
の内側に空気が巻き込まれることを防止するため、特開
平6−262129号公報に示すように、被塗装材の表
面に弾性ブレードを傾斜させて接触させ、この弾性ブレ
ードで塗装ヘッドから流れ落ちる塗料を受けて、該弾性
ブレードから被塗装材へ塗料を流下させて塗装するよう
にしたものがある。しかし、この塗装方法は、被塗装材
の表面に弾性ブレードを接触させて塗装するため、被塗
装材の表面全体が平坦面である場合には、被塗装材の表
面全体に弾性ブレードが均一に接触し、ある程度の効果
を期待できるかもしれないが、凹凸柄のある建築板を塗
装する場合には、弾性ブレードが凹凸柄の凸部のみに接
触し、凹部には接触しないため、弾性ブレードによる効
果が不均一になって却って塗装むらを助長する結果とな
ってしまう。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、凹凸柄のある建築板
を塗装する場合でも、建築板の凹部を含む表面全体をカ
ーテンフローコータによって均一に塗装することができ
て、塗装品質を向上させることができる建築板の塗装方
法及び塗装装置を提供することにある。
たものであり、従ってその目的は、凹凸柄のある建築板
を塗装する場合でも、建築板の凹部を含む表面全体をカ
ーテンフローコータによって均一に塗装することができ
て、塗装品質を向上させることができる建築板の塗装方
法及び塗装装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】ところで、従来のカーテ
ンフローコータによる塗装において、図5に示すように
塗膜13の内側に出来る空洞14の位置は、凹部12の
搬送方向側の内側面である。これは、建築板11の搬送
速度が高速(常用コンベアスピード60〜100m/
分)であるため、凹部12の直前まで塗られてきた塗料
が慣性により凹部12の上端エッジ部から水平方向に飛
び出して、塗膜13の内側に空気を巻き込むためであ
る。
ンフローコータによる塗装において、図5に示すように
塗膜13の内側に出来る空洞14の位置は、凹部12の
搬送方向側の内側面である。これは、建築板11の搬送
速度が高速(常用コンベアスピード60〜100m/
分)であるため、凹部12の直前まで塗られてきた塗料
が慣性により凹部12の上端エッジ部から水平方向に飛
び出して、塗膜13の内側に空気を巻き込むためであ
る。
【0007】この点を考慮し、本発明の建築板の塗装方
法は、上り勾配又は下り勾配のある第1の傾斜コンベア
で、凹凸柄のある建築板を搬送しながらカーテンフロー
コータで該建築板に1回目の塗装を行い、該建築板の搬
送方向を前後逆にして該建築板を前記第1の傾斜コンベ
アとは逆の勾配の第2の傾斜コンベアで搬送しながらカ
ーテンフローコータで該建築板に2回目の塗装を行うこ
とで、該建築板の凹部を含む表面全体を塗装するもので
ある(請求項1)。
法は、上り勾配又は下り勾配のある第1の傾斜コンベア
で、凹凸柄のある建築板を搬送しながらカーテンフロー
コータで該建築板に1回目の塗装を行い、該建築板の搬
送方向を前後逆にして該建築板を前記第1の傾斜コンベ
アとは逆の勾配の第2の傾斜コンベアで搬送しながらカ
ーテンフローコータで該建築板に2回目の塗装を行うこ
とで、該建築板の凹部を含む表面全体を塗装するもので
ある(請求項1)。
【0008】この塗装方法の特徴は、カーテンフロー
コータによる塗装を2回行い、1回目の塗装と2回目の
塗装との間で建築板の搬送方向を前後逆にすること、
建築板の搬送方向を傾斜させ、且つ1回目の塗装と2回
目の塗装との間で傾斜コンベアの勾配を逆にすることで
ある。
コータによる塗装を2回行い、1回目の塗装と2回目の
塗装との間で建築板の搬送方向を前後逆にすること、
建築板の搬送方向を傾斜させ、且つ1回目の塗装と2回
目の塗装との間で傾斜コンベアの勾配を逆にすることで
ある。
【0009】つまり、1回目の塗装で、建築板の凹部
に塗られる塗膜の内側に出来る空洞の位置は、凹部の片
方の内側面のみであるため、1回目の塗装と2回目の塗
装との間で建築板の搬送方向を前後逆にすることで、1
回目の塗装で出来た塗膜内側の空洞が2回目の塗装によ
って潰されながら上塗りされ、凹部内も確実に塗膜が形
成される。
に塗られる塗膜の内側に出来る空洞の位置は、凹部の片
方の内側面のみであるため、1回目の塗装と2回目の塗
装との間で建築板の搬送方向を前後逆にすることで、1
回目の塗装で出来た塗膜内側の空洞が2回目の塗装によ
って潰されながら上塗りされ、凹部内も確実に塗膜が形
成される。
【0010】しかも、建築板の搬送方向を傾斜させる
ことで、凹部の近辺の余分な塗料が重力により凹部内に
流れ込みやすくなり、これも凹部の塗膜形成に有利に作
用する。更に、1回目の塗装と2回目の塗装との間で傾
斜コンベアの勾配を逆にすることで、建築板の搬送方向
と塗料カーテン膜との角度を変えて2回の塗装を行うこ
とができ、それによって建築板の凹凸柄全体にまんべん
なく塗料を行き渡らせて、建築板の凹凸柄全体に均一な
塗膜を形成できる。
ことで、凹部の近辺の余分な塗料が重力により凹部内に
流れ込みやすくなり、これも凹部の塗膜形成に有利に作
用する。更に、1回目の塗装と2回目の塗装との間で傾
斜コンベアの勾配を逆にすることで、建築板の搬送方向
と塗料カーテン膜との角度を変えて2回の塗装を行うこ
とができ、それによって建築板の凹凸柄全体にまんべん
なく塗料を行き渡らせて、建築板の凹凸柄全体に均一な
塗膜を形成できる。
【0011】また、請求項2では、第1の傾斜コンベア
から搬出されてくる建築板をクロスコンベアによって横
方向に平行移動させ、該建築板の搬送方向を前後逆にし
て該建築板を第1の傾斜コンベアとは逆の勾配の第2の
傾斜コンベアで搬送する。この構成では、第1の傾斜コ
ンベアと第2の傾斜コンベアとを2列に並べてコンパク
トに設置することができる。しかも、2台の傾斜コンベ
アを2列に並べて設置することで、2台の傾斜コンベア
の上方に共通の塗装ヘッドを設置することが可能とな
り、1台のカーテンフローコータで2回の塗装を能率良
く行うことができる。
から搬出されてくる建築板をクロスコンベアによって横
方向に平行移動させ、該建築板の搬送方向を前後逆にし
て該建築板を第1の傾斜コンベアとは逆の勾配の第2の
傾斜コンベアで搬送する。この構成では、第1の傾斜コ
ンベアと第2の傾斜コンベアとを2列に並べてコンパク
トに設置することができる。しかも、2台の傾斜コンベ
アを2列に並べて設置することで、2台の傾斜コンベア
の上方に共通の塗装ヘッドを設置することが可能とな
り、1台のカーテンフローコータで2回の塗装を能率良
く行うことができる。
【0012】更に、請求項3では、第1及び第2の各傾
斜コンベアの傾斜角度を調整できるように構成してい
る。これにより、搬送速度や建築板の凹凸柄の彫りの深
さ等に応じて各傾斜コンベアの傾斜角度を最適な角度に
調整することが可能となる。
斜コンベアの傾斜角度を調整できるように構成してい
る。これにより、搬送速度や建築板の凹凸柄の彫りの深
さ等に応じて各傾斜コンベアの傾斜角度を最適な角度に
調整することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図4に基づいて説明する。まず、図1及び図2に基
づいて塗装装置全体の構成を説明する。第1の傾斜コン
ベア21と第2の傾斜コンベア22とが2列に並べられ
て設置されている。第1の傾斜コンベア21は、左側が
入口で右側が出口となっており、その入口側(左側)に
は、左方向から搬送されてくる建築板11を該傾斜コン
ベア21に搬入する搬入コンベア23が設置されてい
る。一方、第1の傾斜コンベア21は、右側が入口で左
側が出口となっており、その出口側(左側)には、該傾
斜コンベア22の出口に送られてくる建築板11を左方
向に搬出する搬出コンベア24が設置されている。そし
て、2台の傾斜コンベア21,22の右側には、第1の
傾斜コンベア21から搬出されてくる建築板11を第2
の傾斜コンベア22の入口側に向かって横方向に平行移
動させるクロスコンベア25が設置されている。
乃至図4に基づいて説明する。まず、図1及び図2に基
づいて塗装装置全体の構成を説明する。第1の傾斜コン
ベア21と第2の傾斜コンベア22とが2列に並べられ
て設置されている。第1の傾斜コンベア21は、左側が
入口で右側が出口となっており、その入口側(左側)に
は、左方向から搬送されてくる建築板11を該傾斜コン
ベア21に搬入する搬入コンベア23が設置されてい
る。一方、第1の傾斜コンベア21は、右側が入口で左
側が出口となっており、その出口側(左側)には、該傾
斜コンベア22の出口に送られてくる建築板11を左方
向に搬出する搬出コンベア24が設置されている。そし
て、2台の傾斜コンベア21,22の右側には、第1の
傾斜コンベア21から搬出されてくる建築板11を第2
の傾斜コンベア22の入口側に向かって横方向に平行移
動させるクロスコンベア25が設置されている。
【0014】この場合、第1の傾斜コンベア21の傾斜
は、搬入コンベア23側(入口側)が低く、クロスコン
ベア25側(出口側)が高くなる上り勾配となってい
る。これに対し、第2の傾斜コンベア22の傾斜は、ク
ロスコンベア25側(入口側)が高く、搬出コンベア2
4側(出口側)が低くなる下り勾配となっている。図示
はしないが、各傾斜コンベア21,22の支持機構に
は、各傾斜コンベア21,22の傾斜角度を調整する傾
斜角度調整機構が設けられている。
は、搬入コンベア23側(入口側)が低く、クロスコン
ベア25側(出口側)が高くなる上り勾配となってい
る。これに対し、第2の傾斜コンベア22の傾斜は、ク
ロスコンベア25側(入口側)が高く、搬出コンベア2
4側(出口側)が低くなる下り勾配となっている。図示
はしないが、各傾斜コンベア21,22の支持機構に
は、各傾斜コンベア21,22の傾斜角度を調整する傾
斜角度調整機構が設けられている。
【0015】また、クロスコンベア25は、X方向コン
ベア26と、リフタ27によって昇降するY方向ローラ
28と、建築板11を横方向(Y方向)に押して平行移
動させるプッシャシリンダ29とから構成されている。
通常は、Y方向ローラ28はX方向コンベア26の下方
に退避し、第1の傾斜コンベア21の出口に送られてく
る建築板11をX方向コンベア26によって搬入した
後、リフタ27を作動させてY方向ローラ28をX方向
コンベア26上に突出させ、このY方向ローラコンベア
28上に建築板11を載せた状態にする。この状態で、
プッシャシリンダ29を作動させてそのロッド29aに
連結されたプッシャ30を突出させることで、建築板1
1を横方向(Y方向)に押して平行移動させ、該建築板
11を第2の傾斜コンベア22の入口に対向させた状態
にする。この後、Y方向ローラ28を下方に退避させ
て、建築板11をX方向コンベア26上に載せ、該X方
向コンベア26を逆回転させて、建築板11を第2の傾
斜コンベア22に送り出す。
ベア26と、リフタ27によって昇降するY方向ローラ
28と、建築板11を横方向(Y方向)に押して平行移
動させるプッシャシリンダ29とから構成されている。
通常は、Y方向ローラ28はX方向コンベア26の下方
に退避し、第1の傾斜コンベア21の出口に送られてく
る建築板11をX方向コンベア26によって搬入した
後、リフタ27を作動させてY方向ローラ28をX方向
コンベア26上に突出させ、このY方向ローラコンベア
28上に建築板11を載せた状態にする。この状態で、
プッシャシリンダ29を作動させてそのロッド29aに
連結されたプッシャ30を突出させることで、建築板1
1を横方向(Y方向)に押して平行移動させ、該建築板
11を第2の傾斜コンベア22の入口に対向させた状態
にする。この後、Y方向ローラ28を下方に退避させ
て、建築板11をX方向コンベア26上に載せ、該X方
向コンベア26を逆回転させて、建築板11を第2の傾
斜コンベア22に送り出す。
【0016】尚、X方向コンベア26は、全体が同一方
向に回転するようにしても良いが、該X方向コンベア2
6を第1の傾斜コンベア21側と第2の傾斜コンベア2
2側とに2分割して、それぞれ独立してX方向又はその
反対方向に回転できるようにしても良い。このようにす
れば、第1の傾斜コンベア21からX方向コンベア26
への建築板11の搬入と、X方向コンベア26から第2
の傾斜コンベア22への建築板11の搬出とを同時に行
うことができ、建築板11を能率良く搬送することがで
きる。
向に回転するようにしても良いが、該X方向コンベア2
6を第1の傾斜コンベア21側と第2の傾斜コンベア2
2側とに2分割して、それぞれ独立してX方向又はその
反対方向に回転できるようにしても良い。このようにす
れば、第1の傾斜コンベア21からX方向コンベア26
への建築板11の搬入と、X方向コンベア26から第2
の傾斜コンベア22への建築板11の搬出とを同時に行
うことができ、建築板11を能率良く搬送することがで
きる。
【0017】第1及び第2の両傾斜コンベア21,22
の上方には、これらに跨がるようにカーテンフローコー
タ31の塗装ヘッド32が設置されている。この塗装ヘ
ッド32の下面には、両傾斜コンベア21,22の幅方
向に延びる塗料流出スリット(図示せず)が建築板11
の通過領域をカバーするように形成されている。両傾斜
コンベア21,22には、塗装ヘッド32から流れ落ち
る塗料を通過させる開口部33が形成され、その下方に
は、塗料を回収する塗料回収樋34が設置され、この塗
料回収樋34で受けられた塗料が塗料タンク35内に戻
される。この塗料タンク35内の塗料は、塗料ポンプ
(図示せず)で汲み上げられて塗装ヘッド32へ送ら
れ、この塗装ヘッド32から塗料がカーテン膜状に流れ
落ちる。
の上方には、これらに跨がるようにカーテンフローコー
タ31の塗装ヘッド32が設置されている。この塗装ヘ
ッド32の下面には、両傾斜コンベア21,22の幅方
向に延びる塗料流出スリット(図示せず)が建築板11
の通過領域をカバーするように形成されている。両傾斜
コンベア21,22には、塗装ヘッド32から流れ落ち
る塗料を通過させる開口部33が形成され、その下方に
は、塗料を回収する塗料回収樋34が設置され、この塗
料回収樋34で受けられた塗料が塗料タンク35内に戻
される。この塗料タンク35内の塗料は、塗料ポンプ
(図示せず)で汲み上げられて塗装ヘッド32へ送ら
れ、この塗装ヘッド32から塗料がカーテン膜状に流れ
落ちる。
【0018】以上のように構成した塗装装置を用いた建
築板11の塗装方法を説明する。搬入コンベア23から
第1の傾斜コンベア21に搬入された建築板11は、該
第1の傾斜コンベア21によって斜め上方に向けて搬送
され、該建築板11が塗装ヘッド32から流れ落ちる塗
料カーテン膜を通過することで、該建築板11に1回目
の塗装が施される。このとき、建築板11に付着しない
余剰塗料は、塗料回収樋34で受けられて塗料タンク3
5内に戻される。
築板11の塗装方法を説明する。搬入コンベア23から
第1の傾斜コンベア21に搬入された建築板11は、該
第1の傾斜コンベア21によって斜め上方に向けて搬送
され、該建築板11が塗装ヘッド32から流れ落ちる塗
料カーテン膜を通過することで、該建築板11に1回目
の塗装が施される。このとき、建築板11に付着しない
余剰塗料は、塗料回収樋34で受けられて塗料タンク3
5内に戻される。
【0019】1回目の塗装が終わった建築板11は、第
1の傾斜コンベア21からクロスコンベア25に移載さ
れる。この後、リフタ27を作動させてY方向ローラ2
8をX方向コンベア26上に突出させ、プッシャシリン
ダ29を作動させて建築板11を横方向(Y方向)に押
して平行移動させ、該建築板11を第2の傾斜コンベア
22の入口に対向させる。この後、Y方向ローラ28を
下方に退避させて、X方向コンベア26を逆回転させ
て、建築板11を第2の傾斜コンベア22に送り出す。
このようにして第2の傾斜コンベア22に搬入された建
築板11は、該第2の傾斜コンベア22によって斜め下
方に向けて第1の傾斜コンベア21の搬送方向とは反対
方向に搬送される。
1の傾斜コンベア21からクロスコンベア25に移載さ
れる。この後、リフタ27を作動させてY方向ローラ2
8をX方向コンベア26上に突出させ、プッシャシリン
ダ29を作動させて建築板11を横方向(Y方向)に押
して平行移動させ、該建築板11を第2の傾斜コンベア
22の入口に対向させる。この後、Y方向ローラ28を
下方に退避させて、X方向コンベア26を逆回転させ
て、建築板11を第2の傾斜コンベア22に送り出す。
このようにして第2の傾斜コンベア22に搬入された建
築板11は、該第2の傾斜コンベア22によって斜め下
方に向けて第1の傾斜コンベア21の搬送方向とは反対
方向に搬送される。
【0020】そして、第2の傾斜コンベア22によって
搬送される建築板11は、再び塗装ヘッド32の下方を
通過し、その過程で該建築板11に2回目の塗装が施さ
れる。2回目の塗装が終了した建築板11は、第2の傾
斜コンベア22から搬出コンベア24に送り出され、次
工程へ搬送される。
搬送される建築板11は、再び塗装ヘッド32の下方を
通過し、その過程で該建築板11に2回目の塗装が施さ
れる。2回目の塗装が終了した建築板11は、第2の傾
斜コンベア22から搬出コンベア24に送り出され、次
工程へ搬送される。
【0021】ところで、近年の窯業系の建築板11は、
タイル調、レンガ調、自然石調等、意匠性の高い凹凸柄
模様の施されたものが多く、図3に示すように、建築板
11の表面に彫りの深い凹部12が形成されたものが多
くなっている。このような彫りの深い凹部12のある建
築板11を塗装する場合、従来のカーテンフローコータ
により塗装すると、図5に示すように建築板11の凹部
12の内側面と塗膜13との間に空気14を巻き込んで
塗膜13の内側に空洞14を作ることがある。この塗膜
13内側の空洞14は、塗膜13の乾燥過程で破裂し
て、塗膜13に空洞14の破裂跡がクレータ状に出来て
しまったり、或は微小な空洞14は破裂せずに残って塗
膜13に凹凸を作り、塗装品質を著しく損ねてしまう。
タイル調、レンガ調、自然石調等、意匠性の高い凹凸柄
模様の施されたものが多く、図3に示すように、建築板
11の表面に彫りの深い凹部12が形成されたものが多
くなっている。このような彫りの深い凹部12のある建
築板11を塗装する場合、従来のカーテンフローコータ
により塗装すると、図5に示すように建築板11の凹部
12の内側面と塗膜13との間に空気14を巻き込んで
塗膜13の内側に空洞14を作ることがある。この塗膜
13内側の空洞14は、塗膜13の乾燥過程で破裂し
て、塗膜13に空洞14の破裂跡がクレータ状に出来て
しまったり、或は微小な空洞14は破裂せずに残って塗
膜13に凹凸を作り、塗装品質を著しく損ねてしまう。
【0022】この欠点を解決するため、本実施形態で
は、カーテンフローコータ31による塗装を2回行
い、1回目の塗装と2回目の塗装との間で建築板11の
搬送方向を前後逆にし、更に、建築板11の搬送方向
を傾斜させ、且つ1回目の塗装と2回目の塗装との間で
傾斜コンベア21,22の勾配を逆にしている。
は、カーテンフローコータ31による塗装を2回行
い、1回目の塗装と2回目の塗装との間で建築板11の
搬送方向を前後逆にし、更に、建築板11の搬送方向
を傾斜させ、且つ1回目の塗装と2回目の塗装との間で
傾斜コンベア21,22の勾配を逆にしている。
【0023】つまり、1回目の塗装では、図4に示すよ
うに、建築板11の凹部12の内側面と塗膜13との間
に空気15を巻き込んで塗膜13の内側に空洞15を作
るが、建築板11の搬送方向が上り傾斜しているため、
凹部12の近辺の余分な塗料が重力により凹部12内に
流れ込み、塗膜13の内側への空気15の巻き込みが少
なくなって、塗膜13の内側の空洞15が小さくなる。
うに、建築板11の凹部12の内側面と塗膜13との間
に空気15を巻き込んで塗膜13の内側に空洞15を作
るが、建築板11の搬送方向が上り傾斜しているため、
凹部12の近辺の余分な塗料が重力により凹部12内に
流れ込み、塗膜13の内側への空気15の巻き込みが少
なくなって、塗膜13の内側の空洞15が小さくなる。
【0024】この後、建築板11の搬送方向を前後逆に
し、下り傾斜方向に搬送して2回目の塗装を行う。この
ように、建築板11の搬送方向を前後逆にして2回目の
塗装を行うことで、凹部12内に落下した塗料に作用す
る慣性力の方向が1回目の塗装と2回目の塗装で前後逆
になり、それによって1回目の塗装で出来た塗膜13内
側の空洞15が2回目の塗装によって潰されながら上塗
りされ、凹部12内も確実に塗膜13が形成される。更
に、1回目の塗装と2回目の塗装との間で傾斜コンベア
21,22の勾配を逆にすることで、建築板11の搬送
方向と塗料カーテン膜16との角度を変えて2回の塗装
を行うことができ、それによって建築板11の凹凸柄全
体にまんべんなく塗料を行き渡らせて、建築板11の凹
凸柄全体に均一な塗膜13を形成でき、塗装品質を向上
させることができる。
し、下り傾斜方向に搬送して2回目の塗装を行う。この
ように、建築板11の搬送方向を前後逆にして2回目の
塗装を行うことで、凹部12内に落下した塗料に作用す
る慣性力の方向が1回目の塗装と2回目の塗装で前後逆
になり、それによって1回目の塗装で出来た塗膜13内
側の空洞15が2回目の塗装によって潰されながら上塗
りされ、凹部12内も確実に塗膜13が形成される。更
に、1回目の塗装と2回目の塗装との間で傾斜コンベア
21,22の勾配を逆にすることで、建築板11の搬送
方向と塗料カーテン膜16との角度を変えて2回の塗装
を行うことができ、それによって建築板11の凹凸柄全
体にまんべんなく塗料を行き渡らせて、建築板11の凹
凸柄全体に均一な塗膜13を形成でき、塗装品質を向上
させることができる。
【0025】しかも、本実施形態では、クロスコンベア
25を用いることで、第1の傾斜コンベア21と第2の
傾斜コンベア22とを2列に並べてコンパクトに設置す
ることができ、省スペース化の要求を満たすことができ
る。更に、2台の傾斜コンベア21,22を2列に並べ
て設置することで、2台の傾斜コンベア21,22の上
方に共通の塗装ヘッド32を設置することが可能とな
り、カーテンフローコータ31は1台で済み、これも塗
装装置の省スペース化・低価格化に役立つ。
25を用いることで、第1の傾斜コンベア21と第2の
傾斜コンベア22とを2列に並べてコンパクトに設置す
ることができ、省スペース化の要求を満たすことができ
る。更に、2台の傾斜コンベア21,22を2列に並べ
て設置することで、2台の傾斜コンベア21,22の上
方に共通の塗装ヘッド32を設置することが可能とな
り、カーテンフローコータ31は1台で済み、これも塗
装装置の省スペース化・低価格化に役立つ。
【0026】しかしながら、本発明は、各傾斜コンベア
21,22毎に別々の塗装ヘッドを設置しても良い。こ
の場合、塗料タンクと塗料ポンプを2組設けても良い
が、1組の塗料タンクと塗料ポンプから塗料を2台の塗
装ヘッドへ分配するようにしても良い。
21,22毎に別々の塗装ヘッドを設置しても良い。こ
の場合、塗料タンクと塗料ポンプを2組設けても良い
が、1組の塗料タンクと塗料ポンプから塗料を2台の塗
装ヘッドへ分配するようにしても良い。
【0027】また、本実施形態では、第1及び第2の各
傾斜コンベア21,22の支持機構に、各傾斜コンベア
21,22の傾斜角度を調整する傾斜角度調整機構を設
けたので、搬送速度、建築板11の凹凸柄の彫りの深さ
や塗料の粘度を考慮して各傾斜コンベア21,22の傾
斜角度を最適な角度に調整したり、塗装の仕上り状態を
見ながら傾斜角度を再調整することができ、常に塗装の
仕上り状態を最良にすることができる。
傾斜コンベア21,22の支持機構に、各傾斜コンベア
21,22の傾斜角度を調整する傾斜角度調整機構を設
けたので、搬送速度、建築板11の凹凸柄の彫りの深さ
や塗料の粘度を考慮して各傾斜コンベア21,22の傾
斜角度を最適な角度に調整したり、塗装の仕上り状態を
見ながら傾斜角度を再調整することができ、常に塗装の
仕上り状態を最良にすることができる。
【0028】尚、本実施形態では、第1の傾斜コンベア
21を上り勾配とし、第2の傾斜コンベア22を下り勾
配としたが、これとは反対に、第1の傾斜コンベアを下
り勾配とし、第2の傾斜コンベアを上り勾配としても良
く、この場合でも、本実施形態と同様の効果を得ること
ができる。
21を上り勾配とし、第2の傾斜コンベア22を下り勾
配としたが、これとは反対に、第1の傾斜コンベアを下
り勾配とし、第2の傾斜コンベアを上り勾配としても良
く、この場合でも、本実施形態と同様の効果を得ること
ができる。
【0029】また、本実施形態では、クロスコンベア2
5上で建築板11を横方向(Y方向)に平行移動させる
駆動源としてプッシャシリンダ29を用いたが、Y方向
ローラ28をモータで駆動して建築板11を横方向(Y
方向)に平行移動させるようにしても良い。
5上で建築板11を横方向(Y方向)に平行移動させる
駆動源としてプッシャシリンダ29を用いたが、Y方向
ローラ28をモータで駆動して建築板11を横方向(Y
方向)に平行移動させるようにしても良い。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の建築板の塗装方法によれば、凹凸柄のある建築板に対
してカーテンフローコータによる塗装を2回行い、1回
目の塗装と2回目の塗装との間で建築板の搬送方向を前
後逆にすると共に、建築板の搬送方向を傾斜させ、且つ
1回目の塗装と2回目の塗装との間で傾斜コンベアの勾
配を逆にするようにしたので、凹凸柄のある建築板を塗
装する場合でも、建築板の凹部を含む表面全体をカーテ
ンフローコータによって均一に塗装することができて、
塗装品質を向上させることができる(請求項1)。
の建築板の塗装方法によれば、凹凸柄のある建築板に対
してカーテンフローコータによる塗装を2回行い、1回
目の塗装と2回目の塗装との間で建築板の搬送方向を前
後逆にすると共に、建築板の搬送方向を傾斜させ、且つ
1回目の塗装と2回目の塗装との間で傾斜コンベアの勾
配を逆にするようにしたので、凹凸柄のある建築板を塗
装する場合でも、建築板の凹部を含む表面全体をカーテ
ンフローコータによって均一に塗装することができて、
塗装品質を向上させることができる(請求項1)。
【0031】また、本発明の建築板の塗装装置によれ
ば、第1及び第2の両傾斜コンベアを2列に並べてコン
パクトに設置することができると共に、2台の傾斜コン
ベアの上方に共通の塗装ヘッドを設置することが可能と
なり、塗装装置の省スペース化・低価格化を実現するこ
とができる(請求項2)。
ば、第1及び第2の両傾斜コンベアを2列に並べてコン
パクトに設置することができると共に、2台の傾斜コン
ベアの上方に共通の塗装ヘッドを設置することが可能と
なり、塗装装置の省スペース化・低価格化を実現するこ
とができる(請求項2)。
【0032】しかも、第1及び第2の各傾斜コンベアの
傾斜角度を調整できるように構成しているので、搬送速
度や建築板の凹凸柄の彫りの深さ等に応じて各傾斜コン
ベアの傾斜角度を最適な角度に調整することができ、常
に塗装の仕上り状態を最良にすることができる。
傾斜角度を調整できるように構成しているので、搬送速
度や建築板の凹凸柄の彫りの深さ等に応じて各傾斜コン
ベアの傾斜角度を最適な角度に調整することができ、常
に塗装の仕上り状態を最良にすることができる。
【図1】本発明の一実施形態を示す塗装装置の平面図
【図2】塗装装置の正面図
【図3】建築板の斜視図
【図4】本実施形態の塗装方法による建築板の凹部内の
塗膜の形成状態を示す建築板の部分拡大縦断面図
塗膜の形成状態を示す建築板の部分拡大縦断面図
【図5】従来の塗装方法による建築板の凹部内の塗膜の
形成状態を示す建築板の部分拡大縦断面図
形成状態を示す建築板の部分拡大縦断面図
11…建築板、12…凹部、13…塗膜、21…第1の
傾斜コンベア、22…第2の傾斜コンベア、23…搬入
コンベア、24…搬出コンベア、25…クロスコンベ
ア、26…X方向コンベア、27…リフタ、28…Y方
向コンベア、29…プッシャシリンダ、30…プッシ
ャ、31…カーテンフローコータ、32…塗装ヘッド、
34…塗料回収樋、35…塗料タンク。
傾斜コンベア、22…第2の傾斜コンベア、23…搬入
コンベア、24…搬出コンベア、25…クロスコンベ
ア、26…X方向コンベア、27…リフタ、28…Y方
向コンベア、29…プッシャシリンダ、30…プッシ
ャ、31…カーテンフローコータ、32…塗装ヘッド、
34…塗料回収樋、35…塗料タンク。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05C 5/00 B05C 9/06 B05C 13/00 B05D 1/30 B05D 7/00
Claims (3)
- 【請求項1】 上り勾配又は下り勾配のある第1の傾斜
コンベアで、凹凸柄のある建築板を搬送しながらカーテ
ンフローコータで該建築板に1回目の塗装を行い、該建
築板の搬送方向を前後逆にして該建築板を前記第1の傾
斜コンベアとは逆の勾配の第2の傾斜コンベアで搬送し
ながらカーテンフローコータで該建築板に2回目の塗装
を行うことで、該建築板の凹部を含む表面全体を塗装す
ることを特徴とする建築板の塗装方法。 - 【請求項2】 凹凸柄のある建築板を上り勾配又は下り
勾配の傾斜方向に搬送する第1の傾斜コンベアと、 前記第1の傾斜コンベアから搬出されてくる前記建築板
を横方向に平行移動させるクロスコンベアと、 前記第1の傾斜コンベアと2列に並べて設置され、前記
クロスコンベアで平行移動された前記建築板の搬送方向
を前後逆にして該建築板を前記第1の傾斜コンベアとは
逆の勾配の傾斜方向に搬送する第2の傾斜コンベアと、 前記第1及び第2の両傾斜コンベアの上方に跨がって塗
装ヘッドが設置され、前記建築板の凹部を含む表面全体
を塗装するカーテンフローコータとを備えた建築板の塗
装装置。 - 【請求項3】 前記第1及び第2の各傾斜コンベアは、
傾斜角度を調整できるように構成されていることを特徴
とする請求項2に記載の建築板の塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19339896A JP3323744B2 (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 建築板の塗装方法及び塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19339896A JP3323744B2 (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 建築板の塗装方法及び塗装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1034060A JPH1034060A (ja) | 1998-02-10 |
JP3323744B2 true JP3323744B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=16307291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19339896A Expired - Fee Related JP3323744B2 (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 建築板の塗装方法及び塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3323744B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002113407A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-16 | Asahi Kasei Corp | 無機質系建材の塗装方法 |
-
1996
- 1996-07-23 JP JP19339896A patent/JP3323744B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1034060A (ja) | 1998-02-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |