JPS5832776Y2 - フロ−コ−タ− - Google Patents
フロ−コ−タ−Info
- Publication number
- JPS5832776Y2 JPS5832776Y2 JP781478U JP781478U JPS5832776Y2 JP S5832776 Y2 JPS5832776 Y2 JP S5832776Y2 JP 781478 U JP781478 U JP 781478U JP 781478 U JP781478 U JP 781478U JP S5832776 Y2 JPS5832776 Y2 JP S5832776Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- coater
- flow
- coater head
- coated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coating Apparatus (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は基板の表面に塗料、接着剤などを塗布するフロ
ーコーターに関するもので、その目的とするところは塗
料、接着剤などの塗布工程を簡易化して作業能率の向上
を図るとともに、フローコーターの形成する降下膜の安
定を図る点に存する。
ーコーターに関するもので、その目的とするところは塗
料、接着剤などの塗布工程を簡易化して作業能率の向上
を図るとともに、フローコーターの形成する降下膜の安
定を図る点に存する。
従来、塗料接着剤などの塗布装置としてはカーテンフロ
ーコーター、ロールコータ−ロールスプレッダ−などが
用いられていた。
ーコーター、ロールコータ−ロールスプレッダ−などが
用いられていた。
しかしカーテンフローコーターはその構造上膜切れが発
生し易く、特にスリット両端部より切れることが多く、
また塗料中に混入するごみやスリット間にたまる塗料か
すによって目詰まりがして膜切れが生ずることが多い。
生し易く、特にスリット両端部より切れることが多く、
また塗料中に混入するごみやスリット間にたまる塗料か
すによって目詰まりがして膜切れが生ずることが多い。
その対策としてスリット両端部に針金を垂下してこの針
金に沿って塗膜を形成している。
金に沿って塗膜を形成している。
また作業者が塗膜切れの発生を発見したときスリット間
に針金などの細い棒を挿入してごみや塗料かすを取り除
かなければならない。
に針金などの細い棒を挿入してごみや塗料かすを取り除
かなければならない。
またロールコータ−、ロールスプレッダ−などの装置に
おいては、複数本のロール間に基板を挾み込み、塗料、
接着剤などを圧着塗布するため基材の割れ、塗布むらな
どが発生し易い欠点がある。
おいては、複数本のロール間に基板を挾み込み、塗料、
接着剤などを圧着塗布するため基材の割れ、塗布むらな
どが発生し易い欠点がある。
本考案はこれらの塗料、接着剤などの塗布装置の問題点
を解決したもので、後述するように従来のフローコータ
ーにおいてコーターヘッド4に泡止め用のじゃま板7を
設けるとともに、フローエツジ8を面取りし、かつコー
タ−ヘッド外壁面9全面に連続して並列する縦溝12を
凹設した構成を有する。
を解決したもので、後述するように従来のフローコータ
ーにおいてコーターヘッド4に泡止め用のじゃま板7を
設けるとともに、フローエツジ8を面取りし、かつコー
タ−ヘッド外壁面9全面に連続して並列する縦溝12を
凹設した構成を有する。
以下図面に記載された本考案の実施例について説明する
。
。
塗料タンク1内に貯えられた塗料(接着剤など液状のも
のであれば差支えない。
のであれば差支えない。
)はポンプ2によりパイプ3を通って被塗装物イの搬送
路上方に配置したコーターヘッド4に圧送注入される。
路上方に配置したコーターヘッド4に圧送注入される。
また送り用ポンプ2をまたぐパイブライン5のバルブ6
を調整することにより塗料の送り量を調整する。
を調整することにより塗料の送り量を調整する。
コーターヘッド4に送られた塗料はじゃま板7によって
泡立ちと波の発生を防止されフローエッヂ8から溢れだ
し、コーターヘッド外壁面9を伝い、カーテン状の降下
膜10として流下する。
泡立ちと波の発生を防止されフローエッヂ8から溢れだ
し、コーターヘッド外壁面9を伝い、カーテン状の降下
膜10として流下する。
コーターヘッド4に送られる塗料は送り用ポンプ2での
攪拌時、またコーターヘッド4への圧送注入時あるいは
塗料受11への流下時、などに気泡が入ることがあり、
該気泡の破裂によって降下膜10に裂は目が生じること
があるため、じゃま板7で気泡を除去することが必要と
なってくる。
攪拌時、またコーターヘッド4への圧送注入時あるいは
塗料受11への流下時、などに気泡が入ることがあり、
該気泡の破裂によって降下膜10に裂は目が生じること
があるため、じゃま板7で気泡を除去することが必要と
なってくる。
フローエッヂ8は塗料のあふれ出しをスムーズに行なう
ため適宜面取りを行うと同時にフローエッヂ8からあふ
れ出した塗料をカーテン状の降下膜10とするため、コ
ーターヘッド外壁面9には全面に複数本の微細な縦溝1
2を施こす。
ため適宜面取りを行うと同時にフローエッヂ8からあふ
れ出した塗料をカーテン状の降下膜10とするため、コ
ーターヘッド外壁面9には全面に複数本の微細な縦溝1
2を施こす。
該縦溝12の形成により降下膜10の流量を多くしても
、該溝12に沿って塗料は流れ、流れが左右方向に引摺
られないために均一に流れが形成することができる。
、該溝12に沿って塗料は流れ、流れが左右方向に引摺
られないために均一に流れが形成することができる。
また塗料中に異物が混入したときにその異物がフローエ
ッヂ8を越えて溝12に沿って降下するので膜切れが発
生することがない。
ッヂ8を越えて溝12に沿って降下するので膜切れが発
生することがない。
カーテン状の降下膜10として流下する塗料は搬送通路
中の被塗装物イの表面に塗布される。
中の被塗装物イの表面に塗布される。
形成される降下膜10は溝12によって多少その表面に
凹凸を生ずるが、被塗装物イの表面に塗布されると同時
に平面状となり平坦化する。
凹凸を生ずるが、被塗装物イの表面に塗布されると同時
に平面状となり平坦化する。
すなわち、第4図aのようにフローコーター外壁面9a
が平面であったとすると、塗料はその度、比重の部分的
差異の結果、矢印t、t2のようにその流下方向はアト
ランダムである。
が平面であったとすると、塗料はその度、比重の部分的
差異の結果、矢印t、t2のようにその流下方向はアト
ランダムである。
このため、第4図すのように被塗装物イに流下直後にお
いてその高さが部分的に異なる。
いてその高さが部分的に異なる。
そして第4図Cに示すように最終的に塗膜の厚さに部分
的に変化を生ずることになる。
的に変化を生ずることになる。
また異物pが混じると、第4図aに示すように異物pの
下方に末広状の膜切れXを生ずる。
下方に末広状の膜切れXを生ずる。
この結果、第4図すに示すような流下直後生じた膜切れ
Xは最終的に埋まらず、第4図Cのように膜切れX′X
′として残存することになる。
Xは最終的に埋まらず、第4図Cのように膜切れX′X
′として残存することになる。
これに対し本考案では、第3図aに示すように、コータ
ー外壁面9に縦溝12を設けておくので塗料の流下方向
は矢印tに示すように一定になる。
ー外壁面9に縦溝12を設けておくので塗料の流下方向
は矢印tに示すように一定になる。
したがって第3図すのように塗料の被塗装物イへの流下
直後の表面高さはほぼ均一になる。
直後の表面高さはほぼ均一になる。
そして第3図Cに示すように最終的には塗膜厚さはほぼ
均一になる。
均一になる。
また異spが有る場合、本考案では第3図aに示すよう
に異物pの存在により生ずる膜切れXの幅は縦溝12の
幅だけに限られ、第4図の場合のように末広状とはなら
ない。
に異物pの存在により生ずる膜切れXの幅は縦溝12の
幅だけに限られ、第4図の場合のように末広状とはなら
ない。
かくして第3図すに示すように被塗装物イへの流下直後
の膜切れXはごく小さい幅ですむ。
の膜切れXはごく小さい幅ですむ。
この結果第3図Cに示すように最終的には膜切れは生じ
ない。
ない。
なお膜切れの発生を防ぐためには縦溝12の幅は細い程
よいことが理解できる。
よいことが理解できる。
また異物pが縦溝12に詰まるのを防ぐために、予め塗
料をスクリーンで濾過しておくのが望ましい 被塗装物イはカーテン状の降下膜10の中を通過させる
だけで塗料塗布が行なわれるため、被塗装物イが破損す
ることもなく、シかも被塗装vIJ1の表面性に限定さ
れることもなく、表面に凹凸があっても均一に塗布でき
る。
料をスクリーンで濾過しておくのが望ましい 被塗装物イはカーテン状の降下膜10の中を通過させる
だけで塗料塗布が行なわれるため、被塗装物イが破損す
ることもなく、シかも被塗装vIJ1の表面性に限定さ
れることもなく、表面に凹凸があっても均一に塗布でき
る。
被塗装物イが搬送中コーターヘッド4直下にないときは
フローエッヂ8の下方に位置する塗料受11に流下し、
塗料タンク1に還流される。
フローエッヂ8の下方に位置する塗料受11に流下し、
塗料タンク1に還流される。
本考案は以上のような構成を有するのでその作用効果を
要約すれば次の通りである。
要約すれば次の通りである。
■ コーターヘッド4内へじゃま板7を設けることで、
塗料中に混入する気泡が降下膜10内に流れ込むことが
ない。
塗料中に混入する気泡が降下膜10内に流れ込むことが
ない。
■ コーターヘッド4の外壁面9に縦溝12を凹設した
ので、降下膜10の流量を多くしても降下膜10はその
金山にわたりほは゛均一の厚さに形成される。
ので、降下膜10の流量を多くしても降下膜10はその
金山にわたりほは゛均一の厚さに形成される。
■ 降下膜10中に異物が混入しても異物は溝12内に
沿って落下するので、膜切れを起さない。
沿って落下するので、膜切れを起さない。
なお以上の説明は塗料について説明したが接着剤につい
ても適用できるものである。
ても適用できるものである。
第1図:本考案フローコーターの斜視図、第2図:コー
ターヘッドの斜視図、第3図a:本考案の縦溝12の作
用説明図で、外壁面9を流下中の状態を示す。 第3図C:同じく被塗装物イに流下直後の状態を示す。 第3図C:同じく最終的な塗膜の状態を示す。 第4図C:同溝のない外壁面9aを塗料が流下中の状態
を示す。 第3図C:同じく被塗装物への流下直後の状態を示す。 第4図C:同じく最終的な塗膜の状態を示す。 1:塗料タンク、2:送り用ポンプ、3:パイプ、4:
コーターヘッド、5:パイプライン、6:バルブ、7:
しやま板、8:フローエッヂ、9:コーターヘッド外壁
面、10:降下膜、11:塗料受、12:縦溝、イ:被
塗装物。
ターヘッドの斜視図、第3図a:本考案の縦溝12の作
用説明図で、外壁面9を流下中の状態を示す。 第3図C:同じく被塗装物イに流下直後の状態を示す。 第3図C:同じく最終的な塗膜の状態を示す。 第4図C:同溝のない外壁面9aを塗料が流下中の状態
を示す。 第3図C:同じく被塗装物への流下直後の状態を示す。 第4図C:同じく最終的な塗膜の状態を示す。 1:塗料タンク、2:送り用ポンプ、3:パイプ、4:
コーターヘッド、5:パイプライン、6:バルブ、7:
しやま板、8:フローエッヂ、9:コーターヘッド外壁
面、10:降下膜、11:塗料受、12:縦溝、イ:被
塗装物。
Claims (1)
- 塗料タンク1内の塗料または接着剤を被塗装物イの搬送
通路上方に配置したコーターヘッド4に送り、コーター
ヘッド4のフローエッヂ8からコーターヘッド外壁面9
を伝いカーテン状の降下膜10として流下させ、被塗装
物イの表面に塗装を行うフローコーターにおいてコータ
−ヘッド外壁面9全面に連続して並列する縦溝12を凹
設したこと、を特徴とするフローコーター
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP781478U JPS5832776Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | フロ−コ−タ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP781478U JPS5832776Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | フロ−コ−タ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54112865U JPS54112865U (ja) | 1979-08-08 |
JPS5832776Y2 true JPS5832776Y2 (ja) | 1983-07-21 |
Family
ID=28815980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP781478U Expired JPS5832776Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | フロ−コ−タ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832776Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5615307A (en) * | 1979-07-17 | 1981-02-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Manufacture of superrthin film ceramic sheet |
-
1978
- 1978-01-27 JP JP781478U patent/JPS5832776Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54112865U (ja) | 1979-08-08 |
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