JPH0217664Y2 - - Google Patents

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JPH0217664Y2
JPH0217664Y2 JP1984168181U JP16818184U JPH0217664Y2 JP H0217664 Y2 JPH0217664 Y2 JP H0217664Y2 JP 1984168181 U JP1984168181 U JP 1984168181U JP 16818184 U JP16818184 U JP 16818184U JP H0217664 Y2 JPH0217664 Y2 JP H0217664Y2
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tank
paint
partition plate
internal partition
curtain
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JP1984168181U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は塗装用カーテンコーターヘツドの改良
にかんする。
〔従来技術〕
スレート板等の板状被塗物は、美観及び保護を
目的としてエマルジヨン塗料等が塗布されている
が、その工場ライン塗布手段として第3図に示す
如きカーテンコーターを用いて塗布されている。
すなわち従来のカーテンコーターは塗料タンク
11より塗料を供給ポンプ12にてヘツド13内
に供給し、エツヂ14から塗料がカーテン膜aを
形成してコンベア15により移送される被塗物1
6上に落下し塗布する方式であつた。ところでエ
マルジヨン塗料の供給ポンプとして、スネークポ
ンプ等の摺動部を有するポンプを使用した場合、
摺動部においてエマルジヨン破壊がおこり、固着
物が生じてポンプの運転が不可能になるトラブル
が発生したり、また、前記固着物が塗料中に混入
し、カーテン膜を乱すことが生じるため摺動部の
ないダイヤフラムポンプが多く使用されるように
なつてきている。
しかしながら摺動部のないポンプとしてダイヤ
フラムポンプを用いた場合は脈動のため、形成さ
れるカーテン膜が波を生じて不均一となり安定な
カーテン膜が得られず、また塗料中の泡に影響さ
れやすく、そのためカーテン切れが生じやすく、
さらに使用される塗料は、適度の粘性が必要であ
る等の制限がある等の欠点があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は塗料供給ポンプの型式を問わず
脈動をほぼ完全にコントロールすることができ、
均等なカーテン膜が安定して得られる、改良され
たカーテンコーターヘツドを提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の塗装用カーテンコーターヘツドは、塗
料タンクを内部仕切板により3つ以上の順次連通
せる槽に分割してなり該塗料タンク外から供給さ
れる塗料を該塗料タンク外へとカーテン膜状に流
下させるカーテンコーターヘツドにおいて、外部
から塗料の供給される第1槽はこれに続く第2槽
と内部仕切板の上方にて連通しており、上記第1
槽内には上記第1槽と第2槽との内部仕切板の上
端と実質上同一の上端位置となる様にオーバーフ
ロー用漏斗が配置されており、上記第2槽とこれ
に続く第3槽とは内部仕切板の下方にて連通して
おり、上記第2槽の底部は第1槽側から第3槽側
へと次第に低くなる勾配を有しており、上記第3
槽及びこれに続いて順次連通せる適宜の数の槽の
うちの最終段の槽を形成する上記塗料タンクの外
壁には塗料流下のための整流板の上端が接続され
ており、該整流板の下方にて上記最終段の槽が塗
料出口開口を有することを特徴とするものであ
る。
本考案を第1図に従つて説明する。ここでは塗
料タンク1が仕切板により第1槽2、第2槽6及
び第3槽7に3分割された場合が示されている。
第1槽2に塗料供給管5により塗料が供給され
る。第1槽2にはオーバーフローのための漏斗3
及び3′がその筒口4がオーバーフロー口として
槽外に突出する如く設置され、オーバーフローし
た塗料が回収出来るようにしている。従つて第1
槽に供給された塗料は第1槽の全体に広がり、脈
動によつて一時的に上昇した液面は漏斗3,3′
へオーバーフローし、脈動が緩和され、常に一定
にコントロールされる。かくて脈動が抑制された
塗料は第1槽と第2槽との仕切板の壁面をつたつ
て矢印の如く第2槽に移送される。
第2槽と第3槽の仕切板8は第2槽の底部の勾
配の最下部近くに設置されている。かくて塗料は
第2槽より第3槽へと脈動を起すことなく移送さ
れ、第3槽7の上部外壁に設けられた整流板9を
経てカーテン膜を形成して被塗物(図示せず)上
に流下塗布される。排出口10は通常は閉じてお
り、塗装が完了した時点で、排出口10よりタン
ク中の残存する塗料を回収する。ここで整流板9
の寸法はとくに制限はないが、長さが100mm±20
mmかつ勾配角度αが20〜25度の場合安定な泡のな
いカーテン膜を形成する点からみて好ましい。
また、本考案はタンクを仕切板により4槽又は
それ以上に分割した場合にも適用される。
〔効果〕
本考案のカーテンコーターヘツドは以上の如き
構造であるので、次に示す利点を有する: (1) 極めて均一なカーテン膜が安定して得られ
る。
(2) 脈動をほぼ完全に消滅させることが出来るの
で塗料供給ポンプの型式を問わない。
(3) 少ない吐出量でも安定なカーテン膜が得られ
るので、被塗物をはこぶコンベアーベルトのス
ピードが遅いラインにも適用される。
(4) 塗料中に多少異物を含む場合も塗料循環系や
カーテン膜に悪影響を及ぼさない。
(5) 塗料中に泡を生じても整流板で消泡され安定
なカーテンが形成される。
(6) エマルジヨン塗料の長時間塗装に適する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカーテンコーターヘツドの側
面−断面図、第2図はその平面図であり、第3図
は従来のカーテンコーターの側面−断面図を示
す。 1:塗料タンク、2:第1槽、3,3′:漏斗、
4:筒口、5:塗料供給管、6:第2槽、7:第
3槽、8:仕切板、9:整流板、10:排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗料タンクを内部仕切板により3つ以上の順次
    連通せる槽に分割してなり該塗料タンク外から供
    給される塗料を該塗料タンク外へとカーテン膜状
    に流下させるカーテンコーターヘツドにおいて、
    外部から塗料の供給される第1槽はこれに続く第
    2槽と内部仕切板の上方にて連通しており、上記
    第1槽内には上記第1槽と第2槽との内部仕切板
    の上端と実質上同一の上端位置となる様にオーバ
    ーフロー用漏斗が配置されており、上記第2槽と
    これに続く第3槽とは内部仕切板の下方にて連通
    しており、上記第2槽の底部は第1槽側から第3
    槽側へと次第に低くなる勾配を有しており、上記
    第3槽及びこれに続いて順次連通せる適宜の数の
    槽のうちの最終段の槽を形成する上記塗料タンク
    の外壁には塗料流下のための整流板の上端が接続
    されており、該整流板の上方にて上記最終段の槽
    が塗料出口開口を有することを特徴とする、塗装
    用カーテンコーターヘツド。
JP1984168181U 1984-11-06 1984-11-06 Expired JPH0217664Y2 (ja)

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JP1984168181U JPH0217664Y2 (ja) 1984-11-06 1984-11-06

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JP1984168181U JPH0217664Y2 (ja) 1984-11-06 1984-11-06

Publications (2)

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JPS6183481U JPS6183481U (ja) 1986-06-02
JPH0217664Y2 true JPH0217664Y2 (ja) 1990-05-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929059A (ja) * 1982-08-12 1984-02-16 Nippon Sheet Glass Co Ltd コ−テイング装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929059A (ja) * 1982-08-12 1984-02-16 Nippon Sheet Glass Co Ltd コ−テイング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6183481U (ja) 1986-06-02

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