JPS6135270Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6135270Y2 JPS6135270Y2 JP9099581U JP9099581U JPS6135270Y2 JP S6135270 Y2 JPS6135270 Y2 JP S6135270Y2 JP 9099581 U JP9099581 U JP 9099581U JP 9099581 U JP9099581 U JP 9099581U JP S6135270 Y2 JPS6135270 Y2 JP S6135270Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- plate
- head tank
- partition plate
- plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 36
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 14
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 1
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、合板または各種シートなどの表面
全域に塗膜を形成するオーバーフローコータのヘ
ツドタンクの構造に関する。
全域に塗膜を形成するオーバーフローコータのヘ
ツドタンクの構造に関する。
従来この種類の塗装機ヘツドタンクは、被塗装
物のコンベヤ上を横切る横長の直方体タンクで、
内部に液面安定用の仕切板を前後に側板へ固定し
て垂下させ、またタンク底板は被塗装物に対して
水平または下り勾配状に形成したものが一般に用
いられている。
物のコンベヤ上を横切る横長の直方体タンクで、
内部に液面安定用の仕切板を前後に側板へ固定し
て垂下させ、またタンク底板は被塗装物に対して
水平または下り勾配状に形成したものが一般に用
いられている。
しかしこの構造によると、塗料が仕切板の先端
とタンク底板との隙間を潜り抜けるだけのため液
面の安定が不充分で、また仕切板が固定のため流
量を細かく調節することができない等の欠点があ
つた。
とタンク底板との隙間を潜り抜けるだけのため液
面の安定が不充分で、また仕切板が固定のため流
量を細かく調節することができない等の欠点があ
つた。
そこでこの考案は、タンク底板の前半部を上り
勾配に形成するとともにタンクのほぼ中央部位に
固定仕切板を底板に植立し、その前後には前後摺
動自在の可動仕切板を垂設し、さらに各仕切板の
先端部にはそれぞれ隙間調節板を取付けたもので
ある。この考案によるとタンクの後部仕切り槽へ
流入した塗料は後部可動仕切板の下端を潜つて上
方へ上り、固定仕切り板の上端を通つて下方へ回
り、さらに前部可動仕切り板の下端を潜り最終仕
切り槽からオーバーフローし垂れ壁を垂下して下
方のコンベヤ上の被塗装物へ連続塗装するもの
で、固定仕切板と可動仕切板との効果により塗料
が上下流するため、液面の波立ちや泡立ちがな
く、最終段階においては安定した状態の液面が得
られるものである。またタンク底板の前半部が前
上りになつているので、前部可動仕切り板先端と
の間で流出量を細かく調節できる効果をも発揮す
る構造である。
勾配に形成するとともにタンクのほぼ中央部位に
固定仕切板を底板に植立し、その前後には前後摺
動自在の可動仕切板を垂設し、さらに各仕切板の
先端部にはそれぞれ隙間調節板を取付けたもので
ある。この考案によるとタンクの後部仕切り槽へ
流入した塗料は後部可動仕切板の下端を潜つて上
方へ上り、固定仕切り板の上端を通つて下方へ回
り、さらに前部可動仕切り板の下端を潜り最終仕
切り槽からオーバーフローし垂れ壁を垂下して下
方のコンベヤ上の被塗装物へ連続塗装するもの
で、固定仕切板と可動仕切板との効果により塗料
が上下流するため、液面の波立ちや泡立ちがな
く、最終段階においては安定した状態の液面が得
られるものである。またタンク底板の前半部が前
上りになつているので、前部可動仕切り板先端と
の間で流出量を細かく調節できる効果をも発揮す
る構造である。
以下本考案の一実施例を図面に従つて説明する
と、塗料Ｐを貯蔵タンクＴから被塗装物Ａのコン
ベヤＣの上方に配置されたヘツドタンクに送
り、この塗料Ｐをヘツドタンク内の仕切板を通
過して被塗装物ＡのコンベヤＣを横切るフロー部
エツジＥから横溢流下させ、その下方を搬送する
板状物体の表面に塗装を施すオーバーフローコー
タにおいて、上記ヘツドタンク底板１の前半部
を水平方向に対し上り勾配に形成し、この先端部
を垂直に下方へ折曲げて垂れ壁２とし、その先端
を横幅全体にわたつて鋭利に成形したエツジＥと
なし、ヘツドタンクのほぼ中央部にはタンク左
右の側板３に亘る固定仕切板４を底板２に植立
し、その前後に可動仕切板５，５′をそれぞれ垂
設し、該可動仕切板５，５′の上端部には摺動板
６，６′を直角に固定し、これら摺動板６，６′が
タンク側板３に設けた長方形の案内溝７を前後摺
動自在に取付け、さらに各仕切板４および５，
５′の先端部にはそれぞれ隙間調節板８および
８′，８″を取付けて成るものである。
と、塗料Ｐを貯蔵タンクＴから被塗装物Ａのコン
ベヤＣの上方に配置されたヘツドタンクに送
り、この塗料Ｐをヘツドタンク内の仕切板を通
過して被塗装物ＡのコンベヤＣを横切るフロー部
エツジＥから横溢流下させ、その下方を搬送する
板状物体の表面に塗装を施すオーバーフローコー
タにおいて、上記ヘツドタンク底板１の前半部
を水平方向に対し上り勾配に形成し、この先端部
を垂直に下方へ折曲げて垂れ壁２とし、その先端
を横幅全体にわたつて鋭利に成形したエツジＥと
なし、ヘツドタンクのほぼ中央部にはタンク左
右の側板３に亘る固定仕切板４を底板２に植立
し、その前後に可動仕切板５，５′をそれぞれ垂
設し、該可動仕切板５，５′の上端部には摺動板
６，６′を直角に固定し、これら摺動板６，６′が
タンク側板３に設けた長方形の案内溝７を前後摺
動自在に取付け、さらに各仕切板４および５，
５′の先端部にはそれぞれ隙間調節板８および
８′，８″を取付けて成るものである。
以上のように構成した本考案は、ヘツドタンク
の後部仕切り槽へ流入塗料が後部可動仕切り板
５′の下端を潜つて上方へ上り、次の仕切り槽か
ら固定仕切り板４の上端を通つてまた次の仕切り
槽へ流れ、下方から徐々に前部可動仕切り板５の
下端を潜つて最終段階の仕切り槽へ入り、タンク
最先端から塗料は徐々に垂れ壁２を伝つて垂下
し、下方のコンベヤ上の被塗装物へ連続塗装する
ものである。
の後部仕切り槽へ流入塗料が後部可動仕切り板
５′の下端を潜つて上方へ上り、次の仕切り槽か
ら固定仕切り板４の上端を通つてまた次の仕切り
槽へ流れ、下方から徐々に前部可動仕切り板５の
下端を潜つて最終段階の仕切り槽へ入り、タンク
最先端から塗料は徐々に垂れ壁２を伝つて垂下
し、下方のコンベヤ上の被塗装物へ連続塗装する
ものである。
本考案によると、固定仕切板４と可動仕切板５
および５′とを設けた効果により塗料が順次上下
流するため、塗料の静かな移動が行われ液面の波
立ちや泡立ちが皆無となり、最終段階の仕切り槽
から定量の塗料がオーバーフローして垂れ壁を垂
下し、コンベヤ上の被塗装物へ均一な塗装を果す
効果を発揮する。さらにヘツドタンク底板の前半
部を前上り勾配としており、また各仕切板の先端
部に設けた隙間調節板および可動仕切板の前後移
動により、流出量を細かく調節できる等大きな効
果をもたらすヘツドタンクの構造である。
および５′とを設けた効果により塗料が順次上下
流するため、塗料の静かな移動が行われ液面の波
立ちや泡立ちが皆無となり、最終段階の仕切り槽
から定量の塗料がオーバーフローして垂れ壁を垂
下し、コンベヤ上の被塗装物へ均一な塗装を果す
効果を発揮する。さらにヘツドタンク底板の前半
部を前上り勾配としており、また各仕切板の先端
部に設けた隙間調節板および可動仕切板の前後移
動により、流出量を細かく調節できる等大きな効
果をもたらすヘツドタンクの構造である。
図面は本考案の実施例を示し、第１図はオーバ
ーフローコータの全体説明図、第２図はヘツドタ
ンクの横断面図、第３図はヘツドタンク一端の一
部切欠縦断面図である。 Ａ……被塗装物、Ｃ……コンベヤ、Ｐ……塗
料、Ｔ……貯蔵タンク、……ヘツドタンク、Ｅ
……エツジ、１……底板、２……垂れ壁、３……
側板、４……固定仕切板、５，５′……可動仕切
板、６，６′……摺動板、７……案内溝、８，
８′，８″……隙間調節板。
ーフローコータの全体説明図、第２図はヘツドタ
ンクの横断面図、第３図はヘツドタンク一端の一
部切欠縦断面図である。 Ａ……被塗装物、Ｃ……コンベヤ、Ｐ……塗
料、Ｔ……貯蔵タンク、……ヘツドタンク、Ｅ
……エツジ、１……底板、２……垂れ壁、３……
側板、４……固定仕切板、５，５′……可動仕切
板、６，６′……摺動板、７……案内溝、８，
８′，８″……隙間調節板。
Claims (1)
- 塗料を貯蔵タンクから被塗装物のコンベヤ上方
に配置されたヘツドタンクに送り、この塗料をヘ
ツドタンク内の仕切板を通過して被塗装物のコン
ベヤ上を横切るフロー部エツジから横溢流下さ
せ、その下方を搬送する板状物体の表面に塗装を
施すオーバーフローコータにおいて、上記ヘツド
タンク底板の前半部を水平方向に対し上り勾配に
形成し、この先端部を垂直に下方へ折曲げて垂れ
壁とし、その先端を横幅全体にわたつて鋭利に成
形したフロー部エツジと成し、ヘツドタンクのほ
ぼ中央部にはタンク左右の側板に亘る固定仕切板
を底板に植立し、その前後に可動仕切板をそれぞ
れ垂設し、該可動仕切板の上端部にはそれぞれ摺
動板を直角に固定し、これら摺動板がタンク側板
に設けた長方形の案内溝を前後摺動自在に取付
け、さらに各仕切板の先端部にはそれぞれ隙間調
節板を取付けたことを特徴とするオーバーフロー
コータヘツドタンクの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9099581U JPS6135270Y2 (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9099581U JPS6135270Y2 (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57204076U JPS57204076U (ja) | 1982-12-25 |
| JPS6135270Y2 true JPS6135270Y2 (ja) | 1986-10-14 |
Family
ID=29886090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9099581U Expired JPS6135270Y2 (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6135270Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-19 JP JP9099581U patent/JPS6135270Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57204076U (ja) | 1982-12-25 |
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