JPS637272B2 - - Google Patents

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JPS637272B2
JPS637272B2 JP55130193A JP13019380A JPS637272B2 JP S637272 B2 JPS637272 B2 JP S637272B2 JP 55130193 A JP55130193 A JP 55130193A JP 13019380 A JP13019380 A JP 13019380A JP S637272 B2 JPS637272 B2 JP S637272B2
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JP
Japan
Prior art keywords
pressure
pump
speed
flow rate
variable speed
Prior art date
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Expired
Application number
JP55130193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5756690A (en
Inventor
Atsushi Ookubo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP13019380A priority Critical patent/JPS5756690A/ja
Publication of JPS5756690A publication Critical patent/JPS5756690A/ja
Publication of JPS637272B2 publication Critical patent/JPS637272B2/ja
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はポンプの並列運転方法に関する。
従来、2台のポンプの自動並列運転を行なう方
法としては、第1図に示すような構成が知られて
いる。
第1図において、ポンプ1A,1Bは可変速電
動機2A,2Bによつてそれぞれ回転駆動され、
タンク3から水などの流体を吸入する。該ポンプ
1A,1Bの吐出口は配管4を介して並列に接続
され、この配管4に接続された吐出管5と流量調
整弁6とを介して負荷(図示せず)に所望の流量
の水を供給する。
吐出管5の塗中には供給される水圧を検出する
圧力検出器7と、吐出管5を流れる水量を検出し
て、水量が一定の値を越えるとオンとなる流水継
電器8とが設けられている。
上述の構成において、負荷が要求する流量が少
いときは、流量継電器8の出力信号はオフとなつ
ており、ポンプ1B用の可変速電動機2Bの電源
は流量継電器8を通して通電されているため可変
速電動機2Bへは給電されておらずポンプ1Bは
停止しておりポンプ1A用の可変速電動機2Aへ
のみ給電されポンプ1Aだけが運転されている。
この状態で可変速電動機2Aは圧力検出器7の出
力がある値に設定された圧力設定値と等しくなる
様に運転される。負荷が要求する流量が増大し流
量継電器8の出力信号がオンになると可変速電動
機2Bへも給電されるので可変速電動機2Aと2
Bの2台が並列運転を行い、やはり同様に圧力検
出器7の出力がある一定値となる様に制御され
る。要するに、流量を検出して、これに応じて並
列運転するポンプの台数を制御していた。
上記に述べた様にして自動並列運転による吐出
圧一定制御は行えるが、流量継電器8を設ける必
要があり、一般にこの流量継電器は設置工事の際
に取付けることが普通であり、しかもこの取付け
時に細心の注意を必要とするため、設置工事が面
倒でかつ不経済であつた。
また既設の給水設備にポンプを増設して、上述
のような並列運転を行なうように改造する場合
は、配管中に流量継電器を取り付けるための配管
工事が煩雑となるという欠点があつた。
この発明は上述の欠点を除去するためになされ
たもので、ポンプの出力経路中の圧力信号に応じ
て、電動機を制御することにより、流量検出器を
用いないで、負荷流量に応じて、ポンプとモータ
の並列運転を制御できる運転方法を提供すること
を目的とするものである。
以下にこの発明の一実施例を図面とともに説明
する。
第2図はこの発明の実施例におけるポンプの並
列方式の一例を示すもので、第1図の流量継電器
8を除いている。他の構成部分は第1図と同様で
あり、第2図において第1図と均等な部分には同
一の符号を付した。
第3図は可変速電動機2Aと2B用の制御装置
の一例を示し、加え合わせ点10の一方には圧力
設定器11から所定の設定圧を表わす大きさの信
号が印加されているとともに、加え合わせ点10
の他方には、圧力検出器7から吐出管5中の水圧
を示す信号(以下圧力信号)が、上記設定圧に対
して差動的に印加され、両信号の差動出力は演算
増幅器12に印加される。
演算増幅器12は高い増幅度のPI(比例・積
分)動作を有する増幅器であり、水の供給系に生
じる短時間の圧力変動は積分要素の遅延時間によ
つて吸収されるようになつている。
増幅器12の出力電圧は圧力調整器13を介し
て電動機2A用の速度制御回路14に印加され、
電動機2Aと速度制御回路14で構成したポンプ
速度制御装置15の入力−回転数特性は、第4図
に示すように、所定の入力電圧ERまでは入力電
圧に対して比例して直線的に速度が増加し、入力
電圧がERを越えると、それ以上は上限回転数NR
で一定となるように構成されている。このような
特性は、たとえば速度制御可能な誘導電動機など
により得られる。
増幅器12の出力は不感帯要素16を介して圧
力調整器17に印加される。不感帯要素16は第
5図に示すように設定圧と実際の圧力との偏差の
一定範囲内EDでは出力が生じないで、この一定
範囲EDを越えると、その偏差に応じた出力を生
じる。
圧力調整器17と不感帯要素16とは、たとえ
ば第6図に示すように、演算増幅器30の一方に
増幅器12の出力、即ち圧力偏差を印加し、また
他方には可変抵抗31と抵抗32とを介して所定
の基準値を印加するようにした、比較回路のよう
なものを用いて構成してもよい。
圧力調整器17の出力は速度制御回路18に印
加され、速度制御回路18にはポンプ1B用の可
変速電動機2Bが接続されている。両者18,1
9によつて構成されるポンプ速度制御装置20の
入−出力特性は第4図と同じである。
上述の装置において運転を行うと負荷の流量の
少い場合は、1台のみの電動機2Aが運転される
だけでポンプ1Aから充分な流量の水が供給され
圧力設定器11で設定をした値に圧力検出器7の
出力を等しくできる。従つて、圧力設定値と圧力
検出器7の出力の差は小さく、たとえば設定圧の
0.01%位であり、この差を増巾している増巾器1
2の出力は不感帯要素16の不感帯域EDよりも
小さい。従つて不感帯要素16の出力はゼロであ
り圧力調整器17の入力、出力ともにゼロであつ
て、速度制御回路18の出力もゼロであり、可変
速電動機2Bは停止しており、ポンプ1Bは停止
している。
一方、増幅器12の出力は圧力調整器13に印
加され、圧力偏差に応じた大きさの信号を速度制
御回路14にあたえて、電動機2A、したがつて
ポンプ1Aを適当な回転数で回転させる。電動機
2A、ポンプ1Aの回転数は、最高速度NRの範
囲内で圧力偏差の大きさに比例する。
いま負荷への流量が増大してくると可変速電動
機2Aの回転数は流量の増大につれ上昇するが遂
に回転数NRに到達する。更にこのまま負荷の要
求する流量を増大すると可変速電動機2Aの回転
数がNR以上上昇しないためポンプ1Aの吐出量
が不足し、圧力が低下して圧力検出器7の出力が
減少し、圧力設定器11で設定された値との間
に、たとえば設定圧に対して、0.5%程度の誤差
を生ずる。この誤差は増巾器12で増巾され、増
巾器12の出力が不感帯要素16の不感帯値ED
を越える圧力調整器17にも入力信号が与えられ
る。そして圧力調整器17は入力信号の大きさに
応じた値の出力を速度制御回路18に供給し、可
変速電動機2Bを所定の速度で運転し、ポンプ1
Bを、速度NRで一定吐出量で運転しているポン
プ1Aと並列運転させて、必要な流量の水を負荷
に供給する。可変速度電動機2Bの回転速度は設
定圧と圧力検出器7で検出された圧力との偏差に
比例し、かつある偏差値以上では回転速度NR
なる。
なお上述の不感帯域EDは許容される圧力変動
量、ポンプ制御系の動作遅れ等に基づいて定めら
れ、たとえば設定圧の0.5%に対応して定められ
る。
なお水供給系に短時間の圧力変動があつても、
演算増幅器12の積分要素の動作によつて、吸収
され、短時間の圧力変動によつて、電動機2B、
ポンプ1Bが起動することはない。
また電動機の速度上限があることによつて、主
側のポンプ(たとえば上述の例では1A)の吐出
量は一定となり、補助側のポンプを運転する場合
にオン、オフが高頻度でくり返されることは防止
される。
負荷の要求する水量が少なくなると電動機2
B、ポンプ1Bは停止して、ポンプ1Aで運転す
る。
上述の実施例はポンプ1Aを主、1Bを補助と
して用いたが、第3図に点線で示すように切換回
路40を設けて、所定の時間後にリレー41を切
り換えて、各電動機2A,2Bを交互に切換えて
運転し、主ポンプと補助ポンプとを交互に切り換
えて使用することにより、片寄つた運転を防止し
てもよい。
なお増幅器12、圧力調整器13,17は、ハ
ンチングやオーバーシユートを防止するために
PID増幅器を用いてもよい。
さらに定速度型の電動機と可変速度型の電動機
とを組み合わせてもよいし、3台以上の電動機と
ポンプとを並列運転するようにしてもよい。
なおこの発明の一つの実施例によれば、ポンプ
の運転時、±15%程度の圧力脈動が生じたが、団
地の給水ポンプに本発明装置を適用した場合、有
料住宅部品認定規格(BL規格)における±20%
の範囲内であり、かつ圧力検出器の精度を高くす
ることによつて圧力誤差をさらに小さくできる。
以上詳述したように、この発明は主ポンプを運
転して流体の供給を行ない、流量が不足した場合
に他のポンプを並列運転して流量不足を補なうよ
うにしたポンプの駆動方式において、系路中の圧
力偏差に応じて補助側のポンプの起動を制御する
ようにしたから、流量検出器が不要となり、配管
工事が簡単となり、経済的で、かつ流体のろう洩
事故等の発生も少なくなる。
なおこの発明は随意の流体に適用できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はポンプの並列運転方法の従来の一例を
示す系統図、第2図はこの発明が適用されるポン
プの並列運転方法の一例を示す系統図、第3図は
この発明の一実施例を示すブロツク図、第4図は
第3図の実施例に用いられる速度制御装置の特性
曲線、第5図は第3図の実施例に用いられる不感
帯要素の特性曲線、第6図は第3図の実施例に用
いられる不感帯要素と圧力調整器の詳細な回路図
である。 1A,1B……ポンプ、2A,2B……可変速
電動機、3……タンク、4……配管、5……吐出
管、7……圧力検出器、10……加え合わせ点、
11……圧力設定器、12……増幅器、13,1
7……圧力調整器、14,18……速度制御回
路、15,20……ポンプ速度制御装置、16…
…不感帯要素、17……圧力調整器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも第1と第2の2台のポンプをそれ
    ぞれ、速度上限を有する可変速電動機で駆動する
    ように構成する一方、負荷に供給する流体圧を圧
    力検出手段で検出し、この検出圧を設定圧と比較
    器で比較して圧力差を出力し、前記圧力差が所定
    範囲内にあるときは、圧力差に応じる第1の可変
    速電動機の回転数を第1の速度制御回路で得るよ
    うに制御し、前記圧力差が所定範囲を越えるとき
    は、前記圧力差に応じる第2の可変速電動機の回
    転数を不感帯要素を有する第2の速度制御回路で
    得るように制御して前記第2のポンプを前記第1
    のポンプと並列運転することを特徴とするポンプ
    の並列運転方法。
JP13019380A 1980-09-18 1980-09-18 Parallel operation of pump Granted JPS5756690A (en)

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JP13019380A JPS5756690A (en) 1980-09-18 1980-09-18 Parallel operation of pump

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JP13019380A JPS5756690A (en) 1980-09-18 1980-09-18 Parallel operation of pump

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JPS5756690A JPS5756690A (en) 1982-04-05
JPS637272B2 true JPS637272B2 (ja) 1988-02-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004316832A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Nissan Motor Co Ltd 無段変速機の油圧制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5417441A (en) * 1977-07-07 1979-02-08 Univ Tokai Vertical shaft type air force turbine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5417441A (en) * 1977-07-07 1979-02-08 Univ Tokai Vertical shaft type air force turbine

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