JPS6371213A - サイサポ−ト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は着座者の大腿部を支持するサイサポート装置に
係り、特に無段諧支持が可能なサイサポート装置に関す
る。

〈従来の技術〉 自動車等の車輌用シートにおいては、着座者の安定性を
得ると共に疲労を軽減するため、大腿部を支持するサイ
サポート装置が組み込まれている。

このサイサポート装置はシートクッションの前方部分の
パッドを隆起させて大腿部の支持を行うものであり、従
来はラチェット機構あるいはカム機構等によって上記作
動を行っている。

第４図はかかる従来のサイサポート装置の内、カム機構
を取り入れたものの斜視図である。シートクッションフ
レーム４１の前方部分に回転シャフト４２が支持され、
回転シャフト４２に帰心カム４３が一体回転するように
取り付けられている。

サイサポートを行うサイサポートプレート４４は後端部
が支持軸４５に枢支されてシー）・クッションフレーム
４１に取り付けられ、操作ノブ４６を回転操作すること
で帰心カム４３の偏心量に応してサイサポートプレート
４４が上下動し、段階的なサイサポートを行うようにな
っている。図中、４７ばサイサポートプレート４４をシ
ートクッションフレーム４１方向に附勢する引っ張りば
ねであり、サイサポートプレート４４の上方向のバタッ
キを防止するものである。

〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしなから、カムキ幾構を取り入れた従来のすィサボ
ート装置はサイサポートが段階的に行われるため、微調
整ができず、着座者の好みに応じた支持高さが得られな
い、問題がある。又、ラチェット機構を取り入れたサイ
サポート装置は図示しないが、ラチェットとギヤとの噛
合による調整のため、カム機構と同様に段階的な支持を
行うものであや、好みの支持高さが得られない。特に、
ラチェット機構の場合にはロック機構が必要となり、構
造がＰＫ雑で部品点数も多くなる、問題点を有している
。

本発明は上記事情を考慮してなされ、簡単な構造で無段
階調整が可能なサイサポート装置を提供するものである
。

く問題点を解決するための手段〉 本発明（よ無段階のサイサポートを行うため、ばねの巻
き締め力を利用したものであり、クツシランフレームに
掛け渡されたシャフトにばねの締め付けによる摩擦力で
回動をロックするロック装置が取り付けられ、前記シャ
フトを中心に回動するサイサポートプレートの操作レバ
ーが前記ロック装置に連結されていることを特徴として
いる。

く作　用〉 サイサポートプレー１・はロック装置のばねの諦め付は
力によって回動がロックされているが、操作レバーを操
作すると、操作レバーに連結されているロック装置に操
作力が伝達され、該ロック装置のばねが拡径して締付け
が解除される。これにより、サイサポートプレートのロ
ックが解除され、上下調整が可能となる。一方、操作力
を解除すると、ばねの締め付けが行われてサイサポート
プレートの回動がロックされる。従って、サイサポート
プレートは任意の高さに無段階的に調整される。

〈実施例〉 以下、本発明を図示する実施例を参照して具体的に説明
する。

第１図は本発明によるサイサボ−１・装置の一実施例の
側面図、第２図はそのロック装置の断面図、第３図は全
体の斜視図である。四辺形に組み付けられたシートクツ
シランフレーム１の前方部分両サイドにブラケット２，
２がねじ止めによって固着されている。このブラケット
２，２はシャフト３の両端部が溶接されることで連結さ
れており、ブラケット２，２をシートクッションフレー
ム１に取り付けることでシャフト３がシートクッション
フレーム１に掛け渡される構造となっている。

このシャフト３はサイサポート作動の中心となるもので
あり、このため、シャフト３にはロック装置１０が取り
付けられると共に、サイサポートを行うサイサポートプ
レート４が支持されている。

前記ロック装置１０はコイルばね１１の締め付けによっ
て回動をロックするものである。このロック装置１０の
構造は第２図に示すように、シャフト３に外挿され、溶
接される乙とでシャフト３に固着される固定パイプ１２
と、固定パイプ１２に回動可能に外挿された可動パイプ
１３と、双方のパイプ１２，１３の外周面に外挿された
コイルばね１１とからなっている。ここで、固定パイプ
１２は大径部１２ａと小径部１２ｂとが連設された段付
きパイプが使用され、前記可動パイプ１３は固定パイプ
１２の小径部１２ｂに外挿され、これにより可動パイプ
１３と固定パイプ１２の大径部１２ａとが同寸法の外径
となっている。前記コイルばね１１はこのような可動パ
イプ１３と固定パイプ１２の大径部１２ａとに跨るよう
に外挿されており、そのコイル部の内径が自由状態にお
いてこれらのパイプ１３．１２ａの外径よりも若干、小
さくなるように巻回形成されている。従って、外力が作
用しない自由状態ではコイルばね１１が可動パイプ１３
と固定パイプ１２ａとを締め付け、この締め付けによる
摩擦力により、可動パイプ１３の回動をロックするよう
になっている。

前記サイサポートプレート４の下面にはｒＬＪ字形の支
持ブラケット５が溶接によって取り付けられ、と・の支
持ブラケット５がシャフト３に取り付けられた前記ロッ
ク装置１０の可動パイプ１３に溶接されている。従って
可動パイプ１３が回動すると、サイサポートプレート４
は可動パイプ１３と一体となってシャフト３を中心に回
動し、これによりサイサポートプレート４およびシート
クツシランフレーム１を覆うパッド６が隆起してすィサ
ボートが行われる。又、ロック装置１００反対側には操
作レバー７が取り付けられている。この操作レバー７は
上部がサイサポートプレート４下西に取り付けられた取
付ブラケット８に枢支されて上下方向操作が可能となっ
ていると共に、リンク９を介してロック装置１０のコイ
ルばね１１に連結されている。すなわち、リンク９の一
端部は操作レバー７に枢若され、他端部ばコイルばね１
１の一方のフック部１１ａに連結されている。

従って、操作レバー７を矢印Ａ方向に引き上げると、リ
ンク９を介して操作力がコイルばね１１に伝達される。

この場合、コイルばね１１の他方のフックｌｌｂは前記
支持ブラケット５に掛止されておす、操作レバー７のＡ
方向に操作によってコイルばね１１が拡径して締め付は
力が緩和しロックが解除されるようになっている。

第１図中、２０は過荷重が負荷した場合にロック装置の
破壊を防止する安全機構である。この安全機構２０は操
作レバー７の真下に配設されており、シートクッション
フレーム１に取り付けられたプレート２２に螺合ずろボ
ルト２２およびナツト２３（こよって構成されている。

ボルト２２の」二端部は操作レバー７と一定の間隔を有
している。

着座等によって荷重Ｗがサイサポートプレー１−４に負
荷するとサイサポートプレー１−４１．ｉ−上記負荷方
向へ幾分回動する。このサイサポートプレート４の回動
は可動パイプ１３の回動を伴ってコイルばね１１を幾分
巻締めてコイルばね１１の可動パイプ１３に対する締め
付は力を増大させてそれ以上のサイサポートプレート４
の下降を防止する。

この際コイルばね１１の一方のフック部１１ａ（よコイ
ル゛ばね１１が巻き締められるにしたがって矢印Ｃ方向
へ移動するとともに、この移動に伴って操作レバー７は
リンク９を介して矢印■３方向へ下降する。

そして、上記安全機構２０操作レバー７が矢印Ｂ方向へ
下降するとボルト２２に操作レベー７が当接してそれ以
上の下降を停止するように作用する。この操作レバー７
の当接状態がらなｔ．ｓもサイサポートプレート４を下
降させろような過大な荷重がサイサポートプレート４に
負荷された場合は、操作レバー７はボルト２２によって
下降を停止されているので、サイサポートプレート４の
下降に対して操作レバー７は矢印Ａ方向へ操作したのと
同じになる。この操作レバー７の矢印Ａ方向の操作はリ
ンク９を介してコイルばね１１を拡径するのでコイルば
ね１１の締め付は力が緩和し、可動パイプ１３とコイル
ばね１１との間に摺りを生じてサイサポートプレート４
は下降することになる。

このことによってコイルばね１１が過大な荷重によって
過度に締め付けられて破損することを防止出来る。

安全機構２０が欠如している場合は、荷重Ｗが過大にな
るとコイルばね１１は最大限に締め付けられてついには
破損することになる。なお、操作レバー７の下降景はボ
ルト２２を回転させてポルト２２上端部と操作レバー７
との間隔を調整することで行われる。

以上のようなサイサポート装置は外力が作用しな，い自
由状態はコイルばね１１のコイル部が可動パイプ１３お
よび固定パイプ１２の大径部１２ａを締め付けており、
その摩擦力で回動がロックされている。すなわち、自由
状態ではサイサポートプレート４が所定位置でロックさ
れている。次に、操作レバー７を矢印Ａ方向に引き上げ
ると、リンク９が手前方向（第１図における左方向）に
引寄せられるからコイルばね１１が拡径し、ロックが解
除される。これによりサイサポートプレート４が上下い
ずれの方向にも回動可能となり、サイサポート調整が行
われる。この場合、サイサポートプレート４はシャフト
３を中心に回動することでｌ！Ｊ整される構造であるか
ら、無段階調整が可能であり、細かな微調整により着座
者好みの位置への調整を容易に行うことができる。この
調整後においては、操作レバー７°の操作を解除するこ
とによってコイルばね】１の締め付けによりロック状態
となる。これにより、サイサポ−１・が行われろ。

なお本発明においては種々変更が可能である。

固定バイブ１２，可動パイプ１３を省いてコイルばね１
１をシャフト３に直接、外挿してもよい。

又、操作レバー７とコイルばね１１との連結をワイヤで
行ってもよい。

〈発明の効果〉 以上のとおり本発明によれば、ばねの締め付けによって
ロックするロック装置によってサイサポートプレートの
回動を調整するようにしたから、簡単な構造で無段階の
：ＪＱ整が可能となる、効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の側面図、第２図はロック装
置の断面図、第３図は全体の斜視図、第４図は従来装置
の分解斜視図である。 １・・・シートクッシミンフレーム、 ３・・シャフト、４　・サイサポートプレート、７・・
１Ｆレバー、１０　・ロック装置、１１　コイルばね〇

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. クッションフレームに掛け渡されたシャフトにばねの締
   め付けによる摩擦力で回動をロックするロック装置が取
   り付けられ、前記シャフトを中心に回動するサイサポー
   トプレートの操作レバーが前記ロック装置に連結されて
   いることを特徴とするサイサポート装置