JPS637109Y2 - - Google Patents

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JPS637109Y2
JPS637109Y2 JP17648383U JP17648383U JPS637109Y2 JP S637109 Y2 JPS637109 Y2 JP S637109Y2 JP 17648383 U JP17648383 U JP 17648383U JP 17648383 U JP17648383 U JP 17648383U JP S637109 Y2 JPS637109 Y2 JP S637109Y2
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JP
Japan
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bag
plate
umbrella
folded
shaped
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JP17648383U
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English (en)
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JPS6083387U (ja
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、雨傘をそのまま収納して雫が衣服を
濡らしたりするのを防止する雨傘用袋に関するも
のである。
従来の雨傘用袋は、第1図に示すように、合成
樹脂シートで作られた逆三角形の袋1内に雨傘A
を収納するようにしている。
この従来のものの場合、不使用時に任意の形状
に折畳めるものの、折畳み後の形状が一定せず、
体裁が悪いものとなつていた。
これは、袋全体に腰がなく、折畳み位置が一定
しないからである。
本考案は、このような折り畳み式の雨傘用袋に
おいて、容易に一定形状に折畳め、且、携帯中に
型くずれしないようにするため、雨傘用袋の一部
に保形機能を具備させるようにすることを技術的
に課題とする。
上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、上方に開放させた縦長の袋の側
面上部に、扁平化させた袋の上部の幅に略一致さ
せた横幅の屈曲可能な平板状の芯材45を具備さ
せた板状部27を形成し、袋の開放部周縁から連
設させた覆片22と、前記板状部の形状に合わせ
て折畳んだ状態においてその対向面となる袋表面
の所定の位置とに、それぞれ雌雄ホツク等の係脱
自在の係止具を配設したことである。
本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
雨傘を収納するときは、袋全体を伸ばし、上方
の開口部から折畳んだ雨傘を差込む。この状態で
は雨傘の雫は袋の下方に溜まり、衣服をぬらした
りすることはない。
次に、傘を抜き取つて内部の水を排水させた
後、不使用時には、袋の板状部より下方の部分
を、開放部周縁に連続させた覆片とその対向面に
当たる袋表面の所定の位置とに設けた雌雄ホツク
等の係止具を係止可能な状態となるように、板状
部の形状に合わせて折畳む。これにより、板状部
が最外側に位置することにより、折畳み形状は板
状部の形状にほぼ一致したものとなる。
本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
袋の板状部の形状により折畳み形状が特定で
き、その状態で係止可能であるので、収納の度に
折畳み形状が変わつたり、不体裁な形態に折畳ま
れたりする不都合がない。
又、折畳んだ状態では、最外側に板状部が位置
することから、袋の芯材非形成部が前記板状部に
よつて保護されることとなり、板状部側からの外
力に対する強度が増す。
次に、上記した本考案の実施例を図面に従つて
詳述する。
本考案実施例の雨傘用袋は、伸ばした状態では
第2図及び第4図に示すように、上方を開放し且
つ下方を細くして、全体を傘の形状に合わせて細
長い三角形状に形成してある。
この袋2は全体が軟質合成樹脂シートにより形
成されており、袋2の片側面の上部には二重の軟
質合成樹脂シート間に芯材を挿入した3つの矩形
の板状部27,27,27が上方開口部から連続
して設けられ、更に、これらの板状部間は軟質合
成樹脂シート相互のみを溶着してあり、該溶着部
が既述の折曲げ部となる。
又、袋2の上方開口部の他方の片側面にも芯材
45が二重の軟質合成樹脂シート間に挿入された
板状部27を設けている。
上記芯材45,45は、例えば第8図、第9図
に示すような手段で袋2の所定箇所に装着され
る。
即ち、帯状の合成樹脂シート4の両端を第8図
のように上下反対に折返し、その始端部41近傍
に小さな折返し部分43と、終端部42手前に大
きな折返し部分44を形成する。
そして、小さな折返し部分43内には芯材45
を1枚挿入し、大きな折返し部分44内には3枚
の芯材45,45を若干の間隔46,46を置い
た状態で、シートに沿つて並べる。
次に、各芯材45,45の間及び、シート4の
始端部41更に終端部42それぞれの部分に於け
る上下のシートを熱溶着して、各芯材45,45
を上下のシート内に密封状に収容する。
そして、上記溶着後の芯材45,45の間に形
成された溶着部47,47は、袋を折畳む時の既
述した折曲げ部となる。
尚、上記芯材45,45は、硬質合成樹脂板に
より形成されており、シート4の幅より若干小さ
く形成してある。
芯材45を内装した状態にある上記シート4を
第9図のように開口部側に位置する屈曲点48を
該開口部側より更に突出させた状態に折畳み、そ
の後平面形状が細長い略三角形状になるように周
囲を切断すると同時に熱溶着すると、第3図に示
すような所定の板状部27,27が形成された袋
2となる。
このように形成された袋2は、第3図に示すよ
うに一方に開口部21が形成されると共に、該開
口部21の周縁から覆片22が連設した状態とな
つている。
上記覆片22には、第2図に示すように係止具
の一方となる雄ホツク30が配設されており、他
方、袋2の中央の板状部27の表面には上記雄ホ
ツク30と反対向きに雌ホツク31が所定の位置
に配設されている。
ここで、上記実施例の雨傘用袋の使用の実際を
説明する。
傘を収納するときは、まず、袋1全体を第2図
のように伸ばした状態とする。
このとき、袋の開放部21が傘挿入部となるわ
けであるが、袋の開放部近傍の両側面には、芯材
45を具備させた板状部27が形成されてあるた
め、袋の開放部21は第5図に示されているよう
に扁平である。
従つて、傘を収納しようとするときは、開口部
21の両端を、第6図に示すように、互いに接近
するように押圧する。前記板状部内の芯材45
は、屈曲可能であるため、該開口部21は大きく
開口し、該部分から傘を挿入すると、第4図に示
すように収納できる。
次に、不使用時における袋の折り畳み方の一例
を説明する。
まず、袋の最下の溶着部47を折目として利用
し、袋を、雌ホツク31が設けられている側とは
反対側に2つ折にする。
次いで、これと同様にして他の2つの溶着部4
7,47を利用して袋の下方から順次雌ホツク3
1と反対方向に折返すと、覆片22に設けられて
いる雄ホツク30と、袋表面に設けられている雌
ホツク31とが対面するようになる。つまり、溶
着部47に基いて3度、袋を雌ホツク31と反対
側へ折返すことにより、雌ホツク31と雄ホツク
30とが係止可能となり、折り畳み状態に保持さ
れる。この折り畳んだ状態を示しているのが第7
図である。
第10図及び第11図に本考案の第2実施例を
示すが、このものの場合、袋2は上方のみなら
ず、下端部も排水口24として開放してある。
又、袋2の下端部は排水口24上方で折返すよ
うにしており、この折返し部分を一対のホツク2
5,25で係止するようになつている。
板状の芯材45,45は、袋2内面に熱溶着又
は接着剤等によつて貼り付けてあると共に、袋2
の上端部及び中央部には雄ホツク30と雌ホツク
31とがそれぞれ反対面に配設されている。
この第2実施例のものの場合、雨排水時には、
袋2の下端部を伸ばして排水口24より水切りを
行なう。
又、全体を折畳む時は、芯材45,45の境界
部分を折り目として利用し、下方より上方へ巻き
取るように折返して、最後に、この折畳み状態に
於ける2つの自由端に配設された係止具としての
ホツク30,31を係合すると、第11図に示す
ように折畳み状態に保持される。この場合、上端
の芯材配設部は覆片22として機能する。
尚、第4図に示すように、開口部21両端に手
提げバンド28を架設すれば携帯に便利であり、
使用価値が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の説明図、第2図は本考案実施
例の外観斜視図、第3図はその縦断面図、第4図
は傘を収納した状態を示す外観斜視図、第5図は
袋の平面図、第6図は開口部21を押広げた状態
図、第7図は折畳んだ状態を示す斜視図、第8、
第9図は袋2の製作工程図、第10図、第11図
は第2実施例の説明図であり、図中 2……袋、27……板状部、30……雄ホツ
ク、31……雌ホツク、45……芯材、46……
間隔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上方に開放させた縦長の袋からなる折り畳み
    式の雨傘用袋において、袋の開放端に、また
    は、この開放端から延長させた覆片22に係脱
    自在の係止具の一方を設け、この袋の胴部で前
    記開放端の下方に矩形の平板状の芯材45を具
    備させて板状部27を形成し、この板状部27
    の横幅を袋の胴部を扁平化させたときの横幅に
    略一致させるとともに、この板状部27の表面
    に係脱自在の係止具の他方を設け、扁平化させ
    た袋を前記板状部27が最外層に位置するよう
    に折り畳んだ状態において上記係止具相互が一
    致するように、袋の開放端から板状部27まで
    の間隔を設定した雨傘用袋。 覆片22と板状部27との間に、折曲げ部を
    介して同様の板状部を介装してなる実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の雨傘用袋。
JP17648383U 1983-11-14 1983-11-14 雨傘用袋 Granted JPS6083387U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17648383U JPS6083387U (ja) 1983-11-14 1983-11-14 雨傘用袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17648383U JPS6083387U (ja) 1983-11-14 1983-11-14 雨傘用袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6083387U JPS6083387U (ja) 1985-06-08
JPS637109Y2 true JPS637109Y2 (ja) 1988-02-29

Family

ID=30383685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17648383U Granted JPS6083387U (ja) 1983-11-14 1983-11-14 雨傘用袋

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4705072B2 (ja) * 2007-05-08 2011-06-22 玉江 竹内 折り畳み濡れ傘用バッグ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6083387U (ja) 1985-06-08

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