JPS6369644A - 成形合板の製法 - Google Patents

成形合板の製法

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JPS6369644A
JPS6369644A JP61213382A JP21338286A JPS6369644A JP S6369644 A JPS6369644 A JP S6369644A JP 61213382 A JP61213382 A JP 61213382A JP 21338286 A JP21338286 A JP 21338286A JP S6369644 A JPS6369644 A JP S6369644A
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池谷 太一
大隅 久芳
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔泣東上の利用分野〕 この発明は、木質単板と金属板とを積層一体化して成形
合板を製造する方法に関し、木質単板および金属板をそ
n−rn予め所望の形状に予備成形しておき、こnに粉
体接着剤を塗布し之のち重ね合せ、加熱加圧して一体化
することにより、厚さが厚くかつ均一な接着層が得らn
るようにし、とnによって接着耐久性が高い成形合板が
製造できるようにした。
〔従来技術とその間4点〕 従来より、木質単板とアルミニウム合金板などの金属板
に接着剤を竜布して積層1,7、成形型に挿入して加熱
加圧して成形し、所望の形状を有する成形合板を得る方
法が知らnている。
このような金属板を積層一体化した成形合板では、比較
的薄物でも高剛性のものが4%らnろと云う利点がある
ものの木質単板と金属板との接着性が不十分である)t
め、成形後に単板が剥離したりあるいは割裂したりする
不都合がる9、このため厚い木質単板や金属板が使用し
artないと云う問題があった。また、高温下あるいは
高温高湿下での使用に際しても、接着耐久性が不十分で
あることから木質単板等が剥離すると云う問題がめつ土
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、この発明では、予め木質単板および金属板を予
備成形しておき、こnに粉体接着剤を塗布したのち、積
層し、加熱加圧l−で接着剤を硬化せしめて一体化する
製法を採用することにより、上記問題点を解決するよう
にした。
以下、詳細に説明する。
まず、木質単板および金属板を用意する。ここでの木質
単板としては、厚さaコ〜Q5■の天然木単板が用いら
nるが、予備成形を行うことから厚さaり箇以上の厚づ
き単板でも問題なく使用できる。樹種としては、成形性
の点から可撓性の良好なブナ材等が好ましいが、こnに
限らnることはない。また、表面材となる木質単板には
木目模様の美しい化粧単板を使うことが好ましい。さら
に、木質単板としては、樹脂処理を施し、可撓性を付与
して成形性を高めたものを用いることもできる。樹脂処
理としては、酢酸ビニルエマルジョン% EVA−Z−
fルジョン、つ1/タン樹脂エマルジヨンなどの水性樹
脂を木質単板に含浸し、乾燥させる方法等がとられる。
金属板としては、厚さaコ〜fwm程度のアルミニウム
板アルミニウム合金板、鋼板等が用いらnるが、後加工
の容易性などの点でアルミニウム板およびアルミニウム
合金板が好ましい。この金属板は、接着性を高めるため
に脱脂処理、アルカリ処理、酸処理、接着性を向上させ
るためのプライマーコート処理、リン酸塩処理などの表
面処理が施さn九ものが使用さnる。
ついで、こnらの木質単板および金属板は予備成形嘔れ
て、最終製品の形状とほぼ同一の形状に成形さnる。こ
の成形は、成形型を用い、l:21〜JMpa、温度コ
タ〜lコ0℃程度で行われる。
樹脂処理した木質単板では、ポリプロピレンフィルム、
フッ素樹脂フィルムなどの離型用フィルムで単板を包ん
で行わnる。この成形は、木質単板および金属板をそれ
ぞn別々に成形することは勿論、これらを同時に重ね合
せて成形することもできる。まフ℃、金属板では、この
予備成゛形を行ってから表面処理を行ってもよい。
次に、これらの木質単板および金4板の表面に粉体接着
剤を塗布する。ここでの粉体接着剤としては、エポキシ
樹脂系、塩化ビニル樹脂系、熱硬化型ポリエステル樹脂
系、熱硬化型アクリル樹脂糸接着剤などが用いられるが
、なかでもエポキシ樹脂系粉体接着剤が好ましく、特に
イミダゾール項を硬化剤とするエポキシ樹脂系のものが
好ましい。粉体接着剤の塗布は、静電スプレー法、静電
流動浸漬法などの静電塗装法によって行われ、木質層板
あるいは金属板の両面あるいは片面に塗布さn1表面材
となる木質単板もしくは金属板の4出面は当然除かnる
。塗布量は片面塗布でタθ〜200ワ/イ程度とさn、
接着後の接NJ層の庫さが約りQ〜コOQμm橿夏と厚
目となるように傭節さnる。
ついで、粉体接着剤が塗布さnた木質単板と金属板とを
所定の積層順序によって積層したうえ、成形型に(Φ人
し加熱加圧して粉体接着剤を溶融硬化させ、木質単板と
金属板あるいは木質単板同士を接着一体化し、目的の成
形合板とする。この際の加熱加圧条件は、粉体接着剤の
種類、木質単板、金属板の積1一枚数などによって異な
り、通常圧力Ql〜3MPa、温Kbo 〜tro”c
、時間19〜60分の範囲とさnる。
かくして得らnた成形合板は、必安に応じて種々の木工
加工が施さn、さらには表面着色、表面土製が行わnて
、便用に供さnる。
このよつな成形合板にあっては、木質単板と金属板とを
予備成形し1いるので、こnらに厚いものを用いること
ができ、しかも厚いものを用いても単板が割裂したり、
剥離したりすることがない。
また、予備成形によって概略の形状を予め得るようにし
ているので、接着一体化時の加熱加圧の際にはさほど^
圧にする必要がなくなって接着剤の流れが少なく、厚肉
の接着t−が得らnるという粉体接着剤採用の利点を十
二分に生かすことができる。さらに、粉体接着剤を用い
ていることから接lQ層を容易に厚くすることができ、
また接着j−が厚いことからこの接着層が同時に応力援
和層として機能し、接着性、特に高温下、高温高湿下な
どでの接着性が同上する。ま九、接着性が高いことから
切断加工、切削加工などの後加工においても、木質単板
あるいは金属板が剥離することがない。
〔実施例〕
以下、実施列を示して具体的に説明する。
(実施例1) 厚さat■のアルミニウム合金板の両面にそnぞ−rt
厚さυ3−繻のブナ単板を、さらにこのブナ単板の表面
にそnぞn厚さQtwirのバーズアイメープル化粧単
板を積嗜した構成を有し、底の浅いトレイ状の成形合板
を作成し念。
ブナ単板およびバーズアイメープル化粧単板は、その含
水率を20%程度として、ざQ″C,O,りMPa。
1分の条件で予備成形してトレイ状とした。アルミニウ
ム合金板も同様にして予備成形し−t6ついで、この予
備成形嘔れたブナ単板およびアルミニウム合金板の両面
に粉体エポキシ樹脂系接着剤を静電塗布した。塗布量は
片面当り100〜コ0θ9/イとした。
粉体エボヤシ樹脂糸接着剤の配合は、 エピコートtoor<油化シェルエポキシ社)り0重量
部 エピコート〆Of?(油化シェルエポキシ社)to−a
′を部 コーエチルφ−メチルイミダゾール   714部2−
ウンデシルイミダゾール     を重11一部ベヘニ
ン≦            aデ重肴部粗水性アエロ
ジル          at凍量部とし、こnらを溶
融混合し九のち粉砕し、100メツシユパスとし1%の
を使用した。
粉体エポキシ)刺脂糸接着剤を塗布したアルミニウム合
金板およびブナ単板とバーズアイメープル単板とを上記
積1帽畝序にしたがって積゛−シ、成形型に挿入し、f
≠o”c、7MPa、  20分の条件で加熱加圧し、
冷却後解圧して成形合板とした。
この成形合板に着色処理を行った後、ノンワックスタイ
プポリエステル樹脂塗料を塗座し、研磨仕上げを行つ7
ζう この成形合板に対して、接着性、接着作業性、ワレ不良
率、後加工作業性、仕上り外観、化合判定の各頂目につ
いて検討した。結果を第1表に示す。
(実施例2) ブナ単板およびバーズアイメープル化粧単板にウレタン
樹脂エマルジョン(第−工業製シ(抹)スーパーフレッ
クスg2oo)を3Q〜’JOf/イ刷毛で塗布し、ポ
リプロピレンに挿んで69分間養生し、さらに100℃
s0.3MPa% tO分間プレスして樹脂処理した。
この樹脂処理したブナ単板およびバーズアイメープル化
粧単板を用いて実施例tと同様にして成形合板を作成し
、同様の項目について検討し、七〇 (実施t++1.7) 実施例2に分いて、ウレタン樹脂エマルジョンに代えて
、ポリエチレングリコールモノアクリレート糸樹脂液(
注文林業(株)ウッドファンデーション)のり0%水浴
液を用いた以外は同様にして成形合板を作成した。
(実施列φ) 厚さく12wmのバーズアイメープル化粧単板にウレタ
ン樹脂接着剤で30y/−の合繊不織布を裏打ちし、そ
の表面を研1’41j L着色塗膜形成し九プレコート
化粧材を、実施ダjtにおけるLg、さaarmのバー
ズアイメープル化粧単板に代えて便用した。
このプレコート化粧材の予備成形はフッ化ビニル帷槻フ
ィルムに檄んでt□り℃で行った。その他は実施例1と
同様に行って成形合板を得゛先。この成形合板にはウレ
タン樹脂塗料を塗装し、研磨仕上げをし・・七〇 (比較例1) 実施YIAl /において、アルミニウム合金板、ブナ
単板およびバーズアイメープル化粧単板を予備成形せず
に平板状態で粉体エポキシ樹脂糸M1.着剤を塗布し、
以下、同様にして成形合板を作成した。
(比#9同2) 実施列lにおける粉体エポキシ〜(脂糸接着削の代りに
、次の配合の液体エポキシ樹脂糸接着剤を使用し、同様
にして成形合板を作成し之。
アラルダイトl、ygN(チバガイギー社)100重区
部アラルダイトHY−114(チバガイギー社)ψQ重
1部塗布駄lQθ〜200f/at 成形条件はtO℃、lりMPa、30分とした。
(比較例3) 比fN、例2において、アルミニウム合金板、ブナ単板
およびバーズアイメープル化粧革製を予備成形ぜずに−
P板状態で液体エボヤシ樹脂系接着剤を塗布し、以下同
体にして成形合板を作成し之。
第1Aから明らかなように、予備成形しないものでは、
木瓜単板のワレが発生し、また液体エポキシ樹脂糸接着
剤を用いたものでは接着耐久性が有ることがわかる。
〔厖明の効果〕
以上説明しンtように、この発明の成形合板の製法は、
木質単板と金属板とを予め予備成形し、こnに粉体接着
剤をは布し之のちこnらをvitFf1シて加熱加圧す
るものであるので、木質鴎板と金属板とにノ1みの厚い
ものを用いることができ、しかも木質単板の割裂や剥1
li1等が生じることがない。ま之、粉体接着剤を用い
るので、接着1−のj卓さを容易に厚くすることができ
、接着i−が同時に応力緩和・−としても@能し、接着
耐久性が高いものとなる。さらに、接着耐久性が高いこ
とから、後加工等においても木質単板ヤ金kA板が剥離
するようなこともないつ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 木質単板と金属板とを積層一体化してなる成形合板を製
    造するに際し、 木質単板および金属板をそれぞれ予備成形し、予備成形
    した木質単板および金属板に粉体接着剤を塗布したのち
    、これらを積層して加熱加圧することを特徴とする成形
    合板の製法。
JP61213382A 1986-09-10 1986-09-10 成形合板の製法 Expired - Fee Related JPH0767780B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5855238A (ja) * 1981-09-29 1983-04-01 松下電工株式会社 曲面成型合板
JPS61115412U (ja) * 1984-12-28 1986-07-21

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5855238A (ja) * 1981-09-29 1983-04-01 松下電工株式会社 曲面成型合板
JPS61115412U (ja) * 1984-12-28 1986-07-21

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