JPS6369040A - 情報記録媒体およびその製造方法 - Google Patents

情報記録媒体およびその製造方法

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JPS6369040A
JPS6369040A JP61214272A JP21427286A JPS6369040A JP S6369040 A JPS6369040 A JP S6369040A JP 61214272 A JP61214272 A JP 61214272A JP 21427286 A JP21427286 A JP 21427286A JP S6369040 A JPS6369040 A JP S6369040A
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JP
Japan
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information recording
substrate
recording medium
substrates
outside
Prior art date
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Pending
Application number
JP61214272A
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English (en)
Inventor
Hideki Okawa
秀樹 大川
Katsuji Hagiwara
萩原 勝二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS6369040A publication Critical patent/JPS6369040A/ja
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえばエアーサンドインチ型の光ディス
クなどの8密度記録が可能な情報記録媒体に関する。
(従来の技術) 従来、^密度記録が可能な情報記録媒体には、光ディス
クとして、たとえば特開昭53−1002号公報に示す
構造のものが知られている。
このような従来の情報記録媒体にあっては、記録M(情
報記録wi)を有する比較的厚い2枚の透明な円板形の
基板がそれぞれ記録層を対向して配置され、両基板は間
隔部材としての内側スペーサおよび外側スペーサを介し
て接着するように構成されている。すなわち、上記情報
記録媒体には、2枚の基板と内側および外側のスペーサ
とによって内部空間が形成され、この内部空間と情報記
録媒体の外部とを完全に遮断するようになっている。
しかし、このように構成された情報記録媒体は、内部空
間が外部の環境変化、たとえば温度や湿度などの変化に
より膨張あるいは収縮して基板を変形させるため、フォ
ーカシングエラーおよびトラッキングエラーなどを起こ
し易く、情報の記録または再生に悪影響を及ぼしてしま
うといった欠点があった。
そこで、外部の環境変化によって生ずる基板の変形を防
止するために、内部空間と外部との通気性を保持させる
ことが可能な情報記録媒体が種々開発されている。たと
えば、第6図に示すように、2枚の基板21.22と外
側スペーサ23とを接着によって貼り合わせる際に、上
記外側スペーサ23の一部を切取って開口部24を形成
することにより内部空間と外部との通気性を保持するよ
うにしたもの、あるいは第7図に示すように、外側スペ
ーサ23の一部を切削して隙間25を形成することによ
り内部空間と外部との通気性を保持するようにしたもの
などが開発されている。
しかしながら、上記のような情報記録媒体では、スペー
サの一部を切取ったり切削するための作業工程が複雑で
面倒なため、生産性が低下してしまうという欠点があっ
た。
また、上記基板21.22との貼り合わせ部分であるス
ペーサ23に開口部24や隙間25を形成するようにし
ているため、基板21.22とスペーサ23とが剥離し
易いなど、情報記録媒体としての耐久性が低下してしま
うという欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は、スペーサの一部を切取ったり切削するため
の作業工程が複雑で面倒なため生産性が低下してしまう
という欠点、および基板21゜22とスペーサ23とが
剥離し易いなど、情報記録媒体としての耐久性が低下し
てしまうという欠点を除去し、内部空間と外部との通気
性を保持するための孔を任意の場所に容易に形成するこ
とができ、生産性の向上が図れ、しかも情報記録媒体と
しての耐久性を確保することができる情報記録媒体を提
供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明の情報記録媒体にあっては、互いに対向せる第
1および第2の円板形基板と、これら第1および第2の
基板の間隔を一定に保持するために、上記基板の中心部
および外周部にそれぞれ設けられた第1および第2の間
隔部材と、これら第1および第2の間隔部材によって形
成される内部空間の対向せる第1および第2の基板の少
なくとも一方の表面上に情報記録層を有した情報記録媒
体において、上記第1および第2の基板のうち少なくと
も一方の基板に、上記内部空間と外部とを通気状態とす
る孔を形成した構成とされるものであり、上記孔は基板
にレーザ光を照射することにより形成されるものである
(作用) この発明は、第1および第2の基板のうち少なくとも一
方の基板に孔が形成され、この孔はし−ザ光を照射する
ことによって形成することにより、生産性を向上させ、
しかも情報記録媒体としての耐久性を確保するようにし
たものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図〜第3図において、1は光ディスクで、この光デ
ィスク1は同一寸法の透明な円板形合成樹脂部材、たと
えばポリカーボネイト(PC)樹脂からなる第1の基板
2と第2の基板3とを有して構成される。すなわち、上
記第1および第2の基板2,3は、たとえば外周の直径
が約130mm(5,25インチ)、回転中心部に穿設
される中心孔4の直径が約15mm、基板2.3の厚さ
がそれぞれ1.2mm程度に形成されている。
そして、上記第1の基板2と第2の基板3には、対向す
る面にTe(テルル)なとの金属を蒸着することにより
環状の情報記録層5が形成されている。この情報記録層
5は、たとえば半導体レーザからのレーザ光を用いて孔
などを開けることにより情報が記録される。また、再生
時には、上記情報記録層5に照射される半導体レーザか
らのレーザ光の反射光または透過光を検出することによ
り、この光ディスク1に記録された情報が再生される。
また、これら第1の基板2と第2の基板3との間には、
たとえば厚さQ、5mm程度の間隔部材としての環状の
内側スペーサ6および外側スペーサ7を同心上に配置し
て接着することにより、上記情報記録15.5の表面間
に内部空間8を有する厚さ約3mmの光ディスク1が得
られるようになっている。
すなわち、第4図において、たとえば第2の基板3の情
報記録層5を上側にして中心孔4のまわりに内側スペー
サ6の下面6aを接着し、さらに上記第2の基板3の外
周部に外側スペーサ7の下面7aに合致させて接着する
ついで、第1の基板2の情報記録層5を下側にして内側
スペーサ6が中心孔4のまわりに、外側スペーサ7が外
周部に合致させ、それぞれの上面6b、7bに接着する
。これにより、内側スペーサ6および外側スペーサ7を
介して、第1の基板2および第2の基板3が貼り合わさ
れ、第1の基板2と第2の基板3との間に内側スペーサ
6および外側スペーサ7の厚さに相当する環状の内部空
間8を有する光ディスク1が得られる。
このようにして構成された光ディスク1に対して、たと
えば第5図に示すように、炭酸ガスレーザ(発生手段)
12からの炭酸ガスレーザ光りをレンズ11を介して照
射することにより、上記第1の基板2および第2の基板
3に通気孔13を形成する。すなわち、通気孔13を形
成するために、たとえば第1および第2の基板2,3に
それぞれ形成された情報記録層5.5の存在しない内周
部、つまり内側スペーサ6の近傍に対して、炭酸ガスレ
ーザ12からのレーザパワーが30mWの炭酸ガスレー
ザ光りをレンズ11によって絞り込み、このレーザ光り
を200m5ecのパルス幅で3パルス間に渡って照射
することにより、光ディスク1に1mJ(ミリジュール
)以上のエネルギーを付与する。
これにより、第1図および第2図に示すように、第1お
よび第2の基板2.3には光ディスク1を貫通するよう
にして、直径が約Q、 2mmの通気孔13がそれぞれ
形成される。
したがって、光ディスク1は、通気孔13によって内部
空間8と外部との間に通気性が保持されるため、内部空
間8内の圧力が常に外部の圧力と等しくなり、外部の環
境変化による第1および第2の基板2.3の変形を防止
することができ、情報の記録または再生の信頼性が向上
される。
上記したように、密閉状態となっている内部空間と外部
との間に通気性を保持するために、レーザ光によって基
板に孔を開ける(通気孔を形成する)ようにしている。
これにより、内部空間と外部との圧力差を解消すること
ができ、外部の環境変化などによる基板の変形を防止す
ることができる。したがって、?!2雑で面倒なスペー
サへの細工による開口部や隙間の形成に比べ、容易に、
しかも任意の場所に孔を形成することができるため、生
産性の向上が図れるものである。
また、レーザ光の径を炭酸ガスレーザの波長近傍まで絞
り込むことにより、形成される孔の径を小さくすること
ができるため、外部からの大きなごみなどの侵入を阻止
することができるものである。
また、孔を基板に形成するようにした。これにより、貼
り合わせ部分から基板とスペーサとが剥離するなどの機
械的、構造的強度の劣化を防止することができるため、
光ディスクの耐久性を確保することができるものである
なお、上記実施例においては、光ディスクを貫通ずるよ
うにして、第1および第2の基板に通気孔を形成するよ
うにしたが、これに限らず、たとえば第1の基板あるい
は第2の基板のどちらか一方に形成するようにしても良
い。
また、第1および第2の基板により光ディスクを構成し
たのち通気孔を形成するようにしたが、たとえばあらか
じめ基板に通気孔を形成しておくようにしても良い。
さらに、通気孔が形成される場所は、内側スペーサの近
傍に限定されるものではなく、たとえば情報記録層の存
在しない外側スペーサの近傍、あるいは内側および外側
スペーサの近傍にそれぞれ形成するようにしても良い。
また、基板としてポリカーボネイト(PC)m脂を用い
たが、たとえばポリメチルメタアクリレートあるいはエ
ポキシなどの合成樹脂を用いても良い。
また、いずれの場合にも、第1の基板あるいは第2の基
板のいずれか一方に情報記録層を設け、片面記録の光デ
ィスクとして適用できることは言うまでもない。
[発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、内部空間と外
部との通気性を保持するための孔を任意の場所に容易に
形成することができ、生産性の向上が図れ、しかも情報
記録媒体としての耐久性を確保することができる情報記
録媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す光ディスクの断面図
、第2図は第1図の要部を示す断面図、第3図は光ディ
スクの部分的斜視図、第4図は第3図を分離して示す部
分的斜視図、第5図は通気孔の形成方法を説明するため
の図、第6図および第7図は従来例を示す光ディスクの
構成図である。 1・・・光ディスク(情報記録媒体)、2・・・第1の
基板、3・・・第2の基板、4・・・中心孔、5・・・
情報記録層、6・・・内側スペーサ、7・・・外側スペ
ーサ、8・・・内部空間、12・・・炭酸ガスレーザ、
13・・・通気孔、し・・・炭酸ガスレーザ光。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図 第4図 第5図 第7図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに対向せる第1および第2の円板形基板と、
    これら第1および第2の基板の間隔を一定に保持するた
    めに、上記基板の中心部および外周部にそれぞれ設けら
    れた第1および第2の間隔部材と、これら第1および第
    2の間隔部材によつて形成される内部空間の対向せる第
    1および第2の基板の少なくとも一方の表面上に情報記
    録層を有した情報記録媒体において、 上記第1および第2の基板のうち少なくとも一方の基板
    に、上記内部空間と外部とを通気状態とする孔を形成し
    たことを特徴とする情報記録媒体。
  2. (2)孔は、情報記録層の存在しない基板部分に形成さ
    れるものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の情報記録媒体。
  3. (3)基板は、ポリカーボネイト樹脂、ポリメチルメタ
    アクリレート樹脂、あるいはエポキシ樹脂のいずれかの
    樹脂部材によって構成されるものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の情報記録媒体。
  4. (4)互いに対向せる第1および第2の円板形基板と、
    これら第1および第2の基板の間隔を一定に保持するた
    めに、上記基板の中心部および外周部にそれぞれ設けら
    れた第1および第2の間隔部材と、これら第1および第
    2の間隔部材によつて形成される内部空間の対向せる第
    1および第2の基板の少なくとも一方の表面上に情報記
    録層を有した情報記録媒体において、 レーザ光を発生する発生手段により、上記第1および第
    2の基板のうち少なくとも一方の基板に対してレーザ光
    を照射し、その基板上に上記内部空間と外部とを通気状
    態とする孔を形成するようにしたことを特徴とする情報
    記録媒体の製造方法。
  5. (5)発生手段は、炭酸ガスレーザであることを特徴と
    する特許請求の範囲第4項記載の情報記録媒体の製造方
    法。
  6. (6)炭酸ガスレーザは、レーザ光の照射により少なく
    とも1ミリジュール以上のエネルギーを基板に付与する
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載
    の情報記録媒体の製造方法。
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