JPS636884Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS636884Y2 JPS636884Y2 JP436481U JP436481U JPS636884Y2 JP S636884 Y2 JPS636884 Y2 JP S636884Y2 JP 436481 U JP436481 U JP 436481U JP 436481 U JP436481 U JP 436481U JP S636884 Y2 JPS636884 Y2 JP S636884Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- transmission line
- multilayer transmission
- line structure
- coaxial line
- Prior art date
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- Expired
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 35
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 230000007261 regionalization Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Waveguides (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はマイクロ波を伝送するトリプレート
線路の多層化に必要不可欠な多層伝送線路構体の
改良に関するものである。
線路の多層化に必要不可欠な多層伝送線路構体の
改良に関するものである。
第１図ａ，ｂは従来の多層伝送線路構体の構成
図を示したもので、第１図ａは要部を切断して示
す平面図、第１図ｂはその断面図を示すもので、
図中１は外導体板、２は誘電体板、３は内導体
板、４ａ，４ｂはスルホールメツキ導体、５ａ，
５ｂはスルホール接触層である。ここで一つのス
ルホールメツキ導体４ａ及びスルホール接触層５
ａは同軸線路の内導体の役目を成し、多数のスル
ホールメツキ導体４ｂ及びスルホール接触層５ｂ
は同軸線路の外導体の役目を成している。
図を示したもので、第１図ａは要部を切断して示
す平面図、第１図ｂはその断面図を示すもので、
図中１は外導体板、２は誘電体板、３は内導体
板、４ａ，４ｂはスルホールメツキ導体、５ａ，
５ｂはスルホール接触層である。ここで一つのス
ルホールメツキ導体４ａ及びスルホール接触層５
ａは同軸線路の内導体の役目を成し、多数のスル
ホールメツキ導体４ｂ及びスルホール接触層５ｂ
は同軸線路の外導体の役目を成している。
この従来の多層伝送線路構体について以下簡単
に説明する。
に説明する。
従来は多層化されたトリプレート線路間でマイ
クロ波を結合させるためスルホールメツキ導体４
ａ，４ｂ及びスルホール接触層５ａ，５ｂで形成
した同軸線路を主媒介として多層伝送線路構体を
実現していた。この多層伝送線路構体では各層間
の接触部すなわちスルホール接触層５ａ，５ｂ間
部の信頼性を向上させるためスルホール接触層５
ａ，５ｂの面積を広げて形成しており、このため
スルホールメツキ導体４ａ，４ｂから成る同軸線
路とスルホール接触層５ａ，５ｂから成る同軸線
路の特性インピーダンスが大巾にずれ電気特性が
悪化する。しかし、この多層伝送線路構体ではこ
の電気的影響を補正し、マイクロ波を効率良く伝
送させるためスルホール接触層５ａ，５ｂで形成
された同軸線路とスルホールメツキ導体４ａ，４
ｂで形成された同軸線路とのインピーダンスを適
当に選び、多層伝送線路構体全体で低域通過フイ
ルタとして機能するように成つていた。
クロ波を結合させるためスルホールメツキ導体４
ａ，４ｂ及びスルホール接触層５ａ，５ｂで形成
した同軸線路を主媒介として多層伝送線路構体を
実現していた。この多層伝送線路構体では各層間
の接触部すなわちスルホール接触層５ａ，５ｂ間
部の信頼性を向上させるためスルホール接触層５
ａ，５ｂの面積を広げて形成しており、このため
スルホールメツキ導体４ａ，４ｂから成る同軸線
路とスルホール接触層５ａ，５ｂから成る同軸線
路の特性インピーダンスが大巾にずれ電気特性が
悪化する。しかし、この多層伝送線路構体ではこ
の電気的影響を補正し、マイクロ波を効率良く伝
送させるためスルホール接触層５ａ，５ｂで形成
された同軸線路とスルホールメツキ導体４ａ，４
ｂで形成された同軸線路とのインピーダンスを適
当に選び、多層伝送線路構体全体で低域通過フイ
ルタとして機能するように成つていた。
しかし、この多層伝送線路構体では前述のよう
にスルホール接触層５ａ，５ｂの面積を広げた事
による電気的悪影響を補正するために多層伝送線
路構体全体で低域通過フイルタとしており、使用
周波数の高域化及び広帯域化と云う点で欠点があ
つた。一方、この多層伝送線路構体では使用周波
数の高域化及び広帯域化を実現しようとするとス
ルホール接触層５ａ，５ｂの面積を狭くしなけれ
ばならず接続部の信頼性の低下をまねく欠点があ
つた。
にスルホール接触層５ａ，５ｂの面積を広げた事
による電気的悪影響を補正するために多層伝送線
路構体全体で低域通過フイルタとしており、使用
周波数の高域化及び広帯域化と云う点で欠点があ
つた。一方、この多層伝送線路構体では使用周波
数の高域化及び広帯域化を実現しようとするとス
ルホール接触層５ａ，５ｂの面積を狭くしなけれ
ばならず接続部の信頼性の低下をまねく欠点があ
つた。
この考案の多層伝送線路構体は前述の従来の欠
点を除去したもので、その目的は周波数特性の向
上、信頼性の向上にある。
点を除去したもので、その目的は周波数特性の向
上、信頼性の向上にある。
第２図ａ，ｂはこの考案の多層伝送線路構体の
実施例を示す構成図であり、第２図ａは要部を切
断して示す平面図、第２図ｂはその断面図であ
り、図中１は外導体板、２は誘電体板、３は内導
体板、４ａ，４ｂはスルホールメツキ導体、５
ａ，５ｂはスルホール接触層である。複数スルホ
ールメツキ導体４ａ及びスルホール接触層５ａは
同軸線路の内導体の役目を成し、多数のスルホー
ルメツキ導体４ｂ、及びスルホール接触層５ｂは
同軸線路の外導体の役目を成している。
実施例を示す構成図であり、第２図ａは要部を切
断して示す平面図、第２図ｂはその断面図であ
り、図中１は外導体板、２は誘電体板、３は内導
体板、４ａ，４ｂはスルホールメツキ導体、５
ａ，５ｂはスルホール接触層である。複数スルホ
ールメツキ導体４ａ及びスルホール接触層５ａは
同軸線路の内導体の役目を成し、多数のスルホー
ルメツキ導体４ｂ、及びスルホール接触層５ｂは
同軸線路の外導体の役目を成している。
以下、この考案による多層伝送線路構体につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
この考案による多層伝送線路構体では、主媒介
となる同軸線路の内導体及び外導体を各々複数本
のスルホールメツキ導体４ａ，４ｂで形成すると
共にスルホール接触層５ａをスルホールメツキ導
体４ａでほぼ囲んで形成している。
となる同軸線路の内導体及び外導体を各々複数本
のスルホールメツキ導体４ａ，４ｂで形成すると
共にスルホール接触層５ａをスルホールメツキ導
体４ａでほぼ囲んで形成している。
このため、この多層伝送線路構体では各層の接
触部すなわちスルホール接触層５ａ，５ｂ間部の
信頼性を向上させるため、スルホール接触層５
ａ，５ｂの面積を広げて形成しても、トリプレー
ト線路、スルホールメツキ導体４ａ，４ｂから成
る同軸線路及びスルホール接触層５ａ，５ｂから
成る同軸線路各々の特性インピーダンスをほぼ同
一に出来るため、従来のように低域通過フイルタ
を実現するための複雑な設計も必要でなく、信頼
性を向上した状態で周波数特性の高域化及び広帯
域化を実現している。
触部すなわちスルホール接触層５ａ，５ｂ間部の
信頼性を向上させるため、スルホール接触層５
ａ，５ｂの面積を広げて形成しても、トリプレー
ト線路、スルホールメツキ導体４ａ，４ｂから成
る同軸線路及びスルホール接触層５ａ，５ｂから
成る同軸線路各々の特性インピーダンスをほぼ同
一に出来るため、従来のように低域通過フイルタ
を実現するための複雑な設計も必要でなく、信頼
性を向上した状態で周波数特性の高域化及び広帯
域化を実現している。
以上のように、この考案による多層伝送線路構
体によれば、信頼性の向上、周波数特性の向上に
効果がある。
体によれば、信頼性の向上、周波数特性の向上に
効果がある。
第１図ａ，ｂは従来の多層伝送線路構体の構成
図を示したもので同図ａは要部を切断して示す平
面図、同図ｂはその断面図、第２図ａ，ｂはこの
考案による多層伝送線路構体の実施例の構成図を
示したもので同図ａは要部を切断して示す平面
図、同図ｂはその断面図である。 図中１は外導体板、２は誘電体板、３は内導体
板、４ａ，４ｂはスルホールメツキ導体、５ａ，
５ｂはスルホール接触層である。なお、図中、同
一あるいは相当部分には同一符号を付して示して
ある。
図を示したもので同図ａは要部を切断して示す平
面図、同図ｂはその断面図、第２図ａ，ｂはこの
考案による多層伝送線路構体の実施例の構成図を
示したもので同図ａは要部を切断して示す平面
図、同図ｂはその断面図である。 図中１は外導体板、２は誘電体板、３は内導体
板、４ａ，４ｂはスルホールメツキ導体、５ａ，
５ｂはスルホール接触層である。なお、図中、同
一あるいは相当部分には同一符号を付して示して
ある。
Claims (1)
- 外導体板、誘電体板、および内導体板から成る
多層のトリプレート線路間をスルホールメツキ導
体から成る内導体および複数のスルホールメツキ
導体から成る外導体で形成される同軸線路で結合
させて成る多層伝送線路構体において、同軸線路
を形成する外導体、内導体の各々を複数本のスル
ホールメツキ導体で構成した事を特徴とする多層
伝送線路構体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP436481U JPS636884Y2 (ja) | 1981-01-16 | 1981-01-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP436481U JPS636884Y2 (ja) | 1981-01-16 | 1981-01-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57117805U JPS57117805U (ja) | 1982-07-21 |
| JPS636884Y2 true JPS636884Y2 (ja) | 1988-02-27 |
Family
ID=29802793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP436481U Expired JPS636884Y2 (ja) | 1981-01-16 | 1981-01-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS636884Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012520652A (ja) * | 2010-05-12 | 2012-09-06 | メディアテック インコーポレーテッド | 信号ライン遷移素子を備えた回路装置 |
| JP5675934B1 (ja) * | 2013-11-06 | 2015-02-25 | 有限会社Ｎａｚｃａ | アンテナ装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6992629B2 (en) * | 2003-09-03 | 2006-01-31 | Raytheon Company | Embedded RF vertical interconnect for flexible conformal antenna |
| JP4990021B2 (ja) * | 2007-05-14 | 2012-08-01 | 三菱電機株式会社 | 高周波伝送線路 |
| JP4585587B2 (ja) * | 2008-08-20 | 2010-11-24 | 株式会社東芝 | 高周波多層基板及び高周波多層基板の製造方法 |
| WO2020208683A1 (ja) * | 2019-04-08 | 2020-10-15 | 三菱電機株式会社 | 高周波回路及び通信モジュール |
-
1981
- 1981-01-16 JP JP436481U patent/JPS636884Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012520652A (ja) * | 2010-05-12 | 2012-09-06 | メディアテック インコーポレーテッド | 信号ライン遷移素子を備えた回路装置 |
| JP5675934B1 (ja) * | 2013-11-06 | 2015-02-25 | 有限会社Ｎａｚｃａ | アンテナ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57117805U (ja) | 1982-07-21 |
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