JP2002100901A - 多層平面型導波路 - Google Patents

多層平面型導波路

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JP2002100901A
JP2002100901A JP2000289893A JP2000289893A JP2002100901A JP 2002100901 A JP2002100901 A JP 2002100901A JP 2000289893 A JP2000289893 A JP 2000289893A JP 2000289893 A JP2000289893 A JP 2000289893A JP 2002100901 A JP2002100901 A JP 2002100901A
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dielectric
strip
multilayer
planar waveguide
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JP2000289893A
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Kazuo Fukai
和夫 深井
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層トリプレート形ストリップ線路におい
て、接続部を広帯域化し、高周波信号の反射を抑圧す
る。 【解決手段】 トリプレート形ストリップ線路27,2
8を多層にしたものおいて、共通地導体5側の誘電体基
板を22,23及び24,25からなる複層誘電体と
し、隣接した2枚の誘電体板の当接面にそれぞれ形成さ
れたストリップ片状の第1の接続用導体片14,15,
16と、各誘電体板に板厚方向に貫通させて設けられた
第2の接続用導体片17,18,19,20とを、共通
地導体5と絶縁した状態で階段状に接続すると共に、一
端をストリップ導体2に、他端をストリップ導体4に接
続している。また、共通地導体5と外側の地導体6,7
とを接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、誘電体基板ある
いは半導体基板に構成したトリプレート形ストリップ線
路やマイクロストリップ線路のような平面型導波路を多
層に構成した多層平面型導波路に関し、特に層間で導波
路を接続する接続部の構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば1987 IEEE MT
T−S Didest pp.949−952に掲載さ
れた”LOW COST CARTOP PHASED
ARRAY STEERING”に示されたトリプレ
ート形ストリップ線路で構成される多層給電回路に用い
られるような接続導体を用いた層間接続の構成例を説明
する図である。なお、図5(a)はその一部を示す平面
図、図5(a)はそのAA線断面図である。図におい
て、1は第1の誘電体基板、2は第1のストリップ導
体、3は第2の誘電体基板、4は第2のストリップ導体
である。5は平面状導体板からなり第1の誘電体基板1
のほぼ全面に形成された共通の地導体、6は平板状導体
板からなり第1の誘電体基板1の表面に形成された第1
の地導体、7は平板状導体板からなり第2の誘電体基板
3の表面に形成された第2の地導体である。
【0003】8は接続導体、9は共通地導体5と接続導
体8が短絡しないように設けられた導体除去部、10は
共通地導体5と第1の地導体6を導通させる接地導体、
11は共通地導体5と第2の地導体7を導通させる接地
導体である。12は第1の誘電体基板1に形成された第
1のストリップ導体2、共通地導体5及び第1の地導体
6で構成されたトリプレート形ストリップ線路、13は
第2の誘電体基板3に形成された第2のストリップ導体
4、共通地導体5及び第2の地導体7で構成されたトリ
プレート形ストリップ線路である。
【0004】次に動作について説明する。誘電体基板1
に形成されたストリップ導体2は共通地導体5、地導体
6と共に第1のトリプレート形ストリップ線路12を構
成し、誘電体基板3に形成された第2のストリップ導体
4は共通地導体5、地導体7と共に第2のトリプレート
形ストリップ線路13を構成している。なお、第1のト
リプレート形ストリップ線路12と第2のトリプレート
形ストリップ線路13とは、地導体5が共通の地導体と
なるように積層され多層基板として形成されている。さ
らに、共通地導体5に設けられた導体除去部9において
接続導体8によりストリップ導体2とストリップ導体4
が接続され、接地導体10により共通地導体5と地導体
6が、接地導体11により共通地導体5と地導体7が接
続されている。なお、接続導体8、接地導体10及び接
地導体11は、例えばスルーホールで形成されている。
スルーホールは貫通孔とこの孔に施されたメッキ層とで
構成されるが、図5(b)の断面図ではスルーホール部
の断面は簡略化して図示してある。
【0005】上記のように構成されているので、誘電体
基板1に形成されたストリップ導体2と共通地導体5及
び地導体6の間で形成されていた第1のトリプレート形
ストリップ線路12の電磁界モードは、ストリップ導体
2の先端にて接続導体8と接地導体10及び11との間
で形成される第1のトリプレート形ストリップ線路12
の電磁界モードと直交する電磁界モードに変換され伝搬
される。さらに、接続導体8と接地導体10及び11と
の間で形成される電磁界モードは、誘電体基板3に形成
されたストリップ導体4と共通地導体5及び地導体7の
間で形成されていた第2のトリプレート形ストリップ線
路13の電磁界モードに変換され伝搬する。したがっ
て、第1のトリプレート形ストリップ線路12を伝搬し
てきた高周波信号は、第2のトリプレート形ストリップ
線路13へと伝搬される。なお、この明細書では、マイ
クロストリップ線路及びトリプレート形ストリップ線路
を総称して平面型導波路と呼ぶ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の多層平面型導波
路は上記のように構成されているため、多層平面型導波
路の各平面形導波路同士を接続する層間接続部に、例え
ばトリプレート形ストリップ線路の電磁界モードを、こ
れと直交する電磁界モードに変換する変換部が存在し、
変換部の整合を広帯域で行なうことが困難なため、広帯
域で高周波信号の反射を抑圧できないという問題があっ
た。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、例えばトリプレート形ストリッ
プ線路の電磁界モードを、これと直交する電磁界モード
に変換することなく、トリプレート形ストリップ線路の
電磁界モードを維持しながら、接続することにより、広
帯域で高周波信号の反射を抑圧した層間接続部を有する
多層平面型導波路を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る多層平面
型導波路は、複数枚の誘電体板を積層した複層誘電体
と、この複層誘電体の一面に形成されたストリップ導体
と、記複層誘電体の他面に形成された平板状の地導体と
を有する第1の平面型導波路、1枚の誘電体板からなる
単層誘電体と、複数枚の誘電体板を積層した複層誘電体
と、単層誘電体と複層誘電体との当接面に形成されたス
トリップ導体と、単層誘電体及び複層誘電体の他面に形
成された平板状の地導体とを有する第2の平面型導波
路、第1の平面型導波路及び第2の平面型導波路又は第
2の平面型導波路同士を、複層誘電体側の地導体が共通
地導体となるように積層した多層基板、多層基板中の隣
接した2枚の誘電体板の当接面にそれぞれ形成されたス
トリップ片状の第1の接続用導体片と、各誘電体板に板
厚方向に貫通させて設けられた第2の接続用導体片と
を、共通地導体とは絶縁された状態で接続すると共に、
一端を多層基板中の一方のストリップ導体に、他端を他
方のストリップ導体に接続したストリップ導体接続部、
及び共通地導体と多層基板の外面を形成している地導体
とを接続した地導体接続部を備えたものである。
【0009】また、第2の平面型導波路がトリプレート
形ストリップ線路で構成されていると共に、多層基板は
互に重ねられた少なくとも2個のトリプレート形ストリ
ップ線路で形成され、複層誘電体の各誘電体板の厚さ
が、トリプレート形ストリップ線路の地導体間の厚さの
1/4以下に設定されているものである。さらに、第1
の平面型導波路がマイクロストリップ線路で構成され、
第2の平面型導波路がトリプレート形ストリップ線路で
構成されていると共に、多層基板はトリプレート形スト
リップ線路とマイクロストリップ線路とで形成され、複
層誘電体の各誘電体板の厚さが、トリプレート形ストリ
ップ線路の地導体間の厚さの1/4以下に設定されてい
るものである。
【0010】また、複数枚の誘電体板を積層した複層誘
電体と、この複層誘電体の一面に形成されたストリップ
導体と、複層誘電体の他面に形成された平板状の地導体
とを有する第1の平面型導波路、互いに一面を当接させ
ると共に、それぞれが複数枚の誘電体板を積層してなる
2枚の複層誘電体と、これらの複層誘電体の当接面に形
成されたストリップ導体と、複層誘電体の他面に形成さ
れた平板状の地導体とを有する第2の平面型導波路、第
1の平面型導波路及び第2の平面型導波路又は第2の平
面型導波路同士を、共通地導体が形成されるように積層
した多層基板、多層基板中の隣接した2枚の誘電体板の
当接面にそれぞれ形成されたストリップ片状の第1の接
続用導体片と、各誘電体板に板厚方向に貫通させて設け
られた第2の接続用導体片とを、共通地導体とは絶縁さ
れら状態で接続すると共に、一端を多層基板中の一方の
ストリップ導体に、他端を他方のストリップ導体に接続
したストリップ導体接続部、及び多層基板中の隣接した
2枚の誘電体板の当接面にそれぞれ板片状に形成され、
ストリップ導体の延在方向と交わる方向は両端が各地導
体の縁に達する長さを有し、ストリップ導体の延在方向
は上記長さより短い幅を有する第3の接続用導体片と、
第2の接続用導体片とを接続すると共に、ストリップ導
体接続部の近傍に配置し、一端を共通地導体に、他端を
多層基板の外面を形成している地導体に接続した1個又
は2個の地導体接続部を備えたものである。
【0011】さらに、第2の平面型導波路がトリプレー
ト形ストリップ線路で構成されていると共に、多層基板
は互に重ねられた2個のトリプレート形ストリップ線路
で形成され、ストリップ導体接続部及び地導体接続部が
階段状に形成されると共に、2個の地導体接続部がスト
リップ導体接続部を挟んで配置されているものである。
さらにまた、第1の平面型導波路がマイクロストリップ
線路で構成され、第2の平面型導波路がトリプレート形
ストリップ線路で構成されていると共に、多層基板はト
リプレート形ストリップ線路とマイクロストリップ線路
とで形成され、ストリップ導体接続部及び地導体接続部
が階段状に形成されると共に、地導体接続部が1個配置
されているものである。また、複数枚の誘電体板を積層
した複層誘電体と、この複層誘電体の一面に形成された
ストリップ導体と、複層誘電体の他面に形成された平板
状の地導体とを有する平面型導波路、平面型導波路同士
を、共通の地導体が形成されるように積層した多層基
板、及び多層基板中の隣接した2枚の誘電体板の当接面
にそれぞれ形成されたストリップ片状の第1の接続用導
体片と、各誘電体板に板厚方向に貫通させて設けられた
第2の接続用導体片とを、共通地導体とは絶縁された状
態で接続すると共に、一端を多層基板中の一方のストリ
ップ導体に、他端を他方のストリップ導体に接続したス
トリップ導体接続部を備えたものである。さらに、平面
型導波路がマイクロストリップ線路で構成されているも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す平面図及び断面図で、(a)はその
一部を示す平面図、(b)はそのAA線断面図である。
図において、2は第1のストリップ導体、4は第2のス
トリップ導体、5は共通の地導体、6は第1の地導体、
7は第2の地導体、9は接続導体15と共通導体板5の
短絡を防ぐために設けた共通地導体5上の導体除去部で
ある。10は共通地導体5,第1の地導体6及び第2の
地導体7を接地させる接地導体である。14は層間接続
部に設けた第1の接続用導体、15は層間接続部に設け
た第2の接続用導体、16は層間接続部に設けた第3の
接続用導体である。17はストリップ導体2と接続用導
体14を接続する接続用導体、18は接続用導体14と
接続用導体15を接続する接続用導体、19は接続用導
体14と接続用導体15を接続する接続用導体、20は
接続用導体15とストリップ導体4を接続する接続用導
体である。21は誘電体基板、22は誘電体基板、23
は誘電体基板、24は誘電体基板、26は誘電体基板で
ある。なお、上記の層間接続部とは、2層のストリップ
ラインを構成しているそれぞれのストリップ導体の接続
部をいい、もう少し具体的には、ストリップ線路がスト
リップ線路構成以外の構成に変化する部分をいう。
【0013】上記構成において、誘電体基板の内誘電体
基板22,23は2枚が積層された複層誘電体になって
いる。また、誘電体基板24,25は2枚が積層された
複層誘電体になっている。また、接続用導体14,接続
用導体15,接続用導体16は、隣接した2枚の誘電体
板の当接面にそれぞれ形成されている。この接続用導体
は、幅はストリップ導体と同じであるが、長さが極短い
ストリップ片状をしている。なお、これら接続用導体1
4,接続用導体15,接続用導体16を第1の接続用導
体片と呼ぶことにする。次に、接続用導体17,接続用
導体18,接続用導体19,接続用導体20は、各誘電
体板に板厚方向に貫通させて設けられている。なお、実
施の形態1では、スルーホールで形成さている。なお、
接続用導体17,接続用導体18,接続用導体19,接
続用導体20は、第2の接続用導体片と呼ぶことにす
る。なお、実施の形態1では、接続用導体14,15,
16の幅は、ストリップ導体2,4と同じであるが、特
に同一である必要はない。ストリップ導体2,4の線路
幅がそれぞれ違う場合は、接続用導体14,15,16
の幅を順次変えることにより、線路幅変換部も兼ねるこ
とができる。また、接続用導体は、短い方がより広帯域
に設計できるという検討結果を得ている。従って、接続
用導体14,15,16が加工でき、さらに接続用導体
17,18,19,20が加工できる最小に近い長さに
設定することが好ましい。
【0014】なお、スルーホールは貫通孔とこの孔に施
されたメッキ層とで構成されるが、図1(b)の断面図
ではスルーホール部の断面は簡略化して図示してある。
この点は、後述する図2〜図4でも同様である。27は
第1のトリプレート形ストリップ線路で、ストリップ導
体2、共通地導体5及び地導体6を有し、地導体に挟ま
れる誘電体基板21と、誘電体基板22,23からなる
複層誘電体とより構成されている。28は第2のトリプ
レート形ストリップ線路で、ストリップ導体4、共通地
導体5及び地導体7を有し、地導体に挟まれる誘電体基
板26と、誘電体基板24,25からなる複層誘電体と
より構成されている。
【0015】次に、動作について説明する。誘電体基板
21に形成されたストリップ導体2は、誘電体基板2
2、誘電体基板23、共通地導体板5、地導体6と共に
第1のトリプレート形ストリップ線路27を構成し、誘
電体基板26に形成された第2のストリップ導体4は誘
電体基板24、誘電体基板25、共通地導体5、地導体
7と共に第2のトリプレート形ストリップ線路28を構
成している。また、ストリップ導体2は接続導体17、
接続導体14、接続導体18、を経て共通地導体5に設
けられた導体除去部9において接続導体15に接続され
る。さらに接続導体15は接続導体19、接続導体1
6、接続導体20を経てストリップ導体4と接続されて
いる。言い換えると、第1の接続用導体片14,15,
16と、第2の接続用導体片17,18,19,20と
が、階段状に接続されると共に、導体除去部9により共
通地導体5とは絶縁されて、階段状接続体が形成され、
この階段状接続体の一端がストリップ導体2に、階段状
接続体の他端がストリップ導体4に接続されている。
【0016】上記のように構成されているので、第1の
トリプレート形ストリップ線路27を伝搬してきた高周
波信号のストリップ導体2を流れる電流は順次、接続導
体17、接続導体14、接続導体18、接続導体15、
接続導体19、接続導体16、接続導体20を経て第2
のトリプレート形ストリップ線路28のストリップ導体
4へ流れる。一方、第1のトリプレート形ストリップ線
路27を伝搬してきた高周波信号の地導体6を流れる電
流は接地導体10により共通地導体5へ、共通地導体5
を流れる電流は接地導体10により地導体7を流れるこ
とにより、第2のトリプレート形ストリップ線路28の
地導体を流れる電流となる。したがって、第1のトリプ
レート形線路27を伝搬してきた高周波信号は、第2の
トリプレート形ストリップ線路28へと伝搬される。こ
こで、層間接続部において、2枚の誘電体板を積層した
複層誘電体の1枚当たりの厚さはトリプレート型ストリ
ップ線路の地導体間の1/4以下に分割,薄型化するこ
とで、接続導体17,18,19,20での電磁界に対
し、接続導体14,15,16の電磁界が支配的にな
り、層間接続部の主な電磁界モードをトリプレート形ス
トリップ線路の電磁界モードと直交する電磁界モードに
変換せず伝送することで、広帯域で高周波信号の反射を
抑圧した多層ストリップ線路の層間接続を得ることがで
きる。なお、主な電磁界モードの”主な”は、構造的に
垂直方向に導体があり、ここを電流が流れる限り、スト
リップ線路の電磁界モードに直交するモードが全く無い
とはいいきれないため”主な”と記している。また、接
地導体10は、図1では貫通した1個のスルーホールで
構成されているが、分割してそれぞれ地導体7と5、地
導体5と6を接続してもよい。さらに、接地導体10の
必要数や個数は、使用する周波数,接続部の大きさ(誘
電体の電気特性により変わる)などを考慮し解析的に決
める。
【0017】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2を示す平面図及び断面図で、(a)はその一部を示
す平面図、(b)はそのAA線断面図である。なお、図
1と同一符号を付した部分は同一部分を示している。実
施の形態1は、ストリップ導体2、共通地導体5及び地
導体6を有し、地導体に挟まれる誘電体基板21と、誘
電体基板22,23からなる複層誘電体とより構成され
ている第1のトリプレート形ストリップ線路27と、ス
トリップ導体4、共通地導体5及び地導体7を有し、地
導体に挟まれる誘電体基板26と、誘電体基板24,2
5からなる複層誘電体とより構成されている第2のトリ
プレート形ストリップ線路28とを、積層した多層平面
型導波路を層間接続するものであるが、実施の形態2
は、第2のトリプレート形ストリップ線路28の代わり
に、マイクロストリップ線路30を積層したものであ
る。
【0018】従って、第1の接続用導体片14,15,
16と、第2の接続用導体片17,18,19,20と
が、階段状に接続されると共に、共通地導体と絶縁され
て階段状接続体が形成され、この階段状接続体の一端が
ストリップ導体2に、階段状接続体の他端がストリップ
導体4に接続されている点は実施の形態1と同じであ
る。なお、地導体を接地させる接地導体は、実施の形態
1と異なり、29は共通地導体5及び第1の地導体6を
接地させる接地導体である。また、接地導体29は、第
1のトリプレート形ストリップ線路27の地導体5及び
6を流れてきた電流が地導体5のみに集約される部分に
おいて、経路差による電位差の発生、不要波の発生を抑
圧することを目的にしている。この実施の形態2も実施
の形態1と同様の効果を奏する。
【0019】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3を示す平面図及び断面図で、(a)はその一部を示
す平面図、(b)はそのAA線断面図である。なお、図
1と同一符号を付した部分は同一部分を示している。実
施の形態3は、実施の形態1と同様に第1のトリプレー
ト形ストリップ線路27と第2のトリプレート形ストリ
ップ線路28とを多層にしている。但し、実施の形態1
では、誘電体基板21及び26が、1枚の誘電体基板か
らなる単層誘電体であったのに対し、実施の形態3はこ
の部分も複層誘電体で構成したものである。即ち、誘電
体基板21を分割し、誘電体基板21と誘電体基板31
とを積層した複層誘電体とし、また、誘電体基板26を
分割し、誘電体基板26と誘電体基板32とを積層した
複層誘電体としている。このように構成することによ
り、第1の接続用導体片14,15,16と、第2の接
続用導体片17,18,19,20とが、階段状に接続
されると共に、共通地導体と絶縁されて階段状接続体が
形成され、この階段状接続体の一端がストリップ導体2
に、階段状接続体の他端がストリップ導体4に接続され
ている点は実施の形態1と同じである。
【0020】実施の形態3では、上記階段状接続体の両
側近傍に、平行に2個の階段状接続体が設けられ、地導
体6と共通地導体5とが、また、共通地導体5と地導体
7とが接続されている。なお、この両側の階段状接続体
は、中央の階段状接続体に対して、インピーダンス整合
の作用を有している。また、相互間の距離等は、解析的
に確認,決定している。33は層間接続部に設けた第1
の接続用導体、34は層間接続部に設けた第2の接続用
導体、35は層間接続部に設けた第3の接続用導体であ
る。36は地導体6と接続用導体33を接続する接続用
導体、37は接続用導体33と接続用導体34を接続す
る接続用導体、38は接続用導体34と接続用導体35
を接続する接続用導体、39は接続用導体35と共通地
導体5を接続する接続用導体である。40は層間接続部
に設けた第1の接続用導体、41は層間接続部に設けた
第2の接続用導体、42は層間接続部に設けた第3の接
続用導体である。43は共通地導体5と接続用導体40
を接続する接続用導体、44は接続用導体40と接続用
導体41を接続する接続用導体、45は接続用導体41
と接続用導体42を接続する接続用導体、46は接続用
導体42と地導体7を接続する接続用導体である。
【0021】接続用導体33,34,及び35は、多層
基板中の隣接した2枚の誘電体板の当接面にそれぞれ板
片状に形成され、ストリップ導体の延在方向と交わる方
向は両端が各地導体の縁に達する長さを有し、ストリッ
プ導体の延在方向は上記長さより短い幅を有する板片状
部材である。なお、これら接続用導体33,34,及び
35を第3の接続用導体片と呼ぶことにする。次に、接
続用導体36,37,38及び39は、各誘電体板に板
厚方向に貫通させて設けられている。なお、実施の形態
3では、スルーホールで形成さている。また、図3で
は、ストリップ導体2,4を挟んで2個ずつ設けられて
いる。なお、接続用導体36,37,38及び39は、
第2の接続用導体片と呼ぶことにする。次に、接続用導
体40,41,及び42は、隣接した2枚の誘電体板の
当接面にそれぞれ形成され、接続用導体33,34,及
び35と同様の板片状をしている。なお、これら接続用
導体40,41,及び42を第3の接続用導体片と呼ぶ
ことにする。次に、接続用導体43,44,45及び4
6は、各誘電体板に板厚方向に貫通させて設けられてい
る。なお、実施の形態3では、スルーホールで形成さて
いる。また、図3では、ストリップ導体2,4を挟んで
2個ずつ設けられている。なお、接続用導体43,4
4,45及び46は、第2の接続用導体片と呼ぶことに
する。また、接続用導体33,34,及び35の幅、接
続用導体40,41,及び42の幅は、接続用導体1
4,15,16の長さと同様に、加工できる最小に近い
幅に設定することが好ましい。実施の形態3によれば、
実施形態1と比較し、層間接続部の主な電磁界モードを
トリプレート形ストリップ線路の電磁界モードにより近
づけることで、広帯域で高周波信号の反射を抑圧した多
層平面型導波路の層間接続を得ることができる。なお、
図3(a)では、複雑になって分かりにくくなるので、
接続用導体40,41,及び42、接続用導体43,4
4,45及び46の図示を省略してある。
【0022】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4を示す断面図で、図3(a)のAA線に相当する部
分で断面した図である。なお、図1及び図3と同一符号
を付した部分は同一部分を示している。この実施の形態
4は、実施の形態3において、トリプレート形ストリッ
プ線路28をマイクロストリップ線路30に置き換えた
ものである。この実施の形態4では、地導体接続部は、
接続用導体33,34,及び35(第3の接続用導体
片)と接続用導体36,37,38及び39(第2の接
続用導体片)とで構成された階段状接続体1個だけにな
っている。実施の形態4によれば、実施の形態3とほぼ
同様の効果を奏する。また、実施の形態2と比べると、
信号線路から地導体までの距離が大きく変動しないこと
から、インピーダンスの変化も比較的小さく、したがっ
てインピーダンス不連続に起因する反射も少ないことが
想定される。
【0023】実施の形態5.上記実施の形態1〜4は、
トリプレート形ストリップ線路同士を積層した多層平面
形導波路、又はトリプレート形ストリップ線路とマイク
ロストリップ線路とを積層した多層平面形導波路に実施
したものであるが、マイクロストリップ線路同士を積層
した多層平面形導波路に実施してもよい。実施の形態5
は図示はしないが、図2(b)において、誘電体基板2
1と地導体6を除いた形になる。実施の形態2と同様
に、第1の接続用導体片14,15,16と、第2の接
続用導体片17,18,19,20とを、階段状に接続
すると共に、共通地導体と絶縁した階段状接続体を形成
し、この階段状接続体の一端をストリップ導体2に、階
段状接続体の他端をストリップ導体4に接続する。な
お、実施の形態5の場合接地導体29は、不要である。
また、実施の形態1〜5において、複層誘電体は2枚の
誘電体板を積層しているが、3枚以上を積層してもよ
い。従って、階段状接続体の段数は5段に限らず、6段
でも7段でも、それ以上になってもよい。さらに、例え
ば誘電体基板22と23とが、誘電体基板24と25と
が、同じ厚さでなくてもよい。
【0024】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、複数枚
の誘電体板を積層した複層誘電体と、この複層誘電体の
一面に形成されたストリップ導体と、記複層誘電体の他
面に形成された平板状の地導体とを有する第1の平面型
導波路、1枚の誘電体板からなる単層誘電体と、複数枚
の誘電体板を積層した複層誘電体と、単層誘電体と複層
誘電体との当接面に形成されたストリップ導体と、単層
誘電体及び複層誘電体の他面に形成された平板状の地導
体とを有する第2の平面型導波路、第1の平面型導波路
及び第2の平面型導波路又は第2の平面型導波路同士
を、複層誘電体側の地導体が共通地導体となるように積
層した多層基板、多層基板中の隣接した2枚の誘電体板
の当接面にそれぞれ形成されたストリップ片状の第1の
接続用導体片と、各誘電体板に板厚方向に貫通させて設
けられた第2の接続用導体片とを、共通地導体とは絶縁
されが状態で接続すると共に、一端を多層基板中の一方
のストリップ導体に、他端を他方のストリップ導体に接
続したストリップ導体接続部、及び共通地導体と多層基
板の外面を形成している地導体とを接続した地導体接続
部を備えたものであるから、例えばトリプレート形スト
リップ線路の電磁界モードを、これと直交する電磁界モ
ードに変換することなく伝送でき、広帯域で高周波信号
の反射を抑圧した層間接続部を有する多層平面形導波路
を得ることができるという効果を有する。
【0025】また、この発明は以上説明したとおり、複
数枚の誘電体板を積層した複層誘電体と、この複層誘電
体の一面に形成されたストリップ導体と、複層誘電体の
他面に形成された平板状の地導体とを有する第1の平面
型導波路、互いに一面を当接させると共に、それぞれが
複数枚の誘電体板を積層してなる2枚の複層誘電体と、
これらの複層誘電体の当接面に形成されたストリップ導
体と、複層誘電体の他面に形成された平板状の地導体と
を有する第2の平面型導波路、第1の平面型導波路及び
第2の平面型導波路又は第2の平面型導波路同士を、共
通地導体が形成されるように積層した多層基板、多層基
板中の隣接した2枚の誘電体板の当接面にそれぞれ形成
されたストリップ片状の第1の接続用導体片と、各誘電
体板に板厚方向に貫通させて設けられた第2の接続用導
体片とを、共通地導体とは絶縁した状態で接続すると共
に、一端を多層基板中の一方のストリップ導体に、他端
を他方のストリップ導体に接続したストリップ導体接続
部、及び多層基板中の隣接した2枚の誘電体板の当接面
にそれぞれ板片状に形成され、ストリップ導体の延在方
向と交わる方向は両端が各地導体の縁に達する長さを有
し、ストリップ導体の延在方向は上記長さより短い幅を
有する第3の接続用導体片と、第2の接続用導体片とを
接続すると共に、ストリップ導体接続部の近傍に配置
し、一端を共通地導体に、他端を多層基板の外面を形成
している地導体に接続した1個又は2個の地導体接続部
を備えたものであるから、層間接続部の主な電磁界モー
ドを、例えばトリプレート形ストリップ線路の電磁界モ
ードにより近づけることができ、広帯域で高周波信号の
反射を抑圧した層間接続部を有する多層平面形導波路を
得ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す平面図及び断
面図である。
【図2】 この発明の実施の形態2を示す平面図及び断
面図である。
【図3】 この発明の実施の形態3を示す平面図及び断
面図である。
【図4】 この発明の実施の形態4を示す断面図であ
る。
【図5】 従来の多層トリプレート形ストリップ線路を
示す平面図及び断面図である。
【符号の説明】
2,4 ストリップ導体、5 共通地導体、6,7 地
導体、9 導体除去部、10 接地導体、14,15,
16 第1の接続用導体片、 17,18,19,20 第2の接続用導体片、 27,28 トリプレート形ストリップ線路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の誘電体板を積層した複層誘電体
    と、この複層誘電体の一面に形成されたストリップ導体
    と、上記複層誘電体の他面に形成された平板状の地導体
    とを有する第1の平面型導波路、 1枚の誘電体板からなる単層誘電体と、複数枚の誘電体
    板を積層した複層誘電体と、上記単層誘電体と複層誘電
    体との当接面に形成されたストリップ導体と、上記単層
    誘電体及び複層誘電体の他面に形成された平板状の地導
    体とを有する第2の平面型導波路、 上記第1の平面型導波路及び第2の平面型導波路又は第
    2の平面型導波路同士を、上記複層誘電体側の地導体が
    共通地導体となるように積層した多層基板、 上記多層基板中の隣接した2枚の誘電体板の当接面にそ
    れぞれ形成されたストリップ片状の第1の接続用導体片
    と、上記各誘電体板に板厚方向に貫通させて設けられた
    第2の接続用導体片とを、上記共通地導体とは絶縁され
    た状態で接続すると共に、一端を上記多層基板中の一方
    のストリップ導体に、他端を他方のストリップ導体に接
    続したストリップ導体接続部、 及び上記共通地導体と上記多層基板の外面を形成してい
    る地導体とを接続した地導体接続部を備えたことを特徴
    とする多層平面型導波路。
  2. 【請求項2】 第2の平面型導波路がトリプレート形ス
    トリップ線路で構成されていると共に、多層基板は互に
    重ねられた少なくとも2個のトリプレート形ストリップ
    線路で形成され、複層誘電体の各誘電体板の厚さが、上
    記トリプレート形ストリップ線路の地導体間の厚さの1
    /4以下に設定されていることを特徴とする請求項1記
    載の多層平面型導波路。
  3. 【請求項3】 第1の平面型導波路がマイクロストリッ
    プ線路で構成され、第2の平面型導波路がトリプレート
    形ストリップ線路で構成されていると共に、多層基板は
    トリプレート形ストリップ線路とマイクロストリップ線
    路とで形成され、複層誘電体の各誘電体板の厚さが、ト
    リプレート形ストリップ線路の地導体間の厚さの1/4
    以下に設定されていることを特徴とする請求項1記載の
    多層平面型導波路。
  4. 【請求項4】 複数枚の誘電体板を積層した複層誘電体
    と、この複層誘電体の一面に形成されたストリップ導体
    と、上記複層誘電体の他面に形成された平板状の地導体
    とを有する第1の平面型導波路、 互いに一面を当接させると共に、それぞれが複数枚の誘
    電体板を積層してなる2枚の複層誘電体と、これらの複
    層誘電体の当接面に形成されたストリップ導体と、上記
    複層誘電体の他面に形成された平板状の地導体とを有す
    る第2の平面型導波路、 上記第1の平面型導波路及び第2の平面型導波路又は第
    2の平面型導波路同士を、共通地導体が形成されるよう
    に積層した多層基板、 上記多層基板中の隣接した2枚の誘電体板の当接面にそ
    れぞれ形成されたストリップ片状の第1の接続用導体片
    と、上記各誘電体板に板厚方向に貫通させて設けられた
    第2の接続用導体片とを、上記共通地導体とは絶縁され
    た状態で接続すると共に、一端を上記多層基板中の一方
    のストリップ導体に、他端を他方のストリップ導体に接
    続したストリップ導体接続部、 及び上記多層基板中の隣接した2枚の誘電体板の当接面
    にそれぞれ板片状に形成され、上記ストリップ導体の延
    在方向と交わる方向は両端が上記各地導体の縁に達する
    長さを有し、上記ストリップ導体の延在方向は上記長さ
    より短い幅を有する第3の接続用導体片と、上記第2の
    接続用導体片とを接続すると共に、上記ストリップ導体
    接続部の近傍に配置し、一端を上記共通地導体に、他端
    を上記多層基板の外面を形成している地導体に接続した
    1個又は2個の地導体接続部を備えたことを特徴とする
    多層平面型導波路。
  5. 【請求項5】 第2の平面型導波路がトリプレート形ス
    トリップ線路で構成されていると共に、多層基板は互に
    重ねられた少なくとも2個のトリプレート形ストリップ
    線路で形成され、ストリップ導体接続部及び地導体接続
    部が階段状に形成されると共に、2個の地導体接続部が
    ストリップ導体接続部を挟んで配置されていることを特
    徴とする請求項4記載の多層平面型導波路。
  6. 【請求項6】 第1の平面型導波路がマイクロストリッ
    プ線路で構成され、第2の平面型導波路がトリプレート
    形ストリップ線路で構成されていると共に、多層基板は
    トリプレート形ストリップ線路とマイクロストリップ線
    路とで形成され、ストリップ導体接続部及び地導体接続
    部が階段状に形成されると共に、地導体接続部が1個配
    置されていることを特徴とする請求項4記載の多層平面
    型導波路。
  7. 【請求項7】 複数枚の誘電体板を積層した複層誘電体
    と、この複層誘電体の一面に形成されたストリップ導体
    と、上記複層誘電体の他面に形成された平板状の地導体
    とを有する平面型導波路、 上記平面型導波路同士を、共通の地導体が形成されるよ
    うに積層した多層基板、 及び上記多層基板中の隣接した2枚の誘電体板の当接面
    にそれぞれ形成されたストリップ片状の第1の接続用導
    体片と、上記各誘電体板に板厚方向に貫通させて設けら
    れた第2の接続用導体片とを、上記共通地導体とは絶縁
    された状態で接続すると共に、一端を上記多層基板中の
    一方のストリップ導体に、他端を他方のストリップ導体
    に接続したストリップ導体接続部を備えたことを特徴と
    する多層平面型導波路。
  8. 【請求項8】 平面型導波路がマイクロストリップ線路
    で構成されていることを特徴とする請求項7記載の多層
    平面型導波路。
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