JPS6368604A - 光硬化性重合体の製造方法 - Google Patents

光硬化性重合体の製造方法

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JPS6368604A
JPS6368604A JP21291086A JP21291086A JPS6368604A JP S6368604 A JPS6368604 A JP S6368604A JP 21291086 A JP21291086 A JP 21291086A JP 21291086 A JP21291086 A JP 21291086A JP S6368604 A JPS6368604 A JP S6368604A
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純 岡部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光硬化性重合体の製造方法に関する。
更に詳しくは、光硬化性含フッ素オレフィン共重合体の
製造方法に関する。
[従来の技術] フッ素樹脂は、耐薬品性、耐溶剤性にすぐれている反面
、溶剤溶解性に劣るため、一般にエマルジョン、アイス
バージョンの形で用いられている。
また、このような形で用いられ、taされた後、比較的
高温での焼付けを必要としている。
こうした問題を避けるために、含フッ素オレフィンとシ
クロヘキシルビニルエーテルなどとを共重合させた含フ
ッ素オレフィン共重合体が提案されている。例えば、特
開昭57−34107号公報には、含フッ素オレフィン
、シクロヘキシルビニルエーテル、アルキルビニルエー
テルおよびヒドロキシアルキルビニルエーテルの共重合
体が記載されており、この含フッ素オレフィン共重合体
は室温で硬化可能であるとされているが、その硬化には
3日間程を要しており、実用性の上で欠けるものがある
。  ′ [発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは、室温硬化が可能でしかも硬化を迅速に行
ない得る含フッ素オレフィン共重合体を求めて種々検討
した結果、含フッ素オレフィン共重合体中に光架橋性基
を導入Jることにより、かかる課題が効果的に解決され
ることを見出した。
この合フッ素オレフィン共重合体中への光架橋性基の導
入は、含フッ素オレフィン共重合体中に一旦官能性基を
導入した後そこに光架橋性基含有2]ルボン酸類を反応
させる方法あるいは最初から光架橋性基含有カルボン酸
ビニルエステルを共重合させる方法によって行われる [問題点を解決するための手段] 従って、本発明は光硬化性重合体の製造方法に係り、光
硬化性重合体の製造は、次のいずれかの方法によって行
われる。
(1)含フッ素オレフィン、アルキルビニルエーテルお
よびヒドロキシル基またはエポキシ基含有ビニル単量体
の共重合体を光架橋性基含有カルボン酸またはその誘導
体と反応させる方法。
(2)含フッ素オレフィン、アルキルビニルエーテルお
よび光架橋性基含有カルボン酸ビニルエステルを共重合
させる方法。
含フッ素オレフィンとしては、テトラフルオロエチレン
またはクロルトリフルオロエチレンが好んで用いられ、
この他にフッ化ビニル、フッ化ビニリデン、トリフルオ
ロエチレン、ヘキサフルオロプロペン、パーフルオロア
ルキルビニルエーテルなどを約60モル%以下の割合で
、テトラフルオロエチレン、クロルトリフルオロエチレ
ンと併用することもできる。
アルキルビニルエーテルとしては、例えばメチルビニル
エーテル、エチルビニルエーテル、シクロヘキシルビニ
ルエーテル、第3ブチルシクロヘキシルビニルエーテル
、2−クロルエチルビニルエーテルなどが用いられる。
ヒドロキシル基またはエポキシ基含有ビニル単量体とし
ては、例えば2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、3
−ヒドロキシプロピルビニルエーテル、4−ヒドロキシ
エチルビニルエーテル、5−ヒドロキシペンチルビニル
エーテル、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート
、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、N−
メチロールアクリルアミドなどのヒドロキシ基含有ビニ
ル単量体またはグリシジルビニルエーテル、3゜4−エ
ポキシブテニルビニルエーテル、4.5−エポキシペン
テニルビニルエーテル、グリシジル(メタ)アクリレー
トなどのエポキシ基含有ビニル単量体が用いられ。
また、光架橋性基含有カルボン酸ビニルエステルとして
は、例えばけい皮酸ビニル、β−スチリルアクリル酸ビ
ニル、β−フリルアクリル酸ビニル、p−アジドけい皮
酸ビニルなどが用いられる。
以上の各成分は、含フッ素オレフィンを約40〜60モ
ル%、アルキルビニルエーテルを約10〜40モル%、
官能性基含有ビニル単量体または光架橋性基含有カルボ
ン酸ビニルエステルを約1〜30モル%の割合で用い、
共重合させる。
含フッ素オレフィンの割合をこれより少なくすると、得
られる共重合体は耐候性の点で好ましくなく、また製造
面でも不都合を生ずる。一方、含フッ素オレフィンの割
合をこれより多くすると、共重合体の溶剤溶解性が損わ
れるようになる。アルキルビニルエーテルの割合がこれ
より少なすぎても、共重合体の溶剤溶解性および可撓性
が損われるようになり、これより多く用いると、重合性
が損われ、製造面で不都合を生ずるようになり、共重合
体の耐候性の点でも好ましくない。官能性基含有ビニル
単量体または光架橋性基含有カルボン酸ビニルエステル
をこれ以上の割合で用いると、塗膜の耐候性、可撓性が
損われるようになる。
以上の各成分以外に、重合体の物性を低下させない範囲
内、一般には約30モル%以下の割合で、エチレン、プ
ロピレン、イソブチレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン
、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、(メタ)アクリル
酸エステル類、ブタジェン、イソプレン、2−クロルブ
タジェンなどを共重合させることができる。
含フッ素オレフィン、アルキルビニルエーテルおよび官
能性基含有ビニル単母体(1)または光架橋性基含有カ
ルボン酸ビニルエステル(2)の共重合は、一般に用い
られているラジカル手合方法が概ね適用でき、即ち重合
開始剤存在下での乳化重合、けん濁重合、溶液重合、塊
状重合などの各種重合法によって行われる。
そして、前者(1)の場合には、得られた共重合体の官
能性基含有ビニル単母体部分を、更に光架橋性基含有カ
ルボン酸またはその誘導体と反応させ、共重合体中に光
架橋性基を導入する。
光架橋性基含有カルボン酸またはその誘導体としては、
共重合体に既に導入されている官能性基たるヒドロキシ
ル基またはエポキシ基の種類に応じて、けい皮酸、無水
マレイン酸、イタコン酸、アクリル酸、メタクリル酸、
ソルビン酸、β−フリルアクリル酸またはこれらの酸ク
ロライド、酸無水物、エステルなど、あるいはイソホロ
ンジイソシアネート−2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート付加物、ヘキサメチレンジイソシアネート−2−と
ドロキシエチルメタクリレート付加物、イソシアネート
エチルメタクリレートなどが、官能性基に対して約10
〜150モル%、好ましくは約30〜100モル%の割
合で用いられる。
この反応は、付加反応、脱ハロゲン化水素反応、エステ
ル交換反応など反応の種類に応じて、ピリジンなどのア
ミン類、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライドな
どの第4級アンモニウム塩、ジブチル錫ジラウレートな
どの有機錫化合物などを触媒に用い、共重合反応に用い
られた溶剤あるいは新たに添加された溶剤、例えばアセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンな
どのケトン類を始め、アルコール類、エステル類、芳香
族炭化水素類などを用いて行われる。
以上述べた前記(1)および(2)の方法によって製造
された光硬化性重合体は、これに光重合開始剤、例えば
ベンゾフェノン、アセトフェノン、2−アルキルアント
ラキノン類、ベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテル
類、ベンゾインアリールエーテル類、ベンゾインエステ
ル類、ベンゾインチオエーテル類、フロインなどを添加
し、光硬化性組成物を調′製する。
光硬化性組成物中には、光硬化性を有する液状物質、例
えばアルキルアクリレート類、ハロゲン化アルキルアク
リレート類、アルケニルアクリレート類、ポリ(アルキ
レンオキシ)アクリレート類、フルオロアルキルアクリ
レート類、フルオロアルキレンオキシアクリレート類、
アラルキルアクリレート類、アリールアクリレート類、
アルキル置換アリールアクリレート類またはそれらに対
応するメタクリレート類などを溶剤を兼ねて添加し、光
架橋速度を上昇させることができる。これらの内、フル
オロアルキル(メタ)アクリレート類を用いると、形成
される光硬化膜に防汚性を付与するので好ましい溶剤と
いえる。
光硬化性溶剤以外にも、光硬化性組成物中には顔料、耐
磨耗性改善用の充填剤などを必要に応じて添加すること
もでき、この場合にはこれらの分散性、密着性などを高
めるために、前記(1)の方法で用いられた共重合体の
官能性基であるヒドロキシル基またはエポキシ基を利用
し、官能性基がヒドロキシル基の場合にはそこに無水マ
レイン酸、無水フタル酸、無水コハク酸、無水グルタル
酸、無水アジピン酸、1.2−シクロヘキサンジカルボ
ン酸無水物、1,8−ナフタル酸無水物などのポリカル
ボン酸無水物を反応させ、また官能性基がエポキシ基の
場合には、そこに相当するポリカルボン酸を反応させ、
側鎖にカルボキシル基を導入した共重合体などを併用す
ることもできる。
前記(2)の方法で得られる共重合体の場合には、それ
の共重合反応の際ヒドロキシル基またはエア1号キシ基
を官能性基として含有するビニル単量体を約30モル%
以下共重合させておき、共重合体側鎖のこれら官能性基
に上記ポリカルボン酸無水物を反応させると、光硬化性
でかつ分散性、密着性などにすぐれた共重合体を得るこ
とができる。
更に、形成される被膜の硬度、可撓性、接着性などを改
善するために、他の樹脂や充填剤を混合することも必要
に応じて行われる。硬度の点からはメチルメタクリレー
ト樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂などが、可撓性
の点からはNBR、5BR1アクリル′エラストマー、
シリコーンエラストマーなどが、接着性の点からはエポ
キシ樹脂などが、それぞれ改善材として用いられる。
このようにして調製される光硬化性組成物の光硬化は、
紫外線などを光源とする一般の光硬化方法によって行わ
れる。
[発明の効果] 本発明方法によれば、溶剤可溶性の光硬化性重合体が得
られ、それから調製された光硬化性組成物の硬化は室温
条件下で短時間で行われる。そして、それから形成され
る光硬化膜は、耐薬品性、耐汚染性、防錆性などにすぐ
れている。
従って、本発明に係る光硬化性重合体は、塗料、ワニス
、印刷インキ、接着剤、シーリング剤、ボッティング剤
などとして有効に使用することができる。
[実施例] 次に、実施例について本発明を説明する。
実施例1 容量500mJのオートクレーブ中に、エチルビニルエ
ーテル14.49 (0,2モル)、第3°ブチルシク
ロヘキシルビニルエーテル18.2g(0,1モル)、
4−ヒドロキシブチルビニルエーテル23.2g(0゜
2モル)、溶剤メチルエチルケトン200geよび重合
開始剤ビス(4−第3ブチルシクロヘキシル)パーオキ
シジカーボネート0.5gを仕込み、十分に窒素rIl
換を行なう。その後、テトラフルオロエチレン50!?
 (0,5モル)を仕込み、40℃で24時間撹拌下に
共重合させた。重合生成物溶液は301gであり、その
固型分濃度は34.1重量%であった。
この重合生成物溶液を、容I’ljのガラス製フラスコ
中に入れ、そこにピリジン15.8gを加えた後、撹拌
下にけい皮酸クロライド33.3g(0,2モル)を滴
下し、還流条件下で1時間反応させた。
このエステル化反応の終点は、赤外線吸収スペクトルで
、3500〜3300c11−1の吸収の消滅と172
0ca+−’のエステル基に基づく吸収の生成により確
認した。
反応混合物溶液をメタノール−水混合溶剤中で再沈、精
製させた後、生成物を五酸化リン上で減圧化に乾燥させ
、125gの光硬化性重合体を得た。
実施例2−′4 実施例1において、けい皮酸クロライドの代りに同モル
吊のイソボロンジイソシアネート−2−とドロキシエチ
ルメタクリレート付加物(実施例2)、ヘキサメチレン
ジイソシアネート−2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト付加物(実施例3)またはイソシアネートエチルメタ
クリレート(実施例4)が用いられ、また触媒としてピ
リジンの代りに0.5gのジブチル錫ジラウレートが用
いられた。
実施例5 実施例1において、4−ヒドロキシブチルビニルエーテ
ルの代りに同モル吊のグリシジルビニルエーテルを用い
ると、固型分濃度31.5重量%の重合生成物溶液が2
87g得られた。
この重合生成物溶液を、容ff11jlのガラス製フラ
スコ中に入れ、そこにベンジルトリエチルアンモニウム
クロライド0.5gを加えた後、撹拌下にけい皮酸29
.6g(0,2モル)を滴下し、以下実施例1と同様に
処理した。
実施例6 実施例1において、第3ブチルシクロヘキシルビニルエ
ーテルの代りに0.2モルの第3ブチルビニルエーテル
を用い、またエチルビニルエーテルの代りに0.1モル
のn−ブチルビニルエーテルを用いると、固型分濃度3
1.6重量%の重合生成物溶液290gが得られた。
この重合生成物溶液を用い、けい皮酸の代りに同モル吊
の無水マレイン酸を用いた以外、以下実施例5と同様に
処理した。
実施例7 実施例1において、テトラフルオロエチレンの代りに同
モル伍のクロルトリフルオロエチレンを用いると、固型
分濃度34.2重量%の重合生成物溶液310gが得ら
れた。
この重合生成物溶液を用い、以下実施例1と同様に処理
した。
実施例8 実施例7において、けい皮酸クロライドの代りに同モル
量のイソホロンジイソシアネート−2−ヒドロキシエ′
チルメタクリレート付加物を用い、また触媒としてピリ
ジンの代りに0.5gのジブチル錫ジラウレートが用い
られた。
実施例9 実施例7において、けい皮酸クロライドの代りに同モル
量のイタコン酸クロライドが用いられた。
実施例10 容fi501mJのオートクレーブ中に、エチルビニル
エーテル21.6g(0,3モル)、けい皮酸ビニル3
4.8g(0,2モル)、溶剤メチルエチルケトン20
09および車台開始剤ビス(4−第3ブチルシクロヘキ
シル)パーオキシジカーボネートo、s gを仕込み、
以下実施例1と同様にして重合反応させ、固型分濃度3
4.1重量%の重合生成物溶液304りを得た。
この重合生成物溶液をメタノール−水混合溶剤中で再沈
、精製させた後、生成重合体を五酸化リン上で減圧下に
乾燥させ、102gの光硬化性重合体を得た。
比較例1 実施例1において、第3ブチルシクロヘキシルビニルエ
ーテルの代りに同モル量のシクロヘキシルビニルエーテ
ルを用いると、固型分濃度が31.3ffiffi%の
重合生成物溶液286gが得られた。
この重合生成物溶液を、容ff11.l!のガラス製フ
ラスコ中に入れ、そこにジブチル錫ジラウレートo、s
 gを加えた後、撹拌下にヘキサメチレンジイソシアネ
ート33.6g(0,2モル)を滴下し、還流条件下で
1時間反応させた後、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト23.2g(0,2モル)を加えるとゲル化が生じ、
均一な溶液が形成されなかった。
比較例2 比較例1において、テトラフルオロエチレンの代りに同
モル量のクロルトリフルオロエチレンを用いると、固型
分濃度が34.2重量%の重合生成物溶液が得られた。
この重合生成物溶液を用い、以下比較例1と同様に処3
!!!スると、やはり2−ヒドロキシエチルアクリレー
トの添加後にゲル化が生じ、均一な溶液が形成されなか
った。
[光硬化性組成物の調製および光硬化]光硬化性組成物
A: 光硬化性重合体100部(重重、以下同じ)を溶媒(C
F2)4(CH2) 20COC(CH3) =C11
2120部に溶かし、これにベンゾインエチルエーテル
2部を添加した。
光硬化性組成物A−: 光硬化性組成物Aに、キシレンおよびトル12850部
づつを添加した。
光硬化性組成物B: 光硬化性組成物Aにおいて、溶剤として同量のネオペン
チルグリコールジアクリレートが用いられた。
光硬化性組成物B−: 光硬化性組成物Bに、キシレンおよびトル12850部
づつを添加した。
光硬化性組成物C: 光硬化性組成物Aにおいて、溶剤として80部のトリス
(メタクリル酸エチル)イソシアヌレートが用いられた
以上の各光硬化性組成物を、ナイフコーターを用いてク
ロメート処理アルミニウム板上に膜厚が25μになるよ
うに塗布し、次いで高圧水銀灯(500W)を用いて、
15 cxrの距離から15秒間光照射した。
形成された光硬化膜について、後記表1に示されるよう
な項目の測定および観察を行なった。
(べとつき)ないものを○、あるものを×とし、外観と
共に評価した (光沢保持率)サンシャインウエザオメーターを用い、
2000時間促進耐候性試験後の光沢を60゜鏡面反射
率の照射前後の値の比として算出し、保持率が90%以
上をA、80%以上を8.60%以上を0140%以上
を0140%未満をEどした(屈折性) 180 ”折
曲圧着物について、異常なしを01割れや剥れのあるも
のをXとしたく耐ラビング性)脱脂綿にキシレンを含浸
させ、それを200回往復して擦ったとき、変化なしを
A1かすかに曇るをB1曇るをC1素地が少しでも露出
するのをDとした (インキ跡)′黒色印刷インキを塗り、50℃の雰囲気
中に24時間放置した後拭きとったとき、全く跡が残ら
ないものをA1殆んど跡が残らないものを8、かすかに
跡がみえるものを01跡がみえるものをD1完全に着色
するものをEとした。
得られた結果は、次の表1に示される。なお、光硬化性
重合体の欄は、その重合体が得られた実施例の番号を示
している。また、硬化実施例(29)〜(30)は比較
例であり、次の光硬化性組成物が用いられた。
光硬化性組成物D: 前記光硬化性組成物Bにおいて、光硬化性重合体として
同量のウレタンアクリレート樹脂が用いられた。
光硬化性組成物E: 前記光硬化性組成物Bにおいて、光硬化性重合体として
同量のアクリル化ポリエステル樹脂が用いられた。
実施例11 実施例10において、けい皮酸ビニルの代りに、同モル
吊のβ−フリルアククル酸ビニルが用いられた。
実施例12 実施例10において、けい皮酸ビニルの代りに、同モル
吊のβ−スチリルアクリル酸ビニルが用いられた。
実施例13 実施例10において、テトラフルオロエチレンの代りに
、同モル吊のクロルトリフルオロエチレンが用いられた
実施例14 実施例10において、更に第3ブチルシクロヘキシルビ
ニルエーテル0.1モルが用いられ、またけい皮酸ビニ
ルの使用量が0.1モルに変更された。
実施例15 実施例14において、エチルビニルエーテルの使用量が
0.2モルに変更され、また0、1モルのグリシジルビ
ニルエーテルが更に用いられた。
以上の実施例11〜15の共重合反応の結果、次のよう
な重合生成物溶液が得られた。
実施例   重合生成物溶液  同固型分濃度1128
832.1 12         297          3
3.413         322        
  37.914         293     
     33.615         282  
        33.2実施例16 実施例1において、更にけい皮酸ビニルが0.1モル用
いられ、また4−ヒドロキシブチルビニルエーテルの使
用量が0.1モルに変更された。その結果、固型分濃度
34.0重量%の重合生成物溶液300gが得られた。
この重合生成物溶液を、容ff11Jlのガラス製フラ
スコ中に入れ、そこにベンジルトリエチルアンモニウム
クロライド0.5gを加えた後、撹拌下に0.1モルの
無水マレイン酸を加え、以下実施例1と同様に処理した
実施例17 実施例16において、無水マレイン酸の代りに、同モル
吊の無水コハク酸が用いられた。
実施例18 実施例16において、テトラフルオロエチレン0゜5モ
ルの内、0.1モルをクロルトリフルオロエチレンで置
換して共重合反応を行ない、固型分濃度35.2ffl
ffi%の重合生成物溶液317gを得た。
この重合生成物溶液を用い、以下実施例16と同様に処
理した。
以上の実施例11〜18で得られた光硬化性重合体を用
い、前記と同じにして光硬化性組成物の調製および光硬
化を行なった。得られた結果は、次の表2に示される。
なお、いずれの硬化実施例においても、外観、べとつき
は01屈曲性は○、耐ラビング性はA、またゴバン目お
よびその2時間煮沸試験はいずれも100/100の評
価が得られた。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、含フッ素オレフィン、アルキルビニルエーテルおよ
    びヒドロキシル基またはエポキシ基含有ビニル単量体の
    共重合体を光架橋性基含有カルボン酸またはその誘導体
    と反応させることを特徴とする光硬化性重合体の製造方
    法。 2、含フッ素オレフィン、アルキルビニルエーテルおよ
    び光架橋性基含有カルボン酸ビニルエステルを共重合さ
    せることを特徴とする光硬化性重合体の製造方法。 3、含フッ素オレフィン、アルキルビニルエーテル、ヒ
    ドロキシル基またはエポキシ基含有ビニル単量体および
    光架橋性基含有カルボン酸ビニルエステルを共重合させ
    、得られた共重合体を更にポリカルボン酸またはその酸
    無水物と反応させることを特徴とする光硬化性重合体の
    製造方法。
JP61212910A 1986-09-09 1986-09-09 光硬化性重合体の製造方法 Expired - Lifetime JPH0680089B2 (ja)

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Cited By (6)

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