JPS636728A - カラ−陰極線管の蛍光面 - Google Patents
カラ−陰極線管の蛍光面Info
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- JPS636728A JPS636728A JP15079786A JP15079786A JPS636728A JP S636728 A JPS636728 A JP S636728A JP 15079786 A JP15079786 A JP 15079786A JP 15079786 A JP15079786 A JP 15079786A JP S636728 A JPS636728 A JP S636728A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1:産業上の利用分野〕
本発明はカラー陰極線管の蛍光面に関する。
従来、カラー陰極線管の蛍光面は主にスラリー法により
製造されてきた。まず、ブラックマトリクス(BM)膜
を形成したパネルにグリーン蛍光体をポリビニルアルコ
ール(PV A )と重クロム酸アンモニウム(ADC
)の混合溶液に懸濁させたスラリーを、パネル内面を上
向きにして過剰に塗布し、高速回転でスラリーを振切り
赤外線ヒーター、ブロワ−により乾燥を行ないシャドウ
マスクを装着して高圧水銀灯で露光を行ない温水で現像
してグリーン蛍光体ドツトパターンを形成する。ついで
、ブルー蛍光体をPVAとADCの混合溶液に懸濁させ
たスラリーをグリーン蛍光体の場合と同様に塗布、振切
り、乾燥、露光、現像を行ないブルー蛍光体ドツトパタ
ーンを形成する。
製造されてきた。まず、ブラックマトリクス(BM)膜
を形成したパネルにグリーン蛍光体をポリビニルアルコ
ール(PV A )と重クロム酸アンモニウム(ADC
)の混合溶液に懸濁させたスラリーを、パネル内面を上
向きにして過剰に塗布し、高速回転でスラリーを振切り
赤外線ヒーター、ブロワ−により乾燥を行ないシャドウ
マスクを装着して高圧水銀灯で露光を行ない温水で現像
してグリーン蛍光体ドツトパターンを形成する。ついで
、ブルー蛍光体をPVAとADCの混合溶液に懸濁させ
たスラリーをグリーン蛍光体の場合と同様に塗布、振切
り、乾燥、露光、現像を行ないブルー蛍光体ドツトパタ
ーンを形成する。
そして全く同様に赤蛍光体ドツトパターンを形成する。
そして有機のアクリルエマルジョン溶液を塗布、92燥
しフィルミング膜を形成する。次いでアルミニウムによ
り蒸着膜を形成し、450℃で焼成を行ない有機物を分
解して蛍光面を形成している。
しフィルミング膜を形成する。次いでアルミニウムによ
り蒸着膜を形成し、450℃で焼成を行ない有機物を分
解して蛍光面を形成している。
このような方法によ−)で蛍光面を形成する場合、蛍光
体のバインダーとして使用しているPVAが皮膜として
弱いため3色蛍光体パターン形成後、アクリルエマルジ
ョンフィルムが下地の弱さ、並びにフィルミング液の浸
透により十分硬い皮膜が形成されないため、アルミ蒸着
膜が平滑面にならず、蛍光体で発光した光が十分反射さ
れなくなり、蛍光面の輝度が十分に得られないという欠
点があった。
体のバインダーとして使用しているPVAが皮膜として
弱いため3色蛍光体パターン形成後、アクリルエマルジ
ョンフィルムが下地の弱さ、並びにフィルミング液の浸
透により十分硬い皮膜が形成されないため、アルミ蒸着
膜が平滑面にならず、蛍光体で発光した光が十分反射さ
れなくなり、蛍光面の輝度が十分に得られないという欠
点があった。
本発明の目的は、この欠点を除き輝度の高い蛍光面を提
供することにある。
供することにある。
本発明は少なくとも1つの蛍光体発光素子を2層構造と
しフェース面側の第1層には有機アクリルエマルジョン
を含まない蛍光体層を形成し、第2層に有機アクリルエ
マルジョンを含む蛍光体層を形成したことを特徴とする
。
しフェース面側の第1層には有機アクリルエマルジョン
を含まない蛍光体層を形成し、第2層に有機アクリルエ
マルジョンを含む蛍光体層を形成したことを特徴とする
。
蛍光体層の皮膜3強化するためにはPVAとADCに蛍
光体を懸濁させたスラリーに有機アクリルエマルジョン
を混合すると皮膜が強くなり3色蛍光体パターン形成後
行なうフィルミング膜が平滑に形成できる。したがって
、アルミ蒸着膜が平滑になり光反射率が向上し、蛍光面
の輝度が向上する。しかし、蛍光体スラリーに有機アク
リルエマルジョンを混合すると、すでに形成されている
他色の蛍光体パターンの上に未露光でありながら強く接
着してしまうため現像工程で十分洗い流すことができず
蛍光体が残ってしまい他色の色純度を下げる。したがっ
て2色目、3色目に形成する蛍光体スラリー中に有機ア
クリルエマルジョンを混合できなかった。蛍光体が他色
の蛍光体パターンの上に残るカブリ現象は直前に形成さ
れた蛍光体パターンの表面がPVAとADCの露光によ
る光反応により表面が水に不溶となっているため発生す
る。したがって、1色目の蛍光体パターンを形成した後
2色目の第1層を有機アクリルエマルジョンを含まない
蛍光体スラリーで塗布、乾燥、露光、現像を行なってパ
ターンを形成し、そして有機アクリルエマルジョンを含
む蛍光体スラリーで2層目を同様に塗布、乾燥、露光、
現像を行ないパターンを形成する。こ場合、1色目の蛍
光体パターン上は2色目の第1層で有機アクリルエマル
ジョンを含まないスラリーで表面を被い、未露光なため
現像で洗い流されるが、表面にわずかにPVA膜が残る
ため、2層目を有機アクリルエマルジョンを含むスラリ
ーで蛍光体パターンを形成しても1色目の蛍光体パター
ン上に2色目の蛍光体が残ることはない。
光体を懸濁させたスラリーに有機アクリルエマルジョン
を混合すると皮膜が強くなり3色蛍光体パターン形成後
行なうフィルミング膜が平滑に形成できる。したがって
、アルミ蒸着膜が平滑になり光反射率が向上し、蛍光面
の輝度が向上する。しかし、蛍光体スラリーに有機アク
リルエマルジョンを混合すると、すでに形成されている
他色の蛍光体パターンの上に未露光でありながら強く接
着してしまうため現像工程で十分洗い流すことができず
蛍光体が残ってしまい他色の色純度を下げる。したがっ
て2色目、3色目に形成する蛍光体スラリー中に有機ア
クリルエマルジョンを混合できなかった。蛍光体が他色
の蛍光体パターンの上に残るカブリ現象は直前に形成さ
れた蛍光体パターンの表面がPVAとADCの露光によ
る光反応により表面が水に不溶となっているため発生す
る。したがって、1色目の蛍光体パターンを形成した後
2色目の第1層を有機アクリルエマルジョンを含まない
蛍光体スラリーで塗布、乾燥、露光、現像を行なってパ
ターンを形成し、そして有機アクリルエマルジョンを含
む蛍光体スラリーで2層目を同様に塗布、乾燥、露光、
現像を行ないパターンを形成する。こ場合、1色目の蛍
光体パターン上は2色目の第1層で有機アクリルエマル
ジョンを含まないスラリーで表面を被い、未露光なため
現像で洗い流されるが、表面にわずかにPVA膜が残る
ため、2層目を有機アクリルエマルジョンを含むスラリ
ーで蛍光体パターンを形成しても1色目の蛍光体パター
ン上に2色目の蛍光体が残ることはない。
3色目も2色目と同様に第1層に有機アクリルエマルジ
ョンを含まない蛍光体スラリーを用い、第2層に有機ア
クリルエマルジョンを含むスラリーを用いて3色目のパ
ターンを形成する。この方法によれば3色目の蛍光体が
1色目12色目の蛍光体パターン上に残ることはない。
ョンを含まない蛍光体スラリーを用い、第2層に有機ア
クリルエマルジョンを含むスラリーを用いて3色目のパ
ターンを形成する。この方法によれば3色目の蛍光体が
1色目12色目の蛍光体パターン上に残ることはない。
なお1色目の蛍光体パターンも第1層に有機アクリルエ
マルジョンを含まない蛍光体スラリーを用い、第2層に
有機アクリルエマルジョンを含むスラリーを用いて形成
しても、1色目の蛍光膜が強固になるのでもちろんよい
。
マルジョンを含まない蛍光体スラリーを用い、第2層に
有機アクリルエマルジョンを含むスラリーを用いて形成
しても、1色目の蛍光膜が強固になるのでもちろんよい
。
以上の方法によれば、他色への色残りもなく強固な蛍光
膜が形成できるため、フィルミング膜が平滑に形成でき
アルミ蒸着膜の反射率が向上し明るい蛍光面が得られる
。
膜が形成できるため、フィルミング膜が平滑に形成でき
アルミ蒸着膜の反射率が向上し明るい蛍光面が得られる
。
以下本発明について実施例をあげて詳細に説明する。
実施例1
20型ドツトタイプでシャドウマスク穴ピッチ0.25
mmのマスクを使用し、パネル1にブラックマI・リク
ス2を形成した後、銅、金、アルミ付活硫化亜鉛、グリ
ーン蛍光体をPVAとADCの溶液に懸濁させ、スラリ
ー比重1.260.粘度35cpsで塗布し、赤外線ヒ
ーターで乾燥を行ない、マスクを装着して露光を行ない
温水で現像してグリーン蛍光体層3のパターンを形成し
た。
mmのマスクを使用し、パネル1にブラックマI・リク
ス2を形成した後、銅、金、アルミ付活硫化亜鉛、グリ
ーン蛍光体をPVAとADCの溶液に懸濁させ、スラリ
ー比重1.260.粘度35cpsで塗布し、赤外線ヒ
ーターで乾燥を行ない、マスクを装着して露光を行ない
温水で現像してグリーン蛍光体層3のパターンを形成し
た。
次に銀付活硫化亜鉛ブルー蛍光体をPVAとADCの溶
液に懸濁させ、スラリー比重1.150゜粘度40cp
sで塗布し、グリーン・と同様に乾燥。
液に懸濁させ、スラリー比重1.150゜粘度40cp
sで塗布し、グリーン・と同様に乾燥。
露光、現像を行ないブルー蛍光体層5のパターンを形成
しな。そして銀付活硫化亜鉛ブルー蛍光体をPVAとA
DCの溶液に懸濁させ有機アクリルエマルジョン(日本
アクリル[ヒ学製ブライマルC−72)を蛍光体100
部に対して15部投入しスラリー比重1.200.粘度
40cps″′C塗布。
しな。そして銀付活硫化亜鉛ブルー蛍光体をPVAとA
DCの溶液に懸濁させ有機アクリルエマルジョン(日本
アクリル[ヒ学製ブライマルC−72)を蛍光体100
部に対して15部投入しスラリー比重1.200.粘度
40cps″′C塗布。
乾燥、露光、現像を行ない先に形成したブルー蛍光体パ
ターンの上にブルー蛍光体・エマルジョン混合層6を形
成した。
ターンの上にブルー蛍光体・エマルジョン混合層6を形
成した。
次にユーロピウム付活酸硫化イツトリウムレッド蛍光体
を用いブルー蛍光体パターン形成と同様に第1層をスラ
リー比重1.170粘度43cpsのスラリーを使用し
て形成し、第2層に蛍光体100部に対し有機アクリル
エマルジョン15部を投入した比重1220.粘度45
cpsのスラリーで形成した。そしてパネルを40℃に
温め有機アクリルエマルジョン(日本アクリル化学製プ
ライマルB−74>の15%液でフィルミング9を行な
い、アルミ蒸着10を行ない蛍光面を形成した(第1図
〉。
を用いブルー蛍光体パターン形成と同様に第1層をスラ
リー比重1.170粘度43cpsのスラリーを使用し
て形成し、第2層に蛍光体100部に対し有機アクリル
エマルジョン15部を投入した比重1220.粘度45
cpsのスラリーで形成した。そしてパネルを40℃に
温め有機アクリルエマルジョン(日本アクリル化学製プ
ライマルB−74>の15%液でフィルミング9を行な
い、アルミ蒸着10を行ない蛍光面を形成した(第1図
〉。
このような方法で3色蛍光膜を形成した蛍光面は従来方
法で作成したものより10%高い輝度が得られた。
法で作成したものより10%高い輝度が得られた。
実施例2
20型ドツトタイプでシャドウマスク穴ピッチ0.25
11111のマスクを使用しブラックマトリクス22を
形成した後、銅、金、アルミ付活硫化亜鉛蛍光体をPV
AとADCの溶液に懸濁させ比重1.150.粘度36
cpsのスラリーを用いてグリーン蛍光体第1層3を形
成した。そして同じ蛍光体をPVAとADCに有機アク
リルエマルジョンを蛍光体100部に対して15部投入
した液に懸濁させ、比重1.170.粘度40cpsと
してグリーン蛍光体・エマルジョン混合層4を形成した
。ブルー蛍光体パターン、レッド蛍光体パターン、フィ
ルミングを実施例1と同様に形成した(第2図)。
11111のマスクを使用しブラックマトリクス22を
形成した後、銅、金、アルミ付活硫化亜鉛蛍光体をPV
AとADCの溶液に懸濁させ比重1.150.粘度36
cpsのスラリーを用いてグリーン蛍光体第1層3を形
成した。そして同じ蛍光体をPVAとADCに有機アク
リルエマルジョンを蛍光体100部に対して15部投入
した液に懸濁させ、比重1.170.粘度40cpsと
してグリーン蛍光体・エマルジョン混合層4を形成した
。ブルー蛍光体パターン、レッド蛍光体パターン、フィ
ルミングを実施例1と同様に形成した(第2図)。
このような方法で3色蛍光膜を形成した蛍光面は従来方
法で作成したものより12%高い輝度が得られた。
法で作成したものより12%高い輝度が得られた。
以上説明したように、本発明は単色の色純度を下げずに
輝度の高い蛍光面が得られるため非常に有益である。
輝度の高い蛍光面が得られるため非常に有益である。
第1図は本発明の実施例1のパネル断面図、第2図は実
施例2のパネル断面図である。 1・・・パネル、2・・・ブラックマトリクス、3・・
・グリーン蛍光体層、4・・・グリーン蛍光体・エマル
ジョン混合層、5・・・ブルー蛍光体層、6・・・ブル
ー蛍光体・エマルジョン混合層、7・・・レッド蛍光体
層、8・・・し・ソド蛍光体・エマルジョン混合層、9
・・・フィルミング膜、10・・・アルミ蒸着膜。 代理人 弁理士 内 原 昔・ 第1図 第2′図
施例2のパネル断面図である。 1・・・パネル、2・・・ブラックマトリクス、3・・
・グリーン蛍光体層、4・・・グリーン蛍光体・エマル
ジョン混合層、5・・・ブルー蛍光体層、6・・・ブル
ー蛍光体・エマルジョン混合層、7・・・レッド蛍光体
層、8・・・し・ソド蛍光体・エマルジョン混合層、9
・・・フィルミング膜、10・・・アルミ蒸着膜。 代理人 弁理士 内 原 昔・ 第1図 第2′図
Claims (1)
- 陰極線刺激で発光する3色カラー陰極線管の蛍光面にお
いて、少なくとも1つの蛍光体発光素子を2層構造とし
、フェース面側の第1層は有機アクリルエマルジョンを
含まない蛍光体層で形成し、第2層に有機アクリルエマ
ルジョンを含む蛍光体層を形成したことを特徴とするカ
ラー陰極線管の蛍光面。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15079786A JPS636728A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | カラ−陰極線管の蛍光面 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15079786A JPS636728A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | カラ−陰極線管の蛍光面 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS636728A true JPS636728A (ja) | 1988-01-12 |
Family
ID=15504640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15079786A Pending JPS636728A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | カラ−陰極線管の蛍光面 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS636728A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9617664B2 (en) | 2009-12-18 | 2017-04-11 | Kolon Industries, Inc. | Polyester fiber for airbag and preparation method thereof |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP15079786A patent/JPS636728A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9617664B2 (en) | 2009-12-18 | 2017-04-11 | Kolon Industries, Inc. | Polyester fiber for airbag and preparation method thereof |
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