JPS6366892A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPS6366892A
JPS6366892A JP21225586A JP21225586A JPS6366892A JP S6366892 A JPS6366892 A JP S6366892A JP 21225586 A JP21225586 A JP 21225586A JP 21225586 A JP21225586 A JP 21225586A JP S6366892 A JPS6366892 A JP S6366892A
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JP
Japan
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inverter
time
circuit
voltage
magnetron
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Application number
JP21225586A
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English (en)
Inventor
前原 直芳
松本 孝広
大介 別荘
楠木 慈
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子レンジ等のいわゆる誘電加熱により食品
や液体などを加熱するための高周波加熱装置の改良に関
し、さらに詳しくぎえば、トランジスタ等の半導体スイ
ッチを用いたインバータにより高周波電力を発生し、マ
グネトロンに高圧電力およびヒータ電力を供給するよう
Cm 51した高周波加熱装置の改良に関するものであ
る。
従来の技術 このような方式の高周波加熱装置は、その電源トランス
の小型・軽量・低コスト化の為に様々な構成のものが提
案されている。
第7図は従来の高周波加熱装置の回路図であり、特願昭
51−99892号に示されたものと同等の作用を有す
るものである。
図に於て、商用電源1、ダイオードブリッジ2、コンデ
ンサ3によりインバータ4の電源部5が構成され、イン
バータ4は、リセットインダクタ6、サイリスタ7、ダ
イオード8、共振コンデン4j9などより構成されてい
る。サイリスタ7は、インバータ制御回路10により定
められた周波& f 。
でトリガされ、その結果昇圧トランス11の1次巻線オ
ンと共振コンデンサ9との直列共振回路とリセットイン
ダクタ6とで構成さ71=た施張発振型インバータが動
作周波数1oで動作し、昇圧トランス11の高圧2次巻
線13とヒータ巻線14):にはそれぞれ高圧電力Po
およびヒータ電力pHが発生する。高圧2次巻線13に
生じる高圧電力POは、高圧ダイオード15.16、コ
ンデンサ17.1Bにより整流されてマグネトロン19
に供給される。また、ヒータ巻線14はコンデンサ20
と共振回路を構成しており、マグネトロン19のカソー
ドヒータにこの共振回路を介してヒータ電力PHが供給
されるように構成されている。
21は起動制御回路であり、インバータの起動時、一定
の時間インバータ制御回路10を制御してそのトリガ周
波数foを低下させるよう構成されている。これは起動
時にマグネトロン19のカソードがヒートアップするま
での間に高圧2次巻線1aに生じる無負荷電圧を低く押
えるためである。
第8図は、このインバータ4の動作周波数10に対する
高圧電力Po  ヒータ電力PH1無負荷時のマグネト
ロン19のアノード電圧VAKOの変度化を示す図であ
る。fOが定められた定常時の周波数foIのとさ、P
OおよびpHはそれぞれ定格値のIKWおよび40Wと
なるよう構成されている。
起動時において、このfoIでインバータ4を起動する
と、無負荷時アノード電圧VAKOは、20W以上にも
達し、絶縁耐圧処理が技術的にも、また製造コスト面で
も難しいものになる。そのため、起動時の一定の時間f
oをfOS まで低下させるよう起動制御回路21でイ
ンバータ制御回路10を制御する構成となっている。f
o=fosのとき、VAKOは10KV以下の低い値と
することができ、一方、ヒータ回路に設けられたコンデ
ンサ20の共振作用によりpHはあまり低下せず約30
Wとなる。したがって、PH=40Wの定格時に比べて
カソード加熱完了までの時間が長くなるけれども、異常
に高いVAKOを発生することなく、高周波加熱装置を
起動することができるものである。
第9図、(at、(bl、fclは、この高周波加熱装
置の動作周波&fo、マグネトロンのアノード電圧VA
K、アノード電流IAが、起動時にどのように変化する
かを示す図である。
同図fatに示すように時刻1=0からt = t 1
までの間は、fo=fosに制御され、その後、t=t
2で、fo”foI  となるよう起動制御回路21は
インバータM」御回路10を制御する。このため、同図
tb+のようにVAKはVAKOm、、<10KVK制
御され、同図(clのようにt 1 < t < t 
2の間にアノード電流IAが立ち上がりIAIに達し定
格高圧出力Po=IKWが得られる。すなわち、動域A
のブレヒート期間を経て゛領域Bの遷移期間を径た後、
領域Cの定常状態に達するよう構成されているのである
このように40を起動時にfosに低下させること、お
よび、ヒ」り回路に設けたコンデンサ2oの共振作用と
を両立させることにより、初めて起動時の異常高圧発生
を防止し、安定な起動を可能とする高周波加熱装置を実
現することができるものであった。
発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのような従来の高周波加熱装置には、次
のような欠点があった。
ヒータ電力PHは、高圧電力poを出力する高圧2次巻
線13と同一のコアに施されたヒーク巻線14より供給
される構成となっている。このため、第8図に示すよう
にpHをfOに対して一定に保つことは困難であり、共
振コンデンサ20を設けてもPoに比例してpHが変化
するのを防止できる程度であり、同図に破線で示すよう
な曲線の特性にすることができる程度であった。すなわ
ち、f□=’40SまでfOを下げた時、p H=30
Wにすることができる程度であった。
第10図は、ヒータ電力pHと、pHが供給されてから
カソードが十分加熱されマグネトロンが発振開始するま
での時間、すなわち発振開始時間tB との関係の例を
示す図である。このように従来の技術では異常高圧の発
生は防止できるが、起動時に十分なヒータ電力pHを供
給することが困難であるので発振開始時間tsが大きく
なり、定格のPH(=40W)を供給する場合に比べて
、数倍の時間になってしまう欠点があった。すなわち、
第9図(clに示した領域Aが長くなってしまうという
結果となり特に電子レンジなどの秒速調理がその特徴で
ある高周波加熱装置にこの技術を適用すする場合、重大
な機能低下を余儀なくされるというものであった。また
、第11図(alにおいて、t=t1からt=t2″!
での間は、ヒータ電力P、が除々に増加していく期間で
あると同時にマグネトロンへの高圧電力Po(すなわち
アノード電流I A)も同図fclのように増加してい
く期間である。
第11図fal、fbl、fc)はこの10がfosか
らforに立ち上がる時にヒータ電力PH、カソード温
度1(。
高圧電力POがどのような関係で立ち上がるかを示す図
である。同図より明らかなように、pHの増加に対して
カソードの温度1(そのものは一定の熱時定数を持って
いるのでτだけ遅れて立ち上がりt=t3で定格の温度
になる。一方、PoはpHと同時に増加していくのでこ
の間、すなわち、領域Bは、カソードのエミッション不
足又は、それに近い状態に陥りやすい期間である。そし
てこのような領域が長く存在することは、マグネトロン
のカソードの寿命を著しく低下させる結果となるという
極めて重大な欠点があった。
また、マグネトロン19のヒータ回路にコンデンサ20
を設けて共振回路を構成すること自体も、カンードイン
ピーダンスが小さいこと、高重位であることなどから極
めて面倒であった。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記従来の欠点を一掃するためになされたも
のであり、次のような構成によりなるものである。
商用電源などより得られる電源部と、半導体スイッチお
よび共振コンデンサより成るインバータと、マグネトロ
ンに高圧・ヒータ電力を供給する昇圧トランスと、マグ
ネトロンのカソードに直列に接続されたインダクタンス
要素と、共振電圧又は電流を検出し、これに同期して半
導体スイッチの導通時間を制御するインバータ制御部と
、前記インバータの起動時に前記インバータ制御部に変
調指4?を与え、定常時よシも導通時間を短くし、かつ
非導通時間を長くして非同期制御を行い、実質上その動
作周波数を低く制御するインパーク制御部を構成したも
のである。
作  用 本発明は以上の構成により次のような作用を有する。す
なわち、起動時において、半導体スイッチの導通時間を
定常時より短くし、かつ非導通時間を長くして非同期状
態の低い周波数でインバータを動作させることによシ高
圧出力電圧を低くおさえつつ、十分なカソードヒータ電
流を供給せしめ、一方、定常動作時は、共振電圧などに
同期して半導体スイッチの導通時間を制御するのでスイ
ッチロスの小さい高効率のスイッチング動作を行わせし
めるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を用いて説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示す高周波加熱装置のブ
ロック図である。同図において、電源部31は商用電源
あるいはバッテリーなどより得られる直流または脈流電
圧の単方向電源であり、トランジスタ等の半導体スイッ
チ32を1つ又は複数個と、共振コンデンサ56とを備
えたインパ−タ33に電力を供、給する。インバータ制
御部34は、半導体スイッチ32を定められた導通時間
と非導通時間とで動作させ、昇圧トランス35の1次巻
線36に高周波電力を供給する。従って昇圧トランス3
5の高圧2次巻線37とヒータ巻線38には高圧電力p
oとヒータ電力p、が発生し、それぞれマグネトロン3
9のアノードカソード間およびカソードヒータ40に供
給されるよう構成されている。
カソードヒータ40(すなわちカソード)には直列にイ
ンダクタンス要素41が設けられ、と−タ巻線3Bの負
荷はインダクタンス要素41とカソードヒータ40の直
列回路となっている。
起動制御部42は、インバータ33の起動時に変調指令
をインパーク制御部34に与えるものであり、この変調
指令によりインバータ制御部34は起動時に半導体スイ
ッチ32の導通時間を定常時より小さく、かつ、非導通
時間を定常時より大きく制御して非同期状態とすること
によりインバータ33の出力電圧と動作周波数とを同時
に低下させ、インダクタンス要素41のインピーダンス
を小さくして実質的にカソードヒータ40に流れる電流
を定常時の電流と同等またはそれ以上の適な値の電流に
せしめるものである。そして、定常時は、同期状態とな
るように半導体スイッチ32の導通時間と非導通時間と
を制御し、スイッチング損失の少ないインバータ動作を
実現せしめるものである。
この構成により、高圧2次巻線37に発生する電圧は異
常な高電圧とならず、かつ、カソードヒータ40には、
安定で良好な動作を保証することができるヒータ電流(
すなわちヒータ電力PH)を供給することができる。し
たがって、ヒータ回路に面倒な共振回路を構成すること
なく、マグネトロン39の発振開始時間を十分小さくし
てスピーディ−な誘電加熱開始を可能とすると共に、カ
ソードのエミッション不足が生じやすい状態の発生を防
止して寿命が長く、極めて高い信頼性を保証することが
でき、同時に高効率な高周波加熱装置を実現することが
できる。
第2図は、第1図に示した本発明の一実施例を示す高周
波加熱装置のさらに詳しい一実施例を示す回路図であり
、第1図と同符号のものは相当する構成要素であり説明
を省略する。
第2図に於て、商用電源51は運転スイッチ52を介し
てダイオードブリッジ53に接続されると共にインバー
タ制御部34に接続される。従って、運転スイッチ52
が投入されるとインダクタ54、コンアンf55を介し
単方向電力がインバータ33に供給され、同時にインバ
ータ制御部34および起動制御部42が作動する。
インバータ33は共振コンデンサ56と、バイポーラト
ランジスタ57、MO3FET5B、ダイオード59よ
り成る複合半導体スイッチ32とにより構成され、バイ
ポーラトランジスタ57は直流電源60によシ付勢され
MO8FET5Bはインバータ制御部34の同期発振器
61にてその導通時間と非導通時間を制御される。
起動制御部42は運転スイッチ52が投入された時一定
の時間、インバータ制御部34の同期発振器61の動作
に変調指令を与えるものである。
ここで、第2図の実施例の動作【ついて、第3図を参照
して説明する。
第3図、(、)、(b)、(c)、(d)、および(a
)は、複合半導体スイッチに流れる電流1c/d、それ
にかかる電圧Vcg、MOSFET5Bのゲートに加え
られる制御電圧VG、マグネトロン39のアノードカソ
ード間電圧VAK、アノード電流IAの波形図である。
同期発振器61は、同図(b)に示す点P1すなわち、
コンデンサ55の電圧VCCとVCEがクロスした点を
検出し、その後一定時間Tdだけ遅れてMO5FET5
BにVa’を与えルヨう構成サレ、共振コンデンサ56
と昇圧トランス35の1次巻線36との共振により発生
する電圧VCEが零になるタイミングと同期してMO3
FET5Bをオンにする(同期制御)ものであシ、スイ
ッチングロスを大幅に低減することができるよう構成さ
れている。
イン/<−夕33の出力は、このMO3FET58の導
通時間Tonと非導通時間ToffO比を制御すること
により調整することができる。実際には、前述の同期制
御によ、j)Toffは、前記共振回路の回路定数によ
って決定されるので、Tonを制御することで、インバ
ータ33の出力を調整することができる。
マタ、コンデンサ55の電圧は、脈流電圧であるので、
第3図fa)、(b)のI c/d 、 VCEは、同
図(f)、[g)のような包格線を持った波形となって
いる。
このように定常時は、同期制御により、インノ(−夕3
3は同期発振動作を行う。しかしながら。
同期発振器61は、インバータ33の起動時の一定時間
(例えば1〜2秒)、起動制御部42の変調指令により
次のような変調動作を行う。
第4図は、このズ調動作におけるI c/d、VCE、
VGの波形を示すものであり、第3図(、)、(b)、
fc)のような同期制御は行われず、非同期制御を行う
よう構成されておシ、インバータ33は、非同期発振動
作を行うのである。
この時のMO3FET5Bの導通時開T o n’は、
定常時のTonに比べて小さく制御され、同時に、非導
通時間Toff’は、定常時のToffに比べて大きく
なるよう制御されている。そして、くり返し周期To’
は、定常時のToと比べてT o (T o’となるよ
う制御されている。これらTon’ 、Ton、Tof
f’、Toff、To、To’は、マグネトロン39の
ヒータ回路に設けられたイングクタンス要素41a1お
よび41))のインピーダンスとカソードヒータのイン
ピーダンスとの比をどの程度に選ぶかによって適切に設
計することができる。
例えば、1例を示すと次のようになる。今、第2図に示
すように、ヒータ回路のインダクタンス要141a、4
1bは、マグネトロンのTVノイズ制御用のフィルタを
構成するチョークコイルと兼用するよう構成されている
。従ってそのインダクタンスそれぞれは、1.8μH程
度に選ばれている。また、カソードヒータのインピーダ
ンスは、0.3Ω程度でよく実用に供されている。
このような条件のマグネトロンを用いた発明者らの実験
によれば、同期発振器61を起動制御部42により次の
ように変調させることにより、起動時のアノードカソー
ド聞電圧VAKOを10KV以下に維持したうえで、起
動時のヒータ電流IH/を、定常時の1.より大きくす
ることが可能であった。
すなわち、To”40g5%Ton=29μS、To1
1=11μSlて対して、To’ = 63 μS 、
 Ton’ = BμS 。
To目′=55μSK変調させることにより、1H=1
0.5AでIH’=オンAを実現し、極めて安定な起動
を実現することができた。
したがっ”C1起動時のヒータ電力PH′は、定常時の
p、に比べて、P H’ / PH= (オンA/ 1
0.5A)2キ1.3となり、極めてすみやかなヒータ
の加熱を実現できるのである。
第5図は、上述の起動時の状態を示す図であり、同図(
、)〜(f)は、それぞれインバータの動作周波数fo
(”1/To)、Ton、Toif、IH,VAK、 
IAが、起動時から定常時にかけてどのように変化する
かを示したものである。
起動制@部42によりT o n s T o f 1
がTon’、Toff’に制御されている時間ts=1
.5秒の同は、インバータ出力が低くおさえられて、V
AKO”8KVに制御されるにもかかわらず、I H/
は定常時の18=10.5Aよシ大きいオンAに制御さ
れている。
以上のように制御することによシ、高電位になるヒータ
回路に面倒な共振回路を構成することなく、異常高電圧
の発生を防止したうえでスピーディ−なマグネトロンの
発振開始を実現することができ、しかも、カソードのエ
ミッション不足が生じることを防止して、極めて高い信
頌性を実現した高周波加熱装置を実現することが可能で
ある。
第6図は第2図のインバータ制御部34、起動制御部4
2のさらに詳し論−実施例を示す回路図であシ、第2図
と同符号のものは相当する機能の構成要素であり詳しい
説明を省略する。
インバータ制御部34の同期発振器61と、起動制御部
42の具体的構成例を示すものであり、第3図(b)に
示した同期信号を得るために、コンデンサ55の電圧v
ccとバイポーラトランジスタ57のコレクタ電圧とが
、それぞれ抵抗器100.101および102.103
による分割電圧としてコンパレーク104で検出される
。コンパレータ104の立ち上り出力は、遅延回路10
5、微分回路106とでパルス信号となシ、オア回路1
07を介してR8−FF10Bをリセットする。R5−
FFのd出力はMOSFET5Bのゲートを駆動し、同
時にTonを決定するオン時間タイマを起動する。オン
時間タイマは抵抗器109〜111、コンデンサ1オン
、ダイオード113、コンパレータ114、基準電圧源
115より構成されている。116はインバータバッフ
ァでありコンパレータ114の出力はこれを介してR3
−FFのS入力に加えられる。従って、◇出力がHiに
なってから基準電圧源115で決まるTonが経過する
と6がLoになるようにFFがセットされる。
FFの出力Qは、抵抗器117〜119、コンデンサオ
ン0、ダイオードオン1、コンパレータオン2より成る
オフ時間タイマを起動するよう構成され、Toffの最
大値を決定する。すなわち、コンパレータオン2の出力
は、インバータバッファオン3、ビブン回路オン4を介
してオア回路107に供給されており、QがHi (す
なわち6がLoでMOSFET5Bがオフ)になってか
ら一定時間が経過しても同期信号がコンパレータ104
にて検出されなかった場合、R8−FFを強制的にリセ
ットしQ f Hiにするものである。なお、オン5は
スタート回路で、インバータの起動時1パルスだけオア
回路107にパルス全与えR5−FFをリセットし、こ
の回路を起動させるものである。
インバータ33の定常動作時は、コンパレータ104よ
り同期パルスがR5−FFに−1られ、前述した同期発
振を行いインバータの各動作波形は第3図のようになる
イン/<−夕の起動時は、抵抗器オン5〜オン8、コン
デンサオン9、コンパレータ130、インバータバッフ
ァ131、ダイオード132.133、抵抗器134よ
り成る起動制御部42により、この同期発振状態が阻止
されて非同期発振状態に制御されると同時に、’l’o
nは定常動作時より小さい値に制御される。すなわち、
インパークの起動時ハ、一定の時間t !l (1,5
秒)の間、コンパレータの出力はHiであるので、抵抗
器103は実質上短絡されてしまい、コンパレータ10
4は同期信号を検出することができなくなる。このため
インバータは非同期状態となシ、MOSFET5Bの非
導通時間Toffはコンパレータオン2などより成るオ
フ時間タイマで決定される。このオフ時間を例えば55
μsとしておけば、第5図(c)のような状態を実現で
きるわけである。
また、コンパレータ130の出力は同時に抵抗器134
によシ基準電圧源115の電圧を抵抗器110とで分割
してコンパレータ114に与えるよう動作する。したが
って、tsO間のTonはこのオン時間タイマの設定時
間が小さくなるので、定常時より小さくなり、例えば、
このオフ時間タイマの設定を8μsとすることで、第5
図(b)の状態を実現できるわけである。
このように、非導通時間を制限するタイマを有する同期
発振型のインパτり制御部を措成し、インバータの起動
時に一定時間tsの間、同期信号を遮断し、同時にTo
nを定常時のTonより小さく制御することで、従来の
不都合を解消し、面倒な共振回路をヒータ回路に設ける
ことなく、スピーディ−な立ち上がりと高信頼性を保証
することができる高周波加熱装置を実現することができ
る。
発明の効果 以上に述べたように、本発明は、共振コンデンサを有す
る共振型のインバータの出力を昇圧トランスを介してマ
グネトロンのアノードカソード同とカソードヒータとに
供給する構成とし、カソードヒータに直列にイングクタ
ンス要素を設けると共に、インバータの起動時に変調指
令を与える起動制御部を設け、この変調指令によりイン
バータ制御部が半導体スイッチの導通時間を定常時より
小さくし、かつ、非導通時間音大きくして、非同期状態
とすることにより実質上インバータの動作周波数を低下
させるよう構成し、定常時は同期状態で、インバータを
動作させる構成としたので、高電位になるヒータ回路に
面倒な共振回路を設けることなく、起動時の異常高電圧
の発生を防止し、しかもスピーディ−なマグネトロンの
発振開始t実現することができる。さらに、起動時に十
分なカソードのブレヒートができるのでカソードのエミ
ッション不足現象の発生を防止し、カソードの劣化を防
ぐことができるので、高い信頼性を保証し念高周波加熱
装置を実現することができる。そして、定常時は共振コ
ンデンサなどより成る共振回路に同期してインバータを
動作させるのでスイッチングロスの小さい極めて高効率
の高周波加熱装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す高周波加熱装置のブロ
ック図、第2図は同装置のさらに詳しい回路を示す回路
図、第3図 和芒≠は同回路の各部動作波形図、第4図に)平参共−
は同回路の起動時における各部動作波形図、第5図  
         は同回路の各動作パラメータの起動
時の変化を示す図、第6図は同回路のインバータ制御部
および起動制御部のさらに詳しい回路を示す回路図、第
7図は従来の高周波加熱装置の回路図、第8図は同装置
の欠点を説明する動作特性図、第9図□□□テ□□□テ
榊は同装置の起動特性図、第10図は同装置のヒータ電
力と発振開始時間の関係図、第11図−〒→芒→は同装
置のカソード温度の立ち上シ特性を説明する図である。 31・・・・・・電源部、32・・・・・・半導体スイ
ッチ、33・・・・・・インバータ、34・・・・・・
インバータ制御部、35・・・・・・昇圧トランス、3
9・・・・・・マグネトロン、40・・・・・・カソー
ドヒータ、41・・・・・・イングクタンス要素、42
・・・・・・起動制御部、56・・・・・・共振コンデ
ンサ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 斂 男 ほか1名菓 
1 図 第 2 図 第 3 図 第4図 第 57 第 7 図 第9図 Oit    第2 堀 1−       と

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)商用電源などより得られる電源部と、少なくとも
    1つの半導体スイッチ、および共振コンデンサを有する
    インバータと、前記インバータで付勢され、マグネトロ
    ンに高圧電力とヒータ電力を供給する昇圧トランスと、
    前記マグネトロンのカソードに直列に接続されたインダ
    クタンス要素と、前記共振コンデンサと昇圧トランスと
    の共振電圧又は共振電流を検出し、共振電圧又は電流に
    同期して前記半導体スイッチの導通時間などを制御する
    インバータ制御部と、前記インバータの起動時に前記イ
    ンバータ制御部に変調指令を与え、定常時よりも前記導
    通時間を短くし、かつ、非導通時間を長くして非同期制
    御を行い、実質上、前記インバータの動作周波数を定常
    時より低くするよう前記インバータ制御部を構成した高
    周波加熱装置。
  2. (2)インバータ制御部は、半導体スイッチのオン時間
    を決定するオン時間タイマ回路と、オフ時間の最大値を
    決定するオフ時間タイマ回路と、共振電圧などの同期信
    号を得るタイミング回路と、これら3つの回路により駆
    動されるフリップフロップ回路とからなり、起動制御部
    により前記タイミング回路の動作を禁止すると共に、オ
    ン時間タイマの設定時間を小さく制御する構成とした特
    許請求の範囲第1項記載の高周波加熱装置。
  3. (3)インダクタンス要素をマグネトロンのカソードに
    直列に設けたノイズフィルタ用インダクタと兼用する構
    成とした特許請求の範囲第1項または第2項記載の高周
    波加熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63281390A (ja) * 1987-05-14 1988-11-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電力供給装置
JPH01264193A (ja) * 1987-05-14 1989-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電力供給装置
JPH01304687A (ja) * 1988-05-31 1989-12-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波加熱装置
JPH01313885A (ja) * 1988-06-13 1989-12-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波電源回路

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