JPH02227988A - 高周波加熱調理器 - Google Patents

高周波加熱調理器

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Publication number
JPH02227988A
JPH02227988A JP4706189A JP4706189A JPH02227988A JP H02227988 A JPH02227988 A JP H02227988A JP 4706189 A JP4706189 A JP 4706189A JP 4706189 A JP4706189 A JP 4706189A JP H02227988 A JPH02227988 A JP H02227988A
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JP
Japan
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temperature
output
magnetron
switching transistor
temp
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Application number
JP4706189A
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English (en)
Inventor
Takayasu Narita
成田 隆保
Hidenori Kako
英徳 加古
Tatsuya Nakagawa
達也 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、マグネトロンを高周波インバータで駆動し、
マグネトロンから出力されるマイクロ波によって被調理
物を加熱調理する高周波加熱調理器に関する。
(従来の技術) マグネトロンを利用した従来の加熱調理器には、商用交
流電源からの入力電圧を電圧トランスによって直接昇圧
し、この昇圧した出力電圧を整流したマグネトロンを駆
動するものがある。このような加熱調理器では、マグネ
トロンからのマイクロ波出力を変化させるために昇圧ト
ランスへの入力電圧をオン/オフする方法が取られ、こ
のオン/オフの比率を種々変化させることによりマグネ
トロンからの平均マイクロ波出力を変化されている。
また、他の従来例の加熱調理器には、特公昭59−14
236号゛公報に示すように周波数変換器を用いてマグ
ネトロン駆動する構成のものがある。
この加熱調理器では、周波数変換器の周波数を変化させ
ること等によってマグネトロンからのマイクロ波出力を
変化させている。
上述した昇圧トランスを利用した加熱調理器におけるマ
グネトロンからのマイクロ波出力の変化は平均値として
の変化であるのに対して、周波数変換器を用いた加熱調
理器はマグネトロンからのマイクロ波出力はほぼ瞬時電
力として変化させ得るもので、昇圧トランスを利用した
加熱調理器よりも優れている。また、両加熱調理器は最
大出力で連続的に被調理物を加熱することができると共
に、この最大出力よりも少ない出力で被調理物を加熱す
ることもできる。
具体的には、上記昇圧トランスを利用した加熱調理器で
は、電圧トランスへの入力電圧のオフ時間をOとするこ
とによって最大出力を設定できるが、この最大出力以上
を出すことはできない。また、周波数変換器を用いた加
熱調J!I!器では、周波数変換器の周波数を可変する
ことにより最大出力より大きいi高出力を出すことは原
理的には可能であるが、この場合、周波数変換器を構成
するスイッチング素子やトランスまたはマグネトロン等
の各素子に多大なストレスが加わり、その最高出力を連
続的に発生した場合には各素子が破壊してしまうことに
なるため、最大出力より大きい最高出力を発生すること
は困難である。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の各加熱調理器は、連続的に加熱するこが
できる最大出力以下においてはマイクロ波出力を自在に
可変することができるが、この連続最大出力より大きい
マイクロ波出力を発生することができないという問題が
ある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、通常の連続最大出力よりも大きなマイ
クロ波出力を発生し、加熱調理時間の短縮化を図った高
周波加熱調理器を提供することにある。
[発明の構成] (1題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の高周波加熱調理器は
、インバータからなる駆動回路を介してマグネトロンを
駆動し、マグネトロンから出力されるマイクロ波によっ
て被調理物を加熱調理する高周波加熱調理器であって、
前記駆動回路またはマグネトロンを含む発熱部の温度を
検出する温度検出手段と、この温度検出手段で検出した
発熱部の温度が所定温度になるまで、通常の連続最大円
りよりも大ぎい最高出力をマグネトロンが発生するよう
に前記駆動回路を制御する制御手段とを有することを特
徴とする。
(作用) 本発明の高周波加熱調理器では、マグネトロンまたはそ
の駆動回路を含む発熱部の温度を検出し、この検出され
た温度が所定温度になるまで、通常の連続最大出力より
も大きいRIj4出力をマグネトロンが゛発生するよう
に駆動回路をIII御する。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する 第1図は本発明の一実施例に係わる高周波加熱調理器の
構成を示す回路図である。同図に示す高周波加熱調理器
!器は、商用電源1からの交流電圧を使用して作動し、
この商用電#fA1からの交流電圧は本高周波加熱am
 f1′!器の爵を閉じることによって閉成するドアス
イッチ2a、2bおよびリレー接点3を介してファンセ
ータ4および整流回路8の整流ブリッジ5に供給されて
整流される。
ファンモータ4には、図示しないファンが取り付けられ
、このファンによって後述するインバータ回路13のス
イッチングトランジスタ9、高周波トランス12および
マグネトロン17等を冷却するようになっている。
整流回路8の整流ブリッジ5は商用電源1からの交流電
圧を整流してti流雷電圧変換し、この直流電圧をチョ
ークコイル6および平滑コンデンサ7で平滑し、インバ
ータ回路13に供給している。
インバータ回路13は高周波トランス12の一次コイル
12a1この一次コイル12aに直列に接続されたスイ
ッチングトランジスタ9、このスイッチングトランジス
タ9に並列に接続された回生7!!流用ダイオード10
および共振用コンデンサ11から構成され、整流回路8
から高周波トランジスタ12の一次コイル12aに流れ
る一次電流12をスイッチングトランジスタ9によって
断続することにより高周波トランス12の二次コイル1
2bに高出力電圧を発生するものである。
インバータ回路13におけるスイッチングトランジスタ
9の断続動作によって高周波トランス12の二次コイル
12bに発生ずる高出力電圧は半波倍電圧整流回路16
に供給され、倍電圧に昇圧される。半波倍電圧整流回路
16は高周波トランス12の二次コイル12b1倍電圧
用コンデンサ14および倍電圧用ダイオード15で構成
され、当該半波倍電圧整流回路16で昇圧された倍電圧
はマグネトロン17の7ノードとカソードとの間に印加
されるとともにに、また高周波トランス12の三次コイ
ル12cに発生した電圧がマグネトロン17のフィラメ
ントに印加され、これによりマグネトロン17は駆動さ
れ、マイクロ波を出力する。
また、前記商用電gi1からの交流電圧はトランス18
を介して所定の電圧に変換されて制御回路19に供給さ
れ、図示しない整流回路等で所定の直流電圧に整流され
、制御回路19の動作電圧として制御回路19の各部に
供給され、制御回路19はマイクロコンピュータ22と
、このマイクロコンピュータ22に供給される動作用の
基準クロックを発生するクロック発振部23と、マイク
ロコンピュータ22からの指令信号により前記リレー接
点3を開閉制御するリレー駆動部21と、マイクロコン
ピュータ22からの指令信号によりマイクロ波出力値を
設定される出力設定部24と、この出力設定部24に設
定されたマイクロ波設定値を供給され、当該設定値に従
って前記スイッチングトランジスタ9のスイッチングを
制御するPWM部25とから構成されている。また、前
記マイクロコンピュータ22には操作部20から入力信
号が供給され、マイクロコンピュータ22はこの入力信
号に従った動作を行うようになっている。
更に、前記インバータ回路13のスイッチングトランジ
スタ9の近傍には、温度検出素子27が設けられている
が、この温度検出素子27の抵抗値はスイッチングトラ
ンジスタ9からの発熱の温度に対応して変化し、この抵
抗の変化が温度検出部26で検出されて温度情報に変換
され、この温度検出部26からの検出温度がマイクロコ
ンピュータ22に供給するようになっている。
以上のように構成される高周波加熱調理器において、ま
ずインバータ回路13における動作を第2図および第3
図を参照して説明する。なお、第2図は第1図の高周波
加熱調理器を通常の連続最大出力で動作させた場合の各
部の波形を示す図であり、第3図は第2図の連続最大出
力よりも大きな最高出力を発生するように高周波加熱調
理器を作動させた場合の各部の波形を示す図である。
制御回路19のPWM部25はマイクロコンピュータ2
2によって出力設定部24に設定された設定値に対応す
る時間に相当するオン信号をインバータ回路13のスイ
ッチングトランジスタ9に供給する。このPWM部25
からスイッチングトランジスタ9に供給されるオン信号
は第2図(f)に示されるように時刻toから1.まで
の継続時間tonを有し、このオン信号がスイッチング
トランジスタ9に供給されると、このオン信号の間スイ
ッチングトラジスタ9はオン状態になる。スイッチング
トランジスタ9がオンになると、スイッチングトランジ
スタ9には第2図龜)に示すように電Wt f +が高
周波トランス12の一次コイル12aを介して高周波ト
ランス12のインダクタンスに従って徐々に上野するよ
うに時刻toからtlまで流れるとともに、また同様に
第2図(C)に示すような電流12が高周波トランス1
2の一次コイル12aに徐々に上昇するように流れる。
このようにスイッチングトランジスタ9がオンしている
時のスイッチングトランジスタ9のコレクターエミッタ
間電圧■Ceは第2図(υに示すように非常に小さな電
圧となっている゛。更に、この場合に高周波トランス1
2の二次コイル12bおよびマグネトロン17には、第
゛2図■および(e)にそれぞれ示す−次電流13およ
びマグネトロン電流■4が流れ、このマグネトロン電流
■4によってマグネトロン17は駆動され、マイクロ波
を発生する。なお、高周波トランス12の二次コイル1
2bに流れる二次電流I3のうち、正方向の電流がマグ
ネトロン17にアノード電流として流れ、他方の負方向
の電流は半波倍電圧整流回路16の倍電圧用ダイオード
15を介して倍電圧用コンデンサ14に充電電流として
流れ、これにより倍電圧用コンデンサ14に充電された
電圧が次のサイクルの正方向の電圧に加算されて倍電圧
がマグネトロン17に印加されるようになっている。
時刻toから11までオン時間tonの間は、スイッチ
ングトランジスタ9には高周波トランス12の一次コイ
ル12aに流れているlf流と同じ電流が流れるが、時
刻1.になって、オン信号がなくなると、スイッチング
トランジスタ9はオフになり、スイッチングトランジス
タ9に流れていた電流1+ は第2図の)に示すように
0になる。スイッチングトランジスタ9がオフになった
後、高周波トランス12の一次コイル12aに流れてい
た電流I2は第2図(C)の時刻t1以降で示すように
共振用コンデンサ11に流れて共振状態になり、これに
より共振用コンデンサ11は充電され、共振用コンデン
サ11の電圧、すなわちスイッチングトランジスタ9の
コレクターエミッタ間で電圧yceを第2図(急に示す
ように14する。この共振状態において、高周波トラン
ス12の一次コイル12aに流れていた電流12の向き
が逆転する時点でコレクターエミッタ間電圧vCeは最
も高い電圧になり、その後、この電圧vceは低下し、
時刻t2において電圧Vceは0になる。このように電
圧yceがOになる時刻t2になると、高周波トランス
12の一次コイル12aに流れている電流12は共振用
コンデンサ11に流れるのでなく、回生電流用ダイオー
ド10を電流11として流れるようになり、ll−12
になる。
時刻t2から所定時間遅れた時刻t3において、PWM
部25から再度オン信号が発生し、スイッチングトラン
ジスタ9に供給され、スイッチングトランジスタ9は再
度オンになる。スイッチングトランジスタ9がオンにな
るとともに、高周波トランス12の一次コイル12aに
流れる電流I2は再度正方向になる時刻【4から電流1
+ は回生電流用ダイオード10を流れるのでなく、ス
イッチングトランジスタ9を流れるようになる。以降同
様に、スイッチングトランジスタ9がオンのオン時間t
onの間は、高周波トランス12のインダクタンスに従
った傾きで徐々に上昇するようにスイッチングトランジ
スタ9および高周波トランス12の一次コイル12aに
電流11およびI2がそれぞれ流れ、オン時間ton後
に再度前記共振状態になるという動作を繰り返し、これ
によりマグネトロン17に第2図(e)に示すようなマ
グネトロン電流14が流れ、これによりマグネトロン1
7は駆動され、マイクロ波を発生する。
ここで、マイクロコンピュータ22によって出力設定部
24に第2図で示したオン時間tonよりも小さいオン
w8rIAに相当する設定値を設定した場合には、前述
したようにスイッチングトランジスタ9に流れる電流I
t、高周波トランス12の一次コイル12aに流れる一
次電流12、高周波トランス12の二次コイル12bに
流れる二次電流■3およびマグネトロン17に流れるマ
グネトロン電流I4は当該設定値に比例してすべて小さ
な電流値になる。すなわち、スイッチングトランジスタ
9を駆動するオン時間tonを可変することによってマ
グネトロン17からのマイクロ波出力を任意の鎖に可変
することができる。
第3図は第2図に示した連続動作時の最大出力よりも大
きな瞬時最高出力を出した過駆初時の第2図に対応する
各部の動作波形を示す図である。
第3図においては、過駆動状態を形成して、第2図の連
続最大出力よりも大きな瞬時最高出力をマグネトロン1
7から出力するために、第2図に示したオン時間ton
よりも長いオン時1Iltonを設定している。この結
果、第3図の各部の電流波形I+、12.13.14は
、第2図の各部の対応する電流波形と比較するとわかる
ように、オン時間tonが終了してスイッチングトラン
ジスタ9がオフになる時点においてすべて大きくなり、
過駆動状態になっている。従って、マグネトロン17は
第2図に示した連続最大出力よりも大きな最高出力のマ
イクロ波を出力することになる。なお、この過駆動状態
では、スイッチングトランジスタ9に流れる電流11が
大きくなるとともに、スイッチングトランジスタ9のコ
レクターエミッタ間電圧vCeも大きくなっているので
、スイッチングトランジスタ9からの発熱はその分大き
くなり、このままの過駆動状態を継続すると、スイッチ
ングトランジスタ9は破壊することになる。また、同様
に、高周波トランス12およびマグネトロン17に流れ
る電流も大きくなっているので、高周波トランス12お
よびマグネトロン17からの発熱もその分大きくなり、
このままの過駆動状態が継続すると、高周波トラン′)
>12およびマグネトロン17は破損することになる。
ところで、このようなスイッチングトランジスタ9、高
周波トランス12およびマグネトロン17等の各素子の
過駆動状態による破壊および破損は、各素子における電
流と電圧による発熱による温度上昇から起こるものであ
り、この温度上昇は瞬間的に発生するものでなく、過駆
動状態で動作を開始して徐々に各素子の温度が上昇し、
破壊温度に達するものであり、動作開始してから破壊温
度に達するまでにはある時間がかかるものである。
従って、本発明においては、この温度上昇に着目し、各
素子が開始してから破壊温度に至る前の安全な所定温度
に達するまでの所定時IL’の間は、過駆動状態で各素
子を作動させることによりマグネトロン17から通常の
連続最大出力より大きな瞬時間^出力のマイクロ波を発
生させ、これにより熱調理FR間の短縮を図るものであ
る。
更に具体的に、第4図を参照して説明する。第4図G)
は横軸に第1図の高周波加熱調理器の作動時間を取り、
縦軸に前記温度検出素子27で検出したスイッチングト
ランジスタ9の温度を示すグラフであり、第4図(b)
〜(d)は横軸に第4図(a)の横軸第4図龜)の時間
に対応して取った時間を示し、縦軸に前記マグネトロン
17からの出力レベルを示している。
第1図の高周波加熱調理器を第2図で示した連続最大出
力で動作させた場合には、第4図(a)の曲線Aで示す
ように、時刻t toから動作を開始した場合、動作開
始時刻t Toで初期4瓜Tlあったスイッチングトラ
ンジスタ9の温度は徐々に上昇し、時刻t 12には飽
和温度T3になり、更に動作を継続してもスイッチング
トランジスタ9の112は飽和温度以上上昇せず、スイ
ッチングトランジスタ9は破壊することなく連続動作を
継続することができる。この通常連続状態においては、
第4図(C)に示すように本高周波加熱調理器は例えば
500ワツトの連続最大出力を連続的に出力しても破壊
することがない。
一方、高周波加熱調理器を通常連続状態の連続最大出力
よりも大ぎな最高出力を発生して第3図で示した過駆動
状態で動作させた場合には、第4図G)の曲線Bで示す
ように、スイッチングトランジスタ9の温度は曲線Aの
場合より急激に上昇し、スイッチングトランジスタ9が
破壊しなければ温度■8まで上昇して飽和するはずであ
るが、この飽和温度T6よりも低い破1!!温度■5に
なった時点TI2で破壊してしまうことを示している。
この過駆動状態では、第4図(d)に示すように、高周
波加熱調理器は連続最大出力よりも大きな例えば700
ワツトの最高出力を発生し、時刻t 12で破壊するこ
とになる。
また、第4図(a)に示す曲線Cは、スイッチングトラ
ン・ジスタ9の温度が前記連続最大出力時の飽la泪度
T3よりも若干低い所定の安全温度T2になる時刻t 
IIまでは、高周波加熱調理器が最高出力を発生するよ
うに過駆動状態で動作させ、該所定の過駆動安全温度T
2になった時刻t 11以降は出力を連続最大出力まで
低下して動作させているものである。このように動作さ
せることによりスイッチングトランジスタ9の温度は最
終的には連続最大出力時の飽和温度T3で飽和し、スイ
ッチングトランジスタ9が破壊することがないのである
。第4図(υは、この場合の高周波加熱調理器の出力状
態を示しているが、時刻t 1Gから【11までの期間
は例えば700ワツトの過駆動状態の最高出力を発生し
、時刻t 11以降は例えば500ワツトの連続最大出
力を発生している。
本発明の実施例は、上述した第4図の)の曲線Cおよび
第4図(b)で示すように所定の安全温度に達する時刻
までは、過駆動状態で作動して連続最大出力よりも大き
な最高出力を発生し、以降は連続最大出力に低下して作
動し、これによりスイッチングトランジスタ9、高周波
トランス12およびマグネトロン1フ等の各素子が破壊
することを防止するとともに、過駆動状態の最高出力を
最初に発生するようにして加熱調理時間の短縮を図って
いるものである。
第5図はこのような本実施例の作用を示すフローチャー
トである。第5図を参照して、作用を説明する。温度検
出素子27でスイッチングトランジスタ9の温度を検出
しくステップ100)、この検出温度が前記過駆動安全
温度T2以下であるか否かをチエツクする(ステップ1
10)。検出温度が過駆動安全温度■2以下の場合には
、過駆動状態の瞬時最高出力になるように出力設定部2
4を設定しくステップ120)。これにより過駆動状態
で作動開始し、マグネトロン17から例えば700ワツ
トの瞬時最高出力を発生する。
また、温度検出素子27の検出温度が過駆動安全温度r
2より大きい場合には、該検出温度が前記連続最大出力
時の飽和温度■3と破壊温度■5の間の所定の温度T4
以下であるか否かをチエツクする(ステップ130)。
検出温度が該所定の湯度T4以下の場合には、連続動作
時の最大出力となるように出力設定部24を設定しくス
テップ140)。これにより連続動作時の最大出力であ
る例えば500ワツトで動作を連続的に行う。そして、
更に、検出温度が所定湯度T4よりも大きい場合には、
これ以上発熱すると、各素子が破壊する恐れがあるので
、高周波加熱調理器における加熱動作を停止する(ステ
ップ150)。
第4図(ωで説明した場合において、時刻t 10から
t 11までの過駆動時間を3分とし、その瞬時最高出
力を700ワツトとし、またその後の連続最大出力を5
00ワツトとすると、従来500ワツトのみの連続最大
加熱4分必要であった調理は本高周波加熱調理器を使用
して瞬時R高山カフ00ワットの過駆動加熱を行うこと
により2.86分、すなわら4x500/700=2.
86分で調理でき、また従来6分必要であった調理は本
高周波加熱調理器を使用することにより4.8分、すな
わち6−3x7001500+3=4.8分で調理でき
るというように調理時間を短縮することができる。また
、これにより高周波加熱調理器は何のダメージを受ける
こともない。これは瞬時R高出力を発生する過駆動状態
を前述したように連続最大出力時の飽和湯度T3以下の
過駆動安全温度T2までに抑えているからである。
すなわち、本高周波加熱調理器は、温度検出素子27に
よってスイッチングトランジスタ9の温度を測定し、こ
の温度が過駆動安全温度T2になるまでの間のみ過駆動
状態にして瞬時最高出力を発生しているので、安全に動
作することができるのである。具体的には、実際の使用
状態では、高周波加熱調理器を複数回連続的に動作させ
る場合もあれば、使用環境温度が高い場合もあり、また
第4図の)で示した初期演壇T1が種々の温度を示す場
合もある。従って、例えば瞬時最高出力を一定時間だけ
常に出力する構成にした場合には、この一定時間を大き
く取りすぎたり、初期温度T1が高い状態から動作させ
ると、各素子の温度が破壊温度T5よりも高くなって破
壊する場合があったり、また逆に安全を見込んでこの一
定時間を短く設定すると、わずかの時間しか瞬時R高出
力を出せないということになる等ということになるが、
これに対して本実施例の場合には、スイッチングトラン
ジスタ9の温度を測定し、当該温度が過駆動安全渇rU
 T 2になるまで瞬時最高出力を発生し、スイッチン
グトランジスタ9が破壊しないようにしているのである
更に、ファンモータ4の故障により温度検出素子27に
よる検出温度が所定湯度T4以上になった場合には、第
5図のステップ150で示したように本高周波加熱調理
器の加熱動作を停止させ、各素子が破壊しないようにし
ている。このように温度検出素子27は瞬時最高出力を
低下させる過駆動安全温度T2を検出するだけでなく、
本高周波加熱調理器の一部に故障が発生したことにより
異常な温度上昇をも検出する機能も兼用しており、装置
の安全性を高めている。
なお、本実施例では、スイッチングトランジスタ9の温
度を検出して制御する場合について行っているが、これ
に限定されるものでなく、高周波トランス12やマグネ
トロン17の温度も検出して同様の制御を行っても同じ
効果を達成することができるし、更に各部分の複数の温
度を同時に検出し、この複数の検出if!度のうら1つ
の温度でも所定温度を越えた場合に、瞬時最高出力から
連続動作時の最高出力に低下させるようにすれば更に良
い効果が期待できる。
[発明の効果1 以上説明したように、本発明によれば、マグネトロンま
たはその駆動回路を含む発熱部の温度を検出し、該温度
が所定温度になるまで、通常の連続最大出力よりも大き
い最高出力をマグネトロンが発生するように駆動回路を
制御するので、前記所定1!11として駆動回路を構成
する例えばスイッチング素子やトランスまたはマグネト
ロン等の各素子が破損しない安全温度を設定することに
より各素子を破壊させることなく、通常の連続最大出力
よりも大きな最高出力をマグネトロンから発生すること
ができ、加熱WA即時間を短縮化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる高周波加熱調理器の
回路図、第2図は第1図の高周波加熱調理器が連続動作
時の最大出力を発生する場合の各部の動作波形図、第3
図は第1図の高周波加熱調理器が瞬時最高出力を発生す
る場合の各部の動作波形を示す図、第4図は第1図の高
周波加熱調理器の原理を説明するための図、第5図は第
1図の高周波加熱調理器の作用を示すフローチャートで
ある。 9・・・スイッチングトランジスタ 12・・・高周波トランス 13・・・インバータ回路 17・・・マグネトロン 19・・・制御回路 24・・・出力設定部 25・・・PWM部 °26・・・温度検出部 27・・・温石検出素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インバータからなる駆動回路を介してマグネトロ
    ンを駆動し、マグネトロンから出力されるマイクロ波に
    よつて被調理物を加熱調理する高周波加熱調理器であつ
    て、 前記駆動回路またはマグネトロンを含む発熱部の温度を
    検出する温度検出手段と、 この温度検出手段で検出した発熱部の温度が所定温度に
    なるまで、通常の連続最大出力よりも大きい最高出力を
    マグネトロンが発生するように前記駆動回路を制御する
    制御手段と を有することを特徴とする高周波加熱調理器。
  2. (2)前記温度検出手段で検出した発熱部の温度が前記
    所定温度よりも高い第2の所定温度以上になったときに
    は、前記駆動回路の動作を停止させる停止手段を有する
    ことを特徴とする請求項(1)記載の高周波加熱調理器
JP4706189A 1989-02-28 1989-02-28 高周波加熱調理器 Pending JPH02227988A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4706189A JPH02227988A (ja) 1989-02-28 1989-02-28 高周波加熱調理器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6657172B2 (en) * 2001-07-18 2003-12-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. High frequency heating apparatus equipped with oven hood

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JPS6412492A (en) * 1987-07-06 1989-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd High-frequency heating device
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