JPS6366218A - 熱可塑性ポリウレタンの製造法 - Google Patents

熱可塑性ポリウレタンの製造法

Info

Publication number
JPS6366218A
JPS6366218A JP62177389A JP17738987A JPS6366218A JP S6366218 A JPS6366218 A JP S6366218A JP 62177389 A JP62177389 A JP 62177389A JP 17738987 A JP17738987 A JP 17738987A JP S6366218 A JPS6366218 A JP S6366218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyol
carried out
molecular weight
reaction
mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62177389A
Other languages
English (en)
Inventor
ジャンフラビオ、ルナルドン
リノ、クレダリ
エルマノ、ベネッティ
カルロ、ムラス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Solvay Specialty Polymers Italy SpA
Original Assignee
Ausimont SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=11178172&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPS6366218(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Ausimont SpA filed Critical Ausimont SpA
Publication of JPS6366218A publication Critical patent/JPS6366218A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/0895Manufacture of polymers by continuous processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/65Low-molecular-weight compounds having active hydrogen with high-molecular-weight compounds having active hydrogen
    • C08G18/6505Low-molecular-weight compounds having active hydrogen with high-molecular-weight compounds having active hydrogen the low-molecular compounds being compounds of group C08G18/32 or polyamines of C08G18/38

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、テクノポリマーの物理的特徴に匹敵する優秀
な物理的特徴を示す熱可塑性ポリウレタンの製造法に関
する。
発明の背景 ポリウレタンは、分子量400〜10.000を有する
長鎖ポリオールを一般に短鎖および分子fA 400未
満を有するグリコール、ポリオールまたはアミンからな
る連鎖延長剤の存在下で有機ポリイソシアネート、好ま
しくはジイソシアネートと反応させることによって得ら
れている。ポリウレタンは、各種の材料の製造に活用さ
れている。
特に、エラストマー熱可塑性ポリウレタンは、射出成形
押出、カレンダリングなとによって加工して工業分野で
有用な成形品を製造することができる。しかしなから、
このような生成物を使用して「テクノポリマー」として
既知の生成物(例えば、ナイロン)の構造抵抗性に等し
い構造抵抗性を示す材料を製造することは、所望の剛性
、耐衝撃性などを得るためにはガラス、炭素繊維などの
補強材料を使用する必要性によって限定されている。
ポリウレタンの特徴、特に硬さは、それらの製造に使用
される各種の成分、ポリオール、ポリイソシアネートお
よび連鎖延長剤の量を変えることによって、非常に軟質
材料と限定された可撓性を有する硬質材料のものとの間
の広範囲の値で変化できる。
特に、この特徴変化は、−NGO基が同じとして、長鎖
ポリオール対短鎖ポリオールの重量比を変えることによ
って到達できる。事実、低分子量延長剤およびポリイソ
シアネートに由来する重合体鎖の単位は、高弾性率を有
する硬質セグメントを生じ、−刃高分子量ポリオールに
由来する鎖単位は、ポリオールの長鎖の存在のため低弾
性率を有する軟質セグメントを生ずる。本質上線状ポリ
ウレタン(ジイソシアネート、2官能性ポリオールおよ
び2官能性延長剤から製造)の場合には、延長剤の%の
増大(ポリオールと比較して)は、鎖中により高率の硬
質セグメントを具体化するらしく、このことはポリウレ
タンを一層硬質にさせるが、より脆くさせ、即ち、材料
は、熱可塑性であるが、そのエラストマー性を失う。エ
ラストマー材料は、高率の硬質セグメントのために、7
0シヨアDよりも高い硬さおよび高い曲げ弾性率を示さ
ない。
硬質セグメント対可撓性セグメントの高い比率を使用し
て70シヨアDよりも高い硬さを示す熱可塑性ポリウレ
タンを製造することは、米国特許第3,356,650
号明細書から既知である。
このような特許に記載の方法によれば、熱可塑性ポリウ
レタンは、有機ポリイソシアネートをツエレビチノフ法
に従って測定して3個の活性水素原子を含有する少なく
とも1種の化合物と2個の活性水素原子を含有する他の
有機化合物とからなる試薬の混合物(前記活性水素原子
はイソシアネート基と反応性である)と反応させること
によって製造されている。前記米国特許に記載の方法の
主要特徴は、次の通りである。
1)反応体混合物は、平均分子量500未満を有してい
なければならず、一方混合物の各単一成分は、5,00
0まで、またはそれよりも高い分子量を有することがで
きる。
2)混合物は、活性水素原子を含有する基0.01〜2
0%が1分子当たり2個よりも多い官能基を含有する化
合物によって供給されるような方式で2よりも高い官能
価(各分子に対して)を有する成分量含有しなければな
らない。性質の若干、例えば、熱可塑性は、これらの限
定外の値によって悪影響される。
3)反応体は、当量NGO10H比0,7〜1.3を保
つような量で使用される。
前記条件は、高い熱変形温度および高い硬さく80シヨ
アDよりも一層高い)を有する硬質ポリウレタンを製造
するのに臨界的である。しかしながら、特定のポリイソ
ンアネートおよび/またはジオールおよび/または特定
のプロセス条件を使用する時には、ポリウレタンは、脆
いことがあり、それゆえ、エンジニアリング型サービス
が要求される分野での応用には好適ではない。
本発明者は、有機ポリイソシアネートと長鎖ポリオール
と連鎖延長剤との反応を特定のプロセス条件下で実施す
ることによって、これらの欠点を克服するのに今や成功
し、それゆえ、高い耐衝撃性と高曲げ弾性率と高い熱変
形温度によって特徴づけられるポリウレタンを製造する
のに成功した。
発明の開示 その最も広い態様において、本性は、ポリウレタンの物
性、特に耐衝撃性が有機ポリイソシアネートと前記イソ
シアネートと反応性のポリオール(該ポリオールは平均
官能僅少なくとも2および400よりも高い分子量を有
する)との重合を分子m 400未満を有する連鎖延長
剤の存在下で連続撹拌下に150℃よりも高い温度にお
いて少なくともプロセスの最終工程において、25g/
10′以下のメルトフローインデックスMFI(200
℃、2.16kg荷重下で、AsTMD1238/74
に従って測定)を有する生成物を得るのに十分な時間実
施することによって改良されることを特徴とする。
200℃でOg/10’ に等しいメルトフローインデ
ックス(MFI)の値も、改良された物理的特性を示す
ポリウレタンを得るのに好適である。
本発明によれば、反応温度は、反応速度を増大するが、
できるだけ長く攪拌することができ、次いで所望のMF
I値に達するや否や生成物の製造および硬化のための以
下のプロセス工程に移すことができるように低粘度の反
応混合物を保証するかのいずれかのために少なくとも1
50℃、好ましくは200℃〜250℃に等しい。温度
、反応時間(攪拌下)、および他の操作条件の適当な選
択によって(原料の種類および/または反応塊の組成に
依存)、最終生成物に優秀な品質を与える分子量に達す
ることができる。溶融生成物の粘度を記録することによ
って、最終反応点(それゆえ、生成物の所望な品質)に
達することを確証することが可能である。
本発明に従って得られる物質は、既知の技術に従って得
られる物質のMFI値よりもはるかに高いMFI値(粘
度水準に対応)を示し、それゆえ、顕著により高い物理
的特徴を示す。
事実、本発明者等は、ポリウレタンのレジリエンスなど
の機械的性質と溶融状態での粘度(MFI測定によって
確証)との間の相関の存在を認めた。即ち、溶融状態で
の重合体の粘度のより高い値、従って改良された機械的
性質は、より良いテクノロジー的合成条件に由来するこ
とが観察された。
使用する処方物によれば、前記MFIの値(それよりも
上ではより高い物性、例えば、23℃での曲げ弾性率少
なくとも1,000MPa、230Cでのアイゾツト(
ノツチ)レジリエンス少なくとも150J/mおよび1
゜82 M P aでの熱変形温度少なくとも50℃が
得られる)を固定することが可能である。このような最
良の物理的特徴は、前記操作テクノロジー的条件を適用
することによって得ることができる驚異的結果の証拠で
ある。
使用する物質の反応性に応じて、いわゆる「ワンショッ
ト」技術または「プレポリマー」技術を選択することか
可能である。ワンショット技術によれば、ジイソシアネ
ート、ポリオールおよび連鎖延長剤を1つの単一操作で
接触させる(場合によって連鎖延長剤をプレミックスす
る)。これに対して、予備重合技術は、先ず、ポリイソ
シアネートと高分子ポリオールとのプレポリマーを生成
し、次いでこのようにして生成されたプレポリマーを低
分子量ポリオール(連鎖延長剤)と反応させる。可能な
らば、下記の理由で、「プレポリマー」技術を熱可塑性
ポリウレタンの合成において利用することが好ましい。
1)化学的安定性および物理的安定性に関して一般に低
感度の物質の取扱を可能にする。
2)より規則的な重合体鎖の形成(大きさおよび硬質/
軟質セグメントの統計的分布に関してより均一である)
を可能にする。
3)特に構造、分子量および反応性に関してそれらの間
で異なるイソシアネートと反応性の多価中間体を取り扱
わなければならない時に、より高い転化率および分子量
に達するのをより容易にさせる。
プレポリマー技術の別の利点は、特に反応性の物質を使
用する時に、反応混合物のより高い「ポットライフ」を
高温で使用することを可能にし、それゆえ、事実上、生
成物の最終特性に有利である合成条件(さもなければ使
用できない)を可能にさせる。
本発明に係る方法は、この目的に好適な装置、例えば、
硬化型、加熱コンベヤーベルトまたは押出機−反応器に
連結された「バッチ」弐反応容器を使用して実施できる
。このように、生成物ペレットを直接供給する押出機−
反応器中で連続法に従って加工することが可能である。
前記押出機−反応器は、不法によって必要とされる温度
条件、剪断応力(混合中)および滞留時間を保証するよ
うなものである。このような押出機は、1個または2個
のスクリューを備えていることができ、またはそれらの
軸に沿って往復方式で移動する混合および押出に好適な
スクリューまたは他の装置を備えていることができる。
特に、共回転性および自己浄化性(高率の均質化エレメ
ントが付与される)を有する2軸押用機が、好ましい。
これらの押出機は、一般に通常のキャスターと連結され
る。2軸押用機の例は、ウニルナ−会社のウエルナー−
フライデラ−(Werner−Pfleiderer 
) ZSK  53  tの迅速に組立自在の押出機、
またはマリス会社のマリス(Marls ) 55V型
の迅速に組立自在の押出機などである。この方法によっ
て、物質が高い物理的特性に達することを可能にする高
分子量、一般に30,000よりも高い分子量を得るこ
とが可能である。
本発明に係る熱可塑性ポリウレタンの製造の場合には、
必ずしも必要ではないが、触媒が、使用できる。イソシ
アネート基と反応性水素原子を含有する化合物との反応
を触媒する技術上既知のすべての触媒を使用できる。触
媒の詳細なリストは、例えば米国特許第2,620,5
1.6号明細書、第2,621..1.66号明細書お
よび第2,729,61.8号明細書に記録されている
また、熱可塑性ポリウレタンの製造に使用すべき原料は
、既知である。例えば、米国特許第3,356,650
号明細書参照。
有機ポリイソシアネートとしては、例えば、メチレンジ
フェニルジイソシアネート(2,4’および4,4′異
性体およびそれらの混合物)、m−およびp−フェニレ
ンジイソシアネート、クロロフェニルジイソシアネート
、α、α′−キシリレンジイソシアネート、2,4−お
よび2,6−トルエンジイソシアネート(およびそれら
の混合物)、トルイジンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、1.5−ナフタレンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネート、メチレン−ビス
(シクロヘキシルイソシアネート)、その4,4′およ
び2.4′異性体およびそれらの混合物が挙げられる。
好ましいジイソシアネートは、比率80/20の2,4
−および2,6−トルエンジイソシアネート、および4
,4′−メチレンジイソシアネートである。
高分子量ポリオールとしては、例えば、ポリオール−ポ
リエーテル、ポリオール−ポリエステル、アミン末端を
有するポリエーテル、ヒドロキシ基で終わるポリカーボ
ネート、ヒドロキシ基で終わるポリブタジェン、ヒドロ
キシ末端を有するポリブタジェン−アクリロニトリル共
重合体、アミン末端を有するポリブタジェン−アクリロ
ニトリル共重合体、ジアルキルシロキサンとアルキレン
オキシドとの共重合体(ヒドロキシ末端)などが挙げら
れる。
ポリオール−ポリエーテルの例は、ポリオキシエチレン
グリコール、ポリオキシプロピレングリコール(場合に
よって、エチレンオキシドで封鎖)、エチレンオキシド
とプロピレンオキシドとのブロックまたはランダム共重
合体、プロポキシ化トリーおよびテトラヒドロキシアル
コール、例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン
、ペンタエリトリトールなど(場合によって、エチレン
オキシドで封鎖)、ポリテトラメチレングリコール、テ
トラヒドロフランとエチレンオキシドおよび/またはプ
ロピレンオキシドとのブロックまたはランダム共重合体
、および前記ポリオール−ポリエーテルと多官能ポリカ
ルボン酸および/またはそのエステルとの反応から誘導
される生成物である。
ポリオール−ポリエステルの具体例は、開始剤としてエ
チレングリコール、エタノールアミンなどを使用してε
−カプロラクトンを重合することによって生成されたも
の、およびフタル酸、テレフタル酸、コハク酸、グルタ
ル酸、アジピン酸、アゼライン酸などのポリカルボン酸
をエチレングリコール、ブタンジオール、グリセリン、
トリメチルプロパン、1. 2. 6−ヘキサンジオー
ル、シクロヘキサンジメタツールなどのポリヒドロキシ
アルコールでエステル化することによって生成されたも
のである。
アミン末端基を有するポリエーテルの例は、構造的にグ
リコールまたはポリオキシプロピレントリオールから誘
導されるジーおよびトリー第一級脂肪族アミン〔これら
は商品名シェフアミン(JEPFAMINE)で市場で
既知であり、米国のジェファーソン・ケミカル・カンパ
ニーによって製造されている〕。
−15= ヒドロキシ基を含有するポリカーボネートの例は、プロ
パン−1,3−ジオール、ブタン−1゜4−ジオール、
ヘキサン−1,6−ジオール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、ジプロピレングリコールなど
のジオールとジフェニルカーボネート、ホスゲンなどの
ジアリールカーボネートとの反応によって生成されたも
のである。
ケイ素を含有するポリエーテルの例は、アルキレンオキ
シドとジアルキルシロキサンとの共重合体であり、ヒド
ロキシ末端ポリブタジェン共重合体の例は、アルコ・ケ
ミカル拳カンパニーによって商品名「ポリBD液体樹脂
」で販売されている化合物である。
ヒドロキシおよびアミノ末端を有するブタジェン/アク
リロニトリル共重合体の例は、ヒドロキシ末端(HT)
またはアミノ末端(AT)を有する商品名「ハイカー(
HYCAR) Jで入手可能な物質である。好ましいポ
リオールは、分子量500〜1.0,000、好ましく
は1..000〜6.000を有する2官能性または3
官能性ポリオール−ポリエーテルおよびそれらの混合物
である。
連鎖延長剤は、好ましくは2〜8個の炭素原子を有し、
かつ分子量400未満を有する線状または分枝鎖脂肪族
ジオールおよび脂環式ジオールからなる。
前記ジオールの例は、エチレングリコール、1゜3−プ
ロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1.5−ベ
ンタンジオール、1.6−ヘキザンジオール、1.2−
プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3−
ブタンジオール、1,3−ペンタンジオール、1,2−
ヘキサンジオール、3−メチルペンタン−1,5−ジオ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタツールなどおよび
それらの混合物である。
ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリ
プロピレングリコール、エタノールアミン、N−メチル
ジェタノールアミン、N−エチルジェタノールアミンな
ども、ジオール連鎖延長剤として使用できる。前記ジオ
ールをアジピン酸、アゼライン酸、グルタル酸などの酸
でエステル化することによって得られたジオールエステ
ル、またはε−カプロラクトンとのイーJ加物も、使用
できる。好ましい化合物は、1,4−ブタンジオール、
エチレングリコール、ジエチレングリコールおよび1,
4−シクロヘキサンジメタツールである。
すべてのこれらの化合物は、単独または混合物として使
用できる。
イソシアネ−1・と反応性の水素(ツエレビチノフ法に
従って)を含有する有機化合物の混合物(ポリオール+
連鎖延長剤)は、平均分子量500未満、好ましくは3
00未満を有する。
NCO/OH比は、0.7〜1,3、好ましくは0.9
〜1.1である。
本発明の方法によって、高モジュラス、高レジリエンス
および熱変形温度を有するポリウレタンは、膨張形態と
非膨張形態との両方で得ることができる。この最後の形
態は、技術上周知の方法を適用することによって得るこ
とができる。例えば、膨潤剤は、ポリウレタンの製造時
に反応混合物に配合することができる。好ましくは、膨
潤剤は、ポリウレタンの製造時に生ずる発熱反応時に蒸
発する揮発性有機液体からなることができる。
これらの液体は、反応に参加する反応体に不活性でなけ
ればならず、反応コースを決して妨げてはならず、沸点
20℃〜約110℃を有しているべきである。例は、ブ
タン、ヘキサン、ヘプタン、塩化メチレン、クロロホル
ム、モノフルオロトリクロロメタン、クロロジフルオロ
メタン、ジクロロジフルオロメタンなどである。最後に
、海綿形態は、操作時に窒素、空気、CO2などの不活
性発泡ガスを使用して熱可塑性ポリウレタンの対応フレ
ークまたは「ペレット」などの押し出し成形時に得るこ
とができる。
以下の例は、本発明をより良く規定するために報告し、
いかなる場合にも限定するものではない。
例1(比較例) 断熱され、かつ攪拌機が設けられた400ciの反応容
器にポリオキシプロピレングリコール(分子量2,00
0)23.0g、グリセリンとプロピレンオキシドとを
反応させることによって得られた3官能性ポリオール(
分子i3,000)21.7g、およびジプロピレング
リコール65.3gを導入した。ポリオール混合物を真
空下、わずかな攪拌下に60℃で1時間脱気し脱水した
。その後、温度が50℃に下がった時に、室温に保たれ
た比率80/20の2.4および2゜6−トルエンジイ
ソシアネートからなる混合物90.0gを加えた。次い
て、反応容器を真空下で攪拌した。
温度を10分以内で90℃まで上げ、電気抵抗(反応容
器から適用)によってこの水準に更に20分間保った。
次いで、反応生成物をフレーム型に注ぎ、135℃に保
たれた実験室プレスに入れ、最後に圧縮し、迅速に室温
に冷却した。この方法によって、大きさ135x135
x3,2mmの透明ポリウレタンプレートが、得られた
。このプレートは、物性に関しての試験後、表1に記録
された結果を与えた。
例2(比較例) 例1を繰り返し、反応生成物をフレーム型に注ぎ、13
5℃に保たれた実験室プレスに移した。
物質を型中てこの温度に75分間維持し、次いで室温に
冷却した。このようにして得られた生成物は、透明であ
り、表1に記録された結果を与えた。
例3(比較例) 例2を135℃で75分間型中のポリウレタンの滞留ま
で繰り返した。
その後、後硬化を75℃で22時間、130℃で2時間
実施した。
得られた物質は、透明であり、表に記録された性質を有
していた。
例4 例1を下記の加工条件下で繰り返した。ポリオールの混
合物を60℃で1時間脱水し、次いで温度を80℃まで
」−げ、その後室温に保たれたイソシアネートを加えた
。連続撹拌下(9分)、温度は、自発的に121℃まで
上がり、次いで200℃まで1−かった(8分熱を供給
)。この温度を反応容器中で更に8分間維持した。重合
体をフレーム型に移し、200℃の温度において10分
間プレスに入れた。加熱を停止後、物質を約2時間以内
で室温に到達させた。このようにして得られた生成物は
、無光沢であり、表1に報告された性質を示した。
例5 例1と同じ装置を使用して、下記成分を導入した。
例1のポリオキシプロピレングリ  23.0gコール 例]の3官能性ポリオール     21.7g例1の
ジプロピレングリコール   50.4g1.4−ブタ
ンジオール      ]Og攪拌下、真空下、混合物
を60℃で1時間脱水し脱気した。60°Cに保たれた
ポリオール混合物に例1のジイソシアネート混合物90
gを加え、放出熱(released heat )は
温度を115℃まで上げさせた。その後、他の熱を供給
し、温度は10分以内に205°Cまで上がった。この
温度を着実に更に2分間保った。終わりに、物質をフレ
ーム型に移し、200℃の温度において10分間実験室
プレスに入れた。物質を2時間以内に室温に冷却させた
。得られたプレートは、無光沢であり、試験時に、表1
に記録された結果を与えた。
例6 例1と同じ反応容器に下記のポリオールを装入した。
例1のポリオキシプロピレングリコ 23.  og−
ル 例1の3官能性ポリオール     21.8g攪拌下
、真空下、物質を80℃で1時間脱水した。このように
して得られた混合物に例1のジイソシアネート90.0
srを加え、80℃で1時間攪拌しながら、ポリオール
とイソシアネートとの反応を真空下で行った。プレポリ
マーに1,4−ブタンジオール44.0gを加え、混合
物を真空下で60秒間強攪拌し、その後、物質をフレー
ム型に移し、200℃の温度において20分間実験室プ
レスに入れた。次いで、このようにして得られた重合体
を75℃で22時間、150℃で2時間硬化させた。
例7 均質化帯が押出機の全長の55%までにされるようなス
クリュープロフィールを有するウェルナーZS53型(
直径36)の迅速2軸押出機にキャスターから下記成分
を装入した。
分子476.000を有する3官能性ポリオール(グリ
セリンおよびプロピレンオキシドから得られ、エチレン
オキシドで封鎖)13.1部および4.4′−メチレン
−ビス(フェニルイソシアネート)86.9部から得ら
れたプレポリマー100部(該プレポリマーは80℃に
保たれた)ブチルスズジラウレート0.013gを含有
するブタンジオール29.8部 押出機に沿っての温度プロフィールを200〜220°
Cで揺動させた。スクリューは150rpmで回転し、
反応体の滞留時間は90秒であった。
押出機の出口におけるひも(strings )を冷却
し、ペレット化した。得られた物質は、無光沢であり、
表に報告された性質を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有機ポリイソシアネートを分子量400未満を有す
    る連鎖延長剤の存在下で前記ポリイソシアネートと反応
    性のポリオール(平均官能価が少なくとも2、および4
    00よりも高い分子量を有する)と反応させることによ
    って改良された物性を示す熱可塑性ポリウレタンを製造
    するにあたり、反応を連続撹拌下に150℃よりも高い
    温度において少なくともプロセスの最終工程において、
    25g/10′以下のメルトフローインデックス(MF
    I)(200℃、2.16kgで)を有する生成物を得
    るのに十分な時間実施することを特徴とする熱可塑性ポ
    リウレタンの製造法。 2、ポリウレタンの前記メルトフローインデックスが、
    0〜25g/10′である、特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。 3、反応温度が、200℃〜約250℃である、特許請
    求の範囲第1項または第2項に記載の方法。 4、プレポリマー技術に従って実施する、特許請求の範
    囲第1項ないし第3項のいずれか1項に記載の方法。 5、連続法で実施する、特許請求の範囲第1項ないし第
    4項のいずれか1項に記載の方法。 6、押出機中で連続的に実施する、特許請求の範囲第5
    項に記載の方法。 7、有機ポリイソシアネートが、比率80/20の2,
    4−および2,6−トルエンジイソシアネートまたは4
    、4′−メチレンジフェニルジイソシアネートである、
    特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか1項に記
    載の方法。 8、ポリイソシアネートと反応性のポリオールが、分子
    量500〜10,000、好ましくは1,000〜6,
    000を有する2官能性または3官能性ポリオール−ポ
    リエーテルまたはそれらの混合物である、特許請求の範
    囲第1項ないし第7項のいずれか1項に記載の方法。 9、連鎖延長剤が、炭素数2〜8の線状または分枝脂肪
    族ジオールまたは脂環式ジオールである、特許請求の範
    囲第1項ないし第8項のいずれか1項に記載の方法。 10、ツェレビチノフ法に従ってイソシアネートと反応
    性の水素を含有する有機化合物の混合物(ポリオール+
    連鎖延長剤)が、分子量500未満、好ましくは300
    未満を有する、特許請求の範囲第1項ないし第9項のい
    ずれか1項に記載の方法。 11、NCO/OH比が、0.7〜1.3、好ましくは
    0.9〜1.1である、特許請求の範囲第1項ないし第
    10項のいずれか1項に記載の方法。 12、前項に記載され、かつ例示された熱可塑性ポリウ
    レタンの製造法。
JP62177389A 1986-07-21 1987-07-17 熱可塑性ポリウレタンの製造法 Pending JPS6366218A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT21193/86A IT1196527B (it) 1986-07-21 1986-07-21 Procedimento per la preparazione di poliuretani termoplastici
IT21193A/86 1986-07-21

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6366218A true JPS6366218A (ja) 1988-03-24

Family

ID=11178172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62177389A Pending JPS6366218A (ja) 1986-07-21 1987-07-17 熱可塑性ポリウレタンの製造法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4769435A (ja)
EP (1) EP0254250B1 (ja)
JP (1) JPS6366218A (ja)
AT (1) ATE86263T1 (ja)
CA (1) CA1328029C (ja)
DE (1) DE3784398T2 (ja)
ES (1) ES2048147T3 (ja)
IT (1) IT1196527B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU5949390A (en) * 1989-06-27 1991-01-17 Dow Chemical Company, The Melt polymerization process for making polyurethanes
DE4211777A1 (de) * 1991-07-04 1993-01-07 Bayer Ag Verfahren zum herstellen von elastomeren polyurethanen, insbesondere in form von schuhsohlen
WO1994000504A1 (en) * 1992-06-26 1994-01-06 Minnesota Mining And Manufacturing Company Polyurethane/polyurea elastomers
US5840233A (en) 1997-09-16 1998-11-24 Optimer, Inc. Process of making melt-spun elastomeric fibers
DE19924090C1 (de) * 1999-05-26 2001-01-25 Bayer Ag Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von thermoplastisch verarbeitbaren Polyurethanen mit verbessertem Erweichungsverhalten
US20040047910A1 (en) * 2000-07-07 2004-03-11 Christian Beckett Suppository and composition comprising at least one polyethylene glycol
CN102056957A (zh) * 2008-04-09 2011-05-11 陶氏环球技术公司 聚氨酯弹性体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5879007A (ja) * 1981-10-14 1983-05-12 ザ ダウ ケミカル カンパニ− ポリウレタン樹脂とその製法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1964834A1 (de) * 1969-12-24 1971-07-01 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von Polyurethan-Elastomeren
DE2447368A1 (de) * 1974-10-04 1976-04-08 Basf Ag Verfahren zur kontinuierlichen herstellung von thermoplastischen polyurethan-elastomeren
DE2549372C2 (de) * 1975-11-04 1984-08-09 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Polyurethan-Elastomeren
DE2925944A1 (de) * 1979-06-27 1981-01-22 Bayer Ag Verfahren zur herstellung von polyurethanharnstoffen
US4532316A (en) * 1984-05-29 1985-07-30 W. L. Gore & Assoc., Inc. Phase separating polyurethane prepolymers and elastomers prepared by reacting a polyol having a molecular weight of 600-3500 and isocyanate and a low molecular weight chain extender in which the ratios of reactants have a limited range

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5879007A (ja) * 1981-10-14 1983-05-12 ザ ダウ ケミカル カンパニ− ポリウレタン樹脂とその製法

Also Published As

Publication number Publication date
IT8621193A0 (it) 1986-07-21
EP0254250A1 (en) 1988-01-27
CA1328029C (en) 1994-03-22
ATE86263T1 (de) 1993-03-15
US4769435A (en) 1988-09-06
DE3784398D1 (de) 1993-04-08
ES2048147T3 (es) 1994-03-16
EP0254250B1 (en) 1993-03-03
DE3784398T2 (de) 1993-06-24
US4769435B1 (ja) 1990-04-10
IT1196527B (it) 1988-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2168938C (en) A thermoplastic polyurethane resin
JPS5879007A (ja) ポリウレタン樹脂とその製法
JPH01259023A (ja) ガラス転移温度の高い熱可塑性ポリウレタン
JPS5982352A (ja) アルコ−ル置換アミド、その製造方法およびこれを含むポリウレタン用鎖長伸長剤、ゴム状組成物および硬化方法
JP5388995B2 (ja) ポリウレタンの製造において有用な連鎖延長剤、および対応するポリウレタン
KR100347502B1 (ko) 환상지방족열가소성폴리우레탄엘라스토머
US6022939A (en) Thermoplastic polyurethanes with improved melt flow
JPS6366218A (ja) 熱可塑性ポリウレタンの製造法
US3528948A (en) Thermoplastic polyurethanes
JP5380841B2 (ja) ポリオキサレートウレタン
US2987504A (en) Polyurethane rubber via storable intermediates
JPH06228258A (ja) 熱可塑性ポリウレタンおよびその製造方法
AU653485B2 (en) Elastomers based on 4,4-diisocyanato dicyclohexylmethane enriched in the trans, trans isomer which contain essentially no chain extenders
JPH01315414A (ja) モジュラス改良脂肪族熱可塑性ポリウレタン
EP0284964B1 (en) Polyisocyanate composition
JPS6372718A (ja) 耐熱変形性の改良された特性が付与された熱可塑性ポリウレタン
US20220025097A1 (en) Continuous production of a ppg-based tpu
JP3980068B2 (ja) ポリウレタン
JPH09202819A (ja) 熱可塑性ポリウレタン樹脂の改質方法
JPS60197717A (ja) ポリウレタンの製造方法
JP2550647B2 (ja) ポリウレタン系重合体エラストマーの製造方法
JP3621135B2 (ja) 一成分系加熱硬化型ポリウレタン樹脂組成物及びポリウレタン樹脂の製造方法
JPS6031850B2 (ja) ポリウレタン樹脂組成物
JP2000128955A (ja) 熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法
JPH10158358A (ja) ウレア基含有熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法