JPS6365857B2 - - Google Patents
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- JPS6365857B2 JPS6365857B2 JP55106635A JP10663580A JPS6365857B2 JP S6365857 B2 JPS6365857 B2 JP S6365857B2 JP 55106635 A JP55106635 A JP 55106635A JP 10663580 A JP10663580 A JP 10663580A JP S6365857 B2 JPS6365857 B2 JP S6365857B2
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- JP
- Japan
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- fan
- heat exchanger
- partition plate
- main body
- fan chamber
- Prior art date
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1012—Details of the casing or cover
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/104—Heat exchanger wheel
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1068—Rotary wheel comprising one rotor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1084—Rotary wheel comprising two flow rotor segments
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1096—Rotary wheel comprising sealing means
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は室外空気の吸い込みと室内空気の排出
とを同時に行うとともにその吸い込み空気と排出
空気との間の熱交換を行なう換気装置に関する。
とを同時に行うとともにその吸い込み空気と排出
空気との間の熱交換を行なう換気装置に関する。
第1図に示すものは蓄熱回転型熱交換体1を用
いた従来換気装置2である。該換気装置はその内
部を上下に区画して室内空気排気部3と室外空気
吸気部4とを形設している。前記熱交換体1は前
記換気装置の前部に位置すると共に前記排気部3
と吸気部4にまたがつて装置される。前記熱交換
体1はモータ5にて低速で回転せしめられる。前
記換気装置2の後部にはモータ取付板6にて仕切
られた排気用フアン室7と、吸気用フアン室8と
を形設すると共に、前記排気用フアン室7の吸気
口9に連通する排気通路10と、前記吸気用フア
ン室8の吸気口11に連通する吸気通路12とを
形設している。前記取付板6にはモータ13を固
定しており、該モータ13の排気用フアン室7に
突出した回転軸14の一端には排気用シロツコフ
アン15を固定し、吸気用フアン室8に突出した
回転軸14の他端には吸気用シロツコフアン16
を固定している。前記排気通路10は前記熱交換
体1に連通しており、前記吸気通路12は換気装
置後面に形設した室外空気取入口17に連通して
いる。前記排気用フアン室7の排出口18は前記
換気装置後面に形設されており、前記吸気用フア
ン室8の排出口19は前記熱交換体1に連通して
いる。よつて室内温度Aは熱交換体1、排気通路
10、吸気口9、排気用フアン室7、排出口18
と通り室外に排出される。室外空気Bは取入口1
7、吸気通路12、吸気口11、吸気用フアン室
8、排出口19、熱交換体1と通り室内に排出さ
れる。いま室内が暖房状態にある時、排気部3に
位置する熱交換体1は室内空気Aにより暖められ
る。よつて排気空気の温度が低くなる。前記熱交
換体1は回転しているので、暖められた部分が吸
気部4に位置する。すると室外空気Bにより熱交
換体1は冷やされることで、室外空気Bは暖めら
れ室内に排出される。冷やされた熱交換体1は回
転することで、再び排気部3に位置し暖められ
る。室内が冷房状態にある時は熱交換体1は排気
部3で冷やされ吸気部4で暖められることで、排
気空気の温度が高くなると共に吸気空気Bの温度
が低くなる。前述の動作を連続的に行なうこと
で、室内温気に対して大きな影響を与えることな
く、にごつた室内空気を室外に排気し、新鮮な室
外空気を室内に取り込れることができる。
いた従来換気装置2である。該換気装置はその内
部を上下に区画して室内空気排気部3と室外空気
吸気部4とを形設している。前記熱交換体1は前
記換気装置の前部に位置すると共に前記排気部3
と吸気部4にまたがつて装置される。前記熱交換
体1はモータ5にて低速で回転せしめられる。前
記換気装置2の後部にはモータ取付板6にて仕切
られた排気用フアン室7と、吸気用フアン室8と
を形設すると共に、前記排気用フアン室7の吸気
口9に連通する排気通路10と、前記吸気用フア
ン室8の吸気口11に連通する吸気通路12とを
形設している。前記取付板6にはモータ13を固
定しており、該モータ13の排気用フアン室7に
突出した回転軸14の一端には排気用シロツコフ
アン15を固定し、吸気用フアン室8に突出した
回転軸14の他端には吸気用シロツコフアン16
を固定している。前記排気通路10は前記熱交換
体1に連通しており、前記吸気通路12は換気装
置後面に形設した室外空気取入口17に連通して
いる。前記排気用フアン室7の排出口18は前記
換気装置後面に形設されており、前記吸気用フア
ン室8の排出口19は前記熱交換体1に連通して
いる。よつて室内温度Aは熱交換体1、排気通路
10、吸気口9、排気用フアン室7、排出口18
と通り室外に排出される。室外空気Bは取入口1
7、吸気通路12、吸気口11、吸気用フアン室
8、排出口19、熱交換体1と通り室内に排出さ
れる。いま室内が暖房状態にある時、排気部3に
位置する熱交換体1は室内空気Aにより暖められ
る。よつて排気空気の温度が低くなる。前記熱交
換体1は回転しているので、暖められた部分が吸
気部4に位置する。すると室外空気Bにより熱交
換体1は冷やされることで、室外空気Bは暖めら
れ室内に排出される。冷やされた熱交換体1は回
転することで、再び排気部3に位置し暖められ
る。室内が冷房状態にある時は熱交換体1は排気
部3で冷やされ吸気部4で暖められることで、排
気空気の温度が高くなると共に吸気空気Bの温度
が低くなる。前述の動作を連続的に行なうこと
で、室内温気に対して大きな影響を与えることな
く、にごつた室内空気を室外に排気し、新鮮な室
外空気を室内に取り込れることができる。
従来換気装置2は、吸気用フアン室8および排
気用フアン室7の吸気口11,9に室内空気およ
び室外空気を導く排気通路10と吸気通路12を
形設し、前記各部を換気装置の後部に配し、換気
装置の前部に熱交換体1を装着しているので、換
気装置2は略立方体の形状となる。よつて室壁2
0に取り付けるには室内への突出量を少なくする
ために、室壁20に換気装置2を挿入できる大き
な角穴を形設する必要があり、取り付け工事を簡
単に行なえないものであつた。また室壁20の厚
みによつては換気装置が室外に突出することがあ
り、室外に保護カバーを必要とした。
気用フアン室7の吸気口11,9に室内空気およ
び室外空気を導く排気通路10と吸気通路12を
形設し、前記各部を換気装置の後部に配し、換気
装置の前部に熱交換体1を装着しているので、換
気装置2は略立方体の形状となる。よつて室壁2
0に取り付けるには室内への突出量を少なくする
ために、室壁20に換気装置2を挿入できる大き
な角穴を形設する必要があり、取り付け工事を簡
単に行なえないものであつた。また室壁20の厚
みによつては換気装置が室外に突出することがあ
り、室外に保護カバーを必要とした。
また、前述の従来技術を改良したものとして実
願49−100840号(実開昭51−29650号)の願書に
添付した明細書及び図面の内容を撮影したマイク
ロフイルムに記載の換気装置がある。換気装置は
室外吹出口と室内吹出口との間に配設され気流方
向が互いに逆向きになる排気路と吸気路を内部に
有する回転式再生型熱交換器を備え、室外吸込口
より送風機に連結された吸気フアン、前記熱交換
器内の吸気路を介して室内吹出口へと連通する吸
気通路と、室内吸込口より送風機に連結された排
気フアン、前記熱交換器内の排気路を介して室外
吹出口へと連通する排気通路をそれぞれ配設し、
排気フアンを前記回転式熱交換器に対して角度を
つけ且つその前面に臨ませたものである。
願49−100840号(実開昭51−29650号)の願書に
添付した明細書及び図面の内容を撮影したマイク
ロフイルムに記載の換気装置がある。換気装置は
室外吹出口と室内吹出口との間に配設され気流方
向が互いに逆向きになる排気路と吸気路を内部に
有する回転式再生型熱交換器を備え、室外吸込口
より送風機に連結された吸気フアン、前記熱交換
器内の吸気路を介して室内吹出口へと連通する吸
気通路と、室内吸込口より送風機に連結された排
気フアン、前記熱交換器内の排気路を介して室外
吹出口へと連通する排気通路をそれぞれ配設し、
排気フアンを前記回転式熱交換器に対して角度を
つけ且つその前面に臨ませたものである。
だが、換気装置は排気フアンと吸気フアンに対
し、ダクト状の排気通路と吸気通路を形成するこ
とで、構造が複雑となる。また、送風機の電動機
を収納する部分を排気通路と吸気通路との間に形
成する必要があり、それだけ換気装置の厚みが大
きくなり、壁からの突出量が大きいものである。
し、ダクト状の排気通路と吸気通路を形成するこ
とで、構造が複雑となる。また、送風機の電動機
を収納する部分を排気通路と吸気通路との間に形
成する必要があり、それだけ換気装置の厚みが大
きくなり、壁からの突出量が大きいものである。
また、熱交換器の目詰りを防ぐフイルタについ
ては明確に開示されていないが、従来熱交換器に
対する排気路と吸気路にそれぞれ独立して形成さ
れており、フイルタは付着したよごれを適宜取り
除いて清掃してやらねばならないので、簡単に取
り外すことができるように装着する必要があり、
そのためにフイルタの数を増せばそれだけ全体の
構造に関する制約が増す。また利用者にとつても
個々別々のフイルタを清掃することは面倒で、煩
らわしさも多いものである。
ては明確に開示されていないが、従来熱交換器に
対する排気路と吸気路にそれぞれ独立して形成さ
れており、フイルタは付着したよごれを適宜取り
除いて清掃してやらねばならないので、簡単に取
り外すことができるように装着する必要があり、
そのためにフイルタの数を増せばそれだけ全体の
構造に関する制約が増す。また利用者にとつても
個々別々のフイルタを清掃することは面倒で、煩
らわしさも多いものである。
本発明は上記各従来の技術の欠点に鑑み、室内
壁に換気装置を取り付けても室内への突出量がよ
り少なく、構造が簡単でフイルタの着脱が容易で
その清掃上の煩らわしさも少ない換気装置を提供
するものである。
壁に換気装置を取り付けても室内への突出量がよ
り少なく、構造が簡単でフイルタの着脱が容易で
その清掃上の煩らわしさも少ない換気装置を提供
するものである。
本発明は本体内を仕切板にて前後に区画し、室
内に面した吸込口を有する室内側フアン室と、室
外に面した吸収口を有する室外側フアン室とを前
後並列に配設し、両フアン室部分の仕切板にフア
ン室内に回転軸が突出する如く電動機を装着し、
電動機の両端面より両フアン室に突出した回転軸
には吸込口に直面するよう排気用遠心フアンと吸
気用遠心フアンとを装着し、両フアン室の流出口
は仕切板に添つた同一方向前後に配設し、流出口
側本体内には両流出口より送風される空気間の熱
交換を行う熱交換体を配設し、熱交換体を介して
室外空気を室内に面した吹出口より送風し、室内
空気を室外に面した吹出口より排出し、両フアン
室の流出口を被うように仕切板に対し直交する如
く本体に取り外し可能に単一のフイルタを挿入装
着する手段でもつて課題を解決するものである。
内に面した吸込口を有する室内側フアン室と、室
外に面した吸収口を有する室外側フアン室とを前
後並列に配設し、両フアン室部分の仕切板にフア
ン室内に回転軸が突出する如く電動機を装着し、
電動機の両端面より両フアン室に突出した回転軸
には吸込口に直面するよう排気用遠心フアンと吸
気用遠心フアンとを装着し、両フアン室の流出口
は仕切板に添つた同一方向前後に配設し、流出口
側本体内には両流出口より送風される空気間の熱
交換を行う熱交換体を配設し、熱交換体を介して
室外空気を室内に面した吹出口より送風し、室内
空気を室外に面した吹出口より排出し、両フアン
室の流出口を被うように仕切板に対し直交する如
く本体に取り外し可能に単一のフイルタを挿入装
着する手段でもつて課題を解決するものである。
熱交換体として、仕切板の面を回転平面とする
蓄熱回転型熱交換体を用いてもよい。
蓄熱回転型熱交換体を用いてもよい。
換気装置のより薄型化、壁からの突出量を少な
くするために、排気用遠心フアンと吸気用遠心フ
アンの電動機側端板を、仕切板より突出する電動
機の一半部に被せるようにするとよい。
くするために、排気用遠心フアンと吸気用遠心フ
アンの電動機側端板を、仕切板より突出する電動
機の一半部に被せるようにするとよい。
本発明は、室内側フアン室と室外側フアン室と
を前後には仕切板を介して配設し、各フアン室の
同一方向側部が熱交換体を配設することで、前後
寸法の薄型化が図れ、各フアン室の流出口が仕切
板に添つた同一方向となることから、各流出口を
単一のフイルタにて被うことができる。
を前後には仕切板を介して配設し、各フアン室の
同一方向側部が熱交換体を配設することで、前後
寸法の薄型化が図れ、各フアン室の流出口が仕切
板に添つた同一方向となることから、各流出口を
単一のフイルタにて被うことができる。
以下本発明の一実施例を第2図乃至第5図に基
づき説明する。
づき説明する。
21は本発明換気装置で、該装置は室壁22に
螺子等にて固定する裏板23と、該裏板に固定さ
れる本体24と、該本体前面を被うカバー25と
よりなる。前記裏板23には室外空気吸込口26
と室内空気吹出口27とを形成しており、該吸込
口26および吹出口27にはダクト接続筒28,
29を装着している。該接続筒28,29は前記
室壁22に形設した挿通孔30,31内に位置し
室外に通じている。
螺子等にて固定する裏板23と、該裏板に固定さ
れる本体24と、該本体前面を被うカバー25と
よりなる。前記裏板23には室外空気吸込口26
と室内空気吹出口27とを形成しており、該吸込
口26および吹出口27にはダクト接続筒28,
29を装着している。該接続筒28,29は前記
室壁22に形設した挿通孔30,31内に位置し
室外に通じている。
前記吸込口26に対する本体24の一半側は仕
切板32にて前後に区画され、前記裏板23との
間に室外側フアン室33と前記前カバー25との
間に室内側フアン室34とを並列に形設してい
る。前記仕切板32略中央には両端面に回転軸3
5を突出させたモータ36を嵌挿する取付穴37
を形設している。該取付穴37に前記モータ36
を嵌挿し、その一半部を前記室内側フアン室34
に他半部を前記室外側フアン室33に突出せし
め、前記モータの中央フランジ38を前記取付穴
37周縁に当接せしめて固定している。前記モー
タ36を仕切板32に固定することで前記取付穴
37は閉塞される。前記回転軸35一端には前記
室外空気吸込口26に対面する吸気用遠心フアン
39を装着し、前記回転軸35他端には前記前カ
バー25に形設した室内空気吸込口40に対面す
る排気用遠心フアン41を装着している。よつて
前記各吸込口26,40より前記各遠心フアン3
9,41にて吸込まれた室内空気Aおよび室外空
気Bは前記遠心フアンの半径方向、いわゆる前記
仕切板32に添つた方向に送風される。前記遠心
フアン39,41の前記回転軸35へのボス部を
形設した端板42,43は前記モータ36の一半
側に被さる円錐台状にフアンの内側に膨出してい
る。よつて前記フアン室33,34をコンパクト
に形設できる。前記仕切板32の両面には前記遠
心フアンを囲み送風方向を決めるかたつむり状案
内壁44,45を一体的に形設している。該案内
壁44,45にて案内される室内空気Aおよび室
外空気Bの前記両フアン室33,34からの流出
口46,47は前記本体24内中央に位置してい
る。本実施例において前記室内側フアン室34の
流出口47は本体中央前下半部に位置し、前記室
外側フアン室33の流出口46は本体中央後上半
部に位置している。前記本体24中央には本体を
一半側と他半側とに区切ると共に、前記両流出口
46,47を被う塵埃除去フイルタ48が着脱自
在に挿入される。該フイルタ48は本体内側に形
設した溝49,49にて案内されると共に、前カ
バー25および裏板23にて挿入方向の移動を阻
止されて装着される。
切板32にて前後に区画され、前記裏板23との
間に室外側フアン室33と前記前カバー25との
間に室内側フアン室34とを並列に形設してい
る。前記仕切板32略中央には両端面に回転軸3
5を突出させたモータ36を嵌挿する取付穴37
を形設している。該取付穴37に前記モータ36
を嵌挿し、その一半部を前記室内側フアン室34
に他半部を前記室外側フアン室33に突出せし
め、前記モータの中央フランジ38を前記取付穴
37周縁に当接せしめて固定している。前記モー
タ36を仕切板32に固定することで前記取付穴
37は閉塞される。前記回転軸35一端には前記
室外空気吸込口26に対面する吸気用遠心フアン
39を装着し、前記回転軸35他端には前記前カ
バー25に形設した室内空気吸込口40に対面す
る排気用遠心フアン41を装着している。よつて
前記各吸込口26,40より前記各遠心フアン3
9,41にて吸込まれた室内空気Aおよび室外空
気Bは前記遠心フアンの半径方向、いわゆる前記
仕切板32に添つた方向に送風される。前記遠心
フアン39,41の前記回転軸35へのボス部を
形設した端板42,43は前記モータ36の一半
側に被さる円錐台状にフアンの内側に膨出してい
る。よつて前記フアン室33,34をコンパクト
に形設できる。前記仕切板32の両面には前記遠
心フアンを囲み送風方向を決めるかたつむり状案
内壁44,45を一体的に形設している。該案内
壁44,45にて案内される室内空気Aおよび室
外空気Bの前記両フアン室33,34からの流出
口46,47は前記本体24内中央に位置してい
る。本実施例において前記室内側フアン室34の
流出口47は本体中央前下半部に位置し、前記室
外側フアン室33の流出口46は本体中央後上半
部に位置している。前記本体24中央には本体を
一半側と他半側とに区切ると共に、前記両流出口
46,47を被う塵埃除去フイルタ48が着脱自
在に挿入される。該フイルタ48は本体内側に形
設した溝49,49にて案内されると共に、前カ
バー25および裏板23にて挿入方向の移動を阻
止されて装着される。
前記本体24の他半側には蓄熱回転型熱交換体
50を収納する円筒収納部51を形設しており、
該収納部51と本体24内面との間は前記仕切板
32と同一平面上に位置する仕切板52にて前後
に仕切られている。前記熱交換体50は中央に枢
軸53を形設したドーナツ状収納枠54と、該枠
内に収納される熱交換素子55とよりなる。該素
子55は蓄熱性プラスチツク平板フイルムの一面
に同質の波型フイルムを接着し、他面の吸湿性繊
維を植毛した帯状部材をドーナツ状に巻いて形成
している。前記収納部51の両端は開口してお
り、前記裏板23側の開口中央には熱交換体駆動
用モータ56を取り付けるための取付部57を形
設している。該取付部57は放射状桟にて収納部
51と一体的に形設される。前記モータ57の回
転軸58は前記収納部51内に突出しており、前
記熱交換体50を収納した時前記枢軸53の一端
が前記回転軸58と連結される。前記枢軸53の
他端は前記収納部51の前カバー25側の開口に
掛け渡される軸受板59にて軸支される。前記熱
交換体50および仕切板52と前カバー25およ
び裏板23とで形成される空間は前記軸受板59
に一体成型された仕切リブ60および前記放射状
桟に一体成型された仕切リブ61にて上下に仕切
つている。該仕切られた上半部の前部空間は前記
前カバー25に形設した室内吹出口62に面して
おり、後部空間は前記室外側フアン室33の流出
口46に面している。よつて前記上半部には前記
熱交換体50の上半部を通る吸気通路が形成され
る。前記仕切られた下半部の前部空間は前記室内
側フアン室34の流出口47に面しており、後部
空間は前記室内空気吹出口27に面している。よ
つて前記下半部には前記熱交換体50の下半部を
通る排気通路が形成される。前記吸気通路および
排気通路は仕切リブ60,61にて仕切られてい
るものの両通路間の空気漏れがある。よつて前記
軸受板59と熱交換体50、前記放射状桟と熱交
換体50、前記収納部51内側壁と熱交換体50
との間には熱交換体50に弾性当接するパツキン
63,64を介在せしめている。該パツキン63
は前記軸受板59と放射状桟に対しては螺子等の
手段にて固定されているが、前記収納部51に取
り付けられるパツキン64は収納部内側壁に形設
した縦溝に挿入した後、前記軸受板59にてパツ
キン64の端を押えて固定している。
50を収納する円筒収納部51を形設しており、
該収納部51と本体24内面との間は前記仕切板
32と同一平面上に位置する仕切板52にて前後
に仕切られている。前記熱交換体50は中央に枢
軸53を形設したドーナツ状収納枠54と、該枠
内に収納される熱交換素子55とよりなる。該素
子55は蓄熱性プラスチツク平板フイルムの一面
に同質の波型フイルムを接着し、他面の吸湿性繊
維を植毛した帯状部材をドーナツ状に巻いて形成
している。前記収納部51の両端は開口してお
り、前記裏板23側の開口中央には熱交換体駆動
用モータ56を取り付けるための取付部57を形
設している。該取付部57は放射状桟にて収納部
51と一体的に形設される。前記モータ57の回
転軸58は前記収納部51内に突出しており、前
記熱交換体50を収納した時前記枢軸53の一端
が前記回転軸58と連結される。前記枢軸53の
他端は前記収納部51の前カバー25側の開口に
掛け渡される軸受板59にて軸支される。前記熱
交換体50および仕切板52と前カバー25およ
び裏板23とで形成される空間は前記軸受板59
に一体成型された仕切リブ60および前記放射状
桟に一体成型された仕切リブ61にて上下に仕切
つている。該仕切られた上半部の前部空間は前記
前カバー25に形設した室内吹出口62に面して
おり、後部空間は前記室外側フアン室33の流出
口46に面している。よつて前記上半部には前記
熱交換体50の上半部を通る吸気通路が形成され
る。前記仕切られた下半部の前部空間は前記室内
側フアン室34の流出口47に面しており、後部
空間は前記室内空気吹出口27に面している。よ
つて前記下半部には前記熱交換体50の下半部を
通る排気通路が形成される。前記吸気通路および
排気通路は仕切リブ60,61にて仕切られてい
るものの両通路間の空気漏れがある。よつて前記
軸受板59と熱交換体50、前記放射状桟と熱交
換体50、前記収納部51内側壁と熱交換体50
との間には熱交換体50に弾性当接するパツキン
63,64を介在せしめている。該パツキン63
は前記軸受板59と放射状桟に対しては螺子等の
手段にて固定されているが、前記収納部51に取
り付けられるパツキン64は収納部内側壁に形設
した縦溝に挿入した後、前記軸受板59にてパツ
キン64の端を押えて固定している。
前記室外空気吸込口26により吸込まれた室外
空気Bは遠心フアン39にて流出口46に送られ
る。該流出口46に送られた室外空気Bはフイル
タ48にて塵埃を除去された後吸気通路に送ら
れ、熱交換体50内を通り室内側吹出口62より
室内に吹き出す。前記室内空気吸込口40より吸
込まれた室内空気Aは遠心フアン41にて流出口
47に送られる。該流出口47に送られた室内空
気Aは、フイルタ48にて塵埃を除去された後排
気通路に送られ、熱交換体50内を通り室内空気
吹出口27より室外に排出される。前記室内空気
Aと室外空気B間の熱交換は従来と同様に蓄熱回
転型熱交換体50を介して行なわれる。前記熱交
換体50に対して室内空気Aおよび室外空気Bの
いずれもが送風される構成なので、前記排気通路
と吸気通路間の密封が完全なものでなくても両通
路間の空気圧が同一となり空気漏れが防止できる
ものである。前記両流出口46,47は同一面に
形設されていると共に、該流出口46,47を通
過後、前記室内空気Aおよび室外空気Bが熱交換
体50に送られるので、前記両流出口46,47
を単一のフイルタ48で被うことで、両空気中の
塵埃を除去でき、熱交換体50の目づまり等を防
止できるものである。本実施例において本体24
を仕切板32にて前後に区画して吸気用遠心フア
ン39のフアン室33と排気用遠心フアン41の
フアン室34とを形成したので、前記両遠心フア
ン39,41を単一のモータ36で、直接駆動で
きるものである。
空気Bは遠心フアン39にて流出口46に送られ
る。該流出口46に送られた室外空気Bはフイル
タ48にて塵埃を除去された後吸気通路に送ら
れ、熱交換体50内を通り室内側吹出口62より
室内に吹き出す。前記室内空気吸込口40より吸
込まれた室内空気Aは遠心フアン41にて流出口
47に送られる。該流出口47に送られた室内空
気Aは、フイルタ48にて塵埃を除去された後排
気通路に送られ、熱交換体50内を通り室内空気
吹出口27より室外に排出される。前記室内空気
Aと室外空気B間の熱交換は従来と同様に蓄熱回
転型熱交換体50を介して行なわれる。前記熱交
換体50に対して室内空気Aおよび室外空気Bの
いずれもが送風される構成なので、前記排気通路
と吸気通路間の密封が完全なものでなくても両通
路間の空気圧が同一となり空気漏れが防止できる
ものである。前記両流出口46,47は同一面に
形設されていると共に、該流出口46,47を通
過後、前記室内空気Aおよび室外空気Bが熱交換
体50に送られるので、前記両流出口46,47
を単一のフイルタ48で被うことで、両空気中の
塵埃を除去でき、熱交換体50の目づまり等を防
止できるものである。本実施例において本体24
を仕切板32にて前後に区画して吸気用遠心フア
ン39のフアン室33と排気用遠心フアン41の
フアン室34とを形成したので、前記両遠心フア
ン39,41を単一のモータ36で、直接駆動で
きるものである。
以上の如く本発明は本体内を仕切板にて前後に
区画し、室内に面した吸込口を有する室外側フア
ン室と、室外に面した吸込口を有する室内側フア
ン室とを並列に配設し、仕切板に電動機を挿入装
着し、電動機の両端面より突出した回転軸には吸
込口に直面するよう排気用遠心フアンと吸気用遠
心フアンとを装着したので、本体と仕切板にて両
フアン室が形成され、電動機を装着する空間を別
に形成する必要がなく、本体を薄く形成できる。
区画し、室内に面した吸込口を有する室外側フア
ン室と、室外に面した吸込口を有する室内側フア
ン室とを並列に配設し、仕切板に電動機を挿入装
着し、電動機の両端面より突出した回転軸には吸
込口に直面するよう排気用遠心フアンと吸気用遠
心フアンとを装着したので、本体と仕切板にて両
フアン室が形成され、電動機を装着する空間を別
に形成する必要がなく、本体を薄く形成できる。
さらに、仕切板に添つた方向に各フアン室の流
出口を配設し、流出口に単一のフイルタを挿入装
着することで、空気流に含まれる塵埃を捕集で
き、排気と吸気の独立状態を損うことなく、清掃
やその他の取り扱いも簡単で煩らわしさも少な
く、構造も簡略化される。
出口を配設し、流出口に単一のフイルタを挿入装
着することで、空気流に含まれる塵埃を捕集で
き、排気と吸気の独立状態を損うことなく、清掃
やその他の取り扱いも簡単で煩らわしさも少な
く、構造も簡略化される。
第1図は従来換気装置の断面図、第2図は本発
明換気装置の断面図、第3図は第2図の−断
面図、第4図は前カバーを外した状態の正面図、
第5図は一部を切欠いた斜視図である。 24……本体、32……仕切板、40……吸込
口、41……排気用遠心フアン、34……室内側
フアン室、26……吸込口、39……吸気用遠心
フアン、33……室外側フアン室、46,47…
…流出口、50……熱交換体、B……室外空気、
62……吹出口、A……室内空気、27……吹出
口、48……フイルタ。
明換気装置の断面図、第3図は第2図の−断
面図、第4図は前カバーを外した状態の正面図、
第5図は一部を切欠いた斜視図である。 24……本体、32……仕切板、40……吸込
口、41……排気用遠心フアン、34……室内側
フアン室、26……吸込口、39……吸気用遠心
フアン、33……室外側フアン室、46,47…
…流出口、50……熱交換体、B……室外空気、
62……吹出口、A……室内空気、27……吹出
口、48……フイルタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 本体内を仕切板にて前後に区画し、室内に面
した吸込口を有する室内側フアン室と、室外に面
した吸込口を有する室外側フアン室とを前後並列
に配設し、両フアン室部分の仕切板にフアン室内
に回転軸が突出する如く電動機を装着し、電動機
の両端面より両フアン室に突出した回転軸には吸
込口に直面するよう排気用遠心フアンと吸気用遠
心フアンとを装着し、両フアン室の流出口は仕切
板に添つた同一方向前後に配設し、流出口側本体
内には両流出口より送風される空気間の熱交換を
行う熱交換体を配設し、熱交換体を介して室外空
気を室内に面した吹出口より送風し、室内空気を
室外に面した吹出口より排出し、両フアン室の流
出口を被うように仕切板に対し直交する如く本体
に取り外し可能に単一のフイルタを挿入装着して
なる換気装置。 2 熱交換体として蓄熱回転型熱交換体を用いて
なる特許請求の範囲第1項記載の換気装置。 3 本体の一半側に仕切板にて前後に区画した室
内側フアン室と室外側フアン室を形成し、本体の
他半側に仕切板にて上下に区画した流出口にて各
フアン室に連通し、各吹出口にて室内と室外に連
通する排気通路と吸気通路とを形成し、回転型熱
交換体を排気通路と吸気通路を前後に区分すると
共に両通路に跨る如く装着してなる特許請求の範
囲第2項記載の換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10663580A JPS5731744A (en) | 1980-08-01 | 1980-08-01 | Ventilator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10663580A JPS5731744A (en) | 1980-08-01 | 1980-08-01 | Ventilator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5731744A JPS5731744A (en) | 1982-02-20 |
JPS6365857B2 true JPS6365857B2 (ja) | 1988-12-19 |
Family
ID=14438566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10663580A Granted JPS5731744A (en) | 1980-08-01 | 1980-08-01 | Ventilator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5731744A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5029870A (en) * | 1989-09-19 | 1991-07-09 | Acushnet Company | Painted golf ball |
KR100617082B1 (ko) * | 2005-02-15 | 2006-08-30 | 엘지전자 주식회사 | 초박형 환기장치 |
CN110285521A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-09-27 | 李良杰 | 风能室内通风装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5129650U (ja) * | 1974-08-22 | 1976-03-03 |
-
1980
- 1980-08-01 JP JP10663580A patent/JPS5731744A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5731744A (en) | 1982-02-20 |
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