JPS6365727A - 誤り監視方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 誤り監視方法において、一定時間内に定められた値以上
の誤り符号が誤り符号計測部に入力した時、ユニポーラ
／バイポーラ変換部より“１”連続の信号が送出される
が、警報阻止命令が加えられている間だけ、この信号の
代りに符号処理部の出力がそのままバイポーラ符号列に
変換されて送出される様にして、符号誤り率の測定がで
きる様にしたものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は誤り監視方法２例えばマイクロ波ディジタル無
線方式に使用する誤り監視方法の改良に関するものであ
る。

ディジタル無線回線を用いてディジタル信号を伝送する
際には常時９回線品質を監視し、例えば符号誤り率が１
０−４よりも劣化した時にデイジタル無線装置受信部よ
り“１”が連続する警報（Ａｌａｒｍ　Ｉｎｄｉｃａｔ
ｉｏｎ　Ｓｉｇｎａｌ　と云い、以下、八ｒｓと省略す
る）を搬送端局側に送出する様になっている。

〔従来の技術〕

第３図は従来例のブロック図、第４図は第３図の動作説
明図を示す。以下、第４図を参照して第３図の動作を説
明する。

先ず、第４図に示す様なフレーム構成の信号で搬送波を
変調して多値直交振幅変調波（以下、多値ＱＡＭ波と省
略する）が無線装置送信側（図示せず）から受信側に送
出される。

ここで、フレームフォーマットは例えば１６サプフレー
ムで１マルチフレームとし、Ｓは送信側で付加されたも
ので１例えばパリティチェック用等の符号であり、主信
号−１〜主信号−１６は搬送端局より入力するデータで
ある。

受信側では受信部１で多値ＱＡＭ波を復調してベースバ
ンド信号を取出し、それを識別してディジタル信号に変
換して受信符号処理部２に加える。

そして、ここで付加ビットＳの除去等の符号処理が行わ
れ、符号処理されたユニポーラ符号列はユニポーラ／バ
イポーラ変換部（以下、　Ｕ／Ｂ変換部と省略する）４
でバイポーラ符号列に変換されて外部に送出される。

又、上記の様に回線の品質監視用として送信側で所定時
間内の符号列の“１”の数を計測し、その結果をパリテ
ィ符号として付加しているので、受信符号処理部２では
入力する符号列のマーク数を計測してその結果と送信側
より付加されたパリティ符号とが不一致なら誤り符号を
送出する。

誤り符号計数部３ではこの誤り符号を計数して一定時間
内に定められた値以上になった時はここからＡＩＳ送出
命令をυ／Ｂ変換部４に送出する。

そこで、Ｕ／Ｂ変換部では受信符号処理部より送出され
たユニポーラ符号を“１”が連続するユニポーラ符号に
強制的に変換し、これをバイポーラ符号列に変換して送
出する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ここで、フェージング等により回線障害が発生してＡＩ
Ｓ送出命令がＵ／Ｂ変換部に加えられると搬送端局の入
力側、即ち無線装置受信部より“１”が連続するバイポ
ーラ符号列が出力されるので、受信部で誤り率を測定し
たくても符号誤り率が測定できないと云う問題点がある
。

〔問題点を解決する為の手段〕

第１図は原理ブロック図を示す。ディジタル無線装置に
おいて切替手段５を設け、入力したＴ１報阻止命令によ
り、該警報送出命令が該ユニポーラ／バイポーラ変換部
４に入力しない様に該切替手段を制御する様にした。

〔作用〕

本発明は誤り符号の数が一定時間内に定められた値以上
になる様な回線状態の時、外部より警報阻止命令が入力
すると切替手段５が駆動されて誤り符号計測部３よりの
警報送出命令が該ユニポーラ／バイポーラ変換部４に加
えられない様にした。

そこで、受信符号処理部２より出力されるユニポーラ符
号列がそのままユニポーラ／バイポーラ変換部４でバイ
ポーラ符号列に変換されて出力されるので、無線装置の
出力側で符号誤り率の測定が可能となる。

〔実施例〕

第２図は本発明の実施例のブロック図を示す。

尚、企図を通じて同一符号は同一対象物を、論理積回路
５１は切替手段５の構成部分を示す。以下。

多値ＱＡＭ波を受信するとして第２図の動作を説明する
。

先ず、受信された多値ＱＡＭ波は受信部１で復調された
後に識別されてユニポーラ符号列が取出されるが、この
符号列は受信符号処理部２に加えられて上記の様にパリ
ティチェックがけれるが、この符号列に誤りが発生した
時は誤り符号が誤り符号計数部３に送出される。そこで
、この回路で誤り符号の数を計測してその値が一定時間
内に定められた値以上あれば警報送出命令、即ちＡＩＳ
送出命令をアンド回路５１の一方の端子に加える。

アンド回路５１の他方の端子は警報阻止命令、即ちＡＩ
Ｓ送出阻止命令が印加されない時は、“Ｈ”の状態にな
っているのでＡＩＳ送出命令はそのままＵ／Ｂ変換部４
に印加されて、上記の様にＡＩＳが外部に送出されるの
で、誤り率の測定は不可能となる。

しかし、ＡＩＳ送出阻止命令が印加されると、その間だ
けアンド回路５１の他方の端子は“Ｌ″の状態になるの
でＡＩＳ送出命令はここで阻止され、Ｕ／ｒ３変換部４
では回線の状態に対応した誤りを含んだユニポーラ符号
列がバイポーラ符号列に変換されて送出される。そこで
、無線装置受信部の出力側で誤り率の測定が可能となる
。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明した様に本発明によれば、回線障害時に
ＡＩＳ送出阻止命令が印加された間だけ回線の誤り率が
測定できると云う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の実施例のブロック図、口 第３図は従来例のブロック部、 第４図は第３図の動作説明図を示す。 図において、 １は受信部、 ２は受信符号処理部、 ３は誤り符号計数部、 ４はユニポーラ／バイポーラ変換部、 ５は切替手段を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 入力するユニポーラ符号列の符号処理と誤りの有無を検
   出し、誤りがある時は誤り符号を送出する受信符号処理
   部（２）と、該誤り符号の数を計測して一定時間内に定
   められた値以上になった時は警報送出命令を出力する誤
   り符号計測部（３）と、該警報送出命令が入力しない時
   は該受信符号処理部の出力に対応したバイポーラ符号列
   に、該警報送出命令が入力した時は固定された状態のバ
   イポーラ符号に変換するユニポーラ／バイポーラ変換部
   （４）とを含むディジタル無線装置において、切替手段
   （５）を設け、 入力した警報阻止命令により、該警報送出命令が該ユニ
   ポーラ／バイポーラ変換部に入力しない様に該切替手段
   を制御する様にしたことを特徴とする誤り監視方法。