JPH0823310A - 光信号伝送装置 - Google Patents

光信号伝送装置

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JPH0823310A
JPH0823310A JP6158752A JP15875294A JPH0823310A JP H0823310 A JPH0823310 A JP H0823310A JP 6158752 A JP6158752 A JP 6158752A JP 15875294 A JP15875294 A JP 15875294A JP H0823310 A JPH0823310 A JP H0823310A
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optical
level
transmission device
time
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JP6158752A
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Takashi Yoshida
吉田  隆
Noboru Kanzaki
昇 神崎
Kenji Asanuma
謙治 浅沼
Eiichi Nabeta
栄一 鍋田
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0823310A publication Critical patent/JPH0823310A/ja
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L25/49Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
    • H04L25/493Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems by transition coding, i.e. the time-position or direction of a transition being encoded before transmission
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光信号伝送装置の消費電力を低減し、電池駆
動による長期の使用を可能とする。 【構成】 従来の光信号伝送装置では、送信すべき信号
(a)と同じパターンの信号で光電変換して信号を送信
するようにしていたので、光電変換部に大電流を流さな
ければならず消費電力が増大していたが、この発明では
(b),(c)または(d)の如く、送信すべき信号の
立ち上がり,立ち下がりの各エッジにおいてのみ、光パ
ルス信号を生成して送信することにより、消費電力の大
幅な低減化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光信号を媒体として
信号伝送を行なう光通信システムに用いられる光信号伝
送装置に関する。このようなシステムでは、送信時の発
光時間を減らすことによって消費電流の低減が見込まれ
るので、特に端末機器が電池駆動とされるような場合に
有効である。一例として、光ファイバ式計装システムを
含む工業計測・制御システムがある。
【0002】
【従来の技術】図10に或る光通信システムの光信号を
送,受信する光信号伝送装置(端末ともいう)の構成を
示す。同図において、1は通信LSI12、送信回路1
3および受信回路14などからなる端末、2は光ファイ
バである。すなわち、光ファイバ2からの光ディジタル
信号は、受信回路14内の光/電気(O/E)変換回路
で電気信号に変換され、受信出力として後段の通信LS
I12に与えられる。通信LSI12では、シリアル−
パラレル変換等の予め決められた処理をして受信する。
【0003】図11は図10の動作を説明するためのタ
イムチャートで、同図(a)は送信側の元の信号、
(b)は光ファイバ上の光信号、(c)は受信側のO/
E変換回路出力を示す。つまり、ここでは送信側の元の
信号(a)をそのまま光信号(b)に変換して光ファイ
バ上に送り出し、受信側のO/E変換回路で(a)で示
される元の電気信号を、(c)のように復元している。
このとき、伝えたい電気信号の波形と光信号の波形が同
じなので、送信側では元の信号(a)のハイ(H)レベ
ルの時間と同じ時間だけ、LED(発光ダイオード)な
どに大電流を流して発光させる必要がある。
【0004】一方、現在標準化が進められている工業計
測・制御システム向けの通信規格“フィールドバス”で
は、マンチェスタ符号の信号を31.25kbps(1
秒当たり31.25キロビット)の速度で送ることにな
っている。なお、マンチェスタ符号とは、各ビットの中
央で必ず立ち上がり或いは立ち下がりの変化があり、そ
れが立ち上がりならばデータ“0”を表わし、立ち下が
りならばデータ“1”を表わす符号法である。したがっ
て、1ビットの信号を送るために、1ビットの時間(3
2μs)の半分の時間は発光のための電流を流さなけれ
ばならない。例えば、発光のための電流を16mAとす
ると、図11のように5ビット送る場合の消費電流は下
記のようになる。 32(μs)×1/2×5(bit)×16(mA)=
80μs×16mA
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来は
送信側から発信される光信号が、伝えたい電気信号と同
じ波形であるため、元の信号がHレベルの時間にLED
などの発光素子に大電流が流されることから、信号の伝
送が頻繁に行なわれる端末機器においてはその消費電力
が問題となる。その結果、特に消費電力を小さくする必
要のある電池駆動の端末機器においては、このような通
信方式を適用することが困難であるか、または電池交換
や充電を頻繁に行なわなければならない、などの問題が
ある。
【0006】また、光通信は一般にノイズに強いと言わ
れているが、その光信号を電気信号に変換する部分など
でノイズを発生することがあるので、その対策を施して
おくことが望ましい。したがって、この発明の課題は消
費電力を低減して電池駆動でも長期間の動作を可能と
し、微量エネルギー源でも動作可能にすること、さらに
は、ノイズによる影響を回避し得るようにし、信頼性を
向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1の発明では、電気−光変換部により電
気信号を光信号に変換し、光の有無による二値化ディジ
タル信号として送信する一方、外部から二値化ディジタ
ル信号として送られて来る光信号を光−電気変換部によ
り電気信号に変換して受信する光信号伝送装置におい
て、前記二値化ディジタル信号の立ち上がり,立ち下が
りの各エッジにおいてのみ光パルス信号を発生する変調
部を設けたことを特徴としている。
【0008】請求項2の発明では、電気−光変換部によ
り電気信号を光信号に変換し、光の有無による二値化デ
ィジタル信号として送信する一方、外部から二値化ディ
ジタル信号として送られて来る光信号を光−電気変換部
により電気信号に変換して受信する光信号伝送装置にお
いて、前記二値化ディジタル信号の1ビット毎に、その
信号値がハイレベルのときのみ光パルス信号を発生する
変調部を設けたことを特徴としている。
【0009】請求項3の発明では、元の信号のレベルが
変化したときのみ送られて来る光パルス信号を受信し、
この光パルス信号を受信するたびに受信出力のレベルを
反転させることで、元の信号を復元する復調回路を備え
た光信号伝送装置であって、前記復調回路は、或る一定
時間以上光パルス信号が来ないことを検出したときは、
受信出力を一定のレベルにすることを特徴としている。
【0010】請求項4の発明では、元の信号のレベルが
変化したときのみ送られて来る光パルス信号を受信し、
この光パルス信号を受信するたびに受信出力のレベルを
反転させることで、元の信号を復元する復調回路を備え
た光信号伝送装置であって、前記復調回路は、或る一定
時間内に複数の光パルス信号を受信したときは、受信出
力のレベル反転を1回だけ行なうことを特徴としてい
る。
【0011】請求項5の発明では、元の信号のレベルが
変化したときのみ送られて来る光パルス信号を受信し、
この光パルス信号を受信するたびに受信出力のレベルを
反転させることで、元の信号を復元する復調回路を備え
た光信号伝送装置であって、前記復調回路は、或る一定
時間以上光パルス信号が来ないことを検出したときは、
受信出力を一定のレベルにするとともに、別の或る一定
時間内に複数の光パルス信号を受信したときは、受信出
力のレベル反転を1回だけ行なうことを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】被伝送信号の立ち上がり,立ち下がりエッジに
おいてのみ、微小幅の光パルス信号を送出するか、また
は被伝送信号の1ビット毎にその信号値がHレベルのと
きのみ、微小幅の光パルス信号を送出することにより、
低消費電力化を図る。また、光パルス信号を或る一定時
間以上受信しないときは、受信出力を所定のレベルにす
るか、または別の或る一定時間内に複数の光パルス信号
を受信した場合は、受信出力レベルの反転をただ1回だ
け行なうことで、ノイズによる誤動作を回避し、信頼性
を向上させる。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す構成図、図2
はこの発明が適用されるシステム構成例を示す概要図で
ある。図1に示すこの発明による光信号伝送装置は、図
2に符号1A,1Bで示すように光ファイバ2を介して
相互に接続して用いられる。光信号伝送装置1Aは低消
費電力化が図られているので、電池4等による駆動も充
分に可能である。なお、光信号伝送装置1Bは、ここで
は上位機器3とつながっている。また、図2では光ファ
イバを用いた1対1の場合を示しているが、1:N(N
は2以上の整数)またはN:Nにしたり、光ファイバの
代わりに無線(光空間伝送)とすることもでき、目的や
用途に合わせた使用法をとることが可能である。
【0014】さて、図1の光信号伝送装置1は、1本の
光ファイバ2で双方向通信を行なう場合の構成について
示しており、送信回路13だけでなく受信回路14も備
えている。アプリケーション機能部11は、機器の本来
目的に必要な各種処理を行なう部分でセンシング,演
算,表示,伝送制御等の処理機能を有している。
【0015】このアプリケーション機能部11が他装置
へ通信を行なうときは、まず通信用LSI12に対し所
定のフォーマットに従う電気信号を与える。その場合の
信号伝送形式は、シリアル通信かパラレル通信かなどに
よって異なる。所定フォーマットの電気信号は、さらに
通信用LSI12において伝送用の符号化処理などが施
され、送信回路13内の変調部13Aに与えられる。
【0016】符号化としては、マンチェスタ符号,NR
Z符号などの良く知られた符号に変換する方式とするこ
とができる。図3はマンチェスタ符号の例である。すな
わち、図3(a)は変調部13Aに与えられるマンチェ
スタ符号信号を示しており、これが、第1の発明では図
3(b)のようにその立ち上がり,立ち下がりの両エッ
ジで微小幅の光パルス信号に変調される。変調部13A
としては微分回路とモノステーブル(単安定)マルチバ
イブレータなどで構成することができ、その出力パルス
幅は伝送仕様や受信機性能などにより適宜に決定され
る。
【0017】変調された微小幅のパルス信号は、さらに
ドライブ回路13Bおよび発光素子13Cにより図3
(c)に示すような微小幅のパルス信号とされ、光ファ
イバ2を介して送出される。このとき、信号を電気信号
から光信号に変換するために発光素子に与えられる平均
の通電電流は、電気信号の信号幅と相関関係にあるの
で、これを図3(b),(c)のように微小幅、つまり
光パルス信号とすることにより、素子の発光に要する消
費電流は、マンチェスタ符号をそのまま光信号として伝
送する場合に比べ、著しく小さくすることができる。
【0018】例えば、発光のための電流を16mA、光
パルスの幅を2μsとすると、消費電流は、 2(μs)×8×16(mA)=16μs×16mA となり、図11の場合に比べて1/5の電力で済むこと
が分かる。なお、図1の発光素子13Cは、受光素子1
4Dなどとともにここでは一体型受発光素子を形成して
いるが、これに限らないことは勿論である。
【0019】一方、このような光パルス信号を受信する
に当たっては、受光素子14Dおよび光電(O/E)変
換回路14Cによって光信号を電気信号に変換し、さら
には増幅回路14Bによって図3(d)の如き受信波形
に増幅し、復調部14Aに入力する。復調部14Aで
は、上述のような光信号伝送機器による変調形態が分か
っているので、図3(a)の元の波形と同じ同図(e)
のような波形に復調し、電気信号として通信用LSI1
2に渡す。
【0020】図4はこの発明の他の実施例を説明するた
めの波形図である。すなわち、図4(a)の如きマンチ
ェスタ符号信号が与えられると、光信号伝送装置におけ
る変調部は、ここでは図4(b)のような微小幅の光パ
ルス信号に変調する。そして、図3ではマンチェスタ符
号信号の立ち上がり,立ち下がり両エッジにおいての
み、微小幅の光パルス信号を発生するよう変調している
のに対して、ここではマンチェスタ符号信号の1ビット
毎に、それがHレベルのときのみ微小幅の光パルス信号
を発生するように変調するようにしている。
【0021】したがって、この場合の変調部としてはレ
ベル判定回路とモノステーブルマルチバイブレータ、さ
らには信号の1ビット伝送周期を管理するタイミング回
路等で構成することができる。なお、図4(c)は受信
回路の光電変換回路の出力波形、図4(d)は同じく増
幅回路の出力波形、(e)は復調部出力波形をそれぞれ
示す。
【0022】このようにして、消費電力を著しく低減し
つつ光信号の伝送を行なうことが可能となる。なお、図
1に示す通信用LSI12は通常は専用の大規模集積回
路(LSI)が用いられるが、一般的なマイクロコンピ
ュータ(マイコン)で置き換えることも可能である。
【0023】ところで、上記のようにして送信される信
号の復調部としては、通常は例えば図12のように構成
される。すなわち、トグル状態に設定されたフリップフ
ロップ20を設け、これに図3(c)または(d)のよ
うな出力を与えれば、パルスが入る度に出力が反転する
ため、図3(e)のように元の信号、つまり光パルス信
号を復調することができる。
【0024】しかし、図12のような回路では、次のよ
うな問題がある。 (1)例えば、図13(c)に示すように、通信をして
いないとき(非通信時)にノイズが入ったとすると、こ
れによって受信出力(e)が図示のように反転するた
め、送信側のもとの信号(a)に対し食い違いが生じ、
それ以降の受信出力(e)がすべて逆転してしまう。な
お、一般に光通信ではノイズは発生し難いとされている
ことから、ここでは光電気(O/E)変換回路でノイズ
が発生した例を示している。また、このようなノイズ
は、送信側が通信フレームの送出を、何らかの理由で途
中で止めた後にも起こり得る。 (2)図14(c)に示すように、通信中にノイズが発
生した場合も上記と同様に、それ以降の受信出力(e)
がすべて逆転することになる。
【0025】図5にノイズによる逆転を防止することが
可能な復調回路の例を示し、図6にそのタイムチヤート
を示す。なお、図5の各部信号c〜eと図6の信号
(c)〜(e)とは対応している。図5に示すように、
J,K両入力ともハイレベル(H)状態、つまりトグル
状態に設定されたJKフリップフロップ21は、そのク
ロック入力に信号の立ち上がりエッジが与えられるたび
に、Q出力を反転する。
【0026】また、リトリガブルのモノステーブルマル
チバイブレータ22は通常はロー(L)信号を出力して
いるが、入力に信号の立ち上がりエッジが与えられる
と、コンデンサ23と抵抗24で定められた時間幅のハ
イ(H)パルスを出力する。遅延素子25は、信号を単
に遅延させるための例えばディレイラインからなり、入
力された立ち上がりエッジが、マルチバイブレータ22
を通ってフリップフロップ21のクリア(CLR)入力
に伝わった後に、フリップフロップ21のクロック入力
に与えられるようにするために設けられている。
【0027】ところで、前述のフィールドバスでは、通
信フレーム中の或るエッジから次のエッジまでの時間
は、1ビットタイム(32μs)または1/2ビットタ
イム(16μs)に定められている。そこで、マルチバ
イブレータ22のパルス幅を例えば40μsに、また、
遅延素子25の遅延時間を1μsとする。これにより、
マルチバイブレータ22はO/E出力(c)の立ち上が
りエッジでトリガされ、40μs幅のHパルスを出力し
てフリップフロップ21のクリア信号(d)をHにす
る。
【0028】そして、通信中は16μsまたは32μs
で次の信号(c)の立ち上がりエッジが現われるので、
マルチバイブレータ22は再トリガされ、H信号を出し
続けることになる。その結果、フリップフロップ21は
クリア信号(d)がHに保持され、信号(c)の立ち上
がりエッジを受ける度に受信出力(e)を反転し、送信
側の信号(a)を復元する。通信終了時には、マルチバ
イブレータ22は信号(e)により再トリガされるの
で、40μs後に出力(d)をLにしてフリップフロッ
プ21の出力(e)をLにする。
【0029】ここで、非通信時間中に信号(c)にノイ
ズによるパルスが発生すると、マルチバイブレータ22
がトリガされて出力(d)がHとなるため、フリップフ
ロップ21の出力(e)も誤って反転してHとなるが、
40μs後には出力(d)がLになるため、出力(e)
もLに戻る。このように、非通信時の受信出力(e)を
もとの信号(a)と同じLの状態にして、両信号が一致
した状態から後続の通信フレームの受信を開始すること
になるので、後続の通信フレームの受信出力(e)を反
転したままで通信状態に入ることを回避することができ
る。
【0030】図7は復調回路の他の実施例を示す回路
図、図8はその動作を説明するためのタイムチャートで
ある。なお、図7の各部信号c〜hと図8の信号(c)
〜(h)とは対応している。J,K両入力をHに固定さ
れているJKフリップフロップ26は、そのクロック入
力に信号の立ち上がりエッジが与えられるたびに、Q出
力を反転する。
【0031】また、モノステーブルマルチバイブレータ
27はQ出力通常はLを出力しているが、入力に信号の
立ち上がりエッジが与えられると、コンデンサ28と抵
抗29で定められた時間幅のHパルスを出力する。アン
ド(AND)ゲート30は、マルチバイブレータ27が
パルスを出力している間、再トリガされないようにする
ために設けられる。
【0032】フィールドバスでは、通信フレーム中の或
るエッジから次のエッジまでの時間は前述のように、1
ビットタイム(32μs)または1/2ビットタイム
(16μs)に定められている。そこで、マルチバイブ
レータ27のパルス幅をここでは例えば12μsに設定
する。
【0033】ここで、O/E出力(c)に信号の立ち上
がりエッジが現われると、ANDゲート30の出力
(f)も立ち上がり、これによりマルチバイブレータ2
7がトリガされる。トリガされたマルチバイブレータ2
7は、そのQ出力である信号(h)には12μs幅のH
パルスを、また信号(g)には12μs幅のLパルスを
それぞれ出力する。フリップフロップ26は、信号
(h)が立ち上がる度に受信出力(e)を反転させるの
で、送信側のもとの信号(a)を復元することが可能と
なる。
【0034】一方、信号(f)は信号(g)がLになれ
ば直ちにLとなり、信号(g)がHになる12μs後ま
でLを維持し、さらにO/E出力(c)がHになるまで
Lを維持する。したがって、信号(g)がLになってい
る12μsの間に、例えばノイズが混入して信号(c)
がHになったとしても、これは図示のように無視されて
フリップフロップ26には伝わらない。つまり、一定時
間内に信号(c)上に複数のパルスが発生しても先頭の
パルス以外は無視され、フリップフロップ26はその出
力(e)をただ1回反転させるだけなので、余分な反転
動作を回避することができる。
【0035】図9は復調回路のさらに他の実施例を示す
回路図である。同図からも明らかなように、この実施例
は図5に示す遅延素子25およびマルチバイブレータ2
2の入力に、図7のマルチバイブレータ27の出力
(h)を導入するようにした点が特徴である。その動作
も図6および図8を合わせたものとなるだけなので、詳
細は省略する。
【0036】
【発明の効果】請求項1または2の発明によれば、もと
の信号波形の立ち上がり,立ち下がりにのみ微小パル
ス、または1ビット毎のハイレベル時のみの微小パルス
を発生してこれを送信するようにしたので、低消費電力
での光通信が可能となる。その結果、電池やその他微量
エネルギー源での駆動が可能な光信号伝送装置を提供す
ることができる利点がもたらされる。また、請求項3,
4または5の発明によれば、上記に加えてノイズによる
受信回路への影響を回避できるので、低消費電力化を図
りつつ信頼性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す概要図である。
【図2】この発明の使用形態を説明するための概要図で
ある。
【図3】この発明の第1実施例を説明するための波形図
である。
【図4】この発明の第2実施例を説明するための波形図
である。
【図5】この発明の第3実施例を示す回路図である。
【図6】図5の動作を説明するための波形図である。
【図7】この発明の第4実施例を示す回路図である。
【図8】図7の動作を説明するための波形図である。
【図9】この発明の第5実施例を示す回路図である。
【図10】従来例を示す構成図である。
【図11】図10の動作を説明するための波形図であ
る。
【図12】復調部の従来例を示す回路図である。
【図13】従来の復調部の第1の問題点を説明するため
の波形図である。
【図14】従来の復調部の第2の問題点を説明するため
の波形図である。
【符号の説明】
1,1A,1B…光信号伝送装置(端末)、2…光ファ
イバ、3…上位機器、4…電池、11…アプリケーショ
ン機能部、12…通信用LSI、13…送信回路、14
…受信回路、20,21,26…JKフリップフロッ
プ、22,27…モノステーブルマルチバイブレータ、
23,28…コンデンサ、24,29…抵抗、25…遅
延素子、30…アンドゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/04 10/06 10/00 10/152 10/142 H04B 9/00 L (72)発明者 鍋田 栄一 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気−光変換部により電気信号を光信号
    に変換し、光の有無による二値化ディジタル信号として
    送信する一方、外部から二値化ディジタル信号として送
    られて来る光信号を光−電気変換部により電気信号に変
    換して受信する光信号伝送装置において、 前記二値化ディジタル信号の立ち上がり,立ち下がりの
    各エッジにおいてのみ光パルス信号を発生する変調部を
    設けたことを特徴とする光信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 電気−光変換部により電気信号を光信号
    に変換し、光の有無による二値化ディジタル信号として
    送信する一方、外部から二値化ディジタル信号として送
    られて来る光信号を光−電気変換部により電気信号に変
    換して受信する光信号伝送装置において、 前記二値化ディジタル信号の1ビット毎に、その信号値
    がハイレベルのときのみ光パルス信号を発生する変調部
    を設けたことを特徴とする光信号伝送装置。
  3. 【請求項3】 元の信号のレベルが変化したときのみ送
    られて来る光パルス信号を受信し、この光パルス信号を
    受信するたびに受信出力のレベルを反転させることで、
    元の信号を復元する復調回路を備えた光信号伝送装置で
    あって、 前記復調回路は、或る一定時間以上光パルス信号が来な
    いことを検出したときは、受信出力を一定のレベルにす
    ることを特徴とする光信号伝送装置。
  4. 【請求項4】 元の信号のレベルが変化したときのみ送
    られて来る光パルス信号を受信し、この光パルス信号を
    受信するたびに受信出力のレベルを反転させることで、
    元の信号を復元する復調回路を備えた光信号伝送装置で
    あって、 前記復調回路は、或る一定時間内に複数の光パルス信号
    を受信したときは、受信出力のレベル反転を1回だけ行
    なうことを特徴とする光信号伝送装置。
  5. 【請求項5】 元の信号のレベルが変化したときのみ送
    られて来る光パルス信号を受信し、この光パルス信号を
    受信するたびに受信出力のレベルを反転させることで、
    元の信号を復元する復調回路を備えた光信号伝送装置で
    あって、 前記復調回路は、或る一定時間以上光パルス信号が来な
    いことを検出したときは、受信出力を一定のレベルにす
    るとともに、別の或る一定時間内に複数の光パルス信号
    を受信したときは、受信出力のレベル反転を1回だけ行
    なうことを特徴とする光信号伝送装置。
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