JPS6365267A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、急冷凍機能を備えた冷蔵庫に関するものであ
る。

従来の技術 従来のこの種の冷蔵庫は、第３図の様な構成になってい
た。１は冷蔵庫本体であり、区画壁２により冷凍室３及
び冷蔵室４に区分されている。区画壁２の内部には、冷
却器５及び冷気循環用送風機６を設置している。７は冷
凍室３内に設けられた冷凍室サーミスタである。この冷
凍室サーミスタ７の検知温度によシ圧縮機８の０Ｎ−Ｏ
ＦＦ運転を制御している。冷凍室扉９には、急冷凍スイ
ッチ１０が設けられている。この急冷凍スイッチ１ｏを
ＯＮする事により、冷凍室サーミスタ７の温度にかかわ
らず冷気循環用送風機６を所定時間強制的に運転すると
共に、圧縮機８を所定時間急冷凍運転するものである。

１１は冷蔵室サーミスタであり、冷蔵室４の温度に応じ
て電動ダンパー１２を開閉制御し、冷蔵室４を適正温度
に調節するものである。

第４図は電気回路を示すブロック図であり、図中１３は
商用電源、１４は波形成形回路及びパワートランジスタ
駆動回路を備え、商用電源１３の周波数を例えば９０Ｈ
２等に変換するインバータ装置、１５は制御回路であり
、急冷凍時間タイマ１６を内蔵すると共に、冷凍室サー
ミスタ７、冷蔵室サーミスタ１１によりそれぞれの室の
温度を検知し、それぞれの比較回路７ａ、１１ａを介し
て温度情報を入力すると共に、急冷凍スイッチ１゜から
の急冷凍信号を入力するものである。冷凍室サーミスタ
７からの信号によりインバータ装置１４で制御される圧
縮機８及び冷気循環用送風機６の０Ｎ−ＯＦＦを制御す
る０Ｎ−ＯＦＦ用リレー１７を制御する。急冷凍スイッ
チ１ｏの信号は、冷凍室サーミスタ７の信号に優先し、
このＯＮ信号により、０Ｎ−ＯＦＦ用リレー１７を急冷
凍時間タイマ１６で設定された時間ＯＮし、冷気循環用
送風機６及び圧縮機８をこの間連続運転する。又、急冷
凍運転中は、インバータ装置１４は、圧縮機８を高出力
運転例えば９０Ｈ２で運転する様に制御し、通常運転中
は低出力運転例えば５０　Ｈｚで運転する様に制御する
。

次に、この一実施例の構成における作用を説明する。通
常冷却運転時は、圧縮機８は低出力運転例えば５０Ｈｚ
で制御する。冷凍室３の温度制御は、冷凍室サーミスタ
７の温度に応じて、冷気循環用送風機６及び圧縮機８を
０Ｎ−ＯＦＦ制御し、冷蔵室４の温度制御は、冷蔵室サ
ーミスタ１１の温度に応じて電動ダン−ニー１２を開閉
制御する事によりそれぞれの室を適切な温度に保持する
ものである。次に急冷凍運転時について説明する。急冷
凍スイッチ１ｏをＯＮする事により、０Ｎ−ＯＦＦ用リ
レー１７をＯＮし、冷気循環用送風機６及び圧縮機８へ
通電する。この時イン・く−夕装置１４は商用電源１３
を高出力運転例えば９０　Ｈｚ運転となる様に周波数変
換する。又急冷凍スイッチ１゜のＯＮに連動して急冷凍
時間タイマ１６が動作し、設定された時間例えば９０分
経過すると０Ｎ−ＯＦＦ用リレー１７をＯＦＦする。こ
れにより冷気循環用送風機６及び圧縮機８の運転を停止
し、急冷凍運転は終了して通常冷却運転状態に復帰する
ものである。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この様な構成のものでは、急冷凍運転時
の圧縮機８の運転周波数を例えば９０　Ｈｚ運転一定で
制御している為、外気温度が低い場合や、庫内の負荷が
少ない場合等については、冷蔵６　・　− 庫の負荷量に対して、圧縮機能力が過大となる。

この為、負荷に対して余剰の冷媒は圧縮機に戻るという
、いわゆる液圧縮現象を生じ、圧縮機の寿命信頼性を著
しく損なうという問題点かぁ−）だ。

本発明はこのような従来の問題点を解消するものであり
、液圧縮現象が生じる前に急冷凍運転時に液圧縮から圧
縮機を保護すると共に、所期目的である急冷凍運転は継
続する冷蔵庫を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する本発明の技術的手段は、圧縮機の
回転数を可変するインバータ装置と、インバータ装置へ
急冷凍運転指令信号を送る急冷凍スイッチと、吸入管温
度センサより成り、吸入管温度センサからの信号により
急冷凍運転時の圧縮機の運転回転数を制御するようにし
たものである。

作　　用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、吸入管温度区分毎にあらかじめ、急冷凍運転
時に於ける運転回転数を割り当てておく。

割り当て方としては吸入管温度の低下と共に順次運転回
転数を低下させるものである。従って急冷凍運転時は、
吸入管温度センサによって検知された吸入管温度に応じ
た、適切な運転回転数を選択する為、負荷に対し過大な
圧縮機能力を供給する事がない。これにより、圧縮機へ
の冷媒液戻り現象を防止でき、液圧縮により圧縮機の寿
命を損なうと点を解消できると共に、所期目的である急
冷凍運転は圧縮機の回転数を下げて運転する事により継
続するものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添附図面にもとづいて説明す
る。図中、従来例と同一部品については、同一番号を付
して説明を省略し、異なる点のみについて説明する。

第１図に於いて、１９はサーミスタ等よりなる吸入管温
度センサであり、冷却器６から圧縮機８の間に接続され
た吸入管２０の表面に熱伝導的に取り付け、吸入管８の
温度を検知するものである。

吸入管温度センサ１９からの信号は急冷凍スイソチ１０
をＯＮ操作した急冷凍運転中のみに有効となるように制
御している。

第２図の電気回路を示すブロック図に於いて、吸入管温
度センサ１９により検知された温度は、比較回路１９ａ
を介して温度情報を制御回路１６′に入力する。制御回
路１６′には吸入管温度センサ１９の検知温度に応じて
インバータ装置１４へ指示する急冷凍運転時の運転回転
数があらかじめインプットされており、例えば吸入管温
度センサ１９の検知温度が２０℃以上の場合は９０Ｈ２
，２０℃未満の場合は７０Ｈｚで圧縮機８が運転するよ
うになっている。

次にこの一実施例の構成に於ける作用を説明する。通常
冷却運転時は、従来例と同様の動作を行なうので説明を
省略し、急冷凍運転時について説明する。急冷凍スイッ
チ１ｏをＯＮする事により０Ｎ−ＯＦＦ用リレー１７を
ＯＮし、冷気循環用送風機６及び圧縮機８へ通電する。

この時インバータ装置１４は、吸入管温度センサ１９か
らの温度情報により、検知温度が２０℃以上の場合は９
゜Ｈｚを、２０℃未満の場合は７０Ｈｚ運転となる様に
周波数変換する。急冷凍スイッチ１ｏのＯＮに連動して
動作する急冷凍時間タイマ１６が設定された時間例えば
９ｏ分間経過すると０Ｎ−ＯＦＦ用リレー１７をＯＦＦ
する。これにより冷気循環用送風機６及び圧縮機８の運
転を停止し、急冷凍運転は終了して通常冷却運転状態に
復帰するものである。このように、吸入管温度センサ１
９が２０℃未満の場合は、圧縮機の冷凍能力が抑制され
る為、液戻りを生じる事がないものである。

尚本実施例については、吸入管温度を２段階に区分して
説明したが、吸入管温度をさらに細かく区分し、それぞ
れの温度に応じた周波数変換を行なえばさらに効果的な
のは言う迄もない。

発明の効果 以上のように本発明は、急冷凍運転時は、吸入管温度セ
ンサによって検知された吸入管温度に応じて適切な運転
回転数を選択したものであるから、負荷に対して過大な
圧縮機能力を供給する事がない為、液圧縮による圧縮機
の寿命信頼性の低下を９　、、 防止でき、急冷凍運転を継続できるという効果を有する
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の冷蔵庫の縦断面図、第２図
は本発明の一実施例の電気回路のブロック図、第３図は
従来の冷蔵庫の縦断面図、第４図は従来の冷蔵庫の電気
回路ブロック図である。 ８・・・・・・圧縮機、１ｏ・・・・・・急冷凍スイッ
チ、１４・・・・・・インバータ装置、１９・・・・・
・吸入管温度センサ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名Ｉｑ
−吸入管５顛ｔレブ 第１図 ブ ８−一万綱貰 １０−一急に凍苅、４ 第３図 ブ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機の回転数を可変するインバータ装置と、インバー
   タ装置へ急冷凍運転指令信号を送る急冷凍スイッチと、
   吸入管温度センサとを備え、前記吸入管温度センサの温
   度信号により、前記急冷凍スイッチ動作時の前記圧縮機
   の回転数を、吸入管温度が高い時には高回転数で運転し
   、吸入管温度が低い時には吸入管温度が高い時よりも低
   回転数で運転するよう制御してなる冷蔵庫。