JPS6365025A - 連続式鋼片加熱炉の燃焼制御方法 - Google Patents

連続式鋼片加熱炉の燃焼制御方法

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JPS6365025A
JPS6365025A JP21001386A JP21001386A JPS6365025A JP S6365025 A JPS6365025 A JP S6365025A JP 21001386 A JP21001386 A JP 21001386A JP 21001386 A JP21001386 A JP 21001386A JP S6365025 A JPS6365025 A JP S6365025A
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JP
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flow rate
control
furnace
time
halt
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JP21001386A
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Masaaki Sawae
沢江 雅章
Yuuji Amita
網田 雄二
Ryuichi Ishida
石田 隆一
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、連続式鋼片加熱炉の燃焼制御方法に関し、特
に操業の突発休止時の如き非定常時の燃料消費量を低減
して全体としての燃料原単位を低減できるようにした燃
焼制御方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に連続式鋼片加熱炉は、多数の鋼片を、複数帯から
なる炉本体内をウオーキングビーム等の搬送装置により
連続的に搬送しつつ、次工程の圧延に適した所定温度に
均一に加熱する熱設備である。この鋼片を加熱炉装入温
度から抽出温度に加熱する場合、予め燃料消費量を最小
にできるヒートパターンを求め、該ヒートパターンに沿
って鋼片の温度が上昇するように各帯の炉内温度を設定
するとともに、鋼片の焼き上がり温度に応じて例えば4
分程度の一定周期毎に設定温度を変更するようにしてい
る。また、この−回当たりの設定温度の変更軸に9いて
は、炉の制御応答遅れ、及び燃焼状態の安定化を考慮し
て、例えば上下限30℃程度の制約を設けるのが一般的
である。
(発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら上記従来の燃焼制御方法では、例えば操業
の突発休止時のような非定常時には、燃料が無駄に消費
されるという問題がある。即ち、このような非定常時に
おいても、第6図に示すように、4分毎に30℃ずつ設
定温度A1が段階的に変更され、これに応じて燃料流量
A!はなだらかに減少することとなる。その結果、突発
休止入力により燃料流量をTからFに急激に減少させた
場合に比較して、図示斜1tlA 6i域の分だけ燃料
消費量が多いこととなる。
そこで本発明の目的は、上記従来の問題点を解決し、非
定常時の燃料消費量を軽減して全体としての燃料原単位
を低減する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、連続式鋼片加熱炉の燃焼制御方法において、
綱片を連続的に抽出する定常時には炉内温度を所定温度
に制御する炉温制御を行うとともに、鋼片が炉内に停滞
している非定常時には燃料流量を設定流量に制御する流
量制御に切り換えるようにしたことを特徴としている。
〔作用〕
本発明に係る連続式鋼片加熱炉の燃焼制御方法では、例
えば操業の突発休止信号が入力されると、炉温制御から
流量制御に切り換えられるから、従来の設定温度を段階
的に下降させる場合と異なり、燃料流量は設定流量に急
激に減少され、それだけ非定常時の燃料消費量が減少し
て全体としての燃料原単位が低減される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例方法を実施するた
めの燃焼制御装置を示す。
図において、1は加熱炉であり、これは主として、予熱
帯2a、第1.第2加熱帯2b、2c及び均熱帯2dか
らなる4帯式加熱炉零体2と、綱片Wを搬送するウオー
キングビーム式搬送装置2eとから構成されている。
3は上記炉本体2の燃焼バーナを制御する燃焼制御装置
であり、これは第2図に示す構成になっている。即ち、
流量設定用ブロック3a、温度設定用ブロック3bと、
第1段切替信号B+によって炉温、流量設定信号を上記
ブロック3a、3bのいずれかに入力する第1切替装置
3cと、上記各ブロック3a、3bからの設定値のいず
れかを設定値フィードバック信号として切り替えて出力
する第2切替装置3eと、検出炉温と上記設定炉温との
偏差を出力する炉温調節計3fと、検出流量が流量設定
用ブロック3aからの設定値又は炉温調節計3fからの
偏差信号に応じた値になるよう流量調節弁を開閉制御す
る流量調節計3gと、第2段切替信号B8によって流量
設定用ブロック3a又は炉温調節計3fのいずれかの出
力を流量調節計3gに切替出力する第3切替装置3hと
から構成されている。
4は休止入力処理装置であり、これは予定休止又は突発
操業停止等非定常状態が発生した時点において、操炉オ
ペレータが休止時間Tを入力すると、この休止時間Tを
記憶するとともに休止フラッグをセントし、休止時間T
に応じた炉温制御復帰時刻tを演算してタイマ処理装置
5に出力する。
7は流量a重量計算装置であり、これは休止入力処理装
置4によって休止フラッグがセットされると、上記一定
の遅延時間をおいて、燃焼制御装置3から設定流量値と
実績流量値とを取り込み、休止時間T及びいずれの帯で
あるかに応じて選択される流量の変更幅を演算し、これ
を設定値出力処理装置8に出力するとともに、上記第2
段切替信号Bオを燃焼側m装置3に出力する。また、上
記設定値出力処理装置8は、上記流量設定値の変更幅を
絶対値又は変更値に変換した変換信号を燃焼側m装置3
に出力する。
9は抽出スケジュール計算装置であり、これは綱片の予
測在炉時間を、上記休止時間Tに応じて変更するととも
に、ヒートパターンを変更し、これを燃焼制御装置3に
出力する。
10は流量制御を炉温制御に再び切り替えるための炉温
復帰計算装置であり、タイマ処理装置5からの遅延時間
経過時又は休止中断信号が入力された時、上記休止フラ
ッグをリセットするとともに、第1.第2切替装置3c
、3eをそれぞれ温度設定用ブロック3b、温度設定値
フィードバック信号側に切り替える第1段切替信号B+
を出力し、一定時間経過後第3切替装置3hを温度調節
計3f側に切り替える第2段切替信号B8を出力する。
次に上記制御装置によって本実施例方法を実施する場合
について説明する。
まず、鋼片Wが所定ピンチで抽出されている定常時には
、燃料制御装置3は、その第1.第2切替装置3e、3
eが炉温設定用ブロック3b側に、第3切替装!3hが
炉温調節計3f側にそれぞれ切り替えられており、これ
により構出炉温か設定温度になるよう燃料流量を制御す
る炉温制御が行われている。
次に上記炉温制御が行われている状態において、突発休
止又は予定休止等鋼片Wが炉内に停滞する非定常状態に
なった場合の燃焼制御について説明する。
1、非定常状態になると、操炉オペレータが休止入力処
理袋M4に休止時間Tを入力する。すると該処理装置4
は、上記休止時間Tを記憶し、この休止時間Tに応じた
炉温制御復帰開始時刻tを演算してこれをタイマ処理装
置5に出力するとともに、休止フラッグをセットする。
■、休止フラッグのセットによ゛す、流量制御量計算装
置7が燃焼fII11御装置3に第1段切替信号B1を
出力する。すると第1.第2切替装置3c。
3eが流量設定用ブロック3a側にそれぞれ切り換えら
れ、これにより流量設定値フィードバック信号が流量t
tIIJ御量計真装置7に入力され、また該計算装置7
には流量実績値も入力されており、この両値から、第3
図の流れ図に沿って流量変更幅を決定し、これを設定値
出力処理装置8に出力する。
この流量変更幅は以下のステップで決定される。
(i)流量実績値と設定下限値とを比較し、実績値が大
きい場合は、まず下げ幅をテーブルから読み出し、実績
値からこの下げ輻を減算したものを新たな設定値とする
(ステップ81〜S3)、ここで、下げ幅は、予め実験
等によって求めた休止時間−下げ幅テーブルからマツプ
演算したものであり、このテーブルは予熱帯、加熱帯、
均熱帯等各帯毎に求められており、休止時間Tが長いほ
ど、また装入側帯はど大きな下げ幅となっている。
(■)上記新設定値と設定下限値とを比較し、新設定値
が設定下限値より大きいときはそのまま、小さい時は設
定下限値を新設定値として次のステップに進む(ステッ
プ34.S5)。
(ホ)次に新設定値から前回の設定値を減算してこれを
流量変更幅とする(ステップS6)、なお、ステップS
1で流量実績値が設定下限値より小さい場合は、流量実
績値を新設定値としてステップS6に進む(ステップS
7)。
■、流量変更幅が上記設定値出力処理装置8に入力され
ると、該処理装置8はこの変更幅を絶対値又は変更値に
変換した信号を燃焼制御装置3に出力する。また、抽出
スケジュール計算装置9は休止入力処理装置4からの休
止入力が入力されると、予測在炉時間及びヒートパター
ンを変更し、これを燃焼制御装置3に入力する。
ここで休止中に在炉している鋼片は休止時間分だけ在炉
時間が長くなるのであるが、休止中を含む全ての条件に
対し、在炉時間予測値Tnは下記式のとおりである。
T、。 :休止時間を除く実績在炉時間Pi  :抽出
ピッチ 73%。、:予定休止時間 T□0.:残突発休止時間 ■、燃焼制御装置3は、上記第1段切替信号B、で、流
量設定用ブロック3aが選択され、第2段切替信号B8
で炉温調節計3fが流量轟節計3gから切り離されると
ともに、この流量調節計3gと流量設定用ブロック3a
とが接続される。するとこの時点から流用制御に切り替
えられ、流量設定値は第4図の曲線C8上の点Tから点
Fに変更され、実際の流量もこの設定値に追随すること
となる。なお、この場合、帯によっては炉温制御を継続
するようにしてもよく、これは予め選択情報を入力して
おくことによりて実現できる。炉温制御を継続する場合
は、第4図の曲vAC1で示すように、炉温設定値を低
下させる指示信号を入力するよう構成するとよい。
■0次に非定状態から定常状態に戻り、流量制御から炉
温制御に復帰する場合について説明すれば、この炉温制
御への復帰はタイマ処理装置5からの遅延時間の経過後
、又は休止中断信号が入力された場合に、炉温復帰計算
装置7によって行われる。即ち、該装置7が休止フラッ
グをリセットするとともに、第1段切替信号Bl  ’
を燃焼制御装置3に入力する。これにより、第1.第2
切替装置f3C,3@が温度設定用ブロック3b側に切
り換えられ、一定時間経過後、設定炉温及び実績炉温が
読み込まれ、設定値を実績値に合わせた後、第2段切替
信号B鵞 ′を出力する。すると第3切替装置3hが炉
温調節計3fと流量調節計3gとを接続し、この時点か
ら炉温制御に復帰する。
このように本実施例では、休止入力が入力された場合の
ような非定常時には、炉温制御から流量制御に切り換え
るようにしたので、燃料消費量を大幅に低減できる。こ
こで、第5図は本実施例方法による効果を説明するため
の経過時間−燃料流量特性図であり、図中、曲vADl
は本実施例の特性を、曲線D8は従来の特性をそれぞれ
示す0図からも明らかなように、休止入力が入力された
場合、従来方法ではなだらかに減少しているのに対し、
本実施例では燃料流量は急速に減少しており、それだけ
燃料消費量が減少している。
なお、上記実施例では、各装置が八−ド回路で構成され
ている場合について説明したが、これらの各装置の機能
は勿論マイクロコンビエータでも実現できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る連続式鋼片加熱炉の燃焼制御
方法によれば、定常時には炉温制御を行うとともに、非
定常時には流量制御に切り換えるようにしたので、非定
常時の燃料消費量を削減して全体としての燃料原単位を
低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例方法を説明する
ための図であり、第1図及び第2図は該方法を実施する
ための制m装置のブロック構成図、第3図はその流れ図
、第4図及び第5図はその効果を説明するための特性図
、第6図は従来の問題点を説明するための特性図である
。 図において、lは連続綱片加熱炉、Wは鋼片で厄る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼片が所定ピッチで抽出されている定常時には、
    炉内温度を設定温度に制御する炉温制御を行うとともに
    、操業の突発休止時の如き鋼片が炉内に停滞している非
    定常時には、燃料流量を設定流量に制御する流量制御に
    切り換えるようにしたことを特徴とする連続式鋼片加熱
    炉の燃焼制御方法。
JP21001386A 1986-09-05 1986-09-05 連続式鋼片加熱炉の燃焼制御方法 Granted JPS6365025A (ja)

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