JPS636484B2 - - Google Patents

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JPS636484B2
JPS636484B2 JP57118479A JP11847982A JPS636484B2 JP S636484 B2 JPS636484 B2 JP S636484B2 JP 57118479 A JP57118479 A JP 57118479A JP 11847982 A JP11847982 A JP 11847982A JP S636484 B2 JPS636484 B2 JP S636484B2
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silica gel
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sio
surface area
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JP57118479A
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Hiromi Sasaki
Takao Myoshi
Tadashi Tanaka
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Central Glass Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/113Silicon oxides; Hydrates thereof
    • C01B33/12Silica; Hydrates thereof, e.g. lepidoic silicic acid
    • C01B33/14Colloidal silica, e.g. dispersions, gels, sols
    • C01B33/152Preparation of hydrogels
    • C01B33/154Preparation of hydrogels by acidic treatment of aqueous silicate solutions

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はアルカリ珪酸塩と鉱酸との反応により
シリカゲルを得る方法に関するものである。 シリカゲルの化学式はSiO2・xH2O(x=0.1〜
0.3)と表わすことができ、構造的にはホワイト
カーボンと同じくゲル状シリカとして分類され
る。ホワイトカーボンは超微粒子のコロイド状シ
リカゲルの一種で主に合成ゴム等の補強充填材を
目的としたものが商品化されており、シリカゲル
とは区別されている。 シリカゲルの代表的製造法はホワイトカーボン
の湿式法と同じくアルカリ珪酸塩の酸分解であ
り、先づ珪酸ゾルとしてゼリー状のものが得ら
れ、これを数時間熟成させることによつてヒドロ
ゲルが生成する。このヒドロゲル中には副生した
可溶性塩が多量に含まれるため適当に粗粉砕し、
水洗して完全に洗い流す必要がある。生成したヒ
ドロゲルは水分を通常80重量%前後含み、このヒ
ドロゲル中の水分は濾過により分離することが不
可能である。従つて、ヒドロゲル中の水分を除去
するためには多大の乾燥エネルギーを要していた
ものである。 かかる反応の例としては、例えば特公昭56−
21726号があり、その実施例においてSiO2濃度
145.3g/の珪曹と、比重1.050の硫酸を使用
し、SiO2の最終濃度50〜100g/でシリカを製
造している。この場合最終製品1Kgを得るのに除
去させねばならない水の量は4Kgとなつている。
また、同様に特開昭51−136841号においては、
SiO2濃度9.52%の珪曹と濃度11.4%の硫酸を使用
し、反応最終時のSiO2濃度を8%となるように
調合している。この場合のウエツトケーキ中の水
分は86%となつている。このように従来、アルカ
リ珪酸塩の鉱酸分解においては比較的希薄溶液中
でおこなわれており、装置が大型化する欠点を有
すると同時に、反応副生物である可溶性塩類濃度
も希薄溶液となりこれを回収する場合に多大なエ
ネルギーを要する。 また、従来の方法によりシリカゲルを得る場
合、前述した如くSiO2を洗浄した後のウエツト
ケーキの水分は80重量%程度となるものである。
かかる大量に水分を含有したシリカゲルを乾燥し
て製品とするためには多大の熱エネルギーを要す
ものであつた。特に酸性側で反応を行つた場合に
はゾル・ゲルの混合物となり、このまま水洗を行
つたのではゾルが洗浄水と共に流出するため好ま
しくなく、リパルプ方式で洗浄する場合には洗浄
水全てがゲル中に含まれることとなり極めて水分
量の多いゲルとなるものである。従つて、このよ
うな場合には、得られた混合物の熟成を兼ねて2
時間以上の混合を行なわなければならない。この
ように従来法では、熟成混合のエネルギー、水分
蒸発のエネルギーは多大のものであり問題の多い
ものであつた。 また、シリカゲルは種々の用途に供されてお
り、それぞれの用途に合つた所望の物性が要求さ
れている。例えば、歯磨用では研磨性、屈折率
が、顔料用としてはチクソトロピツクな性質、見
掛比重が、また、ゴム、プラスチツクの充填材と
しては当然のことながら物理的強度の向上が重視
され、乾燥剤用としては比表面積が物性の尺度と
なつている。このように、種々の用途に応じて要
求される物性はそれぞれ異なるが、前記した物性
以外に粉体として代表的な物性の尺度としては比
表面積が挙げられ、用途、グレードにより幅広い
範囲のものが要求されるものである。この比表面
積及び前記した各物性を支配する因子としては、
次のようなものがある。 (イ) 反応液中のSiO2濃度 (ロ) 反応温度、反応PH (ハ) 中和速度 (ニ) 電解質が共存する場合としない場合 (ホ) 電解質の濃度と種類 (ヘ) 撹拌強度 (ト) 熟成温度 例えば、比表面積は、(ロ)の反応温度、反応時PH
により大きく異なる傾向を有し、酸性領域では高
い比表面積を有するシリカゲルが、また、アルカ
リ性領域では低い比表面積を有するシリカゲルが
得られ易いものであつた。しかし、厳密には、従
来の方法においては、反応時のPHが同一であつて
も反応時のSiO2濃度によつて大幅に比表面積が
変化するため、実際には、特定の比表面積を有す
るシリカゲルを得るのは、必ずしも容易なもので
はなかつた。 本発明者らはこれら従来法の問題点を解決すべ
く鋭意検討した結果、意外にも反応液中のSiO2
濃度を23〜30%に保つたときには、これら問題点
が一挙に解決されることを見出し本発明に到達し
たものである。すなわち本発明は、SiO2濃度が
23〜30重量%になるように、アルカリ珪酸塩と鉱
酸を配合して混合相を形成させ強力な攪拌をおこ
ないつつ反応させることを特徴とするシリカゲル
の製造法である。 本発明においては、鉱酸及びアルカリ珪酸塩を
反応時の液中のSiO2濃度が少なくとも15重量%
以上になるように混合相を形成させるべく強力攪
拌をおこないながら調合反応させるものである。
また、上限は特にないが、あまりに高濃度とした
場合には後述するように均一な撹拌が困難となる
ため、撹拌装置によつても差はあるが一般的には
30重量%以下が好ましい。この場合の調合方法と
しては、種々の態様が可能であり、鉱酸あるいは
アルカリ珪酸塩のいずれも水にて希釈調節し得る
ものであるが、鉱酸として濃硫酸を使用する場合
には硫酸の方を希釈する方が希釈熱を予め除くこ
とができるため、反応温度の調節が容易となり好
ましい。 本発明において用いられるアルカリ珪酸塩とし
ては珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、珪酸リチウ
ム等が挙げられるが、一般的には安価な珪酸ナト
リウムが用いられる。また鉱酸としては硫酸、塩
酸、硝酸及びリン酸等が挙げられ、最も一般的に
は硫酸が用いられる。 次に本発明における反応の経過について詳述す
る。 アルカリ金属珪酸塩と鉱酸をSiO2濃度が23〜
30重量%で設定PHになるように原料を仕込むと全
体は氷塊状のかたまりとなる。これを撹拌すると
かたまりがほぐれ、ミゾレ状となつて撹拌羽根に
付着して餅状の粘着性を示すようになる。さらに
撹拌を続けると水分が浸出してきてさらさらの液
状態となる。この時点で反応を完了し濾過、水
洗、乾燥を行なえばよく、かかる条件下では反応
は約1時間で完了し、濾過、水洗により得られた
ヒドロゲルは含有率が60%以下と低いものが得ら
れる。このように、本発明によれば、濾過性、洗
浄性とも極めて良好であり、洗浄水も少量で十分
である。この理由については必ずしも明確ではな
いが、使用する原料濃度が高いためシリカゲルの
晶出時ゾルを経由しないか、または経由しても極
めて短時間で終了するためと考えられる。すなわ
ち、鉱酸とアルカリ珪酸塩が接触した瞬間に反応
が終了し、シリカが遊離するため水分子が殆ど関
与せずに反応が完結し、シリカゲルが晶出するた
めと考えられる。 本発明方法によれば従来法と異なり、シリカゲ
ル中の水分が浸出するために濾過処理ができるた
め含水率を極めて低くすることができるとともに
アルカリ珪酸塩原料に由来するAl、Fe等の金属
不純物も母液側に移行させることができるもので
極めて純粋なシリカゲルが得られるものである。
このため、不純物を極度に嫌うセラミツクス原料
としても用い得るものである。本発明のように
SiO2濃度23〜30重量%での反応ではゾル化の期
間が非常に短いため反応物は瞬時に固化し、従来
法の如き緩徐撹拌では十分混合が行なわれず、目
的のシリカゲルが得られない。従つて本発明を良
好におこなうためには、固化した中間反応物を十
分解砕して反応を完結させるべく強力な剪断力を
与える混合機を用いることが必要であり、例えば
〓和機、ダブルロールスクリユーミキサー、高速
ミキサー等の強力な撹拌装置が推奨される。 このように本発明によれば、反応物中の水分が
極めて低いためにコンパクトな混合機を用いるこ
とが可能で、従来のシリカゲルの製法のごとき大
型の反応装置を用いることから解放され、濾過す
ることによつて低水分のシリカゲルが得られるの
で乾燥エネルギーも従来法に比較し、1/4以下に
することができるものである。ちなみに従来法、
すなわち、反応液のSiO2濃度15重量%未満の希
薄溶液での反応でシリカゲルを得る場合の乾燥エ
ネルギーを示すと、前記した如く熟成及びゲルの
脱水乾燥の和となり、製品シリカゲル1000Kgを得
るために必要な蒸気量は化学プロセス集成(株式
会社東京化学同人発行)によれば25.5tもの莫大
な量となつている。この値は効率等の問題もあ
り、厳密なものではないが、いずれにしてもシリ
カゲル1000Kgを得るためには従来法の場合4000Kg
以上の水を蒸発させねばならないのに対し、本発
明によれば蒸発水量は1000Kg程度と従来法の1/4
以下で十分であり、極めて工業的に有利なものと
なる。 さらに、反応液のSiO2濃度を23〜30重量%と
した場合には、得られるシリカゲルの比表面積は
その濃度によらず、鉱酸、アルカリ珪酸塩の添加
方法によつて多少異なるものの、反応温度、反応
PHにより容易に制御できる。例えば、比表面積
500m2/g以上のシリカゲルを得るためには反応
温度60℃以下で反応終了時のPHを3.5以下にすれ
ばよい。この時の反応の状態は鉱酸にアルカリ珪
酸塩を添加するのと、アルカリ珪酸塩に鉱酸を添
加するのと、アルカリ珪酸塩と鉱酸を同時に添加
するのと微妙に異なつている。鉱酸にアルカリ珪
酸塩を添加する場合は反応初期は非常に粘性が高
いが、目的PHに到達し約10分間ぐらい混練すると
粘性が低下してくる。一方、アルカリ珪酸塩に鉱
酸を添加すると反応初期から目的PHに到達し、約
10分間ぐらい混練しても粘性に変化はない。又、
アルカリ珪酸塩と鉱酸を同時に添加する方法は目
的PHによつてその粘性は大幅に異なり、一概に言
えないが、アルカリ性の方が酸性の場合より粘性
は高くなる。又、本発明で特徴的なのは、同一比
表面積を得るために反応終了時のPHを同一にして
も鉱酸にアルカリ珪酸塩を添加する場合とアルカ
リ珪酸塩に鉱酸を添加するのと見掛比重が大幅に
異なつてくる。例えば98%の硫酸に珪曹
(SiO229%、Na2O9%)を添加し、反応最終時PH
を3.5になるようにして製造したシリカゲルを濾
過、洗浄、乾燥後平均粒子径11.0μに粉砕したも
のは見掛比重0.60と重質なシリカゲルが得られる
が、珪曹(SiO229%、Na2O9%)に98%硫酸を
添加し反応最終時PHを3.5になるようにして製造
したシリカゲルを前記と同様の操作をおこなつた
場合の見掛比重は0.15と軽質なシリカゲルが得ら
れる。また、硫酸と珪曹の同時添加においては酸
性側で重質のものが、アルカリ側で軽質のものが
得られる。従つて、シリカゲルの使用目的によつ
て添加方法を選択し、種々の品質のシリカゲルの
製造が可能である。 本発明方法により得られるシリカゲルは粉砕に
よりホワイトカーボン並の粒度にまですることも
可能であり、吸着剤、乾燥剤、歯磨用基材は勿
論、ゴム、プラスチツクの充填剤、塗料、インキ
の増粘剤、紙のつや消し剤等従来シリカゲル及び
ホワイトカーボンが用いられている分野のすべて
に供すことができるものである。 次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。 実施例 1 SiO2濃度が24〜26重量%になるように2の
ニーダー(翼はZ型)に98%硫酸300gを仕込み、
撹拌しつつ珪酸ナトリウム(SiO2/Na2Oモル比
3.1、SiO2濃度29重量%)溶液を100g/分の速さ
で添加し、反応温度35℃、60℃、100℃のそれぞ
れについて、反応物のPHが設定値付近になつた時
珪酸ナトリウムの添加を終了し、10分間よく混合
したのち、PHを再測定し反応物を取り出し遠心分
離機で分離、洗浄し、105℃にて乾燥をおこない
シリカゲルを得た。各反応温度、PH及びSiO2
度の各条件下での生成シリカゲルの比表面積、ケ
ーキの含有水分及び見掛比重を測定し第1表に示
すとともに、反応PHと比表面積の関係を第1図に
示す。なお、見掛比重はシリカゲルの平均粒子径
が11μになるように粉砕した時の値である。(以
下、見掛比重は全てこのようにして測定した値で
ある。) 実施例 2 実施例1と同じニーダー、珪酸ナトリウムおよ
び硫酸を用い、添加順序をかえて反応温度60℃に
てシリカゲルを製造した。添加方法は、珪酸ナト
リウム溶液1500gをニーダーに仕込み、撹拌しな
がら硫酸を15g/分の速さで添加した。その後の
操作は実施例1と同様にしておこなつた。この結
果を第1表に示すとともに、反応PHと比表面積の
関係を第1図に示す。
【表】
【表】 実施例 3 硫酸のかわりに35%塩酸を用いる以外は実施例
1と同様にしてシリカゲルを得た。この結果を第
2表に示す。
【表】 実施例 4 実施例1と同じ硫酸、珪酸ナトリウムを用い連
続式ニーダー(ジヤケツト付)に連続的に供給し
て反応温度60℃にて反応をおこなつたのち実施例
1と同様にしてシリカゲルを得た。この結果を第
3表に示す。また、反応PHと比表面積との関係を
第1図に示す。
【表】 実施例 5 反応終了後のSiO2濃度を15、18、20、23重量
%となるように濃硫酸を予め希釈したものを用い
る以外は実施例1及び2と同様の操作によりシリ
カゲルを得た。得られたシリカゲルの比表面積及
びケーキ水分を測定し、この結果を第4表に示
す。また、反応時シリカ濃度と比表面積との関係
を第2図に示す。
【表】 比較例 1 濃度30%のH2SO41000gを5ビーカーに取
り撹拌しながら珪曹(SiO2/Na2Oモル比3.1、
SiO2濃度14重量%)を30g/分の速さでPH1.0と
なるまで添加し、反応温度60℃で反応をおこなつ
た。このときのSiO2濃度は8.0重量%であつた。
添加終了後70℃で12時間熟成して硬いゲルを作
り、粗粉砕して2mm篩を通過させたゲルについて
濾過、洗浄、乾燥粉砕してシリカゲルを得た。こ
のものの比表面積は600m2/g、ケーキ水分は85
%であつた。 比較例 2 比較例1と同じ方法で反応PH1.5、4、8のそ
れぞれについて反応時のSiO2濃度が1.0、5、10、
13重量%になる様に硫酸及び珪曹をそれぞれ濃度
調整したものを使用し比較例1と同じ様にしてシ
リカゲルを得た。このものの比表面積及びケーキ
水分を測定した結果を第5表に示す。なお、PH調
節のため一部苛性ソーダを使用し、反応温度は35
℃と60℃で行なつた。この結果を第5表に示すと
ともに、反応時シリカ濃度と比表面積の関係を第
3図に示す。 比較例 3 珪曹(SiO2/Na2Oモル比3.1、SiO2濃度14重量
%)3000gを5ビーカーに取り撹拌しながら
H2SO4を10g/分の速さで添加し、反応温度60
℃で反応をおこなつた。なお、この時の反応PHは
1.5、4、8となる様に調節すると同時に反応時
のSiO2濃度も1.0、5、10、13重量%になる様硫
酸の濃度を変えた。PH8で製造したものはゲル化
を行なう必要がないので、そのまま濾過、洗浄、
乾燥粉砕して比表面積を測定した。他は比較例1
と同様の操作をおこなつた。この結果を第5表に
示すとともに、反応時シリカ濃度と比表面積の関
係を第3図に示す。
【表】 実施例6、比較例4 実施例5及び比較例2、3のうちの一部の試料
について洗浄試験をおこなつた。試験方法はブフ
ナーロートに定性濾紙を敷き、一定量のシリカゲ
ルを取り、次に定量の洗浄水を加えて真空濾過し
105℃で乾燥してシリカゲル中のNaの分析をおこ
ない洗浄水量とシリカゲル中のNa2含有率の関係
を求め、第4図に示した。なお、洗浄水量は乾燥
シリカゲルに対する比率でした。 以上の実施例、比較例の結果を示す第1〜4図
の各記号は次の製造条件によるものである。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法における反応PHと比表面積
の関係を示すグラフである。第2図は本発明方法
における反応時シリカ濃度と比表面積の関係を示
すグラフである。第3図は従来法における反応時
シリカ濃度と比表面積の関係を示すグラフであ
る。第4図は本発明方法および従来法での洗浄水
量とシリカゲル中のNa2O含有率を示すグラフで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 SiO2濃度が23〜30重量%になるように、ア
    ルカリ珪酸塩と鉱酸を配合して混合相を形成させ
    強力な攪拌をおこないつつ反応させることを特徴
    とするシリカゲルの製造法。
JP11847982A 1982-07-09 1982-07-09 シリカゲルの製造法 Granted JPS5913620A (ja)

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DE19833324740 DE3324740C2 (de) 1982-07-09 1983-07-08 Verfahren zur Darstellung von Kieselsäuregel

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