JPS6364667A - カセツト装着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置におけるフロントロ−ディン
グ式のカセット装着装置に関するものである。

従来の技術 近年、ビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）等のカセットテ
ープ記録再生装置のカセット装着装置はカセットを前面
から装着するフロントローディング式が主流である。

以下、図面を参照しながら、上述した公知でない従来の
カセット装着装置の一例について説明する。

第１図は公知でない従来のカセット装着装置の構成を示
すもので、メカニズムの主要な部分は本発明の実施例と
同じ構成であるものの斜視図である。

第１図において、１はカセットホルダー、２ａ。

２ｂはカセットホルダー１の両側に一体で構成された側
壁、ｓｚ、３ｂは側壁２１，２ｂに設けられた案内ピン
、４２Ｌ、４ｂはカセットホルダー１の両側に配置した
側面プレート、５ａ、５ｂは側面プレー）４ａ、４ｂに
設けられたＬ字状の案内溝でそれぞれ２本又は３本づつ
で構成され、案内ピンｓａ、３ｂがそれぞれ係合してい
る。６３゜６ｂは軸７で連結され、側面プレート４ａ、
４ｂに回動自在に支持された駆動アームで、先端に設け
た案内溝ｓａ、ｓｂにカセットホルダー１の側壁部材２
ａ、２ｂ上の主要な案内ピン３ａ、３ｂがそれぞれ係合
されている。駆動アーム６Ａ　、　ｅｂの片方には軸７
と同芯に歯車９を一体で構成している。１０は第１のラ
ックで側面プレート４ａ。

４ｂに設けた２個の案内片１１１Ｌ、１１１）に嵌合し
て水平移動可能なるように形成した案内溝を有すると共
にその一端に駆動アーム６ｂに一体の歯車９と噛合する
何枚かの歯１２を構成している。

１３は第２のラックで、第１のラック１ｏと同様に側面
プレー）４ａ、４Ｊで設けた案内片１１ａ。

１１ｂに嵌合し、水平移動可能なるように案内溝を有す
ると共に第２のラック１３と第１のラック１０とはそれ
ぞれに設けたバネ掛は部に係合した引張バネ１４によっ
て相互に連結されている。第２のラック１３の一端は第
１のラック１０に設けた歯１２と位相を合せているが歯
数の少ない第１の歯１５を有し、かつ、Ｌ字状に曲げた
他端には駆動アーム６ｂに一体の歯車９とは噛合しない
位置に第１のラック１ｏに構成したる歯１２の領域と同
一長さにわたって構成した第２の歯１６を有する。２２
（第２図〜第５図）は磁気記録再生装置本体に設けられ
て込る出力歯車で、カセット装着装置をこの本体に取付
ける時、あらかじめ位相を合わせた状態で、第２のラッ
ク１３の歯１６に噛合されるものである。

第２のラック１３には長溝１７が形成されており、これ
に第１のラック１ｏに形成し突起部１８が嵌合されて、
通常は引張りバネ１４によって相互に当接された位置で
は側面プレー）４２Ｌ、４ｂに形成された案内片１１１
Ｌ、１１ｂに嵌合せる案内溝の位相が合致すると共に、
第２のラック１３の長溝１７と第１のラック１０の突起
部１８との空間領域だけ相互に摺動し得るように構成さ
れる。

第２図は、磁気記録再生装置の駆動システムの一例を示
すブロック図である。この図はシリンダーを除く全ての
動作をキャプスタンモーターだけで行っている場合を示
す。２３はダイレクトドライブのキャプスタンモーター
、２４は第１の減速系、２５は第２の減速系、２６はリ
ール台、２７は第１のクラッチ、２８は一種のクラッチ
機能を有する第３の減速系、２９は第４の減速系、３゜
はテープローディング動作を行う出力系、３１は第２の
クラッチ、３２は第５の減速系、３３は各メカの動作モ
ードを制御するシステムの出力系、３４は第６の減速系
、２２はカセット装着装置に連結される出力歯車である
。尚、第１のクラッチ２７はカセット装着ならびにテー
プローディング等の動作とテープ走行動作との切換えを
行うもので、第１の減速系２４と第２の減速系２５との
間には、ブロック図には図示していないが、メカ動作％
−）”　Ｎｉ制御システムに連動してキャプスタンモー
ターの回転を連結あるいは遮断する機構が付いており、
テープ走行時に連結するようになっている。

以上のように構成された公知でな込従来のカセット装着
装置について、以下その動作について説明する。

第３図はカセット挿入前の状態を示す。第４図はカセッ
トテープ２１をカセットホルダー１へ収納し、更にカセ
ットホルダー１を押し込んでスライドスイッチ１９が働
き、出力歯車２２の回転が始まるまでの状態を示す。

即ち、出力歯車２２に噛合している第２のラック１３は
第３図の状態にあるが、駆動アーム６ｂに一体の歯車９
と噛合している第１のラック１Ｑは引張バネ１４に対し
て水平移動する。

第５図はスライドスイッチ１９が働きカセット装着動作
を行う状態を示す。出力歯車２２が回転し、噛合する第
２のラック１３は矢印ａ方向へ水平移動を行うが、長溝
１了の壁が第１のラック１０の突起部１８を押して行く
ため、第２のラック１３と噛合している駆動アーム６ｂ
は矢印６方向へ回動されることになり、駆動アーム６ｂ
と案内ピン３ｂで係合しているカセットホルダー１は側
面プレー）４ａ、４ｂに構成されたＬ字状の案内溝５ａ
、５ｂＫ沿って水平並びに垂直移動を行う。

第６図はカセットテープ２１が所定の位置へ装着を完了
した状態を示す。この時点では第２のラック１３の一端
に構成した、第１のラック１ｏに設けた歯１２と位相を
合わせた歯１５は駆動アーム６ｂに一体の歯９と噛合し
ている。

カセットテープ２１の排出動作においては、第３図〜第
６図のような各構成要素は装着動作時と反対方向に動く
ことになるが、垂直動作区間は第２のラック１３上の歯
１５は、第１のラック１゜の歯１２と同様に、駆動アー
ム６ｂの歯車９と噛合している。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、カセットテープを
カセットホルダーに挿入し、かつ、スライドスイッチが
働くまで手で押し続けると、カセットホルダーの案内ピ
ン及び駆動アーム及び第１のラックはそれぞれ動作する
が、スライドスイッチが働くと同時に手を放すと、出力
歯車部でのバックラッシュ及び引張りバネの影響で第１
のラック及び駆動アーム及びカセットホルダーの案内ピ
ンは元の位置にもどり、カセットテープは外へ排出され
てしまうという問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、スライドスイッチが働き、
第１の接点から第２の接点までは速く、第２の接点から
第３の接点までは遅く、第１．第２のラックが水平移動
することにより、カセットテープが飛び出さないように
したカセット装着装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のカセット装着装置
は、スライドスイッチが働き、第１の接点から第２の接
点までは速く、第２の接点から第３の接点までは遅く、
第１．第２のラックを水平移動させる構成を備えたもの
である。

作用 本発明は上記した構成によって、挿入しようとしたカセ
ットテープが飛び出てくるという誤動作を防止できるも
のである。

実施例 本実施例の機構及び動作は第１図に説明した通りである
。

第４図はカセットテープ２１をカセットホルダー１へ収
納し、更にカセットホルダー１を押し込んでスライドス
イッチ１９が働き、出力歯車２２の回転が始まるまでの
状態を示す。この時、スライドスイッチ１９が働き、第
１の接点から第２の接点までは速く、第１．第２のラッ
ク１０．１３を水平移動させようとすることにより、出
力歯車２２と噛合する第２のラック１３は矢印ａ方向（
第４図に示す）へ水平移動を行うが、長溝１７の壁が第
１のラック１０の突起部１８を押し、第２のラック１３
と噛合している５駆動アーム６ｂは矢印す方向（第４図
に示す）へ回動されることになり、駆動アーム６ｂと案
内ピン３ｂで係合しているカセットホルダー１は側面プ
レート４ａ、４ｋ）に構成されたＬ字状の案内溝６ａ、
ｂに沿って水平並び垂直移動を行う。

第７図は、スライドスイッチ１９が第１の接点から第３
の接点まで移動するカセットホルダー１の速度について
従来例と本実施例を比較した速度線図である。スライド
スイッチ１９が働くとカセットホルダー１は従来に比べ
速く移動するが、側面プレー）４ａ、４ｂに設けたＬ字
状溝の変曲部に達する前（スライドスイッチの第２の接
点）に速度は従来と同じ速度になりカセット装着位置（
スライドスイッチの第３の接点）まで変らない。

尚、変曲部前で速度を従来と同じにしたのは、速度が早
いとカセット装着時にリール台（図示なし）との当接時
のショックが大きくなるためである。

以上のように本実施例によれば、スライドスイッチが第
１の接点に達すると同時に第１．第２のラックを速く水
平移動させ、またカセットホルダーを水平移動させれば
、挿入時のカセットテープの飛び出しはなくなり、すな
わち誤動作が防止できる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、スライドスイッチが第１
の接点に達すると同時に、第１．第２のラックを速く水
子移動させ、またカセットホルダーを速く水平移動させ
れば、挿入時のカセットテープの飛び出しがなくなり、
誤動作が防止でき、さらには使用者の操作感の向上をは
かることのできる極めて優れた効果を得ることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のカセット装着装置の斜視図
、第２図は本実施例の駆動システムのブロック図、第３
図〜第６図は本実施例及び公知でない従来例の動作説明
のだめの側面図、第７図はカセットホルダーの速度線図
である。 １・・・・・・カセットホルダー、３ａ、ｂ・・・・・
・案内ピン、４Δ、ｂ・・・・・・側面プレート、６ａ
、ｂ・・・・・・駆動アーム、１０・・・・・・第１の
ラック、１３・・・・・・第２のラック、１Ｔ・・・・
・・長溝、１８・・・・・・突起部、１９・・・・・・
スライドスイッチ、２２・・・・・・出力歯車。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名？２
−出力會（ ２３−ＤＯキマプスダンモーター ？４−　オフの減速系 ２５−’に２の滅逢糸 ？６−　リール台 η−才７のゲラフチ 第　２　図　　　　　　　　　　ｘ−才３の滅５Ｘ系８
−才４の−Ａｉ先 ３０−テープローチインヅ出力先 ３１−才２のクラフ壬 ３２−才５のへ遠糸 ３３−メカの勧イ乍モード争り坤 システムの＄力先 、舛・・−才６の減１糸 ｔＯ−−−第１のラック １９−　スライドスイ、・２チ ｔ７−−−−＆　　溝 第６図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）カセットテープを収納するカセットホルダーと、
   前記カセットホルダーをカセットの着脱が可能な第１の
   位置とカセットの記録もしくは再生が可能となる第２の
   位置との間を移動可能となるように案内する側面プレー
   トと、前記カセットホルダーを前記第１の位置から第２
   の位置に、また逆方向に移動させるカセットホルダー駆
   動手段を具備し、かつ、前記カセットホルダー駆動手段
   は、前記側面プレートに設けられ、駆動源からの動力を
   受け直線移動可能となる第１、第２のラックのいずれか
   に係合し連動するアクチュエーターを設けたスライドス
   イッチと、前記第１、第２のラックの移動速度を変速で
   きる変速手段と、前記第１、第２のラックの直線運動を
   回転運動に変換し、前記カセットホルダーの移動を行な
   う駆動アームとを備え、かつ、前記変速手段は、前記カ
   セットホルダーが前記第１の位置から前記第２の位置に
   至る前に移動速度を減速することを特徴とするカセット
   装着装置。
2. （２）変速手段は、スライドスイッチに第１、第２、第
   ３の位置検出を行うことができる接点を持ち、第１の接
   点から第２の接点までは速く、第２の接点から第３の接
   点までは遅く、第１、第２のラックを水平移動させるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のカセット装
   着装置。
3. （３）第１、第２のラックのいずれかに突起部を設け、
   また他方には、前記突起部と係合可能となる長溝を設け
   、相互は弾性体により連結され、側面プレートに設けて
   いる少なくとも２つ以上からなる摺動部材に沿って水平
   移動可能となることを特徴とする特許請求の範囲第２項
   記載のカセット装着装置。