JPS6362602B2 - - Google Patents

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JPS6362602B2
JPS6362602B2 JP15068979A JP15068979A JPS6362602B2 JP S6362602 B2 JPS6362602 B2 JP S6362602B2 JP 15068979 A JP15068979 A JP 15068979A JP 15068979 A JP15068979 A JP 15068979A JP S6362602 B2 JPS6362602 B2 JP S6362602B2
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JP
Japan
Prior art keywords
suspension
construction method
stiffening girder
temporary
hanging material
Prior art date
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Expired
Application number
JP15068979A
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English (en)
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JPS5673707A (en
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は吊橋のメインケーブルと補剛桁との間
を連結する吊材と、吊橋架設時に緊張状態で補剛
桁に結合するための工法に関するものである。
吊橋の架設において、吊材と補剛桁との結合
は、従来つぎのような方法で行われてきた。第1
図〜第3図はその従来工法の一例を示すもので、
図中1はメインケーブル、2は補剛桁、3は吊
材、4は吊足場(キヤツトウオーク)、5(第2
図参照)はメインケーブル1に嵌装したケーブル
バンド、6は吊材3の下端に固着したソケツトで
ある。
しかして従来工法において、吊材3の下端のソ
ケツト6を補剛桁2に結合するためには、第2図
に示すようにメインケーブル1のケーブルバンド
5の両側に、仮のケーブルバンド7を設置し、そ
れより引き込み用の仮吊材8を吊り下げる。他方
この仮吊材8の直下の補剛桁2に連結金具9を係
合し、この連結金具9と前記仮吊材8との間にテ
ンシヨンジヤツキ10を連結し、このジヤツキ1
0を作動させて、仮吊材8を所定の位置まで引き
込むことにより、本吊材3の端部のソケツト6を
第2図および第3図の鎖線図6′で示すように補
剛桁2に結合させていた。
しかし、上述のような従来工法においては、作
業個所がメインケーブル1側と、補剛桁2側の上
下2個所にはなれる事と、一工程を終つて、次ぎ
の結合点に移動する場合、仮吊材8と関連する装
置をケーブルバンド5や、吊足場であるキヤツト
ウオーク4をかわしながら段取り変えをしなけれ
ばならないため作業が複雑になるという欠点があ
つた。
また吊橋の吊材3の長さは結合点毎に変化する
ため、引き込み用の仮吊材8の長さも、その都度
調整しなければならない等、面倒な作業がさけら
れず、さらに最近の吊橋の大型化に伴つて、その
引き込み力も大きくなり、その結果引き込み装置
も大型化するため、上記の従来工法は益々施工上
不利になるという傾向にある。
本発明は以上述た、従来の工法の欠点を解消す
るためになされたもので、吊橋の架設作業を簡単
かつ容易にすると共に、作業能率を向上し、かつ
安全上も有利な工法を提供することを目的とする
ものである。
以下第4図〜第6図により本発明の実施例を説
明する。図中第1図〜第3図と同一の符号は同等
のものを示す。
本発明においては、吊橋のメインケーブル1と
補剛桁2との間を連結する各吊材3の一定レベル
位置にそれぞれ係止具(例えば圧着スリーブ)1
1を固着し、第6図に示すようにメインケーブル
1を跨ぐ2本の吊材3の圧着スリーブ11上に支
承されるように支持フレーム12をかけ渡し、こ
の支持フレーム12上に設けたセンターホールジ
ヤツキ13を貫通するテンシヨンバー14の下端
に連結金具15を固着し、他方補剛桁2上に突設
した連結金具16をピン17により前記連結金具
15と連結し、ジヤツキ13を操作して圧着スリ
ーブ11を補剛桁2側へ引き寄せることにより、
吊材3の下端部に固着したソケツト6を第5図お
よび第6図の鎖線図6′で示すように補剛桁2に
結合する。
本発明工法は上述の通りであるから下記の如き
効果が得られる。
(1) 本発明工法によれば、従来工法のように仮ケ
ーブルバンド7、仮吊材8、連結金具9、テン
シヨンジヤツキ10を本吊材3のそばに別に設
けることなく、本吊材3に圧着スリーブ(係止
具)11を設けることによつて、本吊材3をセ
ンターホールジヤツキ13等により直接補剛桁
2に対して引き込むようにしたので、装置が少
くてすむ利点がある。
(2) 従来工法の仮吊材8の長さはメインケーブル
1に対する結合点が変るごとに変化したため、
段取り変え毎に一々仮吊材8の長さを調節しな
ければならなかつたが、本発明工法において
は、各吊材3に対する圧着スリーブ(係止具)
11の固定位置が、補剛桁2に対して同一レベ
ルにあるから、段取り変えに際してもセンター
ホールジヤツキ13およびテンシヨンバー14
はそのまま使用できる。したがつて本発明工法
は同一作業を繰り返し行えばよいから、施工管
理上きわめて有利である。
(3) 本発明工法は本吊材3を利用するもので、従
来工法のような仮吊材8は不要であるため、仮
ケーブルバンド7のメインケーブル1に対する
着脱等の高所作業がなくなる。したがつて本発
明工法は、作業安全上有利であると共に、作業
場所が補剛桁上に限定されるので工数も減少
し、作業能率が向上するという効果が得られ
る。
(4) 本発明工法によつて吊材3に固着した圧着ス
リーブ(係止具)11は、将来吊橋の補修点検
等にも利用できるから、保守作業を容易にする
という効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は吊橋の架設途中の状態を示す略図、第
2図は従来工法を示す部分正面図、第3図はその
側面図、第4図は本発明工法による吊橋の架設途
中の状態を示す略図、第5図はその部分正面図、
第6図はその側面図である。 1……メインケーブル、2……補剛桁、3……
吊材、4……吊足場(キヤツトウオーク)、5…
…ケーブルバンド、6……ソケツト、7……仮ケ
ーブルバンド、8……仮吊材、9……連結金具、
10……テンシヨンジヤツキ、11……係止具
(圧着スリーブ)、12……支持フレーム、13…
…センターホールジヤツキ、14……テンシヨン
バー、15,16……連結金具、17……ピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 吊橋のメインケーブルと補剛桁との間を連結
    する各吊材の一定レベル位置にそれぞれ係止具を
    固着し、この係止具と補剛桁との間をジヤツキに
    より引き寄せて、吊材端部のソケツトを補剛桁に
    結合することを特徴とする吊橋の吊材引き込み工
    法。
JP15068979A 1979-11-22 1979-11-22 Method of drawinggin construction of suspending material for suspension bridge Granted JPS5673707A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15068979A JPS5673707A (en) 1979-11-22 1979-11-22 Method of drawinggin construction of suspending material for suspension bridge

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15068979A JPS5673707A (en) 1979-11-22 1979-11-22 Method of drawinggin construction of suspending material for suspension bridge

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5673707A JPS5673707A (en) 1981-06-18
JPS6362602B2 true JPS6362602B2 (ja) 1988-12-02

Family

ID=15502298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15068979A Granted JPS5673707A (en) 1979-11-22 1979-11-22 Method of drawinggin construction of suspending material for suspension bridge

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JPS5673707A (en) 1981-06-18

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