JPS6362422B2 - - Google Patents

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JPS6362422B2
JPS6362422B2 JP58063286A JP6328683A JPS6362422B2 JP S6362422 B2 JPS6362422 B2 JP S6362422B2 JP 58063286 A JP58063286 A JP 58063286A JP 6328683 A JP6328683 A JP 6328683A JP S6362422 B2 JPS6362422 B2 JP S6362422B2
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label
suction
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drum
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JP58063286A
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はラベル貼付装置、特に詳細には連続的
に送られている被貼付体にラベルを貼付するラベ
ル貼付装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より、商標や製造データ等が表示されたラ
ベルを各種製品に貼着することが広く行なわれて
いる。一般にこの種のラベルはラベル裏面に粘着
面が形成されて帯状の担持体に担持され、多量に
生産される製品に対しては、上記担持体からラベ
ルを1つずつ剥がし上記粘着面を製品に押圧する
自動装置によつて製品に貼着されるようになつて
いる 上述のようにラベルを自動的に被貼付体に貼着
するラベル貼付装置としては従来より、連続的に
送られる被貼付体の近傍においてラベルの一部を
ラベル担持体から剥がして粘着面が被貼付体側を
向くように支持しておき、被貼付体がラベル近傍
を通過する際に該ラベルを表面側からローラによ
つて被貼付体に押圧するもの、あるいはラベルを
ラベル担持体から1枚ずつエア吸引によつて吸着
したサクシヨン台を被貼付体に押圧させたり、該
サクシヨン台に吸着したラベルをエアジエツトに
よつて被貼付体に向けて吹き飛ばして貼着させる
もの、等が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし上記ローラを用いるラベル貼付装置にお
いては、ラベルがラベル担持体からどれだけ剥が
れているか、あるいはローラと被貼付体との押圧
状態等によつて被貼付体上におけるラベルの貼付
位置が変わつてしまう。単に各種表示を目的とし
てラベルを製品に貼付するような場合は、貼付位
置はさほど正確に規定されなくてもよいが、この
ようなラベルは例えばアルミニウムウエブ等の帯
状体の連続生産工程において、表面検査によつて
欠陥が発見された箇所を後に取り除くためのマー
クとして使用することも考えられており、そのよ
うな場合にはラベルは被貼付体の所定位置に正確
に貼着されなければならない。
また前記のように被貼付体に押圧されるサクシ
ヨン台を用いるラベル貼付装置にあつては、サク
シヨン台の押圧時に被貼付体の送りが停止される
から、貼付処理速度を十分に高めることができな
い。またエアジエツトでラベルを吹き飛ばすサク
シヨン台を用いる装置にあつては、ラベルが被貼
付体にしつかりと貼着しない。しかもこの場合、
ラベルは移動している被貼付体に対して吹き飛ば
して供給されるので、貼付位置が不正確になると
いう不具合も生じる。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたも
のであり、被貼付体を連続的に送つたまま、該被
貼付体の所定の貼付位置に正確に、しかもしつか
りとラベルを貼着することが可能なラベル貼付装
置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明のラベル貼付装置は、周面上にエア吸引
によるラベル吸着部が設けられ、連続的に送られ
る被貼付体に該ラベル吸着部が接触しうる位置に
配設されたサクシヨンドラムと、 被貼付体に接触したラベル吸着部が該被貼付体
の送り方向に移動するようにサクシヨンドラムを
回転駆動するドラム駆動手段と、 上記被貼付体の送り速度を検出する速度検出手
段と、 上記ラベル吸着部が接触する部分よりも被貼付
体の送り方向上流側の所定位置において、この被
貼付体上のラベル貼付位置が通過したことを検出
する位置検出手段と、 この位置検出手段が出力する位置検出信号と、
上記速度検出手段が出力する速度信号とを受け、
これらの信号に基づいて上記ドラム駆動手段を制
御して、上記ラベル吸着部に吸着されているラベ
ルが上記ラベル貼付位置に接触し、かつこのとき
のラベル吸着部の周速度が被貼付体の送り速度と
一致するようにサクシヨンドラムの回転速度を制
御するドラム回転速度制御回路と、 ラベル担持体に担持されたラベルを、該担持体
から一部剥がし、その粘着部が前記ラベル吸着部
の反対側を向くようにして該ラベル吸着部近傍の
所定位置に送るラベル供給手段と、 この所定位置に配されたラベルをラベル吸着部
に吸引するエア吸引手段とから構成されたことを
特徴とするものである。
上記のようなドラム回転速度回路により、被貼
付体にドラムのラベル吸着部が接触するときの該
吸着部の周速度を、被貼付体の送り速度と一致さ
せておけば、被貼付体上のラベルが滑ることがな
く、ラベルは正確に所定位置に貼着されるように
なる。また上記のようなサクシヨンドラムのラベ
ル吸着部を被貼付体に押圧して、該ラベル吸着部
に吸着されたラベルを被貼付体に貼着するように
しているから、ラベルには大きな貼付力が加えら
れ、ラベルはしつかりと貼り付けられるようにな
る。
そして上述のように、ラベル貼付位置が所定位
置を通過したこと、および被貼付体の送り速度を
実際に検出し、その結果に基づいてサクシヨンド
ラム回転速度を制御しているから、被貼付体の送
り速度が変動するようなことがあつても、ラベル
を正確に所定位置に貼着することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について
詳細に説明する。
第1図は本発明の1実施例によるラベル貼付装
置の立面図である。本実施例のラベル貼付装置1
は、前述したようなアルミウエブ(薄板)に、表
面欠陥箇所を示すマークとしてラベルを貼着する
ために使用されるものであり、上方から下方に向
けて送られるアルミウエブ2の側方に配置されて
いる。
第1図中、側縁部が示されている帯状のラベル
担持体3は紙等からなり、ラベル貼付装置1内に
おいて水平方向に張架されている部分(第1図中
記号Aで示す部分)を上方側から視観した斜視図
である第2図に示されるように、裏面の一部に粘
着層4aが形成されたマーキングラベル4を所定
ピツチl毎に担持している。該ラベル4は上記粘
着層4aの作用でラベル担持体3に担持されてい
るが、周知のようにこの種のラベル担持体3のラ
ベル担持面(第2図中の下面)は平滑化処理が施
され、ラベル4はある程度の力でラベル担持体3
から引き離されれば、粘着層4aを裏面に残した
まま容易に該ラベル担持体3から剥がされる。
第1図に示されるように上記ラベル担持体3は
送出リール5に巻回貯蔵され、この送出リール5
から解かれた先端部はパスローラ6に掛けられて
からガイドピン7とパスローラ8との間に張架さ
れ、ピールプレート9に掛けられて上方に急角度
で折り返され、ガイドピン10、ドライブローラ
11、ピンチローラ12に掛けられ、最終的に巻
取リール13によつて巻き取られる。
上記ドライブローラ11は一例としてパルスモ
ータ14によつて図中矢印B方向に回転され、ラ
ベル担持体3を巻取リール13方向に送る。そし
てこのパルスモータ14の回転量は後に詳述する
ようにして制御され、ラベル担持体3の送り量が
決定される。巻取リール13はトルクモータ15
によつて図中矢印C方向に回転され、ドライブロ
ーラ11によつて送られるラベル担持体3を巻き
取る。ガイドピン7とパスローラ8との間に張架
された部分のラベル担持体3は、例えばゴム製の
1対の押えローラ16,17によつて上下から押
えられてたるみやねじれが出ない状態にされ、こ
の位置において光電装置によつて位置検出される
ようになつている。すなわち第3図に詳しく示す
ように一方の押えローラ16は、筒状の固定軸1
8の上下に互いに間隔を置して回転自在に支承さ
れた2つのローラ16a,16bとからなり、固
定軸18の中央部のラベル担持体3に対向する部
分には窓18aが開設されている。そして第1図
に示されるようにこの筒状の固定軸18内には、
上記窓18aを通過してラベル担持体3に向かう
検出光を発する発光器19が配設されている。他
方の押えローラ17も上記押えローラ16と同様
に形成され、その固定軸18′の内部には該固定
軸18′に開設された窓を通して上記検出光を受
光する受光器20が配設されている。そしてラベ
ル担持体3は光透過性の良い材料で形成され、一
方ラベル4は遮光性の高い材料で形成される。し
たがつて上記受光器20が検出する検出光の有無
あるいは強弱を検知して、ラベル担持体3上のラ
ベル4の先端あるいは後端を正確に検出すること
ができる。
ラベル担持体3を巻回貯蔵する送出リール5に
は、送り出されたラベル担持体3がたるむことの
ないように、ラベル担持体3の巻取力に対して適
度の負荷を発生させる公知のブレーキ手段(図示
せず)が設けられる。
ピールプレート9は、従来よりラベル担持体か
らラベルを剥がすために用いられているものであ
り、ガイド板9aによつて該ピールプレート9に
弾力的に圧接されているラベル担持体3を急角度
で折り返すことにより、ラベル4を該ラベル担持
体3から剥がす(第4図参照)。
上記ピールプレート9に近い位置には、上述の
ようにしてラベル担持体3から剥がされたラベル
4の表面の近傍に1つのラベル吸着部22aが位
置するように回転停止されるサクシヨンドラム2
2が配設されている。このサクシヨンドラム22
は一例としてパルスモータ21によつて図中矢印
D方向、すなわちアルミウエブ2に対向する部分
が該アルミウエブ2の送り方向と同方向に移動す
るような回転方向に回転駆動されるようになつて
おり、また上記のようにして回転したときそのラ
ベル吸着部22aがアルミウエブ2に接触しうる
位置に配設されている。上記ラベル吸着部22a
の周面は例えばゴム等の摩擦係数の高い材料を用
い、サクシヨンドラム22の回転中心を中心とす
る円筒面の一部を構成する形状に形成され、その
表面には第4図に示されるように、サクシヨンド
ラム22内部に連通する多数のエア穴22bが穿
設されている。そしてサクシヨンドラム22を回
転自在に支持する固定の中空パイプ23(第1図
参照)は、その先端面がドラム22の上底板22
cの内面に摺接する位置まで延ばされ、その外周
面には前記アルミウエブ2と略平行な方向に延び
ドラム22の内周面22dと摺接する2枚の仕切
板24が固定されている。また中空パイプ23の
内部は上記仕切板24と整合する仕切板23aに
よつて仕切られ、該仕切板23aの両側のパイプ
周壁にはそれぞれ貫通穴23b,23cが設けら
れている。仕切板23aよりもアルミウエブ2側
のパイプ内空間23dは、配管50を介して真空
ポンプ等のエア吸引手段51に連通され、反対側
のパイプ内空間23eはブロワ等のエア吐出手段
(図示せず)に連通されている。したがつて仕切
板23a,24よりもアルミウエブ2側に位置し
たラベル吸着部22aのエア穴22bからはドラ
ム22内に空気が吸引され、仕切板23a,24
よりもアルミウエブ2から遠い位置にあるラベル
吸着部22aのエア穴22bからはドラム22外
方に空気が吐出される。
以上説明したアルミウエブ2以外の要素はすべ
て基板25上に支持され、該基板25はアルミウ
エブ2の幅方向に対する位置を調整する左右位置
調整テーブル26、およびアルミウエブ2との距
離を調整する前後位置調整テーブル27を介して
架台28に支持されている。またアルミウエブ2
をはさんで前記サクシヨンドラム22と対向する
位置には、アルミウエブ2に従動するバツクアツ
プローラ29が設けられている。
以下、上記構成の本実施例の装置の作用につい
て説明する。第5図は本実施例のラベル貼付装置
の制御系統を概略的に示すものである。アルミウ
エブ2にサクシヨンドラム22が接触しうる箇所
よりも所定距離Lだけウエブ送り方向上流側に
は、定速で送られるこのアルミウエブ2の表面検
査を行なう検出端30が設置され、該検出端30
設置部をラベル貼付位置となる欠陥部が通過した
とき、この検出端30からパルス発生回路31に
検出信号S1が入力される(なおこの表面欠陥の検
査は、検出端30よりもさらに上流側において表
面を所定長トラツキングして行ない、該欠陥部が
検出端30まで来たときに該検出端30から検出
信号S1を出力するようにしてもよい)。パルス発
生回路31は上記検出信号S1を受けて、第6図a
に示すようなパルス波からなる駆動開始信号S2
パルス制御回路32に入力し、パルスモータ14
を駆動させる。該パルスモータ14はパルス制御
回路32によつて設定されたパルス信号S3によつ
て、第6図bに示すような回転波形で駆動する。
すなわち最初所定のベーススピードv0で所定時間
回転したのち所定の加速度で回転上昇し、所定の
トツプスピードv1で所定時間駆動したのち所定の
減速度でベーススピードv0まで回転降下する。パ
ルスモータ14がこのように所定のパターンで回
転駆動してベーススピードv0に達した時点で、ド
ライブローラ11は所定の回転角だけ回転され、
ラベル担持体3はほぼラベル4のピツチlだけ送
られる。しかしこのラベル担持体3の送り量は、
厳密には上記ピツチlよりも小さめに設定され
る。そしてベーススピードv0によつてさらに微量
ずつラベル担持体3が送られて実際にピツチlだ
け移動したことが、受光器20の出力S4を受ける
ラベル位置検出回路33によつて検出されたとき
(第6図のt2の時点)、該ラベル位置検出回路33
からパルス制御回路32に停止信号S5が入力さ
れ、このベーススピードv0での送りが停止され
る。したがつてラベル担持体3が正確にピツチl
だけ送られる。なお上記パルス制御回路32は、
例えばパルス発生器と、パルスカウンタと、パル
ス周波数制御器等から構成され、パルス信号S3
周波数を変化させることによつてパルスモータ1
4の回転速度を制御し、また最初のベーススピー
ドでの回転期間、それに続く加速期間、トツプス
ピードv1での回転期間、および減速期間のそれぞ
れにおける上記信号S3のパルス数を予め定められ
た値に設定する等により、パルスモータ14の駆
動を上述のように制御する。
上記のようにラベル担持体3が所定のピツチl
だけ送られると、前述したようにしてラベル4が
ピールプレート9によつてラベル担持体3から所
定長さ剥がされ、第1図に示すような回転位置に
停止されたサクシヨンドラム22の1つのラベル
吸着部22a近傍に配される。すなわち、上記ピ
ールプレート9、パルス制御回路32、発光器1
9と受光器20、ラベル位置検出回路33、パル
スモータ14、ドライブローラ11によつて、ラ
ベル4を吸着部22a近傍の所定位置に送るラベ
ル供給手段が構成されている。
ピールプレート9によつて剥がされ、表面がサ
クシヨンドラム22側を向いたラベル4は、前述
したようにしてエア吸引がなされるラベル吸着部
22aに吸着される。そしてパルス制御回路32
は、上記のようにパルスモータ14の回転数がト
ツプスピードv1からベーススピードv0まで低下し
たとき(第6図のt1の時点)、駆動開始信号S6
パルス制御回路34に入力する。パルス制御回路
34はこの駆動開始信号S6を受けてパルス信号S7
を出力し、パルスモータ21を第6図cに示すよ
うな回転波形で回転させる。すなわちパルスモー
タ21は最初所定のベーススピードV0で時間t4
間回転したのち所定の加速度で回転上昇し、後述
するトツプスピードV1で所定時間回転したのち、
所定の減速度でベーススピードV0まで回転降下
する。このパルスモータ21によつて回転駆動さ
れるサクシヨンドラム22には、例えば光通過穴
が設けられた回転円板と光電装置とからなる回転
角検出装置35が連結され、サクシヨンドラム2
2が90゜回転したとき(第6図のt3の時点)該回
転角検出装置35からパルス制御回路34に停止
信号S8が入力され、このベーススピードV0での
ドラム回転が停止される。
サクシヨンドラム22が上記のように90゜回転
されるとき、ラベル4を吸着したラベル吸着部2
2aは、バツクアツプローラ29によつて支持さ
れたアルミウエブ2に該ラベル4を介して圧接す
るので、粘着層4aを外側に向けて該ラベル吸着
部22aに吸着されていたラベル4は、その粘着
層4aによりアルミウエブ2の側端部2a(第4
図参照)に貼り付けられる。第6図から明らかな
ように、検出端30を表面欠陥箇所が通過して駆
動開始信号S2が出力されてから、パルスモータ2
1が駆動開始するまでの時間は所定に保たれるか
ら、アルミウエブ2の送り速度と、検出端30か
らサクシヨンドラム22までの距離Lとに応じ
て、例えばトツプスピードv1と、加速前のベース
スピードv0での回転期間とを適当に設定すること
により、表面欠陥箇所にラベル4を貼着すること
ができる。
以下、上記トツプスピードV1の制御について
詳しく説明する。第5図に示されるように、アル
ミウエブ2の搬送系36には、該ウエブ2の送り
速度を検出する速度検出手段としてのパルスジエ
ネレータ37が連結され、アルミウエブ2の送り
速度が検出される。パルスジエネレータ37が出
力する送り速度信号S9は前記パルス制御回路34
に入力される。前記パルス信号S7は該送り速度信
号S9に基づいて制御され、パルスモータ21のト
ツプスピードV1は、ラベル吸着部22aの周速
度が上記アルミウエブ2の送り速度と一致する速
さに設定される。すなわち第6図cに仮想線で示
すように、ベーススピードV0による回転に続く
加速期間の長さが変えられてトツプスピードV1
が調節される。このようにベーススピードV0
変えられても、例えば加速前のベーススピード
V0での回転期間(第6図のt4の期間)の長さをウ
エブ2の送り速度に応じて変えることにより、ウ
エブ2が距離Lだけ送られる間のサクシヨンドラ
ム回転角を一定に保つことができる。なお上記の
ように回転期間t4の長さを変える代わりに、例え
ば加速期間の加速度を変える等してもよい。
上記のようにしてサクシヨンドラム22の回転
速度を制御するパルス制御回路34は、先に述べ
たパルス制御回路32と同様、例えばパルス発生
器と、パルスカウンタと、パルス周波数制御器等
から構成され、パルス信号S7の周波数を変化させ
ることによつてパルスモータ21の回転速度を制
御し、また加速前のベーススピードV0時のパル
ス数を送り速度信号S9に応じて変化させることに
よつて、上記のようにベーススピードV0での回
転期間の長さを制御する。
なお、本実施例では、上記パルス制御回路34
とパルス制御回路32とパルス発生回路31とに
より、ドラム回転速度制御回路が構成されている
が、ラベル担持体3の送り制御は、サクシヨンド
ラム22の回転速度制御と切り離して行なうこと
も可能であり、その場合は、上記のようにラベル
担持体3の送りを制御するパルス制御回路32を
特に含まなくても、ドラム回転速度制御回路を構
成することができる。
上述のように、アルミウエブ2に接触するとき
のラベル吸着部22aの周速度をアルミウエブ2
の送り速度と一致させることにより、該ラベル吸
着部22aに吸着されていたラベル4は、アルミ
ウエブ2に対して滑らないので、位置ずれを起こ
すことなく所望の位置にしつかりと貼着されるよ
うになる。なお前述したように、トツプスピード
V1でのパルスモータ21の回転は所定時間行な
われるから、該回転によるサクシヨンドラム22
の回転角はこのトツプスピードV1の大小によつ
て変化するが、サクシヨンドラム22は前述のよ
うな最後のベーススピードV0での回転により最
終的には正確に90゜回転されて停止する。
アルミウエブ2の側端部2aに貼着されたラベ
ル4は、該アルミウエブ2の表面欠陥の有る箇所
を示すものとなる。したがつて後に、このラベル
4を目印にして表面欠陥箇所が見つけられ、その
部分を除去する等の適宜処置がなされる。
万一ラベル4の貼付ミスがあつて、ラベル4が
アルミウエブ2に貼着されずラベル吸着部22a
上に残されても、次にサクシヨンドラム22が
90゜回転したとき、そのラベル吸着部22aから
は前記のように空気が吐出されるので、残された
ラベル4はラベル吸着部22aから吹き飛ばさ
れ、そのラベル吸着部22aは次回正常に新しい
ラベル4を吸着することができる。
以上説明したように本実施例のラベル貼付装置
は、被貼付体であるアルミウエブ2を連続的に送
つたままラベル4を貼り付けることができるの
で、例えば50m/分の速さで送られるアルミウエ
ブ2に対して4枚/秒の高速でラベル4を貼着す
ることが可能となつている。なお本実施例の装置
においては、ラベル担持体3の送りと、サクシヨ
ンドラム22の回転を時間的にずらして行なつて
いるが、ラベル担持体3の送りとサクシヨンドラ
ム22の回転を、互いに同期をとつて時間的に重
ねて行なうようにすればラベル4の貼付処理速度
はさらに向上されうる。またサクシヨンドラムに
設けるラベル吸着部の数は、本実施例における4
個に限定されるものではなく、適宜数に設定され
うる。さらに上記実施例の装置はアルミウエブ2
にラベル4を貼着するために使用されているが、
本発明のラベル貼付装置はこのようなアルミウエ
ブ以外の、連続的に送られる帯状あるいは棒状の
被貼付体に対しては勿論、コンベア手段により所
定間隔を保つて送られる多数の被貼付体に対して
も使用可能である。
以上詳細に説明した通り本発明のラベル貼付装
置は、被貼付体を停止させることなく、被貼付体
にしつかりとかつ正確にラベルを貼り付けること
が可能なものであり、特に高速で送られる被貼付
体に対してラベルを貼着する場合に有利なものと
なる。また本発明のラベル貼付装置は、連続的に
送られる被貼付体の送り速度と、この被貼付体上
のラベル貼付位置が所定位置を通過したことを実
際に検出し、それらの検出に基づいてサクシヨン
ドラムの回転速度を制御することによつて、ラベ
ルが上記ラベル貼付位置に接触するようにし、ま
たそのときのラベル吸着部周速度が被貼付体送り
速度に一致するようにしているので、ラベル被貼
付体の送り速度が変動しても上述のように正確な
ラベル貼付を行なうことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例によるラベル貼付装
置を示す立面図、第2図は上記ラベル貼付装置に
おいて用いられるラベルとラベル担持体を示す斜
視図、第3図は上記ラベル貼付装置の一部を拡大
して示す斜視図、第4図は上記ラベル貼付装置の
一部側面図、第5図は上記ラベル貼付装置の制御
系統を示す説明図、第6図は上記ラベル貼付装置
における電気信号波形およびパルスモータ回転波
形を示すグラフである。 2……アルミウエブ、3……ラベル担持体、4
……ラベル、4a……粘着層、9……ピールプレ
ート、11……ドライブローラ、14,21……
パルスモータ、19……発光器、20……受光
器、22……サクシヨンドラム、22a……吸着
部、22b……エア穴、23……中空パイプ、2
3b……貫通穴、23d……中空パイプ内空間、
30……検出端、31……パルス発生回路、3
2,34……パルス制御回路、33……ラベル位
置検出回路、37……パルスジエネレータ、50
……配管、51……エア吸引手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周面上にエア吸引によるラベル吸着部が設け
    られ、連続的に送られる被貼付体に該ラベル吸着
    部が接触しうる位置に配設されたサクシヨンドラ
    ムと、 被貼付体に接触したラベル吸着部が該被貼付体
    の送り方向に移動するようにサクシヨンドラムを
    回転駆動するドラム駆動手段と、 前記被貼付体の送り速度を検出する速度検出手
    段と、 前記ラベル吸着部が接触する部分よりも被貼付
    体の送り方向上流側の所定位置において、この被
    貼付体上のラベル貼付位置が通過したことを検出
    する位置検出手段と、 この位置検出手段が出力する位置検出信号と、
    前記速度検出手段が出力する速度信号とを受け、
    これらの信号に基づいて前記ドラム駆動手段を制
    御して、前記ラベル吸着部に吸着されているラベ
    ルが前記ラベル貼付位置に接触し、かつこのとき
    のラベル吸着部の周速度が被貼付体の送り速度と
    一致するように前記サクシヨンドラムの回転速度
    を制御するドラム回転速度制御回路と、 ラベル担持体に担持されたラベルを、該担持体
    から一部剥がし、その粘着部が前記ラベル吸着部
    の反対側を向くようにして該ラベル吸着部近傍の
    所定位置に送るラベル供給手段と、 この所定位置に配されたラベルをラベル吸着部
    に吸引するエア吸引手段とからなるラベル貼付装
    置。
JP6328683A 1983-04-11 1983-04-11 ラベル貼付装置 Granted JPS59199425A (ja)

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