JPS636222B2 - - Google Patents

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JPS636222B2
JPS636222B2 JP58051466A JP5146683A JPS636222B2 JP S636222 B2 JPS636222 B2 JP S636222B2 JP 58051466 A JP58051466 A JP 58051466A JP 5146683 A JP5146683 A JP 5146683A JP S636222 B2 JPS636222 B2 JP S636222B2
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JP
Japan
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container
suction
negative pressure
balloon
balloon member
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JP58051466A
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English (en)
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JPS59177055A (ja
Inventor
Yukitaka Tanda
Kenji Kawai
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は人体皮下における創腔からの滲出液を
吸引により排除するのに使用される小型で携帯可
能な閉鎖型の吸引集液器に係わる。
従来人体創腔かの滲出液を取去る吸引集液器を
用いることは知られている。この場合、浸出液を
排出誘導するためのチユーブが創腔内に挿入され
て吸引集液器に接続されており、吸引集液器内に
発生さした陰圧によつて創腔内の滲出液が吸引集
液器内に集積、貯溜される。しかし公知の吸引集
液器では、その機構或いは作用においてまだ種々
の欠点を有している。吸引集液器内に陰圧を発生
させる機構は、これまで知られているものを大別
すると次に述べるような三つのタイプに分類され
る。第一のタイプは、所謂真空ピンと呼称される
もので、剛性の密閉容器の内部を予め真空にした
ものが供せられる。この種のタイプのものはチユ
ーブを接続すれば直ちに使用できる簡便さと、気
密的な構造で汚染が少なく、容器の構成も単純で
安価に製造できる利点を有しているが、予め設定
した陰圧度から容器内に滲出液が集積されるに従
い直線的に陰圧度が低下し、それに従い吸引能力
が直線的に降下する欠点がある。一般に創部の治
瘉を早め治療効果を高めるには滲出液の吸引排出
は常に一定の陰圧レベルで行うことが重要であ
る。また陰圧がなくなつて放置しておくと、チユ
ーブは凝固塊で閉塞し、以後の吸引の用をなさな
くなつてくるので常に吸引することが重要である
が、このタイプのものは一般に吸引作用が残存し
ているかどうか目視では判別できない不便さがあ
つた。第二のタイプは、容器を例えばベローズの
ように弾性をもつた伸縮自在のものとし、容器を
前もつて圧縮して内容積を縮少せしめ、容器の弾
性回復力を利用して容器内に陰圧を発生せしめる
機構のものである。このタイプのものは構成が比
較的簡単であつて安価に製造できる利点を有し、
上述した吸引力の低下は第一のタイプほど顕著で
はないが、必ずしも満足できるものでもない。ま
たこのタイプのものは容器自体が使用中に膨脹変
動するので携帯するには不便である。即ち、使用
中に何らかの外圧が容器に加わわると容器が圧縮
されて陰圧が著しく減少ないしは陽圧になり、排
出された浸出物が創腔内に逆流する危険性があ
り、人体に装着して使用する場合には取扱い上の
注意が必要である欠点がある。第三のタイプは、
剛性の容器の内部に膨脹収縮自在の弾性部材(バ
ルーン或いはダイヤフラム)が内蔵されており、
且つこの弾性部材を容器内で膨脹さすための手段
が設けられており、膨脹された弾性部材が収縮す
る作用によつて容器内に陰圧を発生さす機構のも
のである。このタイプは適当な弾性部材を選択す
ることによつて容器内に滲出液が集積してきても
常にほぼ一定の吸引力を維持できるし、容器が剛
体であるので携帯するのに便利である利点を有す
る。しかしながら弾性部材を膨脹させるための手
段を設けるための機構的に複雑になり価になる
欠点があるし、内蔵された弾性部材を膨脹させる
ためには容器内の気体を排出させなければなら
ず、一時的に容器を開口する必要があり、排出さ
れた滲出液中に含まれるビールスその他病原菌で
取扱者が感染される危険性がある。また誤まつて
容器を開口しないままで膨脹部材を膨脹させると
容器内が陽圧になり、滲出液が創腔内に逆流する
危険性が内在する。
本発明の吸引集液器は、上述した従来のものに
改良を施すと共に、これら吸引集液器に見い出さ
れる制約を解除したものであり、創腔からの滲出
液の採取と集液を容器が満杯になるまでの全範囲
にわたつて吸引力の変動巾が小さく、採取された
滲出液が体腔内に逆流する危険性が生じるような
陽圧の発生の可能性が無くて優れた創部の治瘉効
果を示し、携帯に便利な剛性の容器であつて、簡
素な機構で経済的に設計されるよう企図されたも
のである。また本吸引集液器によれば、作動が簡
単になり、前述したこれまでのものにほとんど見
い出されるような容器内の空気を排気するために
容器を開口する必要もなく、医療従事者にとつて
感染の危険性が少なくなるような設計に企図され
たものである。
本発明の吸引集液器は、機構的には上述した三
つのタイプの第一のタイプの真空ピン方式と第三
のタイプの膨脹収縮自在の弾性体を内蔵させた方
式を組合わせ、それぞれの欠点を補おうとするも
のである。
本発明の吸引集液器は、滲出液(体液)を誘導
するチユーブを連結するための接続装置と、貯溜
された浸出液を排出するための蓋部材付開口部
と、開閉自在弁装置とが設けられた気密性の剛性
容器からなる。更に該容器には少なくとも一端が
大気に開口された膨脹収縮自在のバルーン部材が
内蔵されており、バルーン部材の内部は開口部分
を通じて大気と気体流通的に連通しているので、
剛性容器内の陰圧度に応じて自由に膨脹或いは収
縮するようになつている。前述の開閉自在弁装置
は常時は閉鎖しており、容器内の気体を排出する
時にのみ気体流通的となる機構となつており、該
開閉自在弁装置に陰圧源を連結し、容器内の気体
を排気すると容器内に発生した陰圧度に応じてバ
ルーン部材内部に大気が流入してバルーン部材が
膨脹し、陰圧源を切離すことによつて容器は密閉
状態となり、膨脹したバルーン部材の収縮力に応
じたほぼ一定の陰圧が維持されるようになつてい
る。本発明の好適な実施例にあつては、蓋部材付
開口部の蓋部材に開閉自在弁装置を組み込み、よ
り簡素で経済的な構成としている。
従つて本発明の目的は、創部からの浸出液の吸
引を通じて常にほぼ一定の吸引作用を行う密閉型
の吸引集液器を提供することにある。
本発明の他の目的は、安価で使い捨ての出来る
吸引集液器を提供することにある。
本発明の別の目的は、容器に集液された滲出液
を放出することが可能で、次の再使用のため再起
動することができ、且つ容器内に陰圧(吸引力)
が残存しているか否かを目視で判別できる使い易
い吸引集液器を提供することにある。
本発明のまた別の目的は、医療従事者にとつて
感染の危険性が少なくて取扱いが簡便な吸引集液
器を提供することにある。
本発明のまた別の目的は、患者にとつて携帯に
便利な吸引集液器を提供することにある。
次に図面を参照して本発明の詳細について述べ
る。
第1図は、本発明に係る吸引集液器1の典型的
な実施例の外観図を示す。第2図は、第1図の断
面構造図である。この吸引集液器は独立した3つ
の開口部3,4,5を備えた剛性の透明な容器2
から構成されている。容器2は透明な硬質プラス
チツク或いは硝子で成形されており、開口部3に
はチユーブ接続装置8を備え、滲出液誘導チユー
ブ14が連結できるようになつており、開口部4
には容器2に内蔵されたバルーン部材16と、そ
れを保持する固定部材18,19が密着装着さ
れ、その上部に蓋21が取付けられており、開口
部5には開閉自在弁装置24を収納した蓋部材2
3が装着され、開口部5は必要に応じて開放でき
る構成になつている。容器2の形状は角型でも良
いし、円筒型でも水筒型でも良く、要は人体に携
帯するのに便利な形状にすることが好ましい。チ
ユーブ接続装置8は連通した内腔10を有するチ
ユーブ状成形品であつて、軟質プラスチツク或い
はゴムで成形されており、上部端9は滲出液誘導
チユーブ14が差し込み密着固定できるよう滲出
液誘導チユーブ14の外径よりやや小さな内径に
なるよう設計されている。下部端11には気液体
が容器2内に流入のみが起るようにした逆流防止
弁を設けることが好ましい。これは実施例にあつ
ては下端部を半球状に成形し、切れ目12を入れ
ることによつて一方弁機能が形成されている。チ
ユーブ接続装置8には更にフランジ7が一体的に
成形されており、容器の開口部3に固着される。
またフランジの上部にはクランプ15が装着され
るが、この目的は後述する。ここで述べたチユー
ブ接続装置8は本発明に係わる一例であつて、適
宜簡便なものに設計することも出来る。例えば容
器開口部のポート7の内径を滲出液誘導チユーブ
14の外径に合致させて誘導チユーブを直接的に
ポート7に差し込む構成にし、クランプ15は誘
導チユーブ14に装着してもよい。容器の開口部
4には、バルーン部材16がバルーンの固定部材
18及び19に保持されて容器2に内蔵された形
で密着固定されている。固定部材18にはバルー
ンの内腔と大気とが気体流通的に通じる細路20
が設けられ、これは蓋21の内面に彫刻された溝
22を通じて常に大気と気体流通的となつてい
る。従つて、バルーン16が膨脹する時には大気
が溝22及び細路20を経てバルーン内腔17に
流入し、バルーン16が収縮する時はバルーン内
腔の空気は逆に細路20及び溝22を経由して大
気に放出される。この空気出入路は常に大気と自
由に連通していることが重要で途中経路には弁機
構は設けない。バルーン部材16は永久歪の少な
いゴムで成形され、バルーンの収縮力に応じた陰
圧が容器2の内腔に発生する。一般に医療分野で
要求される滲出液の吸引力は、一般に−10から−
150mmHg程度であり、人体創部の部位によつて要
求される吸引力の度合が異なるが、本発明に係わ
る吸引集液器はバルーン部材16のゴム材質を要
求される吸引力に応じた適当な弾性率を持つたゴ
ム材質を選定することによつて、最適の吸引力を
発生させることができる特徴を有している。容器
の開口部5は、容器2内に集積された滲出液を容
器から排出さすためのものであつて、使用中は蓋
部材23で密栓されている。本発明の好ましい実
施例である第1図にあつては、この蓋部材には常
時は閉鎖しており、容器内の気体を排出する時に
のみ気体流通的となる開閉自在弁装置24が内蔵
され、この蓋部材底部の細穴25によつて容器2
の内腔とが連通しうるようになつている。本発明
の他の実施例にあつては、開閉自在弁装置24は
蓋部材に内蔵さすのではなく、容器2に別の第4
番目の開口部を設けて取付けても良い。開閉自在
弁装置24は常時は閉鎖の状態であつて、陰圧源
と接続した時にのみ開放状態となり、陰圧源と容
器2とが気体流通的となる弁機構が必要であつ
て、その実施例を第3図に示す。弁のハウジング
31の上部接続端35は内径がルアーテーパー3
0になつており、ハウジング31の内部に開閉弁
32とバネ弾性体33とが内蔵されており、開閉
弁は常時はバネ弾性体で押えられ閉鎖状態にあ
る。上部接続端35に雄ルアーコネクターを差し
込むと雄ルアーの先端が開閉弁32を押し下げ弁
が開放されて気体流通的となる。
以上本発明の医療用吸引集液器の構成について
述べて来たが、実地の使用方法を通じて本発明の
目的及び補促説明を行なう。
本発明になる吸引集液器を使用する前準備とし
て、まずチユーブ接続装置8をクランプ15で気
密的に閉鎖し、次に開閉自在弁装置24に陰圧源
と連通しているチユーブの先端雄コネクターを連
結して容器内腔6の空気を排気する。排気するに
従い上述したように大気圧下にあるバルーン16
の内部空間17と容器内腔6との圧力差に応じて
バルーン16が膨脹し、バルーンがほぼ容器内腔
いつぱいに膨脹した時点で陰圧源を切離す。この
時同時に開閉自在弁装置の弁32が閉じ、容器2
内は気密状態となり、且つバルーンの内腔17は
常に大気圧下にあつて排気可能な状態にあるの
で、バルーン部材16の弾性率に応じた収縮力と
のバランス下に容器内腔6はある陰圧度に維持さ
れている。陰圧源としては排気ポンプを使用して
も良いし、或いは開閉自在弁装置24の接続部は
ルアーテーパー30となつているので、100c.c.以
上の大型注射筒のルアー先端を挿入して容器2内
の空気を排気しても良い。この場合は注射筒のピ
ストンを引上げる吸引操作を数回幾返せばよい。
また別の手段として第4図に示すような手動排気
ポンプ41を使用してもよい。このポンプは圧
縮、膨脹可能な弾性ベローズ40の両端に気体の
逆流防止弁42及び43をそれぞれ備え、吸気側
にはチユーブ44を介して雄ルアーコネクター4
5が取付けられており、開閉自在弁装置24と連
結できるようになつている。ベローズを圧縮する
と逆流防止弁43は閉じ、ベローズ内部の空気が
逆流防止弁42より排気され、次にベローズの弾
性回復力によつてベローズが膨脹する時逆流防止
弁42が閉じ、逆流防止弁43が開く状態にな
り、逆流防止弁43を通じて雄ルアーコネクター
45から空気がベローズ内部に吸引される機構に
なつている。
本発明による吸引集液器の容器内腔6の空気を
排気しバルーン16を膨脹させる手段として、以
上述べて来たように各種の器具、装置が利用でき
ることを説明したが、これら器具、装置は病院に
常備されているものであつて、そのまま利用でき
る利点を有している。体腔内滲出液の吸引排出に
当つては、第1図に示してあるように体腔内に留
置された滲出液誘導チユーブ14の端をチユーブ
接続装置8に強く差し込んだ後、クランプ15に
よる締め付けを開放する。この時点で吸引集液器
と体腔内とは滲出液誘導チユーブ14を介在して
連通し、容器2内に付与された陰圧が体腔内に伝
播し、滲出液を容器内に誘導排出する。滲出液の
貯溜量は容器2に表示した目盛26で読取ること
ができるし、貯溜量が増すに従いバルーン16が
収縮するので、滲出液の吸引はバルーンが完全に
収縮するまで行われる。逆にバルーンが完全に収
縮すれば容器2内の陰圧(吸引力)は消滅したこ
とであり、吸引力が残存しているか否かを目視的
に判別できる特徴を有する。ボイルシヤールの法
則によると、圧力Pと容積Vの積は一定値であ
り、バルーン部材16を設けていない場合は単な
る真空ビン式吸引器であつて、滲出液が容器内に
貯溜されるに従い容器内の気体の容積は減少して
容器内の圧力が直線的に高まつてくる。言い換え
れば容器内の陰圧(吸引力)は直線的に低下す
る。本発明の重要な点は、この真空ビン吸引器の
欠点を補い長所を利用すべく膨脹、収縮自在なバ
ルーン部材を、いわば真空ビンの中に内蔵せしめ
ていることであつて、吸引集液器内の気体の容積
は滲出液が貯溜してきてもバルーン部材の収縮に
よつて初期とほぼ一定の容積に維持されるので、
容器内の陰圧(吸引力)は接続的にほぼ一定値に
保たれる特徴を有している。吸引集液器1に内蔵
さすバルーン部材の大きさは、出来る限り小さい
方が集液器としての有効容積が増すので理想的で
あるが、バルーン部材に使用するゴムの限界伸び
特性によつて制限され、一般的には吸引集液器の
容積の1/50〜1/10程度が好ましい。
本発明に係わる吸引収液器は、袋に収納して人
体に装着させ、患者の行動の自由が許される特徴
があるし、容器2に貯溜された滲出液は蓋23を
開き、容器の開口部5から放出さすことができ
る。再び滲出液の吸引を行うときは蓋23で開口
部5を閉鎖し、またクランプ15でチユーブ接続
装置8を閉鎖して上述した手順を繰返せばよい。
本発明に係わる吸引収液器は陰圧ポンプと直結
して機械吸引を行うこともできる用法上の多用性
も有している特徴がある。この場合には容器2の
開閉自在弁付の蓋部材23を開き、容器の開口部
5に陰圧ポンプに直結されたチユーブを接続し、
次いでバルーン部材の蓋21を開いてバルーン内
腔17に通じる気体流通管である細路20を密栓
して陰圧ポンプを作動さす。この時バルーン内腔
17は大気との流通が遮断されているので、容器
内腔6に強い陰圧が付加されてもバルーン16の
膨脹は起らず、容器2は滲出液の貯溜槽としての
役目をはたすことができる。機械吸引から本発明
の本来の目的である自蔵式吸引に切換える場合
は、上述の手段を取除けばよく、簡単にどちらへ
も必要に応じて切換えることが可能で、医療従事
者にとつて簡便で使い易い自蔵式吸引集液器であ
る特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る吸引集液器の外観図、第
2図は第1図の断面図、第3図は開閉自在弁装置
の拡大断面図、第4図は手動排気ポンプの断面図
である。 図中1は吸引集液器、2は容器、3,4,5は
容器の開口部、8はチユーブ接続装置、14は滲
出液誘導チユーブ、15はクランプ、16はバル
ーン部材、21は蓋、23は蓋部材、25は開閉
自在弁装置、26は目盛を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 剛性容器内に設けられた膨張収縮自在なバル
    ーン部材の収縮力によつて該容器内に人体創部か
    らの浸出液(体液)を吸引貯溜する医療用密閉型
    吸引器であつて、上記の剛性容器には、常時は閉
    鎖しており、容器内の気体を排出する時にのみ気
    体流通的となる開閉自在弁装置と、体液を誘導す
    るチユーブを連結するための接続装置と、該容器
    内に貯溜された体液を排出するための蓋部材付開
    口部とが設けられており、膨張収縮自在のバルー
    ン部材は少なくとも一端が大気に開口されて該バ
    ルーン部材の内部空間と大気とが気体流通的に連
    通する状態で上記の剛性容器内に装着されてお
    り、上記の開閉自在弁装置に陰圧源を連結するこ
    とによつてバルーン部材を膨張させ、陰圧源を切
    離すことによつて上記剛性容器内は密閉状態とな
    り、バルーン部材の収縮力に応じた一定の陰圧が
    維持されるようになつていることを特徴とする医
    療用吸引集液器。 2 開閉自在弁装置が蓋部材に組込まれているこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の医
    療用吸引集液器。
JP58051466A 1983-03-29 1983-03-29 医療用吸引集液器 Granted JPS59177055A (ja)

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