JPS61131751A - 医療用吸引集液器 - Google Patents

医療用吸引集液器

Info

Publication number
JPS61131751A
JPS61131751A JP59251678A JP25167884A JPS61131751A JP S61131751 A JPS61131751 A JP S61131751A JP 59251678 A JP59251678 A JP 59251678A JP 25167884 A JP25167884 A JP 25167884A JP S61131751 A JPS61131751 A JP S61131751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
suction
bottle
balloon member
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59251678A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS631859B2 (ja
Inventor
丹田 幸孝
河井 研二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP59251678A priority Critical patent/JPS61131751A/ja
Priority to DE8585114991T priority patent/DE3565773D1/de
Priority to EP85114991A priority patent/EP0186783B1/en
Publication of JPS61131751A publication Critical patent/JPS61131751A/ja
Publication of JPS631859B2 publication Critical patent/JPS631859B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M27/00Drainage appliance for wounds or the like, i.e. wound drains, implanted drains
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/80Suction pumps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/90Negative pressure wound therapy devices, i.e. devices for applying suction to a wound to promote healing, e.g. including a vacuum dressing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2205/00General characteristics of the apparatus
    • A61M2205/07General characteristics of the apparatus having air pumping means
    • A61M2205/071General characteristics of the apparatus having air pumping means hand operated
    • A61M2205/075Bulb type

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、人体創部からの滲出液(体液)を吸引排出す
ると共に開腔内組織の密着を図るために使用される、携
帯可能次間鎖式の医療用吸引集液器に関するものである
〔従来技術〕
人体開腔からの滲出液(体液)を吸引排出するために医
療用吸引集液器を用いることは、従来からよく知られて
いる。この場合、滲出液を排出誘導する丸めのチューブ
が側腔内に挿入されて吸引集液器に接続されており、吸
引集液器内に発生させた陰正によって開腔内の滲出液が
吸引集液器内に集積、貯溜される。しかし公知の吸引集
液器では、その機構成いは作用においてまだ種々の欠点
を有している。
吸引集液器内に陰圧を発生させる機構は、これまで知ら
れているものを大別すると次に述べるような三つのタイ
プに分類される。
第1のタイプは、所謂真空ビンと呼称されるもので、剛
性の密閉容器の内部を予め減圧したものが供せられる。
この種のタイプのものはチューブを接続すれば直ちに使
用できる簡便さと、気密的な構造で汚染が少なく、剛性
容器に目盛をつけることによシ、常時、精度良く集液量
が測定できる利点を有しているが、予め設定した陰圧度
から容器内に滲出液が集積されるに従い直線的に吸引力
が降下する欠点がある。一般に開腔内組織の密着を図シ
創部の治癒を早めるためには、腔内を一定の陰圧に保持
することが有効である。また、滲出液の吸引排出中の急
激な陰圧の低下は、留置チューブの閉塞を誘発し、以後
の吸引排液の用をなさなくなる。従って、このタイプは
主として吸引力の急激な低下という致命的な欠点を有す
る。
第2のタイプは、弾性をもった伸縮自在な容器を、予め
圧縮して内容積を縮小せしめ、容器の弾性回復力を利用
して容器内に陰圧を発生させ、吸引集液する機構のもの
である。このタイプは構成が比較的簡単であり、例えば
ベローズ状の容器をブロー成形によシ安価大量に製造で
きる利点を持ち、上述した吸引力の低下は第1のタイプ
はど顕著ではないが、必ずしも満足できるものではない
また、容器自体が変形自在である為、使用中、例えは携
帯歩行時あるいは患者のベット上にある時に何らかの外
圧が負荷されると、容器が圧縮されて陰圧が著しく減少
し、場合によってはむしろ陽圧になシ、排出、集液され
た体液が開腔内に逆流する危険性がある。更に、集液量
の測定は、容器に目盛をつけたとしても容器自体が弾性
体であシ測定精度に乏しく、別の測定容器−を使用する
必要がある。また、一般にこのような医療用吸引器は術
後2〜3日、最大7日程度継続して使用するものであシ
、開腔へのエアーリークや排液(伴い吸引器を再圧縮し
て吸引力を与える操作が必ず数回必要になる。しかしな
がら、このタイプのものでは再圧縮に際しては、それ迄
に集液した排液を廃棄し容器内を空にする必要があシ、
上述した集液量の測定と共に病棟での看護婦の管理労力
は多大のものがある。
第3のタイプは、剛性容器内に膨脹収縮自在な弾性部材
(バルーンあるいはダイヤフラム)が内蔵されており、
且つこの弾性部材を内部送気あるいは力学的な手段よっ
て膨脹させ、それに伴って剛性容器を排気せしめ、弾性
部材が収縮する力によシ容器内に陰圧を発生させ、吸引
集液する機構のものである。(例えば、特開昭48−6
5791号公報、特開昭51−136395号公報、特
公昭55−15220号公報、及び本発明者が先に開示
した特願昭58−51466号)このタイプは適当な弾
性部材を選択することによって、容器内に滲出液が集積
してきても急激な除圧低下は起らず、”吸引集液中は常
にほぼ一定の吸引圧を保持できるし、容器が剛体である
ので携帯するのに便利であ、る利点を有する。しかしな
がら第2のタイプと同様に、継続使用中に弾性部材を再
度膨脹させて吸引力を与えるKは、一度容器を開放して
集液した排液を排棄する必要があると共に、容器内に弾
性部材を内蔵しているため、吸引中(弾性部材は膨脹し
た状態)に排液量測定を行なうことは出来ず、・   
    一度容器を開放して弾性部材を完全に収縮させ
なければ計量できない不便さがある。
また、誤って剛性容器を大気開放しないままで弾性部材
を膨脹させると、容器内が陽圧になシ滲出液が開腔内に
逆流する危険性がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上述した従来の医療用吸引集液器にあった種
々の制約を解消せんとして、鋭意研究・検討した結果完
成するに至りたものであシ、その目的とするところは、
開腔からの滲出液の集液量増加に伴う吸引圧の著しい低
下がなく、常にほぼ一定の吸引圧を有し、使用中のトラ
ブルで創部へ逆流する危険性がなく、携帯に便利な剛性
容器で構成され、常時、排液量が精度良く直読できると
共に1衛生的且つ操作性の優れた携帯型医療用吸引集液
器を提供することにある。
〔発明の構成〕
即ち本発明は、人体創部からの滲出液(体液)を吸引貯
留する第1室と、剛性容器内に設けられた膨脹収縮自在
なバルーン部材の収縮力によって吸引力を発生させる第
2室とから成る医療用吸引集液器であって、第1室と第
2室とは気体流通的に連通しておシ、第1室には体液の
誘導チェーブを連結するための接続装置及び該装置の開
閉装置と、該室に貯留された体液を排出するための蓋部
材付開口部とが設けられており、第2室には膨脹収縮自
在なバルーン部材が内蔵されると共に該室内を減圧する
ための排気手段が設けられており、バルーン部材は少な
くとも一端が大気に開口されて該バルーン部材の内部空
間と大気とが気体流通する状態で第2室内に装着されて
おり、排気手段は2個の一方向排気弁と内部空間を有す
る弾性体とで構成されていて、一方の弁は気体が第2室
内部から弾性体の内部空間へのみ流れるように第2室と
接合され、他の弁は気体が弾性体の内部空間から大気へ
のみ流れるように配置されており、該弾性体の圧縮復元
力はバルーン部材の膨脹収縮力よシも大きく設定されて
おり、該弾性体を繰返し圧縮復元させることによって吸
引集液器内の空気を大気中に排出させて容器内を除圧に
すると共に第2室内のバルーン部材を膨脹させ、バルー
ン部材の収縮力によって常〈一定の除圧を維持できるよ
うにしたことを特徴とする医療用吸引集液器である。
以下図面を参照して、本発明による医療用吸引集液器の
詳細について説明する。
第1図は、本発明に係る吸引集液器の代表的な実施例の
外観図を示す。第2図は第1図の断面構造図、第3図は
他の実施例の断面構造図である。
本発明の吸引集液器は気体流通的に連通した2室から成
り、例えば第2図のように集液ボトル(1)と吸引ボト
ル(31)の各々独立した個別の剛性容器で構成し、集
液ボトル(1)と吸引ボトル(31)とを連結チェーブ
(27)で連結し気体流通的に連通させても良いし、ま
た、第3図のように集液室(80)と吸引室(82)を
一体に成形した剛性容器で構成し、集液室(8o)と吸
引室(82)の間の隔壁に連通口(84)を設けて気体
流通的に連通させても良く、連通口を設ける代シI/c
第2図の例と同様に連結チューブを用いて連結し連通さ
せても何ら差しつかえない。
第2図の例において剛性容器は、丸形、球形、角形のい
ずれでも良いが、携帯使用しゃすいようにコンパクトに
まとめることが望ましく、集液ボトル(1)は長形の方
が集液した滲出液の液量測定が行いやすく、また、吸引
ボトル(31)は内翼したバルーン(39)が膨脹した
時の内壁との接触が極力少くなる球形成いは直方体型の
方が自然な形状でバルーン(39)が膨脹し、調圧機能
に有効であシ望ましい。また、一体成形された剛性容器
内で2室に分割する第3図の例でも、上述した形状を考
慮するのが好ましい。
本発明における剛性容器は硬質プラスチック、硝子など
で成形される。が、集液した滲出液の性状、量、バルー
ンの膨脹状態等を確認するためには、透明ないし少なく
とも半透明であることが望ましく、携帯歩行など使用上
破壊しにくい強靭性があシ、軽量な材質、例えば硬質塩
化ビニール樹脂などを用いるのが適当である。
次に第2図に従い、各部分の詳細を説明する。
集液ボトル(1)は開腔からの排液を集液貯留し、吸引
ボトル(31)は吸引圧発生器であって除圧にセットさ
れた後の吸引圧を調整する機能を有するものである。集
液ボトル(1)には滲出液誘導チーープ(2)の接続装
置、貯留された滲出液を排出する開口部(排液口(3)
)、及び吸引ボトル(31)との気体流通的連結路が設
けられており、吸引ボトル(31)には膨脹収縮可能な
バルーン(39)が内蔵されており、吸引器内を排気す
る手段と集液ボトル(1)との気体流通的な連結チュー
ブ(27)の取付装置とが設けられている。ま九、集液
ボトル(1)の正直に滲出液の計量が行えるよう目盛(
6)を印刷或は凸凹線で表示しておくことが望ましく、
これによシ使用中(随時に集液量を読みとることが出来
る。
集液ボトル(1)に設ける滲出液誘導チー−プ(2)を
連結するための接続装置とは、滲出液誘導チューブ(2
)を吸引集液器に気密的、気液流通的に接続する機構を
有するもので、例えば集液ボー) (15)が集液ボト
ル(1)の集液台座(19)の開口部に取シつけられた
構造をとシ、集液ボート(15)内腔に滲出液誘導チュ
ーブ(2)を挿入する方式をとる。集液ボート(15)
は集液台座(19)開口部に気密的に接着固定してあシ
、集液ボトル(1)の内側にスリーブ(23)があシ、
集液台座(19)の壁内に嵌合し補強されている。また
、スリーブより先端に突起(21)が2〜30m延長さ
れており、滲出液誘導チューブ(2)及び集液ボー) 
(15) ’f−経由して吸引された滲出液が集液ボト
ル(1)の内壁につたわって流れるのではなく、直接落
下するようになっている。
また、集液ボート(15)には開閉装置を設ける。
これは吸引集液器を吸引状態にセットする際に容器内を
閉鎖するための開閉装置であると共に、排液操作時に陰
圧解放に伴う創部への滲出液の逆流を防止するための開
閉装置であシ、接続装置を気液流通的に開閉する機構で
ある。例えば、集液ボー ) (15)に掛けである板
クランプ(17)のようにスライドさせることKより集
液ボート(15)内腔を押潰して閉塞させたり、開放さ
せたシする機構である。
連結ポート(15)は、滲出液誘導チューブ(2)の挿
入しやすさと、容易に脱離やリークを起こさない拘束力
と、板クランプ(17)のスライド操作性と全勘案して
、ゴム或いは軟質プラスチックのような弾性と柔軟性を
有した材質を用いることが望ましく、板クランプ(17
)はプラスチックや金属のような剛性を有した材質が望
ましい。
また、Wc2図に示すように滲出液誘導チューブを連結
するための接続装置に開閉装置を取付けるのではなく、
例えば、ニガコックのような開閉装置に滲出液誘導チュ
ーブと接続装置とを連結する形式でもよく、また、開閉
装置は滲出液誘導チーープ(2)に直接取付けてもよい
。要は、創部から滲出液を誘導するチューブを気密的に
接続し、且つ簡便に開閉操作でき、容易に装着・脱着で
き、確実に固定できる機構であれば良い。
集液ボトル(1)に設ける体液を排出する丸めの蓋部材
付開口部とは、例えば、集液ボトル(1)の排液口(3
)と蓋(7)で構成される構造であシ、蓋(7)を排液
口(3)に嵌合させた時に集液ボトル(1)が気密的に
密閉され、蓋(7)を外した時に集液ボトル(1)に集
液された体液を容易に排出できる構造であればよい。蓋
(7)は第1図に示すように一端が集液ボトル(1)に
固定されていると、外してもボトルから離脱することも
なく使用上好ましい。
また、集液ボトル(1)には連結口(25)が設けられ
、連結チューブ(27)を通じて以下に述べる吸引ボト
ル(31) K気体流通的に連結されている。
吸引ボトル(31)に内部される膨脹収縮自在なバルー
ン部材は、バルーン(39)をキャップ(33)に気密
的に取付け、吸引ボトル(31)の下部開口部のネジ(
35)にネジ込み式で装着されている。この時、吸引ボ
トル(31)とキャップ(33)とを気密的に嵌合させ
るためにはバッキング材(37)を使用するのが好まし
い。本実施例(第2図)のようにバルーン(39)をネ
ジ込み式キャップ(33)に取付けると、必要に応じて
バルーン(39)を取外して吸引ボトル(31)内部を
洗滌できる利点を有するが、第3図の例のようにバルー
ン(39)を吸引室に固着させても本発明の目的を達す
ることができる。また、吸引ボトル(31)にバルーン
(39)を内蔵させる方式として本実施例ではボトルの
下部に取付けたが、ボトルの上部であっても側面に取付
けても機能的には何ら差しつかえない。
また、バルーン内腔(38)はキャップ(33)の通気
口(34)のみを通じて大気と常に連通している。該通
気口(34)はバルーy (39)が膨脹或は収縮する
ののが良い。
吸引ボトル(31)に設けるボトル内を減圧するための
排気手段は、内部空間を有する弾性体(本実施例ではゴ
ム球(41) )に2個の°−一方排気弁47)及び(
53)が装着されており、吸引ボトル(31)の吸気口
(43)に固定されている。内部空間を有する弾性体の
形状は球形でもよく、またベローズ製でもよく、形状的
な制約はない。一方排気弁(47)、(53)は気体が
一方向のみに流れて逆流しない弁構造のものであれば、
どのような構造の弁でも使用可能で、本実施例に制約さ
れるものではない。
ゴム球(41)の内部空間(40)と吸引ボトル(31
)内部とを連結する一方排気弁(47)は、吸引ボトル
(31)の内部の空気をゴム球の内部空間(40)への
み排気し逆流が起らない構造であればよく、本実施例で
は、ボトルの吸気口(43)に吸気弁コネクター(45
)が密着されており、吸気弁コネクターの上部円筒部側
面には1個以上の吸気孔(51)が設けられ、該吸気孔
はゴムバンド(49)で常に気密的に覆われ閉鎖されて
いる。
ゴム球(41)の大気と接する側面には一方向排気弁(
53)が設けられる。これはゴム球の内部空間(40)
の空気を大気に排気するのみで逆流が起らない弁であれ
ばよく、本実施例では下部に細孔(58)を持゛った7
う/ジ(59)の内にボール(57)が挿入されており
、7ランジ上部内にはボールのストッパー(55)が設
けられている。使用に当りては、ゴム球(41)を指で
圧迫すると、ゴム球が押し潰されて内部空間(40)の
空気は加圧されてボール(57)を押上げ、大気に排出
される。この時、一方排気弁(47)はゴムバンド(4
9)が加圧されて吸気孔(51)を圧迫して閉鎖状態に
なシ内部空間(40)の空気が吸引ボトル(31)の内
部に流入することはない。ゴム球(41)の圧迫を開放
すると、ゴム球の弾性回復によシ内部空間(40)は拡
張されて陰圧になり、ボール(47)は吸引されて細孔
(58)を閉じて一方向排気弁(53)が閉鎖されると
共に、吸引ボトル(31)の内部の空気が吸引孔(51
)よシゴムバンド(49)を押上げてゴムの空気は一方
排気弁(47)及び(53)を通じて大気に排気され、
吸引ボトルの内壁とノ(ルーノ(39)の外壁によって
囲まれたボトル内の空気を排気する。
ゴム球(41)に使用する材質の圧縮復元力はバルーン
(39)に使用するゴム材質の膨脹収縮力よシも績 大きく設定してあシ、ゴム球(41)を婁返し圧迫・開
放するととくよシ、バルーン(39)は吸引ボトル(3
1)の内部で膨脹する。バルーンが膨脹或は収縮するの
に必要なバルーン内部への気体の流入或は排出は通気口
(34)を通じて行われる。
吸引ボトル(31) Kは更に連結ボート(61)が設
けられ、連結チューブ(27)を通じて集液ボトル(1
)と気体流通的に連結されている。連結チューブ(27
)を連結ボー) (61)に気密的に差し込む構造にし
て。
おくと集液ボトル(1)のみを新しいものと取換える必
要のある時は簡単に交換することができ、また、ゴム球
(41)等を含む吸引ボトル(31)をくり返し使用で
きる利点がある。また、本実施例(第2図)のように互
に独立した2個のボトルを使用する場合には、集液ボト
ル(1)と吸引ボトル(31)とは連結チューブ(27
)で連結されてはいるが、更に両ボトルの側面に夫々脱
着可能なマジックテープ(29)及び(65)をとシ着
けて結合させると安全に取扱いができ、携帯等に便利で
ある。また、携帯する場合には両ボトルを袋に入れて吊
りヒモ等で人体に吊シ下げることも可能である。
本実施例に係わる医療用吸引集液器を使用するに当って
は、集液ボトル(1)の排出口(3)に蓋(7)を気密
的にセットし、人体の開腔に通じる滲出液誘導チューブ
(2)を集液ボート(15)に差し込み、板クランプ(
17)で集液ポー) (15)の下部を圧迫閉鎖する。
更に連結チューブ(27)を吸引ボトル(31)の連結
ボー) (61)に差し込み、両ボトルを気体流通的に
連結する。以上の前準備を終えると、ゴム球(41)を
指で圧迫し開放する操作を繰返すと、吸引ボトル(31
)内部並びに連結チー−プによって繋がっている集液ボ
トル(1)内部の空気が一方向排気弁(47)及び(5
3)を通じて大気に排気され、両ボトル内が陰正になる
。陰圧度が強まるKつれてバルーン(39)が吸引ボト
ル(1)内で膨脹する。バルーンが吸引ボトル内腔いっ
ばいにほぼ膨脹したところでゴム球(41)を指で圧迫
・開放する操作を止める。この状態で吸引集液器にはバ
ルーン(39)の収縮力に応じた陽圧が発生している。
次に板り2ンプ(17)をスライドさせて集液ボート(
15)の閉鎖を開放すると、ボトル内の陽圧力によって
滲出液誘導チューブ(2)を通じて胴腔から滲出する体
液を集液ボトル(1)内に吸引落下させる。ボトル内の
陽圧は、体液が集液貯留されてきてもバルーン(39)
の収縮力に応じたほぼ一定のレベルに保持され、単なる
真空瓶のような体液の集液貯留に伴なう直線的な陰圧度
の低下は起らず、治療上優れ九バルーン(39)が収縮
してしまい吸引力が無くなって、再びバルーン(39)
 t−膨脹させる時は、単に板クランク(17)で集液
ボー) (17)を閉鎖してゴム球(41)を指で圧迫
・開放する操作を繰返せばよく、操作性に優れていると
共に、吸引集液器全体を常に閉鎖系で操作できるため、
細菌の侵入の危険性の無い安全で衛生的な医療用吸引集
液器を提供できる利点がある。また、体液の集液ボトル
(1)が吸引力発生器から独立しているため、医療従事
者が治療中に必要に応じて何時でも体液の排液量が直読
できる便利さを有している。
〔発明の効果〕
以上の如く本発明の医療用吸引集液器は、胴腔からの滲
出液の集液量増加に伴う吸引圧の変動が小さく、胴腔に
常に適切な陽圧を負荷でき、治癒促進効果が大きい。採
取された滲出液が逆流する陽圧発生の危険がなく取扱い
容易であシ、集液ゾーンと陽圧保持ゾーンが分離され、
集液貯留が全て剛性容器で行なわれる為、使用中は常に
集液量測定を精度良く簡便に行うことができると共に、
大部分の使用症例では途中の吸引再セツト時の排液操作
が必要なく、集液を追加できる。従りて、患者には治癒
促進を、医療従事者には管理上の簡便さを提供できる理
想的な医療用吸引集液器である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る吸引集液器の一実施例を示す外観
図、第2図は第1図の断面図である。 83図は本発明に係る吸引集液器の他の実施例を示す断
面図である。 図中、       lは集液ボトル 2は滲出液誘導チェープ 3は排液口 5は止めリブ    6は目盛 7は蓋       9はヒモ 11はツバ       13はリング15は集液ボー
ト17は板フラング 19は集液台座    21は突起 23は7ランジ     25は連結口27は連結チュ
ーブ  29はマジックテープ31は吸引ボトル   
33はキャップ34は通気口      35はネジ 37はバッキング材  38はバルーン内腔39はバル
ーン     40はゴム球の内部空間41はゴム球 
     43は吸気口44は滑止め     45は
吸気弁コネクター47は一方向排気弁  49はゴムバ
ンド51は吸気孔     53は一方向排気弁55は
ストッパー    57はボール58は細孔     
  59は7ランジ61は連結ボート63は連結口 65はマジックテープ 80は集液室 82は吸引室     84は連通口 特詐出願人 住友ベークライト株式会社 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)人体創部からの滲出液(体液)を吸引貯留する第
    1室と、剛性容器内に設けられた膨脹収縮自在なバルー
    ン部材の収縮力によって吸引力を発生させる第2室とか
    ら成り、第1室と第2室とは気体流通的に連通しており
    、第1室には体液の誘導チューブを連結するための接続
    装置及び該装置の開閉装置と、該室に貯留された体液を
    排出するための蓋部材付開口部とが設けられており、第
    2室には膨脹収縮自在なバルーン部材が内蔵されると共
    に該室内を減圧するための排気手段が設けられており、
    バルーン部材は少なくとも一端が大気に開口されて該バ
    ルーン部材の内部空間と大気とが気体流通する状態で第
    2室内に装着されており、排気手段は2個の一方向排気
    弁と内部空間を有する弾性体とで構成されていて、一方
    の弁は気体が第2室内部から弾性体の内部空間へのみ流
    れるように第2室と接合され、他の弁は気体が弾性体の
    内部空間から大気へのみ流れるように配置されており、
    該弾性体の圧縮復元力はバルーン部材の膨脹収縮力より
    も大きく設定されており、該弾性体を繰返し圧縮復元さ
    せることによって吸引集液器内の空気を大気中に排出さ
    せて容器内を陰圧にすると共に第2室内のバルーン部材
    を膨脹させ、バルーン部材の収縮力によって常に一定の
    陰圧を維持できるようにしたことを特徴とする医療用吸
    引集液器。
  2. (2)第1室と第2室とがそれぞれ別個の剛性容器で構
    成され、両室は着脱可能なチューブ状の通路により気体
    流通的に連通しており、2つの容器を分離して取扱いで
    きるようにしたことを特徴とする、特許請求の範囲第(
    1)項記載の医療用吸引集液器。
JP59251678A 1984-11-30 1984-11-30 医療用吸引集液器 Granted JPS61131751A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59251678A JPS61131751A (ja) 1984-11-30 1984-11-30 医療用吸引集液器
DE8585114991T DE3565773D1 (en) 1984-11-30 1985-11-26 Fluid evacuator for medical use
EP85114991A EP0186783B1 (en) 1984-11-30 1985-11-26 Fluid evacuator for medical use

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59251678A JPS61131751A (ja) 1984-11-30 1984-11-30 医療用吸引集液器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61131751A true JPS61131751A (ja) 1986-06-19
JPS631859B2 JPS631859B2 (ja) 1988-01-14

Family

ID=17226382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59251678A Granted JPS61131751A (ja) 1984-11-30 1984-11-30 医療用吸引集液器

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0186783B1 (ja)
JP (1) JPS61131751A (ja)
DE (1) DE3565773D1 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006102486A (ja) * 2004-09-10 2006-04-20 Sumitomo Bakelite Co Ltd 医療用吸引器具
US7641639B2 (en) 2002-11-28 2010-01-05 Sumitomo Bakelite Company, Ltd. Body fluid suction reservoir
JP2020058607A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 住友ベークライト株式会社 医療用吸引器具
JP2020058608A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 住友ベークライト株式会社 排気部材及び医療用器具
CN112807512A (zh) * 2021-03-01 2021-05-18 深圳市妇幼保健院 半自动儿童洗胃装置
JP2021101894A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 住友ベークライト株式会社 医療用吸引器具
JP2021101895A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 住友ベークライト株式会社 医療用吸引器具
JP2021101893A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 住友ベークライト株式会社 医療用吸引器具
JP2021101896A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 住友ベークライト株式会社 医療用吸引器具

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2230960B (en) * 1988-07-22 1991-10-30 Lenox Edward Mercer Fluid collection devices
AU3532389A (en) * 1988-07-22 1990-02-19 Lenox Edward Mercer Fluid collection devices
JPH02261472A (ja) * 1989-03-31 1990-10-24 Terumo Corp 液体吸引具
GB2245833A (en) * 1990-06-26 1992-01-15 Femcare Ltd Mucus extractor
US6261276B1 (en) * 1995-03-13 2001-07-17 I.S.I. International, Inc. Apparatus for draining surgical wounds
DE19517699C2 (de) * 1995-05-13 1999-11-04 Wilhelm Fleischmann Vorrichtung zur Vakuumversiegelung einer Wunde
US5720618A (en) * 1996-05-06 1998-02-24 Scarpetti; Darlene Vacuum teaching device
JP4550751B2 (ja) 2006-03-08 2010-09-22 日本シャーウッド株式会社 医療用吸引集液器
EP2223711A1 (en) 2009-02-06 2010-09-01 Jap:Ventures Ltd. Mechanical vacuum source for negative pressure wound therapy and general exudate management
CN101920058A (zh) * 2009-06-12 2010-12-22 住友电木株式会社 医疗用吸引集液器
EP2961446B1 (en) 2013-02-26 2019-09-18 PFM Medical, Inc. Drainage system for wounds
CN110801540A (zh) * 2019-10-24 2020-02-18 江苏若尧医疗装备有限公司 一种负压引流装置
CN111790010B (zh) * 2020-07-15 2022-11-08 中国人民解放军空军军医大学 一种兼顾多区域分隔及时间记录智能引流器
CN113413498B (zh) * 2021-06-23 2023-12-08 江苏展之锐医疗科技有限公司 一种医用废液收集装置
JP7126642B1 (ja) * 2021-07-14 2022-08-29 東洋インキScホールディングス株式会社 抗菌コート剤、それを用いた印刷物
CN114404698B (zh) * 2022-03-03 2023-08-22 深圳市龙华区中心医院 泌尿科专用的引流装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3018779A (en) * 1959-07-28 1962-01-30 Tracy B Tyler Body cavity evacuating apparatus
US3853128A (en) * 1972-07-10 1974-12-10 Deknated Inc Valved underwater drainage apparatus
ZA762197B (en) * 1975-04-15 1977-04-27 Int Paper Co Fluid evacuator
US4073294A (en) * 1975-07-23 1978-02-14 Medical Development Corporation Negative pressure drainage vessel
US4266545A (en) * 1979-04-06 1981-05-12 Moss James P Portable suction device for collecting fluids from a closed wound
JPS59177055A (ja) * 1983-03-29 1984-10-06 住友ベークライト株式会社 医療用吸引集液器

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7641639B2 (en) 2002-11-28 2010-01-05 Sumitomo Bakelite Company, Ltd. Body fluid suction reservoir
US7976521B2 (en) 2002-11-28 2011-07-12 Sumitomo Bakelite Company, Ltd. Body fluid suction reservoir
JP2006102486A (ja) * 2004-09-10 2006-04-20 Sumitomo Bakelite Co Ltd 医療用吸引器具
WO2020075659A1 (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 住友ベークライト株式会社 排気部材及び医療用器具
WO2020075680A1 (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 住友ベークライト株式会社 医療用吸引器具
JP2020058608A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 住友ベークライト株式会社 排気部材及び医療用器具
JP2020058607A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 住友ベークライト株式会社 医療用吸引器具
JP2021101894A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 住友ベークライト株式会社 医療用吸引器具
JP2021101895A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 住友ベークライト株式会社 医療用吸引器具
JP2021101893A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 住友ベークライト株式会社 医療用吸引器具
JP2021101896A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 住友ベークライト株式会社 医療用吸引器具
CN112807512A (zh) * 2021-03-01 2021-05-18 深圳市妇幼保健院 半自动儿童洗胃装置
CN112807512B (zh) * 2021-03-01 2024-05-28 深圳市妇幼保健院 半自动儿童洗胃装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS631859B2 (ja) 1988-01-14
EP0186783A1 (en) 1986-07-09
EP0186783B1 (en) 1988-10-26
DE3565773D1 (en) 1988-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61131751A (ja) 医療用吸引集液器
US4266545A (en) Portable suction device for collecting fluids from a closed wound
US4578060A (en) Wound drainage device
US4392860A (en) Disposable wound drainage device
EP2223711A1 (en) Mechanical vacuum source for negative pressure wound therapy and general exudate management
JPS5811222B2 (ja) 傷口排液器
US3871377A (en) Evacuator apparatus
JPH07116243A (ja) 吸引集液装置
TW200722044A (en) Blood pressure measuring device
US20090069763A1 (en) Flat Expandable Effusion Drain
CA2497341A1 (en) Surgical drape having a fluid collection pouch with an inflatable rim
CA1060748A (en) Self-contained fluid evacuator
JPS59177055A (ja) 医療用吸引集液器
US3983872A (en) Self-contained fluid evacuator
US4377166A (en) Surgical evacuator
CA1133780A (en) Disposable wound drainage device
JP3061916B2 (ja) 体液吸引集液器
CA1101286A (en) Fluid evacuator
CN214907662U (zh) 一种急诊科护理用快速止血装置
JPH05212106A (ja) 体液吸引集液器
JPH05208046A (ja) 体液吸引集液器
CN209107482U (zh) 一种普外科加压止血带
JPH0551358U (ja) 医療用吸引集液器
JPH119682A (ja) 医療用吸引集液器
EP0425498A1 (en) Fluid collection devices

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term