JPS636169A - 金属被覆炭素繊維及び混抄紙 - Google Patents
金属被覆炭素繊維及び混抄紙Info
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- JPS636169A JPS636169A JP14947086A JP14947086A JPS636169A JP S636169 A JPS636169 A JP S636169A JP 14947086 A JP14947086 A JP 14947086A JP 14947086 A JP14947086 A JP 14947086A JP S636169 A JPS636169 A JP S636169A
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Landscapes
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、Ｓ電性混抄紙のｌ造に使用される加工された
金属被覆炭素繊維及びそれを素材とする導電性混抄紙に
関するものである。更に詳しくは、集束性が良好で抄紙
分数性に優れた導電性混抄紙製造用金属被覆炭素繊維及
び導電性、特に電磁波シールド特性に優れた導電性混抄
紙に関するものである。
金属被覆炭素繊維及びそれを素材とする導電性混抄紙に
関するものである。更に詳しくは、集束性が良好で抄紙
分数性に優れた導電性混抄紙製造用金属被覆炭素繊維及
び導電性、特に電磁波シールド特性に優れた導電性混抄
紙に関するものである。
金属被ｉ炭素ｍ１ｔｉは導電性に優れ、その混抄紙は静
電防止材、面状発熱体、パラボラアンテナ等に使用され
、更には最近のエレクトロニクス機器の普及に伴ない大
きな問題となっている電磁波障害に対する遮蔽材、即ち
、ＥＭｒシールド材として包装材、被覆材、壁材、床材
等の分野に使用されている。
電防止材、面状発熱体、パラボラアンテナ等に使用され
、更には最近のエレクトロニクス機器の普及に伴ない大
きな問題となっている電磁波障害に対する遮蔽材、即ち
、ＥＭｒシールド材として包装材、被覆材、壁材、床材
等の分野に使用されている。
従来、パルプにカーボンブラック、炭素繊維、金属粉、
金ｆｉ１繊維等を入れた導電性混抄紙が知られている。
金ｆｉ１繊維等を入れた導電性混抄紙が知られている。
しかしながら、これらは、いずれも集束性、取扱いｎ・
電性、抄紙分散性、更にはその混抄紙の導１！ｆ特性等
を必ずしも充分満足させるものではなかった。例えば、
炭素繊維は導電性があり、その混抄紙は静電防止紙とし
て利用されつつあるが、ＥＭＩシールド紙としては導電
性が不充分で、特に磁界に対するシールド効果が低い。
電性、抄紙分散性、更にはその混抄紙の導１！ｆ特性等
を必ずしも充分満足させるものではなかった。例えば、
炭素繊維は導電性があり、その混抄紙は静電防止紙とし
て利用されつつあるが、ＥＭＩシールド紙としては導電
性が不充分で、特に磁界に対するシールド効果が低い。
また、スデンレス繊維等の全局繊維は導電性に優れてい
るが、−般に比重が大きく抄紙時繊維が沈み込み、均一
に分散させることが困難であり、従って金属繊維を用い
た混抄紙は外観が損われ、更にシールド効果にバラツキ
を生じている。
るが、−般に比重が大きく抄紙時繊維が沈み込み、均一
に分散させることが困難であり、従って金属繊維を用い
た混抄紙は外観が損われ、更にシールド効果にバラツキ
を生じている。
分散性を向上させるためには、強いて、通常の抄紙条件
よりも攪拌を強くする等条件を苛酷にする必要があるが
、その場合には、例えば金属繊維のような延性な繊維で
はｉ＊ｍが綿状に絡み一層分散性が悪くなったり、また
、炭素繊維のような脆性な繊維では、！ｌ雑が切断され
て短くなり、混抄紙の導電性を大幅に低下させることに
なる。
よりも攪拌を強くする等条件を苛酷にする必要があるが
、その場合には、例えば金属繊維のような延性な繊維で
はｉ＊ｍが綿状に絡み一層分散性が悪くなったり、また
、炭素繊維のような脆性な繊維では、！ｌ雑が切断され
て短くなり、混抄紙の導電性を大幅に低下させることに
なる。
（発明の目的）
本発明の目的は、集束性が良好で抄紙分数性に優れた金
属被覆炭素繊維を提供すること、及び外観が良好で、■
つ導電性、特にＥＭＩシールド特性に優れた混抄紙を提
供することにある。
属被覆炭素繊維を提供すること、及び外観が良好で、■
つ導電性、特にＥＭＩシールド特性に優れた混抄紙を提
供することにある。
本発明は、０．１〜５ｉ４７ｆｆｉ％の水溶性高分子物
質を付与したことを特徴とする導電性混抄紙製造用金属
被覆炭素繊維である。ここに水溶性高分子物質としては
ポリビニルピロリドン又はポリビニルアルコールが好適
であり、被覆金属の厚さは０．０５〜１μＩが好適であ
る。
質を付与したことを特徴とする導電性混抄紙製造用金属
被覆炭素繊維である。ここに水溶性高分子物質としては
ポリビニルピロリドン又はポリビニルアルコールが好適
であり、被覆金属の厚さは０．０５〜１μＩが好適であ
る。
また、本発明は、０．１〜５爪Ｍ％の水溶性高分子物質
を付与した金属被覆炭素繊維と他の繊維材料とを混抄し
てなり、金属被覆炭素繊維を１０重胆％以上含むことを
特徴とする導電性混抄紙である。
を付与した金属被覆炭素繊維と他の繊維材料とを混抄し
てなり、金属被覆炭素繊維を１０重胆％以上含むことを
特徴とする導電性混抄紙である。
本発明でいう金属被覆炭素！ｌｉ ＄１とは、例えば、
ｄａ成されるポリアクリロニトリル系、ピッチ系、レー
ヨン系の炭素質あるいは黒鉛′ｒｔ１１維の表面に電気
メツキ、化学メツキ、物理蒸着、化学蒸着、溶射等の方
法によりＡｕ ＳＡｏ 、Ｃｕ ５Ｎｉ１ＡＱ、Ｏｒ、
Ｚｎ％３ｎ、、Ｐｂ等の金属被膜を形成させたものであ
る。
ｄａ成されるポリアクリロニトリル系、ピッチ系、レー
ヨン系の炭素質あるいは黒鉛′ｒｔ１１維の表面に電気
メツキ、化学メツキ、物理蒸着、化学蒸着、溶射等の方
法によりＡｕ ＳＡｏ 、Ｃｕ ５Ｎｉ１ＡＱ、Ｏｒ、
Ｚｎ％３ｎ、、Ｐｂ等の金属被膜を形成させたものであ
る。
本発明において水溶性高分子物質の付装置は、０．１〜
５重量％であることが必要である。０．１ｍＦＪ１％未
満では集束性が不充分で作業中に飛散し取扱い作業性が
悪くなる、あるいは綿状に絡み抄紙分散性が悪くなる。
５重量％であることが必要である。０．１ｍＦＪ１％未
満では集束性が不充分で作業中に飛散し取扱い作業性が
悪くなる、あるいは綿状に絡み抄紙分散性が悪くなる。
、５重石％を超えると集束性が強過ぎ同じく抄紙分散性
が悪くなり混抄紙の外観を損ない、更にシールド効果の
バラツキを生じる。
が悪くなり混抄紙の外観を損ない、更にシールド効果の
バラツキを生じる。
本発明において高分子物質は、その種類を問わず、水溶
化澱粉やＣＭＣでもよいが、水に可溶なポリビニルピロ
リドン又はポリビニルアルコールが通常の抄紙方法に適
し、且つ取扱い作業性が良好であるという点において好
ましい。
化澱粉やＣＭＣでもよいが、水に可溶なポリビニルピロ
リドン又はポリビニルアルコールが通常の抄紙方法に適
し、且つ取扱い作業性が良好であるという点において好
ましい。
ポリビニルピロリドン又はポリビニルアルコールの付与
は、これを溶解した水溶液中に金属被覆炭素繊維を浸漬
あるいは通過させることにより行われる。
は、これを溶解した水溶液中に金属被覆炭素繊維を浸漬
あるいは通過させることにより行われる。
被覆金属の厚さは０．０５〜１μｍが好ましく、０．０
５未満では導電性が不充分で混抄紙の導電性、特にシー
ルド効果において最良のものが（ｑられず、また１μｌ
を超えると金属被覆炭素繊維の比重が大きくなり抄紙時
１＆ｉｌ［が沈み込み均一に分散させることが必ずしも
十分でなく、更に混抄紙の外観及びシールド効果の均一
性の点で必ずしも最良の結果が１ｑられない。
５未満では導電性が不充分で混抄紙の導電性、特にシー
ルド効果において最良のものが（ｑられず、また１μｌ
を超えると金属被覆炭素繊維の比重が大きくなり抄紙時
１＆ｉｌ［が沈み込み均一に分散させることが必ずしも
十分でなく、更に混抄紙の外観及びシールド効果の均一
性の点で必ずしも最良の結果が１ｑられない。
本発明の導電性混抄紙は、的述の金属ｉ１！覆炭素繊維
と他の繊維材料とを混抄したもので、該金属被覆炭素繊
維を１０ｆｉ聞％以上含むものである。含有量が１０重
８％未満では導電性、特に５Ｍｌシールド効果の優れた
ものが１４１られない。
と他の繊維材料とを混抄したもので、該金属被覆炭素繊
維を１０ｆｉ聞％以上含むものである。含有量が１０重
８％未満では導電性、特に５Ｍｌシールド効果の優れた
ものが１４１られない。
混抄方法は通常の抄紙方法が採用可能であり、混抄相手
である他の繊維材料は、例えばバルブ、アスベスト繊維
、ガラス繊維、炭素繊維等である。
である他の繊維材料は、例えばバルブ、アスベスト繊維
、ガラス繊維、炭素繊維等である。
本発明による金属被覆炭素繊維は、表１に示すように集
束性が良好で、且つ分散性に優れており混抄紙、例えば
パルプとの混抄紙は外観が良好で導電性、ＥＭｒシール
ド効果のバラツキがなく、静電防止紙としては勿論、Ｅ
ＭＩシールド紙として電界、磁界の両方に対して極めて
優れた効果が得られる。
束性が良好で、且つ分散性に優れており混抄紙、例えば
パルプとの混抄紙は外観が良好で導電性、ＥＭｒシール
ド効果のバラツキがなく、静電防止紙としては勿論、Ｅ
ＭＩシールド紙として電界、磁界の両方に対して極めて
優れた効果が得られる。
本発明の金属被覆炭素繊維を含む混抄紙は導電性が炭素
繊維より高く、比重は金属繊維より低いためＥＭＩシー
ルド紙として要求される導電性素材が均一に分散し、且
つ高導電性、高シールド性なものが得られＥＭＩシール
ド材として最適である。
繊維より高く、比重は金属繊維より低いためＥＭＩシー
ルド紙として要求される導電性素材が均一に分散し、且
つ高導電性、高シールド性なものが得られＥＭＩシール
ド材として最適である。
表 １
（０，２５μ閣のＮｉ被覆炭素繊維にポリビニルピロリ
ドンを付与し、６ｍｍに切断し嵩密度、膠着数をエリ定
した。） （実施例） 実施例１ ポリビニルピロリドン（ＰＶＰ）を溶解した水溶液に０
．２５μｌのＮｉ被覆炭素繊維束を浸漬しＰＶＰを０．
８．７．２重世％になるように付与し、１りられた繊維
束を６Ｉｌｆｌｌに切断してｆ：Ｉラブドファイバーを
作成した。
ドンを付与し、６ｍｍに切断し嵩密度、膠着数をエリ定
した。） （実施例） 実施例１ ポリビニルピロリドン（ＰＶＰ）を溶解した水溶液に０
．２５μｌのＮｉ被覆炭素繊維束を浸漬しＰＶＰを０．
８．７．２重世％になるように付与し、１りられた繊維
束を６Ｉｌｆｌｌに切断してｆ：Ｉラブドファイバーを
作成した。
併１！°てＰＶＰを付与していない６ｍｍのチョツプド
ファイバーを作成しＬ Ｏ このチョツプドファイバーを通常の方法でパルプと混抄
し金属被覆炭素繊維含有率７重量％、坪量８０ｇ／ｍ’
の混抄紙を抄紙した。
ファイバーを作成しＬ Ｏ このチョツプドファイバーを通常の方法でパルプと混抄
し金属被覆炭素繊維含有率７重量％、坪量８０ｇ／ｍ’
の混抄紙を抄紙した。
金属被覆炭素繊維の集束性及び混抄紙中の分数性、ＥＭ
Ｉシールド効果を測定した。
Ｉシールド効果を測定した。
結果を表２に示す。
表 ２
（注）＊：混抄紙１０ｃｃ当りのｍ者数実施例２
ポリビニルアルコール（ＰＶＡ）を溶解した水溶液に０
．０３．０．２６．１６２１μｌのＮｉ被覆炭素繊維を
浸漬し、ＰＶＡを１．０重量％になるように付与し、６
ｍ１１１に切断してｙ−うラブドファイバーを作成した
。このものを用いて実施例１と同様にして混１ＩＩＩ紙
を抄紙した。
．０３．０．２６．１６２１μｌのＮｉ被覆炭素繊維を
浸漬し、ＰＶＡを１．０重量％になるように付与し、６
ｍ１１１に切断してｙ−うラブドファイバーを作成した
。このものを用いて実施例１と同様にして混１ＩＩＩ紙
を抄紙した。
Ｅｌｌｔｌシールド効果を測定し結果を表３に示す。
表 ３
実施例３
ポリビニルビ［１リドン（Ｐ Ｖ Ｐ ）を溶解した水
溶液に０．２５μｍのＮｉｌ覆炭Ｎ繊帷束を浸漬しＰＶ
Ｐを０．６重量％になるように付与し、得られた繊維束
を６ａ＋ｎ＋に切断し金属被覆炭素繊維含有率７重量％
及び６５重世％（坪ｍは共に７０ｇ／ｍ’）のパルプと
の混抄紙を抄紙した。
溶液に０．２５μｍのＮｉｌ覆炭Ｎ繊帷束を浸漬しＰＶ
Ｐを０．６重量％になるように付与し、得られた繊維束
を６ａ＋ｎ＋に切断し金属被覆炭素繊維含有率７重量％
及び６５重世％（坪ｍは共に７０ｇ／ｍ’）のパルプと
の混抄紙を抄紙した。
ＥＭＩシールド効果を測定し結果を表４に示す。
表 ４
Claims (4)
- （１）０．１〜５重量％の水溶性高分子物質を付与した
ことを特徴とする導電性混抄紙製造用金属被覆炭素繊維
。 - （２）水溶性高分子物質がポリビニルピロリドン又はポ
リビニルアルコールである特許請求の範囲（１）の金属
被覆炭素繊維。 - （３）被覆金属の厚さが０．０５〜１μｍである特許請
求の範囲（１）の金属被覆炭素繊維。 - （４）０．１〜５重量％の水溶性高分子物質を付与した
金属被覆炭素繊維と他の繊維材料とを混抄してなり、金
属被覆炭素繊維を１０重量％以上含むことを特徴とする
導電性混抄紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61149470A JPH076159B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | Ｅｍｉシールド材用導電性混抄紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61149470A JPH076159B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | Ｅｍｉシールド材用導電性混抄紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS636169A true JPS636169A (ja) | 1988-01-12 |
| JPH076159B2 JPH076159B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=15475840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61149470A Expired - Fee Related JPH076159B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | Ｅｍｉシールド材用導電性混抄紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076159B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01187896A (ja) * | 1988-01-21 | 1989-07-27 | Nec Corp | 電波吸収体材料 |
| JPH01162298U (ja) * | 1988-04-25 | 1989-11-10 | ||
| JP2002180372A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-26 | Toho Tenax Co Ltd | 金属酸化物被覆炭素繊維、及びその製造方法 |
| CN109281159A (zh) * | 2017-07-21 | 2019-01-29 | 天津大学 | 一种具有导热各向异性的镀铜碳纤维及其制备方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5761800A (en) * | 1980-09-30 | 1982-04-14 | Toho Beslon Co | Papermaking carbon fiber material and method |
| JPS6088198A (ja) * | 1983-09-12 | 1985-05-17 | アメリカン・サイアナミド・カンパニ− | 導電性繊維のマツト |
-
1986
- 1986-06-27 JP JP61149470A patent/JPH076159B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5761800A (en) * | 1980-09-30 | 1982-04-14 | Toho Beslon Co | Papermaking carbon fiber material and method |
| JPS6088198A (ja) * | 1983-09-12 | 1985-05-17 | アメリカン・サイアナミド・カンパニ− | 導電性繊維のマツト |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01187896A (ja) * | 1988-01-21 | 1989-07-27 | Nec Corp | 電波吸収体材料 |
| JPH01162298U (ja) * | 1988-04-25 | 1989-11-10 | ||
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| CN109281159A (zh) * | 2017-07-21 | 2019-01-29 | 天津大学 | 一种具有导热各向异性的镀铜碳纤维及其制备方法 |
| CN109281159B (zh) * | 2017-07-21 | 2021-09-03 | 天津大学 | 一种具有导热各向异性的镀铜碳纤维及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH076159B2 (ja) | 1995-01-30 |
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