JPS62233243A - 導電性ガラス繊維マツト - Google Patents

導電性ガラス繊維マツト

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JPS62233243A
JPS62233243A JP7731086A JP7731086A JPS62233243A JP S62233243 A JPS62233243 A JP S62233243A JP 7731086 A JP7731086 A JP 7731086A JP 7731086 A JP7731086 A JP 7731086A JP S62233243 A JPS62233243 A JP S62233243A
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JP
Japan
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fibers
binder
metal
glass fiber
glass fibers
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Pending
Application number
JP7731086A
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English (en)
Inventor
久野 芙治夫
武藤 純資
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Nippon Glass Fiber Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Nippon Glass Fiber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電磁波遮蔽性を有するプラスチックシートや
パラボラアンテナ等に用いるに好適な導電性ガラス1a
I111マツトに関するものである。
[従来の技術] 金属で被覆されたガラス繊維とプラスチック(合成樹脂
)とを複合化した導電性プラスチック複合材料が公知で
ある(特開昭54−90596等)、このような複合材
料は電磁波の遮蔽あるいは反射効果を有しており、各種
電子機器のケーシングやパラボラアンテナ等に有用であ
る。
金属被覆ガラス繊維としては、主として、アルミニウム
被覆ガラス繊維が用いられており、ガラス繊維の全周囲
にわたってアルミニウムを付着させたフルコートタイプ
と、部分的例えば半周部分にだけ被塑を施したハーフコ
ートタイプのもの等がある。またガラス繊維の素材とし
ては、Eガラス等が用いられている。
このような導電性ガラス繊維マットの製造法の一つとし
て湿式抄造法がある。これは、金属被覆ガラス繊維を短
く切断して抄造槽中に分散させ、これをコンベアネット
等で抄造することによりマット状にするものである。
而して、金属被覆ガラス繊維は、通常のガラス繊維に比
べ比重が犬きく、水中に分散させにくい。そのため、従
来は、約3mm程度に短く切断してその分散性を確保す
るようにしている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の湿式法による導電性ガラス繊維マ
ットの製造法においては、金属被覆ガラスm維をこのよ
うに短く切断してあるので、繊維相互の導通が余りよく
なく、これがために電磁波の遮蔽特性や反射特性が低下
し易かった。
[問題点を解決するための手段及び作用]上記問題点を
解決するために、本発明は、長さ4〜100mmである
金属被覆ガラス繊維60〜95重量部と、長さ0.2〜
50mmであり直径が0.4〜2用mの極細ガラス繊、
!!40〜5重量部とを含み、抄造により成形されてな
る導電性カラス繊維マット製造法。
を要旨とするものである。
かかる本発明によれば、金属被覆ガラス繊維が長いので
導通がよく、遮蔽性能等が向上する。また極細繊維の混
在により、水中への離解及び分散性も良い。
以F本発明の構成につき詳説する。
本発明において用いられる長さ4〜100mmのガラス
繊維としては、その径及び材質ともに特に限定されるも
のではないが、径としては直径が数7tm〜30gm程
度のものが好ましい、また、材質としては無アルカリガ
ラス、アルカリガラスのいずれでも良く、Eガラス、C
ガラス、Aガラス等従来からガラス繊維に用いられる各
種の組成のものが用いられる。
ガラス繊維を被覆する金属としては、溶融温度が低く被
覆が容易で、かつ耐食性の良いものが好ましい0例えば
アルミニウム或いはアルミニウム合金が好適である。そ
の他には、銅、亜鉛、銀等が用いられる。金属の被覆量
は、余りに少ないと導電性を確保できず、逆に多過ぎる
と繊維の可撓性を低下させると共にコスト高となる。ア
ルミニウムを用いる場合には、繊維の単位長さ当りにお
いてガラスJM維重量の5〜200%程度、とりわけ2
0〜100%程度とするのが好ましい。
この金属被覆ガラス繊維は、その長さが4〜100mm
とされる。4mmより短いと、m維同志の導通が低下し
易く、また100mmを超える場合には、 tam同志
が絡まり合って分散性が低下し、抄造しにくくなる。
一方、直径0.4〜2gmの極細繊維は、上記金属被覆
ガラス繊維のガラスと同様に各種の材質よりなるものが
用いられる。この極細繊維は、直径が0.4gmよりも
小さいものは製造が困難でコスト高である。また、27
zmよりも大径のものは、金属被覆ガラスFa維の分散
性を向上させる作用が小さい。
また、この極細ramは長さが0.5〜50mmとりわ
け1.0〜30mmのものが好適である。
0.5mmよりも短いと、抄造時の歩留りが低い。また
50mmよりも長いと、抄造時に絡まり合って、抄造作
業性を紡げ易い。
本発明において、長さ4〜100mmの金属被覆ガラス
繊維と該極細繊維との配合比率は、金属被覆ガラスM&
維が60〜95gL量部、極細繊維が40〜5重量部(
合計にて100重量部)である。極細繊維が40重量部
よりも多いと、金属被覆ガラス繊維同志の導通が阻害さ
れ、また極細繊維が5%よりも少ないと、抄造時に金属
被覆ガラス繊維の分散性を高める作用が小さくなる。特
に好ましい配合被覆は金属被覆ガラス繊維が70〜85
重か部、極細繊維が30〜15重量部である。   ・ 本発明のマットは、このような金属被覆ガラス繊維及び
極細繊維を抄造槽内の水中に分散させ、コンベアネット
等で抄造し、その後屹燥することにより得られる。
本発明においては、繊維同志の接合を行なってマットを
取扱い易くするために、適宜のバインダを用いるのが好
ましい。このバインダは、抄造槽内に水に含ませておい
ても良く、抄造後に、例えばコンベアネットトのマット
に向けてスプレーすることによって付着させても良い。
また、抄造後に、マットをバインダ液中に浸漬して通過
させても良い、このような方法は1次に述べる導電性バ
インダの付着法として特に好適である。
本発明においては、バインダとして導電性バインダを用
いることにより、金属被覆ガラス繊維同志の導通をさら
に向上させることができる。
この導電性バインダとしては、■樹脂中に、金属粉末及
び/又は炭素粉末を分散させたもの、■樹脂自体が導電
性を有するものなどが用いられる。
まず■のタイプの導電性バインダについて説明する。
■のタイプの導電性バインダとしては、でん粉系のバイ
ンダ、合成樹脂(例えばポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂)系のバインダ等の公知のバインダ
に、銀、銅、ニッケル等の金属或は炭素や、上記の導電
性ガラス繊維の粉砕物等の導電性粒子を混入したものが
用いられる。
バインダへの銀、銅、ニッケル、炭素等の導電性粒子の
混入量は、導電性粒子とバインダ固形分の合計−1−に
対して30〜70玉に%が適当である。
導電性粒子の混入?が少ない場合には、バインダに導電
性が得られず、70玉量%よりも多く混入した場合には
、バインダがもろくなり、M維同志を結合させる機能を
果さなくなる。
なお導電性粒子として、導電性ガラス繊維の粉砕物を用
いる場合、長さ30ILm−1000pmのものや、あ
るいは長さ30μm以下の粉末状のものなどを好適に用
いることができる。
また前記■の樹脂自体が導電性を有する樹脂としては、
樹脂にシアン基等の官能基を導入し、この官能基に銅イ
オンを吸着させたもの等が用いられる。
導電性バインダの付着量は、金属被覆ガラス繊維に対す
るバインダ固形分の重量比で2〜20%程度が適当であ
る。付着量が少量の場合には、繊維同志の接触点にバイ
ンダが付着する確率が低く、導電性の向上には効果があ
まりない、更に、20%よりも多くバインダを付着した
場合には、繊維同志の接触点以外の点に付着する傾向が
強くなり、付着量を増加させても、その効果は頭打ちと
なり、コスト的にも不利となる。
第1図は導電性バインダを付着させる場合に好適な方法
を説明する側面図である。
第1図において、抄造されたマツ)1がコンベア2に搬
送され、バインダ液3中に連続的に浸漬され1通過され
ている。このバインダ液は、導電性粒子を分散させたも
のであるが、該バインダ液中の導電性粒子は、マットが
極細繊維を含有するところから、該マットの表面部分に
主として捕捉されるようになる。そして、これにより表
面部の口開が極めて小さく、導通の良いマットが得られ
る。
なお、バインダが導電性を有しない場合には。
金属被覆ガラス繊維同志の導通を確保するために、バイ
ンダ使用量をE記範囲でなるべく少なくするのが好まし
い。、 [実施例] 以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実
施例に何ら限定されるものではない。
実施例1 直pd l 5 糾mのガラス繊維にアルミニウムガラ
ス繊g1c重量に対し67%付着させたアルミニウム被
覆ガラス繊維を用意し、これを長さ20mmに切断して
チョツプドストランドとした。
また直径l川m、長さ1.0〜30mmの極細ガラス繊
維と、バインダ(酢酸ビニルと7ミノシランとの混合物
)とを用意した。
これら繊維を第1表に示す割合で水中に分散させ、抄造
した後、第1図に示す方法によってバインダを付着させ
1次いで200℃で熱処理することにより目付70 g
 / m″のマットを得た。
実施例2 実施例1において、F記アルミニウム被覆ガラス繊維を
乎均長さ100gmに粉砕したものをバインダに分散さ
せてマットに含ませたこと以外は同様にして目付70g
/m”のマットを得た。
比較例1 実施例1において、アルミニウム被覆ガラス繊維の長さ
を3mmとしたこと及び極細繊維を用いなかったこと以
外は同様にして、目付70 g / m″のマットを得
た。
実施例1.2と比較例1のマットの磁界波に対する電磁
遮蔽性能を第2図に示す、電磁遮蔽性能の評価法として
は、関西電子工業振興センターの第2図に示すように、
実施例1.2ともに電磁波遮蔽性能が高い、また、導電
性バインダを用いた実施例2の場合には、比較例1に比
べ、15〜20dB電磁遮蔽性能が向上した。また、実
施例■、2」(に、比較例1に比べ抄造時の分散性が極
めて優れていた。
[効果] 以上の通り本発明の導電性!a維マットは、従来よりも
長い金属被覆ガラス繊維より構成され、金属被覆ガラス
#Jj維同志の導通が良く、電磁波の遮蔽特性、反射特
性に優れる。また、このように長い繊維は、その切断コ
ストも低く、製造コストの引き下げを図ることもできる
さらに、極細繊維を併用することにより、抄造時の離解
及び分散性も高く、抄造が容易である。
【図面の簡単な説明】 第1図はマットへのバインダ付着法の説明図、第2図は
電磁遮蔽性能試験の結果を表すグラフである。 ■・・・マット、      2・・・コンベア、3・
・・バインダ液。 代理人   弁理士   重 野  用銅2図 周波数 (MHz) 手続補正書 昭和61年4月15日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長さ4〜100mmである金属被覆ガラス繊維6
    0〜95重量部と、長さ0.2〜50mmであり直径が
    0.4〜2μmの極細ガラス繊維40〜5重量部とを含
    み、抄造により成形されてなる導電性ガラス繊維マット
    製造法。
  2. (2)ガラス繊維同志をバインダで接着してある特許請
    求の範囲第1項に記載の導電性ガラス繊維マット製造法
  3. (3)バインダは、固形分として、ガラス繊維重量の2
    〜20%付着されている特許請求の範囲第1項ないし第
    3項のいずれか1項に記載の導電性ガラス繊維マット製
    造法。
JP7731086A 1986-04-03 1986-04-03 導電性ガラス繊維マツト Pending JPS62233243A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2641273A1 (fr) * 1988-12-30 1990-07-06 Oschatz Glasseide Veb Element plat textile conducteur fait de fils elementaires de soie de verre

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59112099A (ja) * 1982-12-15 1984-06-28 日本無機株式会社 ガラス紙の製造法
JPS60400B2 (ja) * 1980-09-30 1985-01-08 コストルツイオ−ニ・メカニケ・ジ・マツツオニ・エツセ・ピ・ア 押出機または精練機

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