JPS6361678B2 - - Google Patents

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JPS6361678B2
JPS6361678B2 JP53149983A JP14998378A JPS6361678B2 JP S6361678 B2 JPS6361678 B2 JP S6361678B2 JP 53149983 A JP53149983 A JP 53149983A JP 14998378 A JP14998378 A JP 14998378A JP S6361678 B2 JPS6361678 B2 JP S6361678B2
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signal
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battery
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、照明ランプなどの重負荷回路が動
作して電池電源の出力電圧が低下した場合でも液
晶表示装置を安定して動作させるようにした液晶
駆動装置に関する。
一般に、電池電圧が従来の電池に対して2倍、
すなわち3V程度有するリチウム電池は、その電
池電圧を降圧して負荷回路の駆動に用いることに
より、電池寿命を長くして長期的な使用が可能と
なり、電池交換回数を減らすことができるので、
最近では、電子時計、電子式卓上計算機などの小
型電子機器に盛んに使用されるようになつてき
た。
第1図はリチウム電池を使用した従来の電子時
計の電源供給図を示したものであり、図において
1はダイナミツク駆動表示方式に従つて時刻を表
示する液晶表示装置である。このダイナミツク駆
動される液晶表示装置1は、2分割された共通電
極にコモン信号発生回路2から供給される複数レ
ベルからなる電圧波形信号(以下、コモン電極駆
動信号と呼称する)X,Yがそれぞれ供給され、
セグメント電極には発振回路、分周回路、計時計
数回路及びデコーダを備えた発振・論理回路3か
らの時刻情報がドライバ4を介してセグメント電
極駆動信号として供給されて時刻表示動作を行う
ものである。上記コモン信号発生回路2にはリチ
ウム電池5からの電池電圧V1(−3V)、上記電池
電圧V1を1/2に降圧する降圧回路6から出力され
る出力電圧V2(−1.5V)及びグランド電圧V0
(0V)がそれぞれ供給されており、このコモン信
号発生回路2は上記各電圧V1,V2,V0のうちい
ずれか一つを順次連続的に選択することにより上
記コモン電極駆動信号X,Yを成形出力する。ま
た上記電池電圧V1はドライバ4及び照明ランプ
スイツチSが接続された照明ランプ装置7に供給
されると共に上記降圧回路6の出力電圧V2は発
振・論理回路3に供給されるようになつている。
上記構成においては、発振・論理回路3は電池
電圧V1の1/2の電圧V2で動作するので、電池の長
寿命化が計れるものである。しかして、液晶表示
装置1の表示部を照明するため、ランプスイツチ
Sを操作すると、照明ランプ装置7が駆動する
が、このランプ装置7の駆動によつて大電流が流
れ、電池電圧V1が第2図に示すように大きく低
下してしまう。またこの電池電圧V1の低下に伴
ない降圧回路6の出力電圧V2も第2図に示すよ
うに低下してしまう。
このように照明ランプ装置7の駆動によつて電
池電圧V1及び出力電圧V2が低下すると、以下に
述べるような不都合を生づる。すなわち、液晶表
示装置1は電圧V1,V2の低下により正常時、つ
まりランプ非駆動時に比べて液晶表示のコントラ
ストが悪くなり、また液晶表示素子にかかる電圧
が実効値以下の電圧に低下してしまうと表示が全
く消えてしまう。また発振・論理回路3において
は、電圧V2の低下により発振が停止したり、回
路に誤動作を生じさせたりする。
これらのことは何もランプ装置の点灯時だけで
なく、例えばブザー装置等のような重負荷回路の
駆動により電池電圧が低下した場合についても起
こるものであつた。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、照明ランプなどの重負
荷回路が動作して電池電源の出力電圧が低下した
場合であつても液晶表示装置の安定した動作を維
持させるようにした液晶駆動装置を提供すること
にある。
以下、この発明を第3図ないし第10図に示す
一実施例を参照して詳細に説明する。第3図はこ
の発明に係る液晶駆動装置を電子時計に適用した
場合の電源供給図である。なお、第1図に示した
従来のものと同一構成部には同一符号を付してそ
の詳細な説明を省略する。発振・論理回路3は発
振回路3a、分周回路3b、計時計数回路3c及
びデコーダ3dを備えている。上記分周回路3b
からは夫々128Hz、64PH、32Hzの周波数信号1
23が後述するコモン信号発生回路9に与えら
れると共に、周波数信号13がドライバ4に与
えられている。また分周回路3bからは512Hzの
駆動信号aが電圧変換回路8に与えられている。
この電圧変換回路8は詳細を後述するようにリチ
ウム電池5から電池電圧V1が供給されて動作し、
照明ランプ装置7から照明ランプ点灯中のみハイ
レベルとなるランプ信号lが供給されているもの
で、この電圧変換回路8は上記ランプ信号l及び
分周回路3bからの512Hzの信号aに従つて電池
電圧V1を降圧あるいは昇圧変換して、第1の出
力端子から出力電圧V3を、また第2の出力端
子から出力電圧V4を夫々取り出すようになつ
ている。上記出力電圧V3はコモン信号発生回路
9及び発振・論理回路3に与えられると共に、出
力電圧V4はコモン信号発生回路9及びドライバ
4に与えらる。また上記ランプ信号lもコモン信
号発生回路9及びドライバ4に夫々与えられてい
る。
上記電圧変換回路8は第4図に示すように構成
されている。すなわち、電池5の出力電圧V1
Nチヤンネルモストランジスタ(以後、単にNト
ランジスタと略称する)10を介して第1の出力
端子から電圧V3として出力されると共に、N
トランジスタ11を介して第2の出力端子から
電圧V4として出力される。上記Nトランジスタ
10のゲートにはランプ信号lがインバータ12
及び13を介して与えられており、またNトラン
ジスタ11のゲートにはインバータ13の出力信
号がインバータ14を介して与えられている。ま
た上記出力端子,間には、トランジスタ1
5,16が直列接続されており、トランジスタ1
5のゲートにはランプ信号lがインバータ12,
17,18を介して供給されると共に、トランジ
スタ16のゲートにはインバータ18の出力信号
がインバータ19を介して供給されている。そし
て、上記Nトランジスタ15,16の接続点には
コンデンサ20がグランド電圧V0との間で接続
されている。さらに上記出力端子,間には、
Nトランジスタ21,22が直列接続されてお
り、Nトランジスタ21のゲートには512Hzの駆
動信号aがインバータ23,24を介して与えら
れていると共に、Nトランジスタ22のゲートに
は上記インバータ24の出力信号がインバータ2
5を介して与えられている。またNトランジスタ
21,22の接続点にはコンデンサ26がインバ
ータ27の出力線との間で接続さされており、上
記インバータ27の入力信号は上記インバータ2
3の出力信号である。なお、上記Nトランジスタ
10,11,15,16,21,22のゲートに
ゲート信号を供給するインバータ13,14,1
8,19,24,25にはハイレベルの信号とし
て電圧V0が与えられ、またローレベルの電圧と
して各トランジスタのソース電圧が与えられるよ
うになつており、そして各インバータの出力線
は、その入力信号がローレベルである時に、ハイ
レベルである電圧V0側に接続され、またその入
力信号がハイレベルである時に、ローレベルであ
る各トランジスタのソース電圧側に接続される。
またインバータ23及び27にはハイレベル電圧
として電圧V0、ローレベルの電圧として出力端
子からの電圧が供給されるようになつており、
インバータ23及び27の出力線は、入力信号に
応じて電圧V0又は出力端子側と接続されるよ
うになつている。
上記コモン信号発生回路9は第5図に示すよう
に構成されている。即ち、分周回路3bから供給
される128Hzの周波数信号1は、アンド回路35
及び35aに与えられ、アンド回路35には64Hz
の周波数信号2及びランプ信号lが与えられる。
また、上記アンド回路35aには、64Hzの周波数
信号2がインバータ38を介して供給されると共
にランプ信号lが与えられる。上記ランプ信号l
はインバータ37を介してアンド回路36及び3
6aに与えられるもので、このアンド回路36及
び36aには、64Hzの周波数信号2が夫々直接及
びインバータ38を介して与えられるものであ
る。そしてアンド回路35及び36の出力信号は
オア回路31を介してX信号発生部9aに送ら
れ、アンド回路35a,36aの出力信号はオア
回路31aを介してY信号発生部9bに送られ
る。上記X信号発生部9a及びY信号発生部9b
は、夫々、異つた電圧を選択して夫々コモン電極
駆動信号X,Yを出力するもので夫々同一の構成
となつている。しかして、電圧変換回路8の出力
端子からの電圧V3は、Nトランジスタ28を
介して取り出され、電圧変換回路8の出力端子
からの電圧V4はNトランジスタ29及びNトラ
ンジスタ30を介して出力される。上記Nトラン
ジスタ28のゲートにはオア回路31の出力信号
が与えられ、Nトランジスタ29のゲートには32
Hzの周波数信号2が与えられ、さらに、Nトラン
ジスタ30のゲートにはオア回路31の出力信号
がインバータ32を介して与えられている。また
上記X信号発生部9aにはグランド電圧V0が供
給されており、この電圧V0はPチヤンネルモス
トランジスタ(以後、単にPトランジスタと略称
する)33及びPトランジスタ34を介して取り
出される。そして上記Pトランジスタ34のゲー
トにはオア回路31の出力信号が与えられ、また
Pトランジスタ33のゲートには32Hzの周波数信
3が与えられている。
第6図は、液晶表示装置1の電極の配置を示し
たもので、上部基板1a下面にはドライバ4から
のセグメント電極駆動信号が供給されるセグメン
ト電極が形成され、下部基板1b上面にはコモン
電極駆動信号X,Yが夫々与えられるコモン電極
が形成されている。そして、上記上部基板1a及
び下部基板1b間に液晶を介在させることにより
液晶表示装置1が構成されるものである。
上記の構成において、ランプスイツチSが操作
されず、照明ランプ装置7が非駆動状態にあると
きは、ランプ信号lはローレベルであり、第4図
に示した電圧変換回路8においてはNトランジス
タ10,16がオフ、Nトランジスタ11,15
がオンとなる。従つて、出力端子からは電池電
圧V1(実際には、トランジスタ11のオン抵抗に
より若干V1より低い)が電圧V4として出力され、
コモン信号発生回路9及びドライバ4に供給され
る。また出力端子からの電圧V3は上記電池電
圧V1の半分の電圧1/2V1となるもので、すなわ
ち、512Hzの駆動信号aがローレベルの時には、
Nトランジスタ21がオフ、Nトランジスタ22
がオンとなり、インバータ27の出力線は出力端
子と接続されるので、第7図Aに示すような配
線状態となり、この第7図Aで示した配線図をさ
らに簡素化すると第7図Bのように直列接続され
たコンデンサ20,26が電池と並列に接続され
た状態となる。従つて出力端子からの電圧V3
はコンデンサ20,26の接続点から取り出され
るので1/2V1となるものである。また512Hzの駆
動信号aがハイレベルになると、トランジスタ2
1がオン、トランジスタ22がオフとなり、イン
バータ27の出力線がハイレベルの電圧V0側と
接続されるので第8図Aの如き配線図となり、こ
の第8図Aを簡素化した第8図Bからも明らかの
ように、電圧V3は、並列接続されたコンデンサ
20,26の放電電圧となり、上記コンデンサ2
0,26には駆動信号aがローレベルの時に夫々
1/2V1の電圧が充電されているので、第8図Bに
おいても1/2V1の電圧が出力されるものである。
このように、ランプが非駆動状態にある時は、
出力端子からは電池電圧V1の半分の電圧1/2V1
=V3が出力され、出力端子からは電池電圧V1
と同じ電圧V1=V4が出力され、つまり電圧変換
回路8は降圧回路として動作するものであり、発
振・論理回路3は、電池の半分の電圧V3で動作
するので、消費電力が少なく、電池の長寿命化が
図れるものである。そしてコモン信号発生回路9
には電池電圧V1と同じ電圧V4及び電池電圧V1
半分の電圧V3がそれぞれ供給される。このコモ
ン信号発生回路9においては、ランプ信号lがロ
ーレベルのときにはアンド回路35は遮断される
のに対しアンド回路36はインバータ37の反転
により開放されるので、64Hzの信号2はアンド回
路36、オア回路31を介してNトランジスタ2
8のゲートに供給される。そして64Hzの信号2
ハイレベルのときにはトランジスタ28がオンと
なるのでX信号発生部9aからは電圧V3が出力
される。また、64Hzの信号2がローレベル、32Hz
の信号2がハイレベルのときにはトランジスタ2
9,30がオンとなるので電圧V4が出力される。
さらに、64Hzの信号2がローレベル、32Hzの信号
3がローレベルのときにはPトランジスタ33,
34がオンするので電圧V0が出力される。この
ようにして取り出されたコモン電極駆動信号Xは
第11図fに示すような電圧波形となる。同様
に、Y信号発生部9bから出力されるコモン電極
駆動信号Yは第11図gに示すような電圧波形と
なる。
このようにランプ装置7が非駆動状態にある
時、液晶表示装置1は電池電圧V1と同じ電圧V4
及び電池電圧V1の半分の電圧V3からなるコモン
電極駆動信号X,Yがコモン信号発生回路9から
供給され、また電池電圧V1と同じ電圧V4からな
るセグメント電極駆動信号がドライバ4から供給
されることによつて表示動作が行なわれる。すな
わち、第6図に示す表示装置のコモン電極にコモ
ン電極駆動信号X,Yを供給し、セグメント電極
S1,S2に第11図hで示すセグメント駆動信号B
を印加すると、この両電極間に所定の電位差が生
じ、セグメントS1においては第11図iに示すよ
うな実効値を有する電圧波形が得られるので、点
灯する。またセグメントS2においては両電極間に
は第11図Jに示すような実効値しか生じないの
で、点灯しない。このように点灯、不点灯セグメ
ントを選択して時刻表示が行なわれる。
しかして、ランプスイツチSが操作され、照明
ランプ装置7が駆動されると、電池電圧V1は第
11図aに示すように大巾に電圧低下する。この
時、電圧変換回路8においては、ランプ装置7か
らのランプ信号lがハイレベルとなるので、Nト
ランジスタ10,16がオン、Nトランジスタ1
1,15がオフとなる。従つて、出力端子から
は電池電圧V1がトランジスタ10を介して出力
電圧V3として出力されることになる。また出力
端子からは電池電圧V1の倍の電圧V4が出力さ
れるもので、すなわち、512Hzの駆動信号aがハ
イレベルの時にはトランジスタ21がオン、トラ
ンジスタ22がオフとなり、またインバータ27
の出力線はハイレベルの電圧V0側に接続される
ので、第9図Aに示すような配線図となり、この
配線図を簡素化した第9図Bから明らかなよう
に、コンデンサ26に電池電圧V1が充電される
と共に、コンデンサ20の充電電圧が電圧V4
して出力されるものである。この時の電圧V4
ついては後で述べる。しかして、駆動信号aがロ
ーレベルになると、Nトランジスタ21がオフ、
Nトランジスタ22がオン、インバータ27の出
力線が出力端子と接続された状態となる。従つ
て第10図A,Bから明らかのようにコンデンサ
26に電池5が直列に接続されると共に、コンデ
ンサ20が並列接続された状態となる。そしてコ
ンデンサ26には上記したように駆動信号aがハ
イレベルの時、電池電圧V1が充電されているの
で、出力端子からは電池電圧V1の2倍の電圧
V4が出力されることとなり、またコンデンサ2
0は電池電圧の2倍の電圧が充電されることとな
る。すなわち、前述した駆動信号aがハイレベル
の時のコンデンサ20の放電電圧は、駆動信号a
がローレベルの時に充電された電池電圧V1の2
倍の電圧V4となるのである。このように、駆動
信号aによつて出力端子からは電池電圧V1
2倍の電圧V4が出力されることとなる。そして
出力端子から電池電圧V1と同じ電圧V3が発
振・論理回路3に与えられると、各周波数信号
123はその振幅が増大する。
またコモン信号発生回路9においては、ハイレ
ベルであるランプ信号lが供給されると、ランプ
非駆動時とは逆にアンド回路36が遮断され、ア
ンド回路35が開放されるので、128Hzの信号1
及び64Hzの信号2がアンド回路31で合成されて
オア回路31からは第11図dに示すような波形
が出力される。このオア回路31の出力信号は32
Hzの信号3と共に、コモン信号発生部9aに供給
され、信号発生部9aを動作させる。すなわち、
オア回路31の出力信号がハイレベルの時はNト
ランジスタ28がオンするので電圧V3が出力さ
れ、オア回路31の出力信号がローレベルのと
き、32Hzの信号2がハイレベルであれば電圧V4
が、ローレベルであれば電圧V0が夫々出力され
る。このようにして取り出されたコモン電極駆動
信号Xは第11図fに示すような電圧波形とな
り、電池電圧V1と同じ電圧V3及び電池電圧V1
2倍の電圧V4からなるものである。また駆動信
号Yは駆動信号Xと同様の電圧V3及びV4からな
る電圧波形となる。
この駆動信号X,Yが駆動信号Bと共に液晶表
示装置1に供給されると、セグメントS1には第1
1図iに示すような電圧波形信号が、またセグメ
ントS2には第11図gに示すような電圧波形信号
が印加された状態となる。そして、第11図i及
び同図gから明らかのように、両セグメントS1
S2に印加される電圧実効値はランプ駆動の前後に
おいて、略等しい値となつている。従つて、ラン
プ点灯時に液晶表示装置1を電池電圧V1と同じ
電圧V3及び電池電圧V1の2倍の電圧V4からなる
駆動信号X,Yによつて駆動した場合でも、点灯
セグメントS1においては、表示コントラストが一
定に保持されるばかりか、不点灯セグメントS2
不用意に点灯してしまうこともない。
なお、上記実施例においては、重負荷回路とし
て照明動作ランプの場合について説明したが、こ
の発明はこれに限らず、ブザー等による報知音装
置が重負荷であつてもよい。
また、上記実施例においては、照明ランプ装置
7の駆動信号lによつて電圧変換回路8を昇圧、
降圧の切換を行つているため、照明ランプ装置7
が非駆動時になると、電圧変換回路8は瞬時にし
て昇圧から降圧に切換えられる。この切換時にお
いて、電池電圧が通常の電圧レベルに戻ることが
できるまでには所定の時間がかかるので、この時
点では出力電圧が低く、発振・論理回路3の誤動
作を発生する恐れがある。従つて万全を期するた
め、照明ランプ装置7のオンからオフへの切換え
は、電源電圧が通常の電圧レベルに戻るまでに要
する所定時間経過後に行うようにしてもよい。
また上記実施例は電子時計に適用した場合につ
いて説明したが、これに限らず電子卓上計算機な
どの小型電子機器にも適用することができる。
また上記実施例における電圧変換回路及びコモ
ン信号発生回路の回路構成はこれに限らず、この
発明を逸脱しない範囲内において種々変更しても
差し支えない。
この発明は以上詳細に説明したように、電池電
圧とこの電池電圧の降圧電圧とからなる液晶駆動
信号を得る手段と電池電圧及びこの電池の昇圧電
圧とからなる液晶駆動信号を得る手段とを備えて
おり、降圧電圧と昇圧電圧とは共通の2つのコン
デンサを用いて得るようにしているので降圧、昇
圧の2つの電圧が得られるにもかかわらずコンデ
ンサの数を最少にすることが出来る。また、上記
2つの液晶駆動信号のうちいずれか一方で選択的
に液晶表示装置を駆動させてなるものであるから
重負荷回路の駆動によつて電池電源が低下した場
合には、液晶表示装置を昇圧電圧及び電池電圧か
らなる液晶駆動信号によつて駆動することによ
り、表示コントラストが悪くなつたり、表示が消
えてしまつたりすることを防止することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来における電子時計の電池供給図、
第2図は第1図のタイムチヤート、第3図はこの
発明における液晶駆動装置を電子時計に適用した
場合の回路構成図、第4図は第3図に示した電圧
変換回路の詳細を示す回路構成図、第5図は第3
図に示したコモン信号発生回路の詳細を示す回路
構成図、第6図は液晶表示装置の電極配置を示す
図、第7図ないし第10図は電圧変換回路の動作
状態を示す図、第11図は各種出力波形のタイム
チヤートである。 1……液晶表示装置、5……電池、8……電圧
変換回路、9……コモン信号発生回路、20,2
6……コンデンサ、V0……グランド電圧、V1
…電池電圧、X,Y……コモン電極駆動信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電池電源と、駆動時に上記電池電源の電池電
    圧を低下せしめる重負荷回路と、所定周波数信号
    に基づいて上記電池電源の電池電圧を変換して液
    晶駆動用電圧を出力する電圧変換回路と、この電
    圧変換回路から出力される上記液晶駆動用電圧に
    よつて表示駆動される液晶表示手段とを備えた液
    晶駆動装置において、上記電圧変換回路は2つの
    コンデンサと、上記重負荷回路の非駆動時に上記
    所定周波数信号に基づいて上記2つのコンデンサ
    を直列接続させて上記電池電圧に変列接続させる
    第1の接続状態と上記2つのコンデンサを並列接
    続させる第2の接続状態とを繰り返して降圧電圧
    を出力させ、上記重負荷回路の駆動時に上記所定
    周波数信号に基づいて上記2つのコンデンサの一
    方のコンデンサを上記電池電圧と並列接続させて
    充電させる第3の接続状態と上記電池電圧に上記
    一方のコンデンサを直列接続させて上記他方のコ
    ンデンサに並列接続させる第4の接続状態とを繰
    り返して昇圧電圧を出力させる多数のスイツチ素
    子とを具備していることを特徴とする液晶駆動装
    置。
JP14998378A 1978-12-06 1978-12-06 Liquid crystal driving device Granted JPS5576387A (en)

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JPS5576387A JPS5576387A (en) 1980-06-09
JPS6361678B2 true JPS6361678B2 (ja) 1988-11-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614442U (ja) * 1992-07-24 1994-02-25 株式会社小松製作所 空気冷却器のフィン

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4874120A (ja) * 1971-12-29 1973-10-05
JPS511448U (ja) * 1974-06-20 1976-01-07

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JPS5576387A (en) 1980-06-09

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